転生してアイドルになった件(徐行更新中)   作:amedama

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これから先は亀更新になります。



高垣楓
346プロアイドル部門所属アイドル。
モデルだったが、担当Pの葉月に説得される形でアイドルに転属してきた。
Afterglow(『BanG Dream!』より)
346プロアイドル部門所属アイドル。
歌手部門所属のバンドだったが、葉月がゴネて仕方なくアイドル部門に転属してきた。
しかし、「上原ひまり(Ba)や青葉モカ(Gt)が音楽活動以外にバラエティ番組にも出るようになったこともあり転属は妥当」と葉月は言う。
桂 義則(かつら よしのり)
勤続30年のベテランカメラマン。346専属。
大阪府生まれ大阪府育ち。



巴と遥の声優が被るけど、巴と遥じゃキャラも違うし、大丈夫。巴は歌わないし。


第4話 宣材写真を撮る件

契約を締結した翌日、私は学校が終わってすぐに事務所に向かった。

事務所の前では上郷さんが待っている。

「おっ、来たね」

「こんにちは」

「待ってたよ。はい、これが桜木さんのパスだ」

と、パスを渡される。まだ来客用パスだが、今日の終わりごろには専用パスを渡される。

そして、私と上郷さんは事務所に入る。

入ってゲート側から葉月さんと、6人の女性が歩いてくる。

1人は20歳くらい、あと5人は見たところ高校生だろうか。

「おっ、上郷君に桜木君じゃないか!確か、今日は宣材写真を撮るんだったね」

そう、今日は宣材写真を撮るのだ。これから社内のスタジオに向かうところだったのである。

「はい、そうです」

「宣材写真は大事だからね、ちゃんとディスカッションを重ねて撮らないとね」

話していると、6人の内の、黒髪に赤メッシュのボブヘアの人がこう言う。

「葉月さん。彼女は?」

「ああ、君たちは会うのは初めてか。彼女は昨日うちに入ったアイドルだよ。名前は桜木 遥。桜木君、こちらは美竹 蘭。うちのアイドル部門に転属してきたバンド、Afterglowのギター&ボーカルだ」

「そうなんですか。初めまして美竹さん。桜木 遥です。よろしくお願いします」

「美竹 蘭。よろしく」

あまり人と話さないのかな?ちょっと棘がありそうだ。

「で、ベースの上原 ひまり。彼女はバンドのリーダーだ」

「上原 ひまりです。よろしくね!」

「よろしく。確か、情報番組でスイーツの食レポしてましたよね?」

「見てくれたんだ!嬉しい♪」

「で、こっちのが青葉 モカ。ギター担当だ」

「よろしくねぇ~」

「よろしくお願いします」

なんか、ゆるーい人だなぁ。

「で、キーボードの羽沢 つぐみ」

「羽沢 つぐみです。よろしくね!」

「よろしくお願いします。たしか、予備校のCMに出てました?」

「見てくれたんだ!ありがと!」

「で、ドラムの宇田川 巴」

「よろしくな!」

「はい、よろしくお願いします。所で、後ろの人はどちら様ですか?」

「ああ、彼女は高垣 楓。元々モデル部門だったが、アイドル部門に転属したんだ」

「高垣 楓です。よろしくね」

「はい、よろしくお願いします」

「じゃあ、スタジオに行くので」

「ああ、そうだったね。じゃあね」

そうして葉月さんと別れて、私たちはスタジオに向かった。

向かう途中、上郷さんが話をしだす。

「そういえば、昨日桜木さんが歌った曲。『リボン』だっけ。実はアレ密かに録音してて、今西部長に聴かせたら大評判で、役員会議でも大絶賛だったよ。それで、一刻も早くデビューさせるべきって話になって、デビュー曲も君に作ってもらうべきって話になったんだけど、大丈夫だよね?」

まじですか・・・。てか、録ってたの!?

「・・・まあ、別に大丈夫です。あと、遥でいいですよ」

「そうか、わかった。じゃあ、本人も了承したと、伝えておく。となると、明日にも著作権関係の申請をしに行こうか」

「そうですね。早いに越したことはありませんし」

話している間に写真スタジオについた。

「おっ、上郷さん。そいつが今回入ったやつなんか」

「桜木 遥です。よろしくお願いします」

「おう、ワシは桂 義則や。よろしくな」

「で、どんな感じに仕上げるん?」

「お嬢様風のやつとクール系のやつの2タイプで」

「それは欲張りちゃうか?」

「彼女は両方ともいけるかと」

「まあ、せやな。一見清楚なお嬢様やけど、どこかクールさがにじみ出とる。よし、言った通りにしたろ。ほな、衣装選んで早よ撮るで」

「はい」

先ずは清楚版。どれが良いかな・・・。

お、これとか良さそう。私は白のワンピースを選ぶ。

別室で着替えて、スタジオに戻る。

「・・・本当のお嬢様みたいやな」と言うので

「本物のお嬢様です!」とつっこむ。

「そうなんか?上郷さん」

「ええ。彼の父親はあのVi Clubの社長です。」

「マジモンの令嬢やないかい!」

なんか2人の会話、漫才みたいだ。

「撮るで。あー、もうちょっと右に寄って、それで、顎ひく。で、笑顔。そうそう、そうやって微笑む感じや」

宣材写真は重要なものだから、当然注文が入る。

パシャ

フラッシュが眩しい。でも、ファッション雑誌とか出るときもあるんだろうな。慣れとけば得か。

何回か撮って、次はクールタイプ。

制服っぽいやつを選んだ。スカートもミニスカにして、ネクタイをつける。

それで家から持ってきたレスポールを持って、これでOK。

「なんか、ロックアイドルみたいな感じになっとる」

「まあ、それが目的みたいな感じですしね」

それで、再び撮る。ギターを持って、弾いてるような感じ。

パシャ

やっぱフラッシュが眩しい。

何度か撮って、それで終了。

パソコンで撮った物をチェックする。

「良い感じやな、これでええんと違うか?」

「そうですね。遥、どう思う?」

「これで良いと思います」

「じゃあ、これで」

「わかった。印刷して、明日あんさんのオフィス持ってくわ」

「ありがとうございます、助かります」

「今日はありがとうございました」

「礼は要らんで。その代わり、活躍せえよ」

「はい!」

そうして、私たちはスタジオを出た。

「家まで送ろうか?」

「いえ、一人で帰れます」

「そうか。気を付けて帰れよ」

「はい、お疲れ様でした」

「ああ、お疲れ」

そうして、私は事務所を後にした。




また次回。
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