仮面ライダーカオス ~何でもあって、何でも無い~   作:彼是

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 いや~本当にすみません。前回の投稿をミスりました。数話先の話を上げていたのでまだ見て無い人は前の話を見てください。

 
 タケヤマダヒトシさん感想ありがとうございます!後書きにて質問にお答えします!
 


提案の答え

 我々の仲間・・つまり【オルフェノク】史上主義の【スマートブレイン社】に入れと言うことか。ぶっちゃけメリットはある。

 

 

 

 一つはその豊富な資金力で生活をカバー等してくれるし、訓練相手に困らないだろう。

 

 

 

 もう一つは世間への影響力だ。もし俺が変身して事件を起こしてしまっても【スマートブレイン社】なら簡単・・まではいかないが揉み消してくれるだろう。

 

 

 

 デメリットはやはり俺の身体の事だ。バレたら人体実験待ったなしだ。実際原作ではやってたはずだしな。

 

 

 

 更にこいつらは【オルフェノク】の特性の一つ、【使徒再生】というオリジナル【オルフェノク】が人間の心臓を灰化させると、適正があれば【オルフェノク】として復活する。もちろん【オルフェノク】になれない者は死ぬ。

 

 

 

 この【使徒再生】だが比較的【オルフェノク】になる可能性が高い。といってもの数億分の一から数百数千分の一ぐらいの差だがな。なので【スマートブレイン社】はこの方法で【オルフェノク】にした挙句、このままだと寿命で死ぬよ?仲間になって王を探そうよ!と言ってくる奴らだ。

 

 

 

「ええ。同じ【オルフェノク】同士です。仲良くするのは当然です。我々の数は人間より少ないですから、もし人間に【オルフェノク】とバレたら殺されるかもしれません」

 

 

 

 よく言うよ。こっちも殺してるしそら相手も殺しにかかってくるよ。この辺は主張はみんな違うからいいけど・・・問題は最後の完全の脅しですよね?

 

 

 

「・・・・」

 

「返事はいつでも構いませんよ。まずは料理でも食べましょう」

 

 

 

 そういったら奥から料理が運ばれてくる。スープからスタート?つまりフルコース?食い方わかんねぇ・・・

 

 

 

(【コア】わかる?)

 

《えっと・・確か・・・外側から使う?》

 

 

 

「前菜の枝豆のスープになります。外側の丸い大きなスプーンでお召し上り下さい」

 

「あ、はい」

 

 

 

 持ってきてくれたウェイターさんが笑顔で親切にも教えてくれた。このビルの男はイケメンばかりだ・・・泣けてきた。

 

 

 

《ほれ!合ってただろ?俺の記憶力も中々だな》

 

(あ~そうだね)

 

 

 

 そんな感じにウェイターの方々にマナーを教えてもらいつつ食事を楽しんだ。思ったより安心して食べれてるのは吹っ切れたのかな?

 

 

 

「ふふふ。楽しんで貰えて私共も嬉しいです」

 

 

 

 ・・・食事で【黄瀬さん】の事忘れてたなんて言えねぇ・・

 

 

 

《・・・ま、まあ仕方ねぇよ。美味い飯だったしな》

 

(確かに・・)

 

 

 

 金持ちはこんな料理を食べてるのか・・いいなぁ・・・

 

 

 

 食後にデザートを食べ【黄瀬さん】と同じようにナプキン?で口を軽くふく。

 

 

 

「満足されましたか?」

 

「ええ。ありがとうございます」

 

「それはよかったです」

 

 

 

 そういって笑顔になる【黄瀬さん】ん~やっぱりこう見るとただの仕事が出来る人にしか見えない。

 

 

 

「今日は忙しい中ありがとうございます。おかげで楽しい食事になりました」

 

「え?あ、えっと・・どうも」

 

 

 

 ?なんかもう帰らしてくれる雰囲気なんだが・・・え?マジで?

 

 

 

「おや?不思議そうな顔ですね?」

 

「えっと・・・はい。もっと話があるのかなっと」

 

「話はありますが、そう話でもありませんし我々を信用して頂く時間もいるでしょう。ですので詳しい話は次回以降にいかがでしょう?」

 

「は、はい」

 

「よかったです。では私の専用名刺をお渡ししておきますので今度は前もって食事の招待をさして頂きますね」

 

 

 

 【黄瀬さん】は笑顔でそう言った。え?マジで終わり?次回って・・マジで?

 

 

 

 その後用事があるらしく【黄瀬さん】は席を離れ、俺も無事にそのまま家に返してもらった。家について名刺を受け取り車は離れていった。

 

 

 

「マジ?」

 

《あ~本当に食事だけだったな》

 

「だね」

 

 

 

 ある程度話したが身構えていた手前、本当に食事だけと言っても過言じゃないレベルだ。最悪実験台だろうし・・・なんだったんだ?

 

 

 

「まいっか」

 

《だな。とりあえずは様子見だな》

 

 

 

 

 

 これが最近あった出来事。身体の変化はプロテクターが変身前にも出せるようになった。そして周りの変化は【スマートブレイン社】から勧誘を受けている。あの後も数回誘われたが勧誘ってか食事会?報告会?勉強会?かな?

 

 

 

 内容も場所もばらばらで、こないだは中華店だった。そこで【オルフェノク】がどう言った存在なのか?【スマートブレイン社】は何をしているか?を教えてくれた。ちなみに【黄瀬さん】の情報も知った。歳は36で結婚していて、子供が1人いるらしい。更に愛妻家で必ず定時で帰るそうだ。どうでもいいか・・・

 

 

 

 一応生活出来てるし力も少しだが強くなっている。【クウガ】【アギト】は普通に生活していても強くなるが、やっぱり【ホラー】の【陰我】を喰らう方が圧倒的に強くなる。どこかで狩場を作るしかないか・・

 

 

 

《そう簡単には出来んがな》

 

(だね。ここ最近、怪人も出ないし平和だから今のうちに強くなりたかったけど・・)

 

《仕方ねぇよ。変に動いたら【魔界騎士】に【アンノウン】が出てきたらヤバイからな》

 

 

 

 他にいい方法は無いかな?【アギト】でも無い【ホラー】でも無い力で結界を張れる力・・・・

 

 

 

《あ~あるにはあるかな?》

 

(マジで!?)

 

《ああ。でも無理だな》

 

(なんで?)

 

《そら、【ウィザード】の魔法、【ガイム】の【ヘルヘイム】、【カブト】の【ワーム】の技術、【龍騎】の【ミラーワールド】だからだよ》

 

(う~ん)

 

 

 

 【ウィザード】の魔法は指輪が無いとダメ、【ガイム】の【ヘルヘイム】は専用のゲートが必要、【カブト】の【ワーム】は人類の敵だし・・・ワンチャン【ミラーワールド】だな。

 

 

 

《で?どうやって【ミラーモンスター】を見つけるんですかね?それともライダーになるか?》

 

(無理だね)

 

 

 

 人間諦めが肝心。とりあえずは身体を鍛えるしかないね。

 

 

 

《鍛えとけばもしかしたら【鬼】になるかもしれないしな》

 

 

 

 【鬼】とは【仮面ライダー響鬼】に出てくるライダーの事で修行によって自らの肉体を変容させ、【鬼】となる能力を得た者たちだ。つまりこの世界でも鍛えて鍛えて鍛えぬいたら【鬼】になれるかもしれない。

 

 

 

《まあ条件はあるだろうがな》

 

 

 

 そら鍛えただけで【鬼】になれば【鬼】まみれになってしまうからな。条件・・・なんだろ?自然?音?

 

 

 

《最悪【鬼】を喰えばいいさ》

 

(ダメ、却下)

 

《っち。なら・・そうだな。変身の道具の【変身音叉】を喰らってみるか?》

 

(それなら賛成。でもまあ・・・とりあえず今を考えよう)

 

《だな》

 




 長文注意。
 ホラーの血を浴びた人間は改造等で治りますか?との話ですが基本無理です。

 原作でもホラーの血を浴びると血の後は消えて無くなります。これはホラーの性質によるものだと考察してます。俺はホラーは寄生体だと思っています。精神や魂に取り付き、吸収し増殖する存在だと。だから人の【陰我】を餌に強くなると思います。

 そして【ホラーの返り血を浴びた者は、100日後には激痛と共に醜く腐って死んでいくと言われている。 100日目には地獄への一本道、黄泉の森を通過する。】とありますがこれをホラーと人間の魂が融合していく時間が100日、激痛と共に醜く腐って死んでいくとはホラーの栄養不足のリバウンド、地獄への一本道、黄泉の森を通過する。とはホラーになり魔界に帰る。100日前に殺せばセーフな理由は完全融合してないから剥がれると言う解釈です。

 結論としては 魂を何とかすれば何とかなる。です。主人公?死んでるから・・・(ネタバレんご・・・)

 あ、ファントム(ウィザード)なら何とかなるね!

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