転生してアイドルになった件(徐行更新中) 作:amedama
今ある一つの悩みは勤務する時間帯ですね・・・。
一人暮らし故のトピックもありますが、残業なしですが今は昼前に仕事が始まり晩の時間に終わったり朝始まって夕方終わったりと勤務時間が不規則なんです。
帰ると20時前、いろいろ家事して22時過ぎる・・・。
休みの日はなるべく文を積めるよう心掛けてますが・・・思ったより時間がない。これが社会人ですと・・・
なんにせよ、仕事に支障をきたさない範囲で続けていければと切実に感じる今日この頃です。
私のステージが終了し、今は丁度リリリリのステージが始まった。
お嬢様学校の出身のユニットがDJをしたりするある種の珍しさが印象的なこともあり、観客の反応は良さそうだ。
『ぬき足 しのび足 さし足 いさみ足
猫足 するり しなやかに
恋を追いかけてる
わたしたちのことを
何て呼んだらいい?』
エリカ「やっぱりリリリリは可愛いよね」
遥「それで売ってるもんね」
控室から私とエリカはお弁当をいただきながらその様子を見ている。
遥「・・・にしても、なんでお弁当が峠の釜めしなんだろうね??」
エリカ「さあ?でもおいしいんだからそれでいいんじゃないかな」
遥「それもそうだね」
峠の釜めし。群馬は安中にある弁当屋さんが作っているご当地弁当で益子焼の土釜に具だくさんの炊き込みご飯が入っている。釜そのものもお土産になるため日本屈指の人気弁当と言われているんだけど・・・ここ埼玉だよね?
遥「まあ、お父さん最初はお弁当を人形町の今中に頼もうとしてたから止めたんだよね・・・」
エリカ「あー・・・今中のお弁当おいしいんだけどべらぼうに高いものもあるしね。それは止めて正解」
今中なんて取って今後もその感じで行けば今後RIZINでステージデビューする人たち委縮するか狂うかの二択だからね。
因みに今中は浅草にルーツを置く老舗の牛鍋屋さんで、そこから派生した人形町今中か今中本店がお弁当を作って販売しているらしい。企業からの注文が多く「重役弁当」なんて呼ばれているからね。止めるよそりゃ。
『Should make the sounds no one has ever heard
Like the birth of distant stars
Make the songs no one has ever heard
Fill the earth with melodies...』
次はPhoton Maidenのステージ。やはりこの4人の相性は抜群の様で、一糸乱れぬパフォーマンスに会場は酔いしれている。
エリカ「そういえばセトリって結局どうしたんだっけ?」
遥「トリはダイナミック琉球だったよね」
セトリはこんな感じ。
1.三原色(vo:遥、エリカ、蘭)
2.キラーチューン(vo:エリカ)
3.BREAKOUT
4.ダイナミック琉球
1と2はオクタゴンステージでのバンドスタイル、3と4はメインステージでダンス込みで。
-30 minutes later-
フォトンの次はAfterglow。3人も箱巡りから帰ってきたところ。
『本当の声を届けたいんだ
素直に君へと 言葉で
見守るなんて ぬるいさ
ぶつかり乗り越えた場所で
想いが生まれた瞬間を
聞いてほしいよ
「...ありがとう。」』
やっぱりTrue colorはいつ聴いても良い曲だよね。
Easy come,Easy go!もいいけど、個人的にはTrue colorが一番好きだったりする。
エリカ「休憩挟んで次の次の次だよね。いよいよかぁ・・・」
遥「緊張してきた?」
佳奈「そりゃもう」
瞳「私は普通かな」
蘭「よく言うよ、さっきまではいつになく早口だったくせに」
瞳「それは言わない約束でしょ・・・///」
蘭「はてさていつそんな約束したかねぇ~?」
遥「私たちなら大丈夫だよ。きっと成功させられるって」
佳奈「・・・そうだね!皆でがんばろっ♪」
-1.5 hours later-
クレシェンドブルーさんと椿さんのステージが終わって、いよいよ私たちの出番に移ろうとしている。
照明が消され、会場のビジョンに映像が流れる。
(以下特別煽りVTR文字起こし ナレーター:安藤憲治)
遥『まさかここで皆で、しかも異例のスピードデビューを果たすとは思いませんでした』
エリカ『言い出しっぺのくせして最初は無茶かな・・・とも思ってました。ここでデビューできるとは・・・』
佳奈『結構緊張しています。でもこの5人ならいけるかもとも思いますね』
瞳『皆で立てる最初のステージ・・・がんばります』
蘭『力を合わせて精一杯頑張りたいですね』
このステージが壮大な夢への第一歩。
最高の5人で掴み取りたい、壮大な夢がある。
RIZIN発起人、桜木遥が幼馴染4人と結成した新ユニット、それが・・・
GRANDE5
同じ学校、同じ部活で互いに切磋琢磨しあうこの5人。
目指す夢はなんと・・・
遥『この5人で5大ドームツアーをすること。それも超満員札止めで』
壮大な夢を掲げる5人の少女たち。その夢への第一歩を今、踏み出す。
GRANDE5、出陣。
(文字起こし終わり)
佳奈がドラムを叩き出して、私たちのステージが始まる。
そして、「三原色」のイントロが始まる。
蘭「どこかで途切れた物語」
遥「僕らもう一度その先へ」
エリカ「たとえ何度離れてしまってもほら」
三人『繋がっている』
エリカ
「それじゃまたね
交わした言葉
あれから幾つ朝日を見たんだ」
蘭
「それぞれの暮らしの先で
あの日の続き 再会の日」
遥
「待ち合わせまでの時間がただ
過ぎてゆく度に胸が高鳴る」
エリカ
「雨上がりの空見上げれば
あの日と同じ様に」
三人『架かる七色の橋』
三人
『ここでもう一度出会えたんだよ
僕らつながっていたんだずっと』
遥
「話したいこと 伝えたいことって
溢れて止まらないから」
蘭「ほら ほどけていやしないよ きっと」
三人
『巡る季節に急かされて
続く道のその先また
離れたってさ 何度だってさ
強く結び直したなら
また会える』
1曲目はトラブルなく進み、終わったその時、観客席から歓声と拍手が注がれる。
そのまま2曲目の演奏に入った。
エリカ
「『贅沢は味方』もっと欲しがります負けたって
勝ったってこの感度は揺るがないの
貧しさこそが敵」
~~~~~~~
エリカ
「貴方は私の一生もの」
1番が終わりギターソロに入る。
数少ない魅せ所、頑張らないとね。
♪~
会心の出来、反応も上々!!
~~~~~~~
皆緊張していたけど、最初の方にバックバンドもしていたからかスムーズに進み、2曲目が終わった。
ここでMCタイムに入る。
遥「・・・驚いた?」
そうお客さんに問うと歓声が返ってくる。
遥「改めまして、桜木遥です。そして、私たちは!」
エリカ「同じ学校の幼馴染で結成した!」
佳奈「唯一無二の5人組!」
瞳「壮大な夢を掲げ走り出す」
蘭「最高の5人組」
遥「私たちが!」
五人「GRANDE5です!!!!!」
どこかヒーローもののような口上をして自己紹介するとまた歓声が上がる。
遥「じゃあ、メンバー紹介していきます!まずは、ギター担当で、今披露した『キラーチューン』のボーカルをしてくれた、舞原エリカちゃん!」
エリカ「こんにちは、舞原エリカです。このRIZINという大きなステージでデビューできることがとても嬉しいです!『キラーチューン』どうでしたか?」
エリカがそう問いかける。観客からは大きな歓声と拍手が上がる。
エリカ「ありがとうございます!あと2曲、楽しんでいってください!」
遥「お次はいつもはクール、でもスティックを持てば別人なドラムス、奥平佳奈ちゃん!」
佳奈「こんにちは、奥平佳奈です。よろしくお願いします」
遥「ちなみに、実は佳奈ちゃんのお父さんって結構すごい人なんですよ。奥平慶介さんっていって、SG賞金王決定戦で4回の最多優勝記録を持つボートレーサーなんです。慶介さんもステアリングとスロットルレバーを握ると人が変わるっていわれていると」
佳奈「まさしくこの親にしてこの子ありって感じなんだろうね・・・って何言わせるのさ///」
漫才のような掛け合いに観客席からは笑いが起こる。うんうんいい感じ。
遥「さあ、次はミステリアスな感じだけど時には饒舌になったりもする可愛い可愛いキーボード担当の熊谷瞳ちゃんです!」
瞳「どういう紹介の仕方なのそれ・・・。皆さんこんにちは、キーボード担当の熊谷瞳です。まだまだ未熟な身ですが、よろしくお願いします」
遥「そういえば瞳ちゃんのお父さんもアスリートだよね?」
瞳「うん。熊谷善徳っていってSUPERGTのレーサー。確か今シーズンはIDATEN Vantage GTってチームだったと思う」
遥「そして最後は頼れる姉御肌!ベース担当の七海蘭ちゃん!」
蘭「こんにちは、七海蘭です。今日はこのような舞台に立たせていただけてとても光栄です!あと2曲ですが、どうぞ楽しんでください!」
遥「じゃあ、メンバー紹介も終わったところで・・・」
エリカ「いや、遥の紹介がまだじゃん」
遥「え?私の紹介もするの?」
瞳「ユニットとしてのメンバー紹介で全員紹介しないユニットがどこにいるのよ・・・」
終わろうとしたところでツッコミが入り客席からは笑い声が飛んでくる。
いやいや、私はすでに芸能活動してたしいいのでは・・・?と思ってたんだけど、確かに私だけしないのも不自然と言えば不自然だね・・・。
遥「そうだね・・・。では、改めまして、桜木遥です。こうしてこの舞台にこのメンバーで立てたことに今も驚いています。ほんの少し前まではこんなこと想像もしてなかったので。こうして今いることが驚きですし、うれしいです。あと2曲、ぜひ楽しんでいってください!」
今度こそメンバー紹介を終え、次に移る。
遥「では、今度こそ次の曲にいきましょう。あとの2曲はメインステージで披露するので、移動します!」
私達は楽器をスタンドに置いて移動した。
花道を歩く途中も、客席からは歓声が飛んでくるし、ハイタッチがしたいのか手を挙げる人もいる。
にしても本当に観客多いなぁ・・・。
遥「・・・さて、いきますか。じゃあ3曲目、になりますね。また毛色の違う曲です。『BREAKOUT』いきます」
ボールが落ちる音とともに曲が始まる。
エリカ「掻き分けたノイズ 研ぎ澄ましたこの感覚でFlow」
遥「常にマインドアップデート
どんなシーンでも 絶やせない my soul」
蘭「勝ち残るためのgolden passは目の前」
佳奈「yeah chase it yeah chase it」
蘭「手に入れるための努力は当たり前」
佳奈「yeah face it yeah face it alright」
瞳「買ったdis エナジーにコンバート
アリガトウ you surely make me stronger」
佳奈「yeah-yeah-yeah...」
蘭「ガンガン we gotta get up」
遥「ほら BANG BANG いけるさ move up」
佳奈「いま想像超えてく turn up」
エリカ「It's gonna be some fun!」
四人「行けBREAKOUT!
We can BREAKOUT!
今 BREAKOUT! 止まらない OH-OH」
瞳「swish like a fire,gonna get SuperDuper」
四人「行けBREAKOUT!
We can BREAKOUT!
Wanna BREAKOUT! このステージで OH-OH」
瞳「swish like a fire,gonna get SuperDuper」
エリカ「ほら確率高めて on da floor da floor」
佳奈「そう狙い定めていくんだ let's go, let's go」
四人「行けBREAKOUT!
We can BREAKOUT!
今 BREAKOUT! 超えていけ OH-OH」
瞳「swish like a fire,gonna get SuperDuper」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
長いようで短い持ち時間が終わる。
遥「こうして皆さんの前でユニットとしてデビューできたことが本当にうれしいです。ありがとうございました!」
達成感に満ち溢れている、そんな瞬間だった。
--- 1 hours later ---
Roseriaの出番も終了し、いよいよRIZIN.1も終了すると思いきや・・・
『アンコール!アンコール!』
なぜかお客さんからアンコールを求める声が出てきたのだ。いや誰に出してるのん??
見たところアリーナ席だけでなくスタンドからも飛んでいる。
全くもって想定していない事態に裏方も混乱している。
遥「どうします?」
友希那「想定していないことに対処しきれるか怪しいわね」
エルザ「かといって、ここで無理やり帰すのもお客さんの心象を害するだけだよね・・・」
はぁ~・・・もう、やるしかないか。
遥「今回セトリに組んでないやつあったよね?」
エリカ「いくつかあったね。演出プラン考えたけど入れなかったやつ」
佳奈「行きますかぁ」
瞳「というわけで」
蘭「私たちが出る形でいいですか?」
友希那「そのほうが良さそうだから、貴方たちに任せるわ」
エルザ「いってら~」
遥「スタッフさん、私たちの楽器をオクタゴンステージに」
アンコールの声が飛んでから5分が経ち、演奏を始める。
エリカ「突き止めたい 叶わない
君の正体は 迷宮入りの
難解なミステリー」
遥「心変わり色変わり
軽やかに姿を変えたのは
悲しいほどの夕暮れ
僕の知らない君は誰?」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「CHAMELEON」が終わって少しばかりのMCタイムに移る。
遥「・・・まさかアンコールの声が飛んでくるとは思いませんでした。Roseriaさんが終わったらすぐに退場案内のアナウンスで終わりの予定だったんですよね・・・」
エリカ「複数ユニットのイベントで時間もきっちり決めてる所でアンコールって初めて見たかも」
佳奈「私たちは今回披露した分よりいくつか多く曲を用意して直前に変えたりできるように調整してたんですよね。なので私たちが今こうしてステージにいます」
遥「Roseriaじゃなくてごめんなさい。でもどのユニットか名指しなかったから出てきてもいいよね!!・・・いや、いいのか?これ?皆さん大丈夫ですか?」
エリカ「セルフdisやめい」
観客席から笑い声も少し聞こえてくるが
「大丈夫だよー--!」
「大歓迎だよー--!」
「がんばれぇぇぇ!!!」
あの結果発表っぽいお客さんまだいたんだ・・・
遥「ありがとうございます!励みになります。さて、箱の時間があって次がほんとに最後の曲になります」
遥「I've been tryna call
I've been on my own for long enough
Maybe you can show me how to love, maybe」
遥「I'm going through withdrawals
You don't even have to do too much
You can turn me on with just a touch, baby」
遥「I look around and
Sin City's cold and empty
No one's around to judge me
I can't see clearly when you're gone」
遥「I said, ooh, I'm blinded by the lights
No, I can't sleep until I feel your touch
I said, ooh, I'm drowning in the night
Oh, when I'm like this you're the one I trust」
遥「Hey, hey, hey」
アイドルグループらしからぬ曲だけど、まあまあウケてました。
多分大成功でいいんだよね?ね?
第2~3部セトリ(登場曲含め参考程度)
○リリリリセトリ
1.汚れちまった悲しみの色
2.吾輩よ猫であれ
3.銀河鉄道の夜に
○フォトンセトリ
1.Discover Universe
2.Here's the light
3.Photon Melodies
○アフグロセトリ
1.Y.O.L.O!!!!!
2.True Color
3.ツナグ、ソラモヨウ
○クレシェンドセトリ
1.Welcome!!
2.Shooting_stars
3.Flooding
○椿セトリ
1.prayer
2.カレンデュラ
3.Just Be Friends(Dixie Flatline・なお作中では遥の曲)
○Roseriaセトリ
1.陽だまりロードナイト
2.R
3.LOUDER
4.BLACK SHOUT
○アンコール
1.CHAMELEON(King Gnu)
2.Blinding Lights(The Weeknd)