4月10日
薫と次郎が1ヶ月間の謹慎処分を受けている頃
ブルーマーメイド庁舎の専用車、車内
なのは「すみません平賀さん!・・・車出して貰ちゃって・・・」
なのはは、平賀と一緒に横須賀の病院に向かっていた。
目的は、救助した少女のお見舞いである。
平賀「いえ、どうせ車は庁舎の借り物ですし・・・それに私が仲介した方が良いでしょう。」
なのは「それにしても平賀さん!・・・検査が終わったら、あの子は如何なるんですか?」
少女の今後について問う。
平賀「ん・・・大抵は・・・親戚に引き取られるんですけど・・・あの子には、親以外親戚がいないそうですから・・・」
実は、救助した少女の両親については、平賀さんに生存者名簿を調べてもらったが、生存者名簿に名前は無く、念の為、死亡者名簿を調べたら、その子の両親の名前が記載されていた。
それを知ったなのはは、平賀さんに頼んで少女のお見舞いに行く事にした。
なのは「じゃ養護施設に送られるんですか?」
平賀「そう成りますね・・・」
なのは「ん・・・」
平賀の話を聞いて、なのはは、不安を抱く。
会って、如何するの?
自分に何が出来るの?
そう考えていたからだ。
横須賀病院
やがて、車は病院に着き、平賀となのはは、受付まで行くと
横須賀病院、受付ロビー
女性看護士「平賀監察官!!」
『ん!?』
受付中に突然、女性看護士が訪ねてきた。
平賀「如何されたんですか!?」
平賀は、看護士に如何されたのか問う。
女性看護士「すみません!!・・・・此方にふてぎあが有りまして・・・」
なのは「何が有ったんですか?」
女性看護士「検査の間に・・・例の少女がいなくなりました!!」
『えっ!?』
如何やら、検査の間に看護士が少し離れた隙に逃げだした様だ。
女性看護士「申し訳ありません!!」
女性看護士は、深々と頭を下げる。
それを見て、なのはと平賀は
なのは「頭を挙げて下さい。」
平賀「取り合えず状況を説明して下さい!?」
女性看護士から状況を聞く。
女性看護士「はい!」
それを聞いて、女性看護士は、状況を説明する。
女性看護士「既に・・・この病棟一帯の捜索は終えたんですが・・・未だに見つかっていません。」
病棟の捜索は終えていたが、少女は、未だに見つかっていなかった。
なのは「入口には、警備員がいますから、外には出られないんですよね?」
病院の入口には、防犯の為、警備員が巡回している。
万が一、少女が外に出る事は、あり得ない。
女性看護士「はい!・・・この近辺に居るのは、間違いありません。」
後は、この近辺に居る筈。
それを聞いた2人は
平賀「分かりました・・・私達も捜索に加わります。」
女性看護士「お願いします!」
なのはと平賀は、捜索を開始した。
平賀と女性看護士は、もう一度、病棟を
なのはは、中庭を探す事にした。
横須賀病院、中庭
中庭は様々な植物が植えられていて、入院患者の精神を癒す役割があった。
なのはは、中庭周辺を隈なく探す。
そして、ベンチの下などを探していた時だった。
なのは「!?」
前の草むらのが突然、動き
なのは「あっ!?」
すると、草むらの中から、1人の少女がウサギのぬいぐるみを抱えて現れた。
金髪の少女!?
間違いなく、あの時に保護した少女だった。
なのは「ああ、こんな所にいたの?」
なのはは、少女に近づく。
少女「ん・・・」
少女は、怯えていた。
なのは「久しぶりだね!心配したんだよ!」
なのはが笑顔で、その少女に近寄ろうとした時
平賀「なのはさん!」
と声が聞こえて、平賀と女性看護士が割り込んできた。
少女「はっ!?」
突然、割り込んだ平賀に驚いたのか、少女は尻餅を突いた。
少女「うぁ・・・うぁ・・・」
少女は尻餅を突いたのと、初めて見る大人が怖かったらしく、少女は泣きそうになる。
それを見たなのはが
なのは「待ってください平賀さん!・・・此処は、私に任せて貰えますか?」
自分に任せてほしいと平賀に頼む。
平賀「は、はい・・・」
少女の事をなのはに任せて、平賀と女性看護士は後ろに下がった。
それを見て、なのはが落としたウサギのぬいぐるみを拾い。
なのは「御免ね・・・怖がらせたね・・・大丈夫?」
優しく言いながら、少女に落としたウサギのぬいぐるみを渡す。
すると
少女「ん・・・あっ!」
泣くのを止め、落ち着いた顔をする。
なのは「立てる?」
なのはは、優しい表情で問うと、少女は自力で立つ。
なのはは、少女の服に付いた土を叩く。
なのは「如何やら・・・突然知らない大人が来たから、びっくりしてしまった様です!・・・子供って、人に対して敏感ですから・・・」
平賀「はぁ・・・」
そして、なのはは、少女に視線の高さを合わせて
なのは「初めましては、ちょっと変よね、一度会ってるから・・・私は、高町なのはって言います・・・お名前、言える?」
少女に自己紹介をする。
すると、少女は
少女「ヴィヴィオ・・・」
呟く様に、名前を告げた。
それを聞いたなのはは
なのは「ヴィヴィオ!?・・・良いね!・・・可愛い名前だね!」
優しくヴィヴィオの頭を撫でた。
なのは「ヴィヴィオ!何所か行きたかった?」
なのはは、ヴィヴィオに何故姿を消したかを問うと
ヴィヴィオ「ママ!・・・居ないの?」
如何やら、ヴィヴィオは自分のママを探してた様だ。
なのは「あっ!?」
それを聞いたなのはは
なのは(両親が死んだ事は、まだ知らないんだ・・・なら今、言わない方が良いようね・・・)
両親が死んだ事は、ヴィヴィオには黙っておく事にした。
なのは「ああ、それは大変!・・・じゃ一緒に探そうか?」
ヴィヴィオ「うん!」
なのはは、ヴィヴィオの手を優しく握り、平賀の元に行く。
なのは「平賀さん!・・・検査が終わった後は、寮に連れて帰って良いでしょうか?」
検査が終わったらヴィヴィオを寮に連れて帰る事を平賀に許可を貰おうとする。
平賀「それは構いませんけど、如何するんですか?」
なのは「里親が見つかるまで、私が預かります。」
このまま、養護施設に送られても、幼いヴィヴィオの精神が耐えられないだろう。
ならば、里親が見つかるまで、なのはが寮で預かる事を平賀に提案する。
平賀「分かりました。」
なのはの提案に平賀は承諾する。
横須賀基地
その頃、横須賀基地では
はやて「はぁ~」
基地の廊下を歩きながら、はやては、何故か溜息をしていた。
フェイト「如何したのはやて?」
はやて「いやなあ・・・薫先輩が謹慎してもうたから・・・副長として、私が艦の指揮を取らなきゃ行けなくなってしもうた。」
はやては、薫が謹慎を言い渡されてから、艦長代理として、指揮を取っているが、やる事が多くなって、駄々をこね始めていた。
フェイト「仕方ないよ!・・・それが副長としての務めなんだから・・・」
はやて「フェイトちゃんは、厳しいなあ・・・」
『フフフ』
2人は、お互い意気投合した。
はやて「そう言えば、今日は、なのはちゃんは、一緒とちゃうん?」
フェイト「今日は、平賀さんと一緒に病院だけど・・・もう帰ってきていると思うよ!」
フェイトは、携帯でなのはに連絡しようとした。
その直後
『ああぁぁ・・・・!!いっちゃやだぁぁ・・・・!!』
女の子の泣き声?
ヴィヴィオの泣き叫ぶ声が聞こえた。
『あっ!?』
余りに予想外だった為に、2人は固まった。
しかし、よく聞くと
平賀『ほら、お姉さん達と遊びましょう!?』
福内『だ、大丈夫だからね!?』
と平賀と福内の焦っている声も聞こえた。
すると、一番早く立ち直ったフェイトが
フェイト「えっと・・・何の騒ぎ?」
するとなのはが、困った顔で
なのは『えっと・・・助けて!!』
それを聞いた2人は、なのはが居るブルーマーメイドの寮に向かいながら、状況を聞いた。
病院からヴィヴィオを引き取り、ブルマーの寮の自分の部屋に連れて行き、其処で寮母の愛奈さんに連絡して、ヴィヴィオの事を任せようと仕事に戻ろうとしたが、それに気づいたヴィヴィオがなのはの足にしがみ付いて、泣き叫び始めてしまったのだという。
なお福内だが、平賀がヴィヴィオに顔合わせの意味も兼ねて呼んだのだが、ヴィヴィオの大泣きに、右往左往する事しか出来なかった。
フェイトが携帯を繋げたのは、雅にその直後だったのだ。
ブルーマーメイドの寮、なのはとフェイトの部屋
部屋に到着し、状況を見たはやてが
はやて「エースにも、勝てない事があるんやねぇ!」
と情けない表情を浮かべているなのはを見て、そう告げた。
すると、なのはが
なのは「フェイトちゃん!はやてちゃん!・・・・お願い助けて!!」
なのはは、フェイトとはやてに救援を求めてきた。
それを聞いたフェイトは、足下に転がっていたうさぎのぬいぐるみを持って
フェイト「こんにちは!」
とヴィヴィオに声を掛けた。
ヴィヴィオ「えっ!?」
それは明らかに、慣れた様子だった。
その証拠に、ヴィヴィオに視線を合わせるためにしゃがんでいる。
それを見て、平賀と福内が
平賀「うわぁ!?・・・・フェイトさん、慣れてるわ!!」
福内「本当ね!?」
子供の面倒に馴れているフェイトに驚く。
はやて「フェイトちゃん!・・・面倒見良いからねぇ・・・」
平賀「そうなんですか?」
はやて「昔はお孫さんの面倒も見たそうやし・・・」
福内「へぇ・・・」
2人は、フェイトを見て、感心する。
こうしている間に、ヴィヴィオは泣き止んで、なのはから離れていた。
如何やら、フェイトが説得に成功したらしい。
その後、慌てて寮母の愛奈さんが来て、ヴィヴィオの事を任せ、なのは達5人は仕事に戻る。
横須賀基地、空戦シュミレーション室
此処は、横須賀基地の一部に設けられたGフォースの搭乗員の訓練用空戦シュミレーション室。
訓練に必要な機器や道具は、真霜の許可を得て、設備開発部から必要な物と戦闘データは、空母大鳳からこれまでゴジラ戦で経験で収得した戦闘データを持って来て、慶介の協力で完成した仮の訓練施設。
今日は、なのは達がレベル5の空戦シュミレーションを受けていた。
なのは「じゃ、今日は此処まで!」
『お疲れさまでした!!』
シュミレーション訓練を終えた、なのはが寮に戻ろうとした時
功「高町大尉!!」
後ろから、功が近づいてきた。
なのは「参謀?」
功「准将から至急、指揮官室に来る様にと・・・」
なのは「准将が!何でしょうか?」
功「詳しい事は、行けば分かる。」
なのは「ん・・・分かりました。」
何かと思い、なのはは、基地の指揮官室に赴く。
横須賀基地、指揮官室
指揮官室の部屋は、唯の空き部屋を改造した部屋で中は、必要な机やパソコンが置いてあるだけで大部分は、空母大鳳でやっている為、あまり不要な物は置いていない。
なのはは、指揮官室のドアをノックすると、中から
龍之介「入れ!」
なのはは、指揮官室に入る。
なのは「失礼します!!」
龍之介に一礼をする。
なのは「高町なのは大尉参りました!!」
龍之介「良く来たななのは!」
龍之介は、パソコンの操作を止め、なのはを見る。
なのは「呼ばれた理由は何ですか?」
龍之介「いや、実はな・・・」
龍之介は、要件を言う。
龍之介「この前、春乱などの航空機についての量産の件の事だが・・・」
要件は、この前、真霜達に披露した航空機の件についてだった。
量産については、既に国土安全委員会の幹部から見送られているが、それでもブルーマーメイドの設備開発部で角一機ずつ調査中である。
なのは「はい!・・・確か今は、予備の一機をブルーマーメイドの設備開発部で調査中でしたよね?」
龍之介「そう・・・それでそれを元に矢野主任が設備開発部の協力の元、ハイブリッド試作機を製作するそうだ!」
量産は許可されていないが、一応試作機を製作している。
なのは「もう制作しているんですか?」
龍之介「基本的には、駄目な部分だけを改良するだけで・・・大部分は、こっちで使っている機と保々変わらないらしいだが・・・完成まで時間が掛かる・・・後は、お偉い連中の許可が要るだけだが・・・」
国土安全委員会の許可なしで制作中な為、完成には何年か掛かる。
龍之介「其処で、お前には・・・もし完成したら、テスト飛行をして貰おうと宗谷監督官から要望が合ってな!」
龍之介は、真霜からなのはをテストパイロットとしてテスト飛行を頼まれていた。
なのは「私がですか?」
龍之介「嫌なら別に他の奴にでもさせるが・・・如何だ?」
如何するのか、なのはに問う。
なのは「ん・・・分かりました・・・お引き受けいたします。」
真霜の申し出をなのはは、素直に引き受けた。
龍之介「そうか!・・・じゃ宗谷監督官には、引き受けると言って置くぞ!!」
なのは「お願いします・・・では!」
なのはが指揮官室を出ようとした。
その時
龍之介「待て!」
なのは「はい?」
まだ何かあると、出るのを止められる。
龍之介「平賀監察官から聞いたんだが・・・お前、この間、救助した少女を病院から連れ帰ってきたそうだが・・・」
龍之介は、なのはにヴィヴィオを病院から連れ帰ってきた事を問う。
なのは「あっ!?」
龍之介「如何するんだ・・・その少女?」
龍之介は、なのはにヴィヴィオの今後の事を問う。
なのは「一応、受け入れ先が見つかるまで、私が面倒を見ようと思いまして・・・」
なのは、一応、受け入れ先が見つかるまで面倒を見ようと龍之介に告げる。
龍之介「大丈夫なのか?・・・相手は、まだ幼い子供だろ!・・・面倒が大変だぞ!!・・・第1、任務の時は、如何するんだ?」
確かにまだなのはは若いし、子供の面倒も見た事が無い、それに任務の時には、面倒が見れない時には、如何するんだろうか?
なのは「一応、フェイト隊長もいますから、何とか大丈夫ですし・・・任務の時には、寮母の愛奈さんに預かって貰おうと思いまして・・・」
面倒の方は、フェイトと一緒に面倒を見るし、任務の時には、寮母の愛奈さんに預かって貰う事にする様だ。
龍之介「なら良いが、あまり関わるなよ!・・・別れる時が辛くなるからな!」
それに対して、龍之介は、あまり関わるなと注意する。
なのは「相変わらず心配症ですね!」
龍之介「当たり前だろう!!・・・お前ら飛行機乗りは、一番に死ぬ確率が多いんだ!!」
なのは「ん・・・・」
確かに、なのは達航空士は、一番に死ぬ確率が多い。
何故ならパイロットになる以上、危険は着き物
例えば戦闘で落とされて死ぬ事もあるが、特に上空を飛んでいる時、機械の故障や機の不具合で事故って、死ぬ事が一番多い。
その事は、龍之介も十分知っていた。
なのは「大丈夫です!・・・私は落ちませんよ!・・・絶対に!!」
それに対して、なのはは、自分は絶対に落ちないと告げる。
龍之介「ん・・・もう良い!・・・寮で待っているんだろう・・・早く行ってやれ!」
なのは「ありがとうございます・・・失礼しました!!」
なのはは、指揮官室を後にする。
龍之介「全く・・・薫と次郎と言い!・・・今度はなのはか・・・・頭が痛くなってきた・・・」
更に問題が増えた事に龍之介は頭を抱える。
ブルーマーメイドの寮、なのはとフェイトの部屋
愛奈「そして次は、隣町のパン屋さんに出かけ・・・」
寮では、寮母の愛奈さんがなのはの帰りを待つヴィヴィオに絵本を読んで挙げていた。
『ただいま!!』
ヴィヴィオ「!?」
なのはとフェイトが帰って来た事に気づき、ヴィヴィオは、2人の元に向かう。
なのは「ただいまヴィヴィオ!!・・・良い子にしてた?」
なのはは、ヴィヴィオを抱きかかえる。
すると
なのは「あっ!?」
ヴィヴィオは、突然なのはに抱き付く。
ヴィヴィオ「ん」
如何やらお悧巧に帰りを待っていた様だ。
なのはに抱きついているヴィヴィオをフェイトは、優しく撫でる。
フェイト「ありがとうざいます愛奈さん!」
愛奈「いいえ、ヴィヴィオ良い子にしてましたよ!」
なのは「そうですか!」
その後、なのは、ヴィヴィオ、フェイトの3人は、仲良く食事をする。
ヴィヴィオの方は、食事中やお風呂の時もなのはにべったり懐いている。
宗谷家、リビング
同じ頃、宗谷家の食卓では
龍之介「はぁ~」
龍之介のテンションは物凄く低かった。
頭が痛いせいだろう。
ましろ「真霜姉さん・・・龍之介兄さんやけにテンションが低い見たいだけど、何かあったんでしょうか?」
ましろが真霜に何故、龍之介のテンションが低くいのか問う。
真霜「知らない!」
真霜は、冷たい言葉を言う。
薫「兄さん如何したの?・・・先からテンションが低いけど、何かあったの?」
薫が龍之介に何故、テンションが低くいのか問う。
龍之介「別に何でもない!」
それに対して、龍之介は何でもないと告げる。
薫「そうお・・・何だか難しい顔してたけど・・・」
龍之介「後で話す・・・」
龍之介は後で話すと言って、夕食後、部屋で今日の出来事を薫に話す。
宗谷家、龍之介の部屋
龍之介「と言う事だ!」
薫「つまり、なのはちゃんがその子を引き取ったて事!?」
龍之介「そうだ!!・・・全く、次から次へと問題が起きるから、頭が痛くなる・・・」
薫「それで先、テンションが低かったわけだ!・・・それで、なのはちゃんは、何て言ってるの?」
薫は、それに対して、なのはは、何て言っているのか龍之介に聞く。
龍之介「里親が見つかるまで、面倒を見るそうだ・・・フェイトもいるから大丈夫とは、思うが・・・」
薫「まあ、なのはちゃんの事だから、ほっとけなかったんだよ!」
薫は、なのはがヴィヴィオを引き取った理由は大体分かる。
昔から、なのはが困っている子をほっとけないたちなのは、薫も分かっていた。
薫「それで、何か問題でも?」
薫は、それで龍之介が何を悩んでいるか問う。
龍之介「問題は・・・任務の時になのはを実戦に出せなくなるかもしれない事だ!!」
龍之介が何を悩んでいるか、それは任務の時になのはを実戦に出せなくなるかもしれない事だった。
薫「えっ!?」
それを聞いた薫は驚愕する。
龍之介「お前も分かっていると思うが・・・Gフォース隊員である以上、肉親などの事を考えていたら、任務に支障が起きる・・・最悪の場合、なのは隊長を任務から外す事に成る可能性がある!」
確かにGF隊員である以上、肉親などの事を考えていたら、任務に支障が起きる。
もしそれで殉職したら、他の隊員の士気に関わる。
龍之介は、それを恐れていた。
薫「そんな!?」
龍之介「まだ決まっていないが、本人の状況次第だとそうなるかもしれない。」
薫「ん・・・なのはちゃんには?」
薫は、その事をなのは本人に告げたのか問う。
龍之介「無論本人には、まだこの事は告げていないが・・・だが、いづれは告げなければならないだろう。」
まだ、なのはには告げていないが、いづれは告げなくればならない。
もし、なのはが任務から外れたら、Gフォースの航空戦力は間違いなく半減する。
薫「ん・・・」
薫は、なのはが任務から外れたらと思うとぞっとする気持ちになった。
果たして、なのはは、任務から外されてしまうのか