あくいろ!   作:輪音

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「大佐殿、米軍がまた投降を呼びかけております。」
「うむ、奴らに攻撃の意思は見えるか?」
「はい、いいえ、少なくとも発砲しそうには見えません。」
「そうか、貴様は日本が降服したという話をどう思うか?」
「はっ、米軍が我が部隊を動揺させるための罠かと存じます。」
「兵は現在、何人生き残っている?」
「はっ、自分を含めて現在八人であります。」
「そうか、精強を謳われた乾(いぬい)小隊も残すところそれだけか。」
「いっそ、突撃しますか?」
「大本営は遅滞戦術を命じておる。軽挙妄動は固く禁ずる。」
「はっ!」


「大佐殿! あの方は!」
「うむ、少将殿である。」
「そんな! 日本は……日本は本当に敗れてしまったのでありますか!?」
「認めたくないが、日本は敗れたのだ。お前たちは投降せよ。私は残る。」
「いけません、大佐殿! 我らもここに残ります!」
「生きて国に帰れ。そして、新たな世界の礎(いしずえ)になるのだ。」
「生きて虜囚の辱しめを受けず、であります。」
「少将殿がきちんとしてくださる。無体なことは許されない方だ。」
「我ら乾小隊は、大佐殿と一心同体であります。」
「そうか。」
「はっ!」
「手榴弾は幾つ残っている?」
「人数分確保しております。」
「本日は飲酒を許可する。」
「特別許可でありますか。」
「うむ、久々に宴会をしようぞ。」
「それは楽しみであります。」
「貴様の黒田節も許可する。」
「槍の無いのが残念であります。」
「竹槍での代用を許可する。」
「はっ、畏まりました。」
「くくく。」
「ははは。」




カーサ乾

 

 

「メギドラオンでございます!」

 

漆黒の球体が御立派様に高速でぶつかり、大爆発する。

 

「キクう! ぬははっ! いいゾッ! いいゾッ! その昂(たかぶ)りっ! お主からはメスのにおいがぷんぷんするわっ!」

「滅せよ! 品性下劣下品な魔王!」

「その品なき行為を太古より行ってきたからこそ、人も魔も延々と生きてこられたのよっ! 表面的なコトワリに囚われてしまった小娘よっ! カーマスートラの深さを知るといいっ! 喰らえっ! 悦楽フェロモン最凶展開っ! 至福のひとときを共にする相手がほれほれ其処におる! くくく、これに堕ちぬにょしょう無し! たたり生唾発射! 発射! 発射! うっ! ……ふう。」

「くっ、なんと生臭い! ねけぬけと世迷い言を騙るなっ! ご都合主義者の屁理屈の一体どこに正当性があるというのですか!」

「ぬるいぬるい。エロスなくして、この世はもたぬ。くくく、隠れてしようとあからさまにヤろうと為すことは一緒。蓋をしたら無いものとする、その浅はかさ。浅慮。愚かよのう。さて、そろそろ効いてきたかの?」

「はあっ! 喰らいなさい! 竜巻旋風脚!」

「ぬおうっ! よい! よい! よい!」

 

夢、らしい。

激戦が展開されていた。

あれは、マリーさんか?

秘書のような恰好をしている。

くるくる回転しながら、御立派様に蹴りを入れていた。

左手には凶器になりそうな程大きく分厚い書籍持って。

なにこれ?

傍観するしか無さそうだな。

マリーさんは顔を赤らめつつ、はあはあと言っている。

苦しいのかな?

オレをちらりと見て、彼女は再突撃した。

 

「気になるか? 気になるか? ん?」

「煩悩まみれのよこしまな魔物めっ!」

「ヤらせはせん! ヤらせはせんっ!」

「ペルソナッ! ルシファー! ヤりなさい!」

 

どこか気だるげな雰囲気の金髪美人がマリーさんの頭上に現れ、御立派様に手のひらを向ける。

 

「お前に恨みは無いが、これも浮世の定め。煌めきよ、高まり集まりて今ここに。『明けの明星』。」

 

周囲がいきなり眩しく輝きだし、オレは気を失った。

 

 

 

雑木林に囲まれた我が拠点。

夕闇が周囲を黒く染める。

わいわいと騒ぐ仲魔たち。

前菜も主菜もわしわしむしゃむしゃと食べている。

家族が急に増えたみたいに思えた。

いや、実際、実質的な家族と思う。

そして今宵は客人が一人追加ナリ。

我が手製の魚尽くしの料理を食べながら、マヨーネさんが言った。

 

「カーサ乾で、大戦中の日本軍兵士を見たという目撃者が複数確認されました。」

「今度は、幽霊騒動でしょうか?」

「ただの幽霊でしたら問題は無いのですが、何人も目撃しています。早急に解決するようにと、市から要請されています。」

「オレが、行くんですか?」

「貴方が行かれるのです。」

 

 

翌朝、彼女のマシンを見送る。

燃えるゴミが大量に出てしまった。

狂った朝の光の眩しさに目を細め、問題のマンションへ向かう準備を調える。

米軍放出品の帆布製ゴルフバッグに武器類を詰め込み、傷だらけのゼロハリバートンのスーツケースにエモニカスーツを詰め込んだ。

南方で激闘の末に自決した乾大佐と彼直属の乾小隊の関与が疑われる、か。

護国の鬼が死して怨霊、か。

それが事実だとしたら、悲しいなあ。

 

軽快に走るフィアット・ムルティプラでカーサ乾に到着。

既に住民たちはよそのマンションへ一時的避難を済ませており、現状は港署が警備しているという。

車を降りると、オレと似た年齢ぽい男性と癖ッ毛が特徴の若い男性と眼鏡を掛けた生真面目そうな若い男性とが近づいてきた。

よかった、鷹山と大下の最凶組ではない。

 

「港署の遠嶋です。こちらは歌津名足(うたつなたり)と周防(すおう)。貴方が、ファントムソサエティから派遣された怪異調査員?」

「はい、そうです。」

 

オレの怪異調査員証明証と、港署署長認可の携帯兵装許可証を彼らに見せる。

本職の調査員は他に何人か組織にいるのだが、外的にはそういう身分としてもらった。

給与は今月末から支払われる予定である。

前者はファントムソサエティ発行の代物。後者は平崎市限定で効果を発揮する代物。

銃刀法を限定的に無視出来るが、武器を使えるのは異界でのみ。

厳重保管と運搬が基本で灰色領域の世界。

悪魔に対処するための特別な政治的判断。

謹厳実直な警察官からしたら腹立たしい。

そういう表情が若手から立ち昇っている。

 

「わかっておられるとは思いますが、該当敷地内のみで『準備』と『片付け』をお願いします。」

「わかりました。」

「そちらのお嬢さんたちは?」

「彼女たちも調査員ですよ。」

「随分若くて服装が自由ですね。」

「ロックンロールな人もいます。」

「ああ、あの、時折駅前辺りで弾き語りしているファンキーモンキーベイビーな人ですか。」

 

キャロル・Aは有名人らしい。

終始和やかにベテラン系刑事と会話して、穏やかに別れる。

若手二名の刑事はずっと鋭い目付きでこっちを見ていたが。

 

 

カーサ乾の中に入る。

バックアタック発生!

いきなり後ろから抱きつかれた!

 

「お待ちしておりました、ご主人様!」

「あの、マリーさん?」

 

波打つプラチナブロンドの髪を後ろでまとめ、有能な秘書っぽい青のスーツ姿。

艶やかな美人がオレに向かって微笑む。

 

「私の名前はマルハレータ・アンティオキア。ご主人様に一生ツいて回りますわ。」

「あ、あの、オレごときに一生だなんてそんなことは……。」

「けっして、けっして、あの淫猥なマーラの影響なんて一切受けていませんから。」

「あの、マリーさん。」

「はいっ、ご主人様!」

「そんなことをされていると着替えが出来ません。」

 

マリーさんとじゃれつく仲魔をなんとか説得する。

エモニカスーツに着替え、今回新しく装備するスイス製の三〇口径な半自動型小銃を点検した。

前回は取り回しやすさを優先したが、威力不足は深刻な事態をもたらしかねない。

全自動射撃は出来ないが、これなら強力な相手にも通用するだろう。

戦後第一世代型軍用小銃やら第二世代型軍用小銃やらをグアムで複数撃ってみて、これにしてみた。

練習と実戦は異なるものだが、練習以上のことを実戦で発揮するのは無理に等しい。

銃撃は意外と当たらないものだ。

今後も射撃訓練は必須だな。

バケツ型ヘルムを装着する。

 

「お顔が隠れてしまうのは、とても残念ですわね。」

「あの、マリーさん。」

「はい、ご主人様っ!」

「そろそろ探索したいので、その……アリスさんもピクシーさんもハコクルマさんもオレに密着するのを遠慮してください。身動きが取れません。」

 

出現する悪魔たちと会話したり品物を貰ったり道案内をして貰っていたら、何故かマリーさんに呆れられた。

 

「ご主人様は、悪魔たらしですのね。」

「風評被害はやめてもらえませんか。」

 

 

不意に、エンジェルが現れた。

エロい拘束具に包まれた姿だ。

これが天使?

ある意味、確かに天使かもな。

彼女はオレをじっと見詰める。

 

「ふむ。貴方はオーラの輝きが他の人間とはかなり異なりますね。よろしいでしょう。私はエンジェル。今後ともよろしく。」

 

彼女は悪魔召喚器の中にすうっと入っていった。

えっ、今のなに?

秒速展開についていけない。

到頭、周囲の全員から悪魔たらし呼ばわりされる破目に陥った。

不本意ナリヨ。

 

 

途中でノリのよい悪魔と出会い、道案内してもらう。

そして、エモニカスーツの悪魔検知器が大いに反応する場所があった。

この先が、ここを支配する悪魔の拠点か。

 

「案内していただきまして、ありがとうございました。これはお礼です。」

「いいってことよ。仲魔を大切にしてね。じゃーねー。」

「悪魔に道案内させるなんて、ご主人様は……。」

「そろそろ馴れた方がいいわよ。サマナー

はこういう男だから。」

「よーし、開幕攻撃ではベイバロンの気で全体魅了して、ジオの連発。合間にディアで治癒ってとこかなー。早くメギドラオンを使いたいなー。」

「最初に箱車ごと突撃し、様子を見ながらユニコーンギャロップ。ドルミナーで眠らせながら、マハラギで焼き払うと。」

「皆さん、準備は出来ましたか?」

「「「はーい、センセーッ!」」」

「なんですか、この妙なノリは。」

 

 

扉を開ける。

乾大佐と部隊兵二〇名が布陣していた。

戦闘体勢準備万端、って感じがするぞ。

銃口が多数こっちを向いていると怖い。

 

「我らの眠りを覚ましに来たか、不埒な人間めっ! 我ら乾小隊は最期まで抵抗するぞっ!」

「あのですね。」

「なんだ、お前などと会話するつもりは毛頭ない!」

「提案があります、乾大佐。」

「……提案?」

「ええ、損はさせませんよ。」

「ほう、聞くだけ聞こうか。」

「我が家に来ませんか? 借家ですが。」

「……なに? それはどういうことだ?」

「貴方たちの忠魂碑を建てようと思うのです。大きなモノは出来ませんが。そこでお休みになられては如何でしょうか? このカーサ乾を建てた子孫の方にも、ある程度費用を出していただく予定です。」

「お前が……主体的となって我らの忠魂碑を建てる?」

「はい。」

「エンもユカリもヨスガも一切無い、我らの忠魂碑を貴様が建立しようというのか?」

「はい、これもなにかのご縁ですから。」

「ふ……ふはは! 愉快だ! こんなに愉快な気持ちになったのは久しぶりだ! よかろう、忠魂碑はさほど大きくなくてよい。気持ちが大切なのだ。取り敢えずはお前の悪魔召喚器に間借りさせてもらおうか。後、酒を供えてもらえると嬉しい。」

「はい、わかりました。ご存分にどうぞご利用ください。」

 

 

マンションを出ると、若手の刑事がぼんやりと突っ立っていた。

名前は……ええと、足立……じゃなくて歌津名足って言ったっけ。

珍しい苗字だな。

 

「あれ、もう終わったんですか?」

 

湯根洲百貨店の大きな紙袋を二つ、手に提げていた。

『愛されて二〇〇年。今日も湯根洲はお客様に感謝と奉仕を致します。』との言葉を惹句(じゃっく)とする地元百貨店の大正浪漫系意匠は、現在の目で見ても洗練されているように感じる。

蔦模様がなんともよい。

 

「ええ、すべて解決しました。もう大丈夫ですよ。」

「へえ、ファントムソサエティの怪異調査員って仕事が早いんですね。」

「あはは、たまたまですよ、たまたま。」

「いいなあ。僕たちのとこの事件も、そういう感じでぱっぱっと片付けたいもんです。」

「警察の仕事って、大変でしょう。」

「そうなんすよ、最近はお化け幽霊騒ぎに蝶野攻爵とか名乗る変態仮面野郎の暗躍。秘密結社の仮面党とかショッカーとか、転生戦士イシュキックちゃんとか。これもう訳わかんないす。イシュキックちゃん親衛隊まで発足していますから、更に訳がわかんないですよ。」

 

なんだか、彼の闇が深くなっていきそうだ。

話題を変えよう。

 

「もしかして、その紙袋には奥さんか彼女手製のお弁当でも入っているんですか?」

「ええっと、笑わないでくださいよ。」

「笑いませんから安心してください。」

「初対面の時から僕を何故だかやたら親密に慕う、イケメン豪快系男子高校生からのおいしい差し入れです。しかも、僕は今朝ここに来ることがいきなり決まって、その子は知らない筈なんです。とっても不思議ですね。あはは。イヤー、こんな時、どんな顔をしたらいいのかわからないです。」

「笑えばいいんじゃないですかね。えっ、歌津名足さんってもしかして……。」

「いえいえ! 僕はアーッ! な人じゃありませんよ! 別に差別するつもりもありませんがね。それに、そのイケメン君は病院の美人看護師や人妻や老婦人とも仲よしのようですから、たぶん貞操的には安全じゃないかと……信じたいです。目付きがちょっとこわいかなー、なんて思わないでもないんですけど。」

「まさか、ストー……。」

「なんですかね、彼は兎に角世話焼きなんでしょう。この頃はフランス料理店の『シェ・ソエシマ』でも修業しているとか。たぶん、超絶器用な感じの天才なんでしょう。」

「ハイパー高校生?」

「番長って呼ばれているらしいです。」

「番町皿屋敷?」

「それは違う。」

 

 

紙袋の中味は主に三段重箱にみっしり隙間なく詰まったご馳走の山で、サンドウィッチとおにぎりは別のタッパーにみっちり詰まっている。

匠の業か。

しかも、大きな魔法瓶と紙コップ付き。

これ、何人前だ?

四、五人で食べるにしても多すぎる量。

まさか、オレたちの分まで……。

いやいやまさか、そんな筈……。

謎だ。

近くの公園で食べようという話になる。

愛妻弁当でしょう、お一人でどうぞと言ったら真顔で一緒に食べましょうと懇願された。

彼にとってはすこぶる愛が重いらしい。

出歩く度に出先で遭遇するのだという。

それなんてホラー?

まっ、他人事だし。

何故だか、箸が人数分用意されていた。

えっ? あれっ?

 

程なく戻ってきた遠嶋周防両刑事らも交えて、ご馳走を食べる。

ピクシーもこっそり隠れながら食べた。

合計八名でわしわしとおいしく食べる。

歌津名足さんは落ち着かない様子で、きょろきょろと辺りを見回していた。

マリーさんと仲魔たちは女性陣で別個に集まり、ひそひそ話でうふふきゃっきゃとしている。

女子会か。

遠嶋刑事が口を開いた。

 

「うちの菜々子が喜びそうな味付けだ。なんだかどこかで食べたことのあるような味わいだな。」

「これは本当においしいです。こうしたおいしいものを、是非弟の達哉にも食べさせたいです。」

「なんで僕、こんなに尽くされるんですかね。これで彼が女子高校生だったらよかったのにな。」

「おいおい、女の子に興味津々丸の歌津名足君。くれぐれも援助交際で捕まるなよ。非番の日にツタノハモールで、商店街の酒屋の子とデートしていただろう。しかも、七姉妹高校の制服を着せやがって。最低限、避妊具くらいは用意しておけ。もしも彼女の妊娠が発覚したら、大問題になるぞ。」

「ゲッ、なんで彼女のことを知ってるんですか!? あ、あの子とは純愛すよ、純愛。まだ、手を握ったりチューするくらいしかしていませんから。それと、制服は中古が二〇〇〇円で売られてて、弥沙希(みさき)ちゃんが似合うし彼女自身もノリノリだったからつい……あっ!」

「お前なあ……。ちなみにこれは鷹山から聞いた。」

「うわあ! ヤバい人に知られたあっ!」

「口止めはしておいた。安心しろ。デートをするなら、別の街へ行け。」

「そ、そうします。」

「歌津名足さん、まさか、何人もの女学生と付き合っていませんよね?」

「そ、そんなことしている訳ないすよ、周防さん。目が、目がこわい!」

「歌津名足さん、これ。」

「ちょ、な、なんで真顔で避妊具くれるんすか? このタイミングで!」

 

タコさんウインナーも唐揚げもおにぎりも玉子焼きも筑前煮も肉じゃがもハンバーグも、なにもかも旨かった。

デザートは周防刑事特製のクッキーとパウンドケーキ。

彼は今でも、機会があれば菓子職人になりたいらしい。

これ、お店を開けるくらいの素晴らしい腕前じゃない?

弟が褒めるのでせっせと沢山作り、全国警察官お菓子選手権(『おかけん!』)でも二位の名誉に輝いたとか。

時折、本職のお菓子屋さんから勧誘が来るという。

旨し。

今度、皆と『シェ・ソエシマ』に行ってみようか。

 

そうだ、日本酒を買わなきゃ。

刑事三人に旨い日本酒について聞いてみる。

遠嶋刑事は言った。

 

「高いのが、いい酒なんじゃないかな。」

 

歌津名足刑事は言った。

 

「酒のことはよくわかんないですけど弥沙希ちゃんの店で買ってください。あ、小西酒店て言います。矢来銀座の中にありますよ。それと、弥沙希ちゃんは魅力満載ですけど、手を出さないでくださいね。ちょ、遠嶋さん、周防さん、目がこわい! 目が!」

 

周防刑事は言った。

 

「日本酒、と言ってもいろいろな種類があります。吟醸酒、純米酒、特別純米酒、純米吟醸酒、純米大吟醸酒など。呑まれる方が辛口好みかそうでないかによっても、選び方は変わります。例えば東北系の日本酒と九州系の日本酒とでは方向性が変わりますし、そもそも『おいしい日本酒』の定義自体が曖昧になりやすい現状は、憂えるべき問題です。有名でないからおいしくないという考えは、持つべきではありません。古来の日本酒の名産地としては奈良ですが、ではその奈良酒が今もまっとうに評価されているかというと…………。」

 

 

忠魂碑、って幾らするのかなと思いながら早春の空を見上げた。

 

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