ハピネスチャージプリキュアwithダークライダー   作:ロックシード

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本編第11話がベースです。

それではどうぞ!


第6話 田植えと天の帝王

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ゆ「美味しい~!このふわっふわの生地、メレンゲを入れたでしょ?」

 

大使館。そこでゆうこ達四人はパンケーキを食べていた。

 

リ「ええ、手間はかかりますけど。」

 

 

ゆ「手間をかける程、美味しいおやつが食べられるのよね!」

 

リ「ええ!」

 

ゆうことリボンは握手を交わした。

 

 

ゆ「そうだ!それ~!」

 

ゆうこは手に持っている蜂蜜をパンケーキにかける。

 

 

め「おお~っ!」

 

ゆ「このパンケーキなら、明石屋の蜂蜜をかければもっと美味しく食べられるわ。」

 

 

ひめ「う~ん。蜂蜜がパンケーキに更なる甘さとコクを…じゃなくて!ゆうこ!」

 

 

ゆ「駄目よ。パンケーキは焼きたての内に食べないと。」

 

誠司「同感だ。どんな食べ物も作りたてが一番美味いし。」

 

め「ゆうゆうは食べ物を美味しく食べる事に凄くこだわってるからね。」

 

誠司「ちゃんと話したいなら、食後にするんだな。」

 

 

ひめ「う~~…」

 

ひめは納得いかない表情のままだった。

 

 

ブルー「ただいま。みんな、いらっしゃい。」

 

そこに鏡から、海外出張から戻ってきたブルーが出て来た。

 

 

ゆ「こんにちは、神様。」

 

ブルー「やあ、ゆうこ。頼まれてた本場インドのカレー粉、色々買ってきたよ。」

 

ゆ「うわ~ありがとう!」

 

ブルーはゆうこに頼まれてたカレー粉を渡す。

 

ブルー「これで何を作るんだい?」

 

ゆ「カレーパンよ。」

 

 

ひめ「ちょっと待て~い!二人とも知り合いなの!?ゆうこがキュアハニーだって事知ってたの!?」

 

ブルー「もちろん。ゆうこをプリキュアにしたのは僕だからね。」

 

 

ブルー「僕は時々、世界各地に赴き、愛の結晶を飛ばしている。」

 

誠司「愛の結晶?それって一体何なんですか?」

 

ブルー「そうか、君は知らなかったね。愛の結晶は、強い愛を持った者が手にした時、光り輝き、そして、プリキュアが誕生するんだ。」

 

め「へぇ~!」

 

 

ブルー「ゆうこもその一人だよ。めぐみよりも少し前からプリキュアになって、サイアークと戦っている。」

 

誠司「じゃあ、つい最近誕生したって訳じゃ無いんですね。」

 

 

 

ひめ「そんな前から!?じゃあ何で今まで黙ってたの?」

 

ひめはゆうこにそう問う。すると、ゆうこは…

 

 

ゆ「みんながピンチの時に登場した方が、美味しいかな~と思って!」

と答えた。

 

誠司「登場にまで美味しさを追求するのか…。」

 

ゆ「それだけじゃ無いけどね…。」

 

 

ゆ「ごちそうさまでした。お店の手伝いがあるから、私はこれで。」

 

 

ゆ「お邪魔しました。」

 

ひめ「ちょ、ちょっと!まだ話は終わって無いわ!」

 

 

ゆ「明日の日曜日、朝六時に集合ね。キュアハニーの秘密、教えてあ・げ・る!」

 

そう言ってからドアを閉めて、ゆうこは家に帰ったのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ブルースカイ王国。

 

ディ「これが歌うプリキュア、キュアハニーでございます。」

 

ディープミラーにキュアハニーが歌っている姿が写し出される。

 

 

ディ「この者の歌を聴いた者は、心を癒されて、ほっこりしてしまうとか。」

 

 

ク「そんな歌では癒されないわ。私の傷ついた心はね…。

大体、美味しいご飯が幸せ?馬鹿馬鹿しいわ。」

 

 

ナ「同感ですな。ご飯など、腹に入れば何でも同じ。」

 

そこに、ナマケルダが現れる。

 

ナ「美味しいご飯が幸せを生み出すのならば、その元を絶ってご覧にいれましょうぞ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌朝。

 

『やまやま山ガール!変わルンルン!』

 

め「ヤッホ~!」

 

 

ひめ「肝心のゆうこは…。」

 

 

ゆ『駅に着いたら、ぴかり山行きのバスに乗って、山のふもとまで来てね。』

 

そうキュアライン越しに言われ、ぴかり山のふもとまでバスで移動し、山のふもとまで歩いていた。

 

 

 

 

め「けど、凄いね!誠司!キュアハニーの正体を当てちゃうなんて!」

 

誠司「でも、本人が何も言わないから、確証は持てなかったんだけどな。アイツ、どうして正体を隠してたんだろうな?」

 

 

ひめ「私達の事、影で笑ってたのかも…」

 

め「ええ~?そんな事無いよ~。」

 

 

ひめ「ニコニコ笑いながら心の中では…」

 

 

ひめ「ク~クックック!キュアハニーは私じゃ!あ~っはっはっは!」

 

 

ひめ「…って嘲笑ってたんだわ。」

 

足を止めていためぐみと誠司が、ひめの肩に手を乗せる。

 

すると、目の前には田んぼが広がっていた。

 

 

め「おお~!田んぼがいっぱいだ!段々田んぼだ!」

 

誠司「棚田って言うんだ。」

 

 

め「すみませ~ん!この辺りに大森さんってお家ありませんか~?」

 

めぐみが作業中の人に大声を出して尋ねる。

 

 

ゆ「いらっしゃ~い。」

 

め「あ…ゆうゆう!?」

 

その人物は、農作業用の服を着たゆうこだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゆ「ここは、私のおじいちゃんとおばあちゃんの田んぼで、大森ご飯で出すお米はここで作っているの。だから毎年、田植えのお手伝いに来てるんだ。」

 

 

ひめ「それより、早くキュアハニーの秘密っていうのを…」

 

 

め「はいは~い!私達も手伝う!」

 

ひめ「えっ…?」

 

 

ゆ「そう言ってくれると思った!」

 

ひめ「ちょ!」

 

 

リ「ひめ、頑張ってくださいな。」

 

ひめ「ちょっと!私は手伝うなんて一言も…!」

 

 

???「おお、若い人達がこんなにも手伝いに来てくれるなんて、ありがたいねぇ。」

 

???「よろしくお願いしますね。」

 

ひめ「はっ…はい…」

 

ゆうこの祖父の米蔵と祖母のイネの前で、断るとは言えなくなり、やむなく手伝う事になったのだった。

 

 

 

 

 

め「みんなで田植えは楽しいな~♪」

 

めぐみと誠司が順調に田植えを行ってる中、ひめは田んぼに足を掬われて苦戦していた。

 

 

ひめ「いたたた…腰は痛いし、どろどろだし、もうサイアーク…」

 

ひめ「えっ!?きゃ~~~!」

 

田んぼから出て来たカエルに驚いたひめは、叫びながら背中から田んぼに落ちてしまった。

 

 

ひめ「あいたたた…」

 

 

め「ひめ~!」

 

誠司「大丈夫か~?」

 

 

ゆ「ひめちゃん、掴まって。」

 

ゆうこがひめの元に駆け寄り、手を差し伸べる。

 

 

ひめ「はっ!けけけけ、結構よ!自分で立てるから!」

 

感動して、手を掴もうとしたが、自分の手が泥だらけだと気付き、自分で立ったひめ。

 

だが、またバランスを崩して背中から落ちそうになるが、ゆうこがひめの手を両手で掴んで救った。

 

 

 

 

 

 

 

 

ゆ「はい。」

 

リ「ありがとうございますですわ。」

 

場所を移動して、ゆうこからタオルを受け取ったリボンがひめの頭を拭く。

 

 

ひめ「痛っ…!」

 

ゆ「擦り傷…。絆創膏持ってくるから、待ってて。」

 

腕に擦り傷があるのを見つけて、今度は絆創膏を取りに行く。

 

 

リ「優しい子ですわね。」

 

ひめ「そんなの…知ってるよ。」

 

 

ゆうこは田植え前にも、長靴や麦わら帽子を貸してくれていた。

 

 

ひめ「でも…どうしてキュアハニーだって事、私達に隠してたの?友達なのに…」

 

ひめの気持ちは複雑だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

米蔵「ふぅ、手伝ってくれてるゆうこ達のためにも、頑張らんとな。」

 

 

ナ「困りますなぁ。頑張られると。」

 

作業中の米蔵とイネの傍に、ナマケルダが現れる。

 

 

ナ「鏡に映る未来よ!最悪にしろ!」

 

 

ナ「来い来い!サイアーク!」

 

二人を鏡の中に閉じ込め、カカシサイアークを誕生させた。

 

 

カカシサイアークの力によって、空が雲に覆われ、周りにカビが生えた。

 

 

ゆ「!?」

 

誠司「これは…!」

 

 

ひめ「ああ~!折角植えた苗が~!」

 

 

ナ「頑張りは全て水の泡。いい気味ですぞ。」

 

 

め「人の頑張りをめちゃくちゃにするなんて酷い!ひめ、誠司!行くよ!」

 

ひめ「うん!」

 

 

誠司「二人とも、今回は足場が悪い。空を飛んで戦うぞ。」

 

めぐみとひめだけに聞こえるように誠司が言う。

 

 

『変わルンルン!』

 

 

め・ひめ「「プリキュア!くるりんミラーチェンジ!」」

 

 

ラ「世界に広がるビッグな愛!キュアラブリー!」

 

プ「天空に舞う青き風!キュアプリンセス!」

 

 

二人はプリキュアに変身して、誠司はオーガフォンとは違う折り畳み式の携帯…『サイガフォン』を取りだし、帝王のベルトの一つで、『天のベルト』と呼ばれている『サイガドライバー』を腰に巻く。

 

誠司はサイガフォンを開き、変身コードを入力し、Enterのボタンを押して再び閉じる。

 

≪315 Enter≫

 

『standing by』

 

誠司「変身!」

 

サイガフォンを軽く空中に投げ、キャッチした後、その掛け声と共にベルトにセットする。

 

『complete』

 

すると、誠司の体は青い光に包まれ、その光が止むとそこには、ギリシャ文字のΨ(プサイ)を模したマスクを着け、飛行用バックパックの『フライングアタッカー』を背負った、白をベースとしたライダーが立っていた。

 

誠司は『仮面ライダーサイガ』に変身した。

 

 

誠司「二人とも、さっき言った事は分かってるな?」

 

プ「足場が悪いから…」

 

ラ「飛んで戦う!でしょ!」

 

誠司「その通りだ。It's Show Time!」

 

 

 

誠司に言われた通り、ラブリーとプリンセスは翼を展開して、飛びながらチョイアークに立ち向かって行く。

 

サイガも、フライングアタッカーを起動して、飛びながらチョイアークに立ち向かって行った。

 

 

ラ「ラブリー!ライジングソード!」

 

ラブリーは低空飛行しながら、ライジングソードでチョイアークをすれ違いざまに斬って行く。

 

ラ「更にもう一つ!ラブリーパンチ!」

 

今度はエネルギーを集めた左手からラブリーパンチを放って、チョイアークをまとめて吹き飛ばした。

 

 

プ「プリンセストルネード!」

 

プリンセスはプリンセストルネードを放ち、チョイアークを吹き飛ばす。

 

プ「からの!プリンセスカッター!」

 

更にプリンセスカッターを放ち、吹き飛ばしたチョイアークにダメージを与えた。

 

 

サイガは低空飛行しながら、すれ違いざまにフライングアタッカーから、エネルギー弾を放つ。

 

誠司「はっ!」

 

チョイアークに向けて蹴りを繰り出し、チョイアークをまとめて吹き飛ばす。

 

 

チョイアークをほぼ一掃して、今度はサイアークに立ち向かう。

 

 

周りを飛びながらサイアークの気を逸らし、隙を見つけては一人一人が攻撃を行う。

 

誠司「はぁっ!」

 

ラ・プ「「プリキュア!ダブルキーック!」」

 

次に前からサイガ、後ろからラブリーとプリンセスが跳び蹴りを放ちサイアークにダメージを与えた。

 

 

ナ「このままでは本気でまずいですぞ…!」

 

誠司「足場が悪い所に、わざわざ自分から踏み込むバカがどこにいる?足場が悪いなら飛べば良いだけだ。」

 

ラ「さっすが誠司!飛んで戦うなんて全然思い付かなかったよ!」

 

誠司「いや、普通気付くだろ…?」

 

 

 

ナ「まだまだ勝負はこれからですぞ!」

 

 

ゆ「勝負なんて…止めようよ。」

 

ナ「ん?」

 

ゆうこがナマケルダに近づいていく。

 

ナ「何の御用ですかな?」

 

するとゆうこは手に持ったハニーキャンディを差し出す。

 

ゆ「アメはいかが?一緒に美味しいものを食べれば争いなんて…」

 

ナ「結構。なぜなら私はカビが大好き。美味しい食べ物など大嫌い。ご飯などで人間共が喜ぶならば、田んぼごと破壊するのが私の喜びなのですぞ!」

 

そう叫ぶと腕から暴風を起こす。

 

プ「ゆうこ!」

 

 

手元からハニーキャンディが離れてしまうが、落ちる寸前でキャッチする。

 

ナ「そんな飴玉一つに何を必死に…」

 

 

ゆ「私は平和とご飯が大好き。争いは嫌いよ。」

 

 

ゆ「でも、食べ物を粗末にしたり、踏みつけたり、何より、私のお友達を傷付けようとする人を見過ごせないわ!」

 

 

『変わルンルン!』

 

ゆ「プリキュア!くるりんミラーチェンジ!」

 

 

ハ「大地に実る命の光!キュアハニー!」

 

リ「素晴らしいですわ~!紛れもなくゆうこがキュアハニーですわ~!」

 

 

ナ「あなたが噂のキュアハニー…。お手並み拝見、チョイアーク!」

 

キュアハニーに襲い掛かるチョイアーク。だが…

 

 

ハ「♪いただきますとごちそうさま~♪」

 

ハニーは逃げようとせず、『幸せご飯愛の歌』を歌い出す。

 

これを聴いたチョイアークは戦意を無くし、何故か全身が白く染まった。

 

リ「今日も癒されますですわ~」

 

誠司「歌は世界を救う…か。」

 

 

だが、サイアークにはあまり効いて無く、歌の途中でハニーの元に飛び降りて、手で掴んで動きを封じた。

 

プ「そんな!何でハニーの歌が効かないの!?」

 

 

ナ「私も、私が生み出したこのサイアークも、歌などに癒されませんぞ~。」

 

 

ナ「何故なら!私は面倒臭がり屋!歌を聴くのも面倒臭いのですぞ!」

 

誠司「いやどんな理屈だよ!?」

 

 

ナ「歌が通じない我々に、あなたが勝つ術はありませんぞ。」

 

ハ「それでも、私は戦うわ!美味しいご飯を守る為に!」

 

プ「ハニー…。」

 

 

ナ「君一人に何が出来ると言うのだね?」

 

 

ラ「一人じゃないよ!」

 

 

飛んで来たラブリーとプリンセスがハニーを救い、サイガが両足蹴りでサイアークを吹き飛ばした。

 

ラ「キュアハニーにはあたし達がついてるからね!」

 

ハ「ラブリー…。」

 

 

プ「ゴホン!私、あなたが何を考えているのか全然分からない。」

 

プ「でも私は…私は…私は友達だと思ってるんだから!」

 

咳払いをしたプリンセスはハニーを指差して、そう叫んだ。

 

ハ「怒ってないの?」

 

プ「怒ってるわよ!決まってるでしょう!」

 

 

ラ「プリンセスはハニーの事が大好きだから、怒ってるんだよね。」

 

 

プ「サイアークをやっつけて田植えが終わったら、ちゃーんと話してもらうからね!」

 

ハ「うん!分かったわ!」

 

 

ラ「ってな訳で、今日から三人になった訳で、せーのっ!」

 

 

ラ「ハピネス注入!」

 

プ・ハ「「幸せチャージ!」」

 

ラ・プ・ハ「「「ハピネスチャージプリキュア!」」」

 

 

ラ「よろしく!」

 

 

ナ「チョイアーク!サイアーク!四人まとめて片付けたえ!」

 

誠司「簡単にやられるほど、俺達は弱くないんだよ!」

 

突進してくるサイアークとチョイアークに向けてサイガが、フライングアタッカーからエネルギー弾を放つ。

 

 

リ「ハニー!フォームチェンジですわ!」

 

 

『変わルンルン!』

 

ハ「プリキュア!くるりんミラーチェンジ!」

 

 

ハ「ポップコーンチア!」

 

ハニーが三枚のプリカードを重ね合わせて、プリチェンミラーのトレイにセットし、ミラーボールを下から上に回す。

 

すると、ハニーの姿が変わり、ポップコーンチアにフォームチェンジした。

 

ハ「プリキュア!リボンハートエクスプロージョン!」

 

リボンモードのハニーバトンを使って舞い踊り、大量の小さなハート形のエネルギー体を作りながらハートを描き、頭上に集結してハート形のエネルギー体を爆発させるリボンハートエクスプロージョンを放った。

 

 

サイガとハニーがチョイアークを一掃して、残ったサイアークに向かってラブリーとプリンセスが飛ぶ。

 

ラ「ラブリー!パンチングパンチ!」

 

プ「プリンセスボール!」

 

ラブリーとプリンセスがパンチングパンチとプリンセスボールを放ち、サイアークを上空に吹き飛ばす。

 

 

ハ「平和は大事…。だって、平和でないとゆっくりご飯を味わえないもの!」

 

誠司「そうだな。ご飯はゆっくり食べたいしな。」

 

 

≪Enter≫

 

『Exceed Charge』

 

誠司「ハァッ!」

 

フライングアタッカーの銃口から円錐状の青い光が放たれ、サイアークをポイントし、跳び蹴りを叩き込んで、必殺技のコバルトスマッシュを放った。

 

 

ハ「命の光を聖なる力へ!ハニーバトン!」

 

両端が光ったハニーバトンを振り回す。

 

 

ハ「プリキュア!スパークリングバトンアタック!」

 

 

ハ「いぇい!」

 

ハニーバトンを頭上に上げ、巨大な四つ葉のクローバー状のエネルギー弾を宇宙空間から敵の上に落とすスパークリングバトンアタックが放たれた。

 

ハ「命よ!天に還れ!」

 

 

サイガがコバルトスマッシュを放ってサイアークを貫いた所に、スパークリングバトンアタックが命中し、Ψ(プサイ)の文字が浮かんだ後、サイアークは浄化された。

 

鏡に閉じ込められていた米蔵とイネは救われ、周りにあったカビも全て消滅した。

 

 

ナ「ご飯と平和のプリキュア、キュアハニー。退屈しませんぞ!」

 

そう言ってナマケルダは引き上げた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イネ「皆さん、今日はお疲れ様。」

 

米蔵「うちの米で作った塩おにぎりだよ。」

 

イネ「どうぞ、召し上がれ。」

 

め・ひめ・誠司「「「いただきま~す!」」」

 

夕方、用意してくれた塩おにぎりを三人が食べる。

 

 

め「美味しい~!」

 

ひめ「塩を付けただけなのに…!」

 

誠司「この美味さ、感動だな…。」

 

 

米蔵「頑張った甲斐があるのう。どれ、もっと握ってこようかの?」

 

イネ「ええ。」

 

二人は追加のおにぎりを作りに、家の中に入った。

 

 

ゆ「これが『キュアハニーの秘密』だよ。」

 

め・ひめ・誠司「「「???」」」

 

 

ゆ「美味しいご飯を作る田んぼ。育てる人達の努力。そして、食べる人達の笑顔。そう言うものを守りたくて、私はプリキュアになったの。」

 

 

ゆ「最初はね、一人でサイアークと戦って行こうと思ってた。でも、めぐみちゃんとひめちゃんがプリキュアで、相楽君が仮面ライダーだと分かったら…分かったら…」

 

め「ゆうゆう?」

 

 

ゆ「だって…だってぇ!こんなの嬉し過ぎるよ!毎日考えたんだよ!何時言おう、何て言おうって!でも恥ずかしくって…。」

 

ひめ「それが理由かい!?回りくどいなぁ!」

 

正体を教えなかったのは、嬉し過ぎて言い出すタイミングを逃していたからである。

 

 

ひめ「…でも、分かるわ。ウキウキして、幸せ過ぎて、ちょっと恥ずかしい気持ち…。私も友達が出来て、凄く嬉しかったから。」

 

 

ひめ「一緒に守って行こう!美味しいご飯!」

 

ゆ「うん!」

 

 

誠司「要するに、嬉し過ぎて中々言い出せなかったって事か。」

 

リ「ゆうこは意外と照れ屋さんなのですね。」

 

め「ご飯が美味しくて、仲間も増えて、幸せハピネスだね!」

 

 

 

リ「これは、頭良い本のパワーを感じるですわ~!」

 

リ「こしょこしょして下さいな…。」

 

 

リボンが鼻をくすぐられ、くしゃみを出すと同時に、先生のプリカードが出て来た。

 

 

ゆ「よーし!それでは、美味しいご飯の為に、次は隣町の田植えだよ!」

 

ひめ「えっ!?そっ、それは無理~!」

 

ゆ「冗談よ。」

 

ひめ「も~!」

 

 

誠司「第一、明日は学校だしな。」

 

ゆ「そうそう。」

 

 

改めて仲間になったハニーを含めて、四人の絆はより強いものになったのだった。




はい。今回はサイガです!

何でディエンドに召喚されたサイガはあんなにハイテンションだったんだろう…?

それでは次回もお楽しみに!
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