転生してアイドルになった件(徐行更新中) 作:amedama
亀更新の可能性強なのでご了承くださいませ。
・・・ここは何処?
わたしの目の前にあったのは、ただひたすら真っ暗な空間だった。
私はさっき、男の子を助けて、代わりに自分が車にはねられたはず。
と言うことは、ここは所謂、死後の世界と言うやつなのだろう。
「気がついたかい?」
その声のある方向に振り向くと、私と同じくらいの年に見える美少女が立っていた。そして、その向こうには大きな扉がある。
「私はヘラ、君たちが言う神様だ。若くして生涯を閉じた人たちの行方を司っている」
・・・神様か。て言うか、
「私が助けた男の子は無事?」
「ああ、無事だよ」
そっか、良かった・・・。
「それで、私はこれからどうなるの?」
「転生してもらうよ。でも、君が生きていた世界ではないがね。どの世界にも生命が存在できるスロット、枠がある。しかしあの世界、生命のスロットが限界に達してる。本来なら君が生きていた世界に転生しても良いはず何だが、こうした事情がある。私も本来出てくる事はなかったんだが、事情が事情だし私が説明している。だから別の世界、要はアニメやマンガの世界に転生してもらうけど、良いかな?」
「良いよ。で、どこの世界?」
「アイドルマスターシンデレラガールズは知ってるかな?」
「まあ、ぼんやりと」
「ならよかった。そこの世界だ。・・・あ!それだけじゃつまらないし、別の作品のキャラクターもその世界に引っ張るとするよ!」
「そんなことして、あっちのスロットがカツカツになるんじゃ・・・」
「大丈夫大丈夫♪まだ8兆は余裕あるから♪」
8兆!?
「じゃあ、準備はオーケー?」
「うん!」
「よし、では行くとしよう」
そしてヘラは扉を開けた。
「じゃあ、新しい世界にいってらっしゃい♪Have a nice life!」
「うん!ありがとね!」
そして私の目の前は真っ白になった。
・・・知らない部屋だ。
どうやら転生したらしい。それにしても、この部屋結構広いなぁ。前は8畳間だったけど、その1.5倍はありそうだ。
カレンダーの日付は2012年4月1日。まだ午前3時。
さて、まずはこっちの私がどのような人物なのか調べてみよう。
まず鏡を見てみた。
かなりの美少女だ。綺麗な茶髪で、肩までかかるセミロング。瞳の色は澄んだ青。目は大きめ。唇も少しぷっくりした感じ。鼻は小さめ。あと、全身見てみるとスタイルが良い。出るところは出てて、引っ込むところは引っ込んでる。
なんか他の女子に嫉妬されそうだ。
クローゼットを開けた。どうやらウォークインの様だ。
・・・転生先はお金持ちか?
学生服がある。ブレザータイプで、スカートは短め。
結構可愛いデザインだ。気に入った。
学生服の中のポケットに学生証がある。
名前は・・・「桜木 遥(さくらぎ はるか)」か。・・・前世の物をそのまま引っ張ってきた様だ。
まず、ここはどの辺りだ?・・・東京都文京区湯島!?
都心にこんなでかい1戸建あるわけ!?大金持ち路線確定。
年齢は14歳。とすると中3か。
学校は・・・「私立小石川女学園中等部」。女子校か。
で、所在地は、文京区小石川。近いなぁ。便利だなぁ。
文京区かぁ。放課後とか東京ドームシティとか行けるなぁ。でも、アイドルマスターの世界だから、アイドルになる可能性は否定できない。
・・・とにかく、まだ早すぎるから寝よう。
8時位に起きるとしよう。
8時
・・・うーん、あんまし寝れなかった。
「遥~。起きて~、ごはんよ~」
母親らしき人物の声。
「はーい!今いくねー」
部屋を出て、階段を2つ降り、リビングへ向かう。
どうやら体が覚えている。
私の部屋とあともうひとつある部屋で1フロア。下に3部屋で1フロア。そしてリビング、ダイニング、キッチン、あとは水回り系の部屋。これで1フロア。
下の玄関と物置で1フロア。
4階建ての様だ。
自分の場所と思われるところにそのまま座る。
これも体が覚えている。
朝ごはんは・・・ご飯に、卵焼きに、鮭に、味噌汁。
随分とステレオタイプな和食だ。
「そうだ、遥、今日のうちに学校で使う文具とか一式揃えておきなさい」
「じゃあ、ご飯食べたら支度して、買いにいってくるね」
両親と会話しながら、朝食を済ませて、支度をして、私は家を出た。
桜木 遥
元々普通の女子高校生だったが、事故で命を落とすものの、ヘラによって転生させられる。
一見キュートなお嬢様系美少女だが、クールさも併せ持つ。
CV:日笠陽子(理想)
ヘラ
神様。ギリシア神話における最高位の女神。若者の死後の行方を司っている神に代わって遥の前に出てきた。
ちょくちょく遥の夢に出てくる予定。