転生してアイドルになった件(徐行更新中) 作:amedama
第5話です。
あと、第4話で、学校が終わってすぐとありましたが、主人公の学校では、希望者相手に新学期前講習をやってます(超後付け設定)。
もうひとつのメイン作品より、こっちの方がエピソード作りやすいんですよね。
だからと言って向こうの更新を怠る訳じゃないけど。
では、どうぞ。
上郷さんと別れてから、私は家に全速力で帰った。
「ただいま!」
「遥、おかえり。ご飯もうすぐで出来るから、準備してくれる?」
「わかった。で、お父さんは?」
「上の部屋に居るわよ。さっきホームセンターから帰ってきて、大急ぎで3階の空き部屋に行って籠ってるのよ。あ、先に様子見てきてくれない?」
「はーい」
私は荷物を持って3階の部屋に行く。
工事してる様な音がした。速度を早めて部屋に入る。
「お父さん、って、何してるの!?」
部屋に入って驚いた。お父さんが何やら壁を弄くってるではないか!他にも、ホームセンターの人が数人作業を手伝ってる。
「遥おかえり。今部屋に防音設備つけてるんだよ。ここをミニスタジオに改装しようと思ってな」
「何でいきなり?」
「遥、曲も作るんだろ?なら、音漏れを気にせず練習出来るスペースとか、家にも置いた方が良いだろ。だから、ホームセンターに勤めてる友人に頼んで部屋に防音設備つけてるんだよ。つけ終わったら、明日楽器店で、スピーカーなり、マイクなり、ギター、ベース、色々買いそろえよう」
「防音設備って、たくさんのお金がかかるんじゃ・・・」
「いや、防音設備を作るのに必要な物はホームセンターで揃えられる。3万円から5万円程でな」
そんな簡単なの!?もっとかなりお金がかかるんだと思ってた。
「お母さんが、もうすぐでご飯出来るって言ってたよ」
「マジか。もうそんな時間か。でも、あと少しで出来るから、あと数分したら作業終わるってお母さんに言っといてくれ」
「わかった。あと、お父さん。ありがとう」ニコッ
「ああ、娘の為だ。お父さん頑張る」
私はスタジオ(仮)を出て、自分の部屋に荷物を置き、ダイニングに戻った。
「お父さん何してた?」
「空き部屋に防音設備つけてた。スタジオにするんだって」
「あら、よかったじゃない。明日はどうするって?」
「楽器見に行こうだって」
「会社大丈夫かしら・・・」
「入退社式までは有給休暇だったんじゃないの?」
「そうね。忘れてたわ。」
お父さんが来るまで食べないと言うことにした。ホームセンターの人も数人来てたし。
暫くお茶を飲みながら話していると、お父さんたちが降りてきた。
「今日はありがとうな」
「いや、良いってことよ」
そして、ホームセンターの人たちは帰っていった。
「さて、ご飯にしましょう。今日は生姜焼きよ」
「おっ、良いねぇ~」
「そうだね。美味しそう」
夕食を食べたあと、私は部屋でまだ使ってないノートを取り出した。
そこに「歌詞ノート」と書き、前世の曲で覚えている物をひたすら書き出していった。
翌日
私はお父さんと、都内の楽器店に来ていた。
「先ずはギターとベースだね」
「一応キーボードとドラムも買っておかないか?」
「そうだね、そうしよっか。後、DAWと、ボカロソフトも。それと、ドラムサンプルソフト、エフェクター、スピーカー・・・」
「・・・配送した方が、良さそうだな・・・」
お父さんは苦笑い。
--選択シーンは割愛--
一通り、DTM系の機材、スピーカー、アンプ、楽器類を買い揃えた。ギターは持って帰る。
それ以外は配送させた。今日中の速達で。
家に帰って、スタジオに机、椅子、冷蔵庫、パソコン類を運び込む。冷蔵庫は飲み物を保存しておける様にだ。
夕方になって、速達便が来た。
全部運び込む。
設置が終わると、最早空き部屋は、何処かにあるようなミニスタジオと化していた。
「これで仕事に打ち込めるな」
「うん。ありがと!お父さんもお母さんも楽器使う?」
「そうだな!たまに使うことにするよ」
「セッションとかしようね」
「ああ、じゃあ、お父さん下に降りるから」
そう言ってお父さんはスタジオを出た。
・・・さて、作業開始と行こうじゃないか・・・
この後、遥が翌朝6時まで徹夜で作業し、その後一花に怒られて、その日の講習を休まされ強制的に寝かされた事は言うまでもなかった。
遥が選んだ楽器
ギター:ギブソン・レスポール・スペシャル
(第4話の際に遥が持っていたレスポールはレスポール・スタンダード)
ベース:フェンダー・ジャズベース(『けいおん!』の秋山澪のベースの右利き版)
キーボード:KORG KROSS
ドラム:CANOPUS Maple Shell
では、また次回をお楽しみに。