7月10日
宗谷家、龍之介の部屋
龍之介「ぐぅ・・・ぐぅ・・・」
この日、龍之介は、休暇で部屋で寝ていた。
ついでに部屋の中は、読んだ本や脱いだ服が散乱していた。
実は龍之介は、仕事では、厳格、真面目なのだが、日常生活では、ずぼらで、部屋の中は、何時も散らかっている。
その為、何時も薫に世話を焼かされている。
とは言え、読んだ本や脱いだ服が散乱している中で龍之介は寝ている。
そんな時
ドーン!!
真冬「おーっす龍之介!!」
突然、真冬が龍之介の部屋に入って来て
真冬「いい加減・・・起きろ・・・・!!」
寝ている龍之介の鼻に指を入れて、上へと引っ張る。
龍之介「イテテ・・・・イテぇ・・・・!!」
真冬に鼻を引っ張られ龍之介は、嫌々ながら起こされた。
真冬「起きたか龍之介!」
ボーン!!
真冬「イテぇ!?」
起こされた龍之介に真冬は、頭を殴られる。
真冬「何すんだよ!!」
龍之介「それは、こっちのセリフだ!!・・・人が良い気で寝ていたのに何すんだ!!」
いきなり起こされ、龍之介は腹が立っていた。
宗谷家、真霜の部屋
同じ頃、真霜の部屋でも
真霜「すぅ・・・すぅ・・・」
真霜が部屋で寝ていた。
唯、龍之介の部屋と同じ様に真霜の部屋も読んだ本や脱いだ服が散乱していた。
実は、真霜も龍之介と同じ、仕事では、厳格、真面目なのだが、日常生活では、ずぼらで、部屋の中は、いつも散らかっていた。
その中で真霜が寝ていると
ましろ「姉さん・・・!」
ましろが部屋に入って来て
ましろ「いい加減起きろ・・・・!!それと服は、脱いだら洗濯機!!」
と真霜を起こし、散乱している服や本を片付ける。
まるでましろが真霜の世話役の様だ。
それから数分後
宗谷家、リビング
『ん・・・・』
起こされた両者は、リビングに集う。
真冬「はっはっはっ・・・家では、相変わらずだな真霜姉!!・・・それにしても、お前もずぼらだったんだな龍之介!」
龍之介「もお少し寝かせろ・・・」
真霜「休みの日くらいのんびりしたいの・・・」
全くのだらしなさだ。
ましろ「のんびりとだらしないの違うよ・・・はいお茶!」
ましろは、だらしない真霜に呆れながらお茶を渡す。
真霜「ありがとう。」
ましろ「龍之介さんにも・・・」
ましろは、龍之介にもお茶を渡す。
龍之介「ああ、すまねぇ・・・」
真霜「それにしても・・・皆揃って、休み何て、偶然ね!」
宗谷家全員揃って休みとは、真霜は、珍しく思う。
真冬「母さんは、仕事だけどね!」
母の真雪だけは、仕事で居なかった。
龍之介「薫も休みだが・・・・そう言えば、薫は何所だ?」
龍之介は、休みの薫が居ない事に気づく。
ましろ「薫姉さんなら、図書館に行くって言って、出かけましたよ!」
ましろから薫は、図書館に出かけていたと聞く。
龍之介「図書館に?・・・通りで真冬が起こしに来た訳だ・・・」
龍之介は、何故、薫の代わりに真冬が起こしに来たか大体分かった。
真霜「そう言えば、ましろ!!・・・貴方、受験勉強は、進んでるの?」
真霜は、ましろに横須賀女子海洋学校の受験勉強は、進んでいるのか問う。
ましろ「ま・・・まあ、ぼち、ぼちだけど・・・」
それに対して、ましろは、ぼち、ぼちと答える。
真霜「そう!」
真冬「大丈夫かましろ!!・・・お前は、変な所でミスするからな・・・」
真冬は、ましろの運が付いていない事を知っていた。
ましろ「大丈夫だ!!・・・模擬の結果も良いし、間違っているところは、薫姉さんが教えて貰っているから、心配いらない!!」
ましろは、慌てふきながら心配いらないと言い張る。
真冬「そ、そうか・・・・折角、根性注入してやろうと思ったのに・・・」
如何やら、真冬は、ましろが受験勉強で手こずっているなら、尻に根性を注入し様と思っていた様だ。
龍之介「本人が大丈夫だって、言ってるんだ!・・・此処は、本人の好きな様にさせたら如何だ真冬?」
龍之介は、真冬にましろの好きな様にさせたら如何だと告げる。
真霜「へ・・・・」
龍之介「な、何だよ!?」
真霜「貴方からそんな言葉が出るなんて驚きね!」
真霜は、龍之介に皮肉を言う。
龍之介「如何いう意味だ?」
真霜「別に・・・」
龍之介「相変わらず嫌な奴だな!・・・部屋にいるからな!!」
龍之介は、皮肉を言う真霜に嫌な感じを思いながら自分の部屋に戻る。
ましろ「じゃ・・・私、部屋で勉強しているから・・・」
真霜「頑張ってね!」
ましろ「!!!」
真霜から応援され、ましろは、照れながら自分の部屋に戻る。
真霜「・・・・」
2人がいなくなった後、真霜は、急に顔色を悪くする。
真冬「如何したんだ真霜姉?」
急に顔色を悪くする真霜を真冬が如何したのかと問う。
真霜「ねぇ真冬!・・・私、この前・・・あいつに会ったわ!!」
真霜は、この前、国土交通省で邦夫と会った事を真冬に話す。
真冬「あいつって!?・・・野田か?」
野田っと聞いて、真冬は、態度を変える。
真霜「ん!」
真冬「あいつがまた、何かしてきたのか?」
真冬は、邦夫が真霜に何かをしてきたのか問う。
真霜「んん・・・唯、あいつ・・・私達と山本さん達が同居している事を知っていたわ!!」
真霜は、邦夫が、龍之介と薫が宗谷家に同居しているのを知っていた事を真冬に言う。
真冬「何だって!?」
それを聞いた真冬は驚愕する。
真冬「それで、あいつは何か企んでいるのか?」
真冬は、それで邦夫が何かを企んでいるのか問う。
真霜「それは、無いわ!!・・・今のあいつに何もできるわけないのだから!!」
それに対して、今の邦夫には、何もできないと真霜は推測する。
真冬「そうだよな・・・」
真冬も納得する。
真霜「御免ね真冬!・・・心配かけてしまって・・・」
真霜は、真冬に心配させた事を謝罪する。
真冬「何言ってんだよ!!・・・真霜姉がしっかりしていないとあたし等が上手く動けねだろう!!」
それに対して、真冬は、真霜を激励する。
真霜「うん・・・そうね!」
真冬に激励され、真霜は、笑顔を取り戻す。
真冬「そうだ!?龍之介に助けて貰おうぜ!!」
真冬は、龍之介に助けて貰おうと言うが
真霜「な、何であいつに助けて貰わなきゃならないの!?」
龍之介に助けて貰おうと聞いて、嫌がる。
真冬「嫌なのか?」
真霜「嫌よ!・・・どうせあいつも同じよ!」
真霜は、龍之介が邦夫と同じ人間だと思っていた。
真冬「それは、違うと思うぜ!!」
だが、真冬は、違うと言う。
真霜「えっ!?」
真冬「上手くは、言えねぇけど・・・この前のオバマ救出戦の時・・・あいつの判断が無かったら、あんなに大勢の乗員を助けられていなかったかもしれないんだぜ!!・・・まあ、真霜姉が言う通り!・・・あいつには、嫌な所が有るけど・・・根は良い奴だぜ!!」
真冬が龍之介の良いところを真霜に言う。
真霜「・・・以外ねぇ・・・貴方からそんな言葉が出るなんて・・・」
真霜は、真冬が珍しく龍之介を褒めている事に驚く。
真冬「あたしだって、言う時は、言うんだぜ!!」
真霜に言われ真冬は照れる。
真霜「フフフ」
そんな真冬に真霜は笑う。
真霜(真冬の言う通りかもしれない・・・でも、私は・・・まだ、あいつを信用できない・・・)
真霜は、まだ龍之介の事を信用できていなかった。
横須賀市のとある図書館
一方、薫は、横須賀のある図書館にいた。
薫「やっぱり!?」
薫は、休暇を利用して、この世界に関する歴史書と技術書関連書を読み、我々の世界の歴史とどの辺から違うかを調べていた。
薫「幕末から変わり始めている・・・」
薫が調べった結果、坂本竜馬の暗殺が未遂で防いだ事で、この世界は、平和の筋書きへと変わったのだろう。
自分達の世界では、坂本竜馬は暗殺され、世界は、争いの筋書きへと進んでしまった。
我々の世界に比べれば、この世界は、最も平和な世界だろう。
薫(はぁ・・・前にも思ったけど・・・私達は、この世界で何を求めているんだろう・・・)
美由紀同様、薫もこの世界に飛ばされて、今やブルーマーメイドの傘で動いている。
でも本心は、やっぱり自分達が、この世界で何を求めているんだろうかと悩んでいた。
そんな時
薫「ん?」
薫の目の前で、とある少女が棚の上にある参考書を取ろうと背伸びしていた。
少女「んん・・・・あと、5cm身長が欲しい・・・」
しかし、少女の身長では手が届かなかった。
少女「少し、棚低くしてくれれば良いのに・・・利用する皆が身長高い訳じゃないのに・・・」
文句を言いながら必死に参考書を取ろうとする少女。
すると
―――スッ
少女の後ろから腕が伸び、少女が必死に取ろうとしていた参考書にその腕触れる。
少女「えっ!?」
少女が驚くのは当然だと思う。
少女は慌てて後ろを振り向くと、薫が背伸びをして参考書を手に持っていた。
薫「はい、この本で良い?」
薫が少女に参考書を差し出すが、少女は驚いたまま見上げているだけだった。
薫「違う?」
少女「えっ!?は、はい、すみません、合っています!!・・・ありがとうございます!!」
少女は薫にペコリと頭を下げて礼を言う。
薫「礼は、良いわよ!・・・それよりも・・・貴方が取ろうとしたその本は、高校生向けの海洋関連の難しい本だけど・・・貴方見たいな小学生が見ても分からないわよ?」
少女が取ろうとしていた参考書は、高校生並の海洋関連の本で、少女見たいな小学生が読めるものじゃなかった。
だが、薫は、飛んだ勘違いをしていた。
少女「あの私・・・中学生何ですけど・・・」
何と小学生だと思っていた少女は、中学生だった。
薫「えっ!?」
薫は、それを聞いて驚愕する。
薫は、少女の見た目が小学生並みの身長だったから、雅か、中学生だったとは、思わなかった。
薫「ご、御免なさい!!・・・私、堆、背が低いから、てっきり小学3年生かと・・・」
薫は、少女に謝罪する。
少女「いいえ、大丈夫です!!」
薫「そう!・・・私は、山本 薫!」
少女「私は、岬 明乃です!」
お互いに自己紹介をする。
これが薫と明乃との出会いであった。
2人は、机に座り、お互いに話す。
薫「へ・・・岬さんは、中学3年生なんだ!」
明乃「はい!・・・今日は、受験勉強に来ました。」
薫「そっか!・・・中学3年だから、高校受験は、当然だね!・・・何処を受験するの?」
薫は、明乃が中学3年だと聞いて、何所の高校を受験するのか問う。
明乃「横須賀女子海洋学校です。」
それに対して、明乃は、横須賀女子海洋学校だと答える。
薫「えっ!?・・・じゃ貴方、ブルーマーメイドを目指しているの?」
明乃「はい!」
薫「その身長差で、ブルーマーメイドを目指しているなんて、驚きだわ!?」
薫は、小学生並みの明乃がブルーマーメイドを目指している事に驚く。
明乃「いいえ・・・実は、約束しているんです!!」
薫「約束?」
明乃「私が小学生の時、2人でブルーマーメイドになろうって、約束したんです!!」
明乃は、自分とおさ馴染みの知名もえかとの約束を薫に話す。
薫「なれると良いわね・・・」
それを聞いて薫は、なれると良いわねと明乃に告げる。
明乃「はい!」
明乃は、喜ぶ。
明乃「そう言えば・・・薫さんは、何をしているんですか?」
明乃は、薫の職業を問う。
薫「え~と・・・海上安全整備局で働いているわ!」
明乃「えっ!?」
薫が海上安全整備局で働いていると聞いて、明乃は驚愕しながら
明乃「もしかして、薫さん・・・ブルーマーメイドの人なんですか?」
薫がブルーマーメイドの人なのか問う。
薫「いや、その・・・」
それに対して、薫は、答えられない。
異世界の事やGフォースの事は、極秘になっているので、一般人には、言えない。
なら
薫「そ、そうだよ!!私は、ブルーマーメイドで働いているわ!」
とブルーマーメイドだと素直に認める。
明乃「やっぱり、そうなんですね!」
明乃は、薫がブルーマーメイドだと知り、大いに喜んだ。
憧れていたブルーマーメイドの人と知り合えたのだから
しかし
図書館の係員「すみません・・・他の人の迷惑になるので、大声ではしゃぐのは止めて下さい。」
余りにも大声でわめいたせいか、係員に注意された。
『御免なさい!!』
2人は、係員に謝る。
宗谷家、龍之介の部屋
その頃、龍之介は、部屋で本を読んでいた。
龍之介「・・・・」
先まで寝ていたが、真冬に起こされて、もう寝る事が出来なくなったので、仕方なく部屋で参考書を読む事にした。
龍之介「・・・・」
因みに読んでいるのは、航空関係の本だった。
この前、美由紀が言った通り、龍之介は、かつては、なのはやフェイト達と同じパイロットだった。
その腕は、雅にエース並みで、何れは、トップガンの教官になると思ったが、機体の事故で、僅か1年でパイロットとしての夢を絶たれてしまったのだ。
龍之介(もし、俺が・・・パイロットとして存命だったら・・・空を飛び続けただろうな・・・)
龍之介は、そう思いながら見ていると
真霜「何しているの?」
真霜が部屋に入って来た。
龍之介「ロックもしないで、勝手に入ってくるな!!」
勝手に入って来た真霜に龍之介は怒る。
しかし、真霜は勝手に入って来て、龍之介が読んでいる本を見る。
真霜「へ・・・こんなのを見るなんて・・・やっぱり権藤中佐が言った通り!・・・貴方パイロットだったのね!」
真霜は、この前、美由紀が言ってたのを聞いていたので、龍之介がパイロットとは知っていた。
龍之介「悪いか?」
真霜「いいえ、唯・・・それで、よく艦隊の指揮を取れているものね?」
龍之介「この世界と違って・・・向こうの世界では、航空戦の経験があれば、誰でも指揮を執れる。」
龍之介は、真霜に向こうでの制度を告げる。
真霜「そうなの!?」
それを聞いて、真霜は驚く。
真霜「でも何故、パイロットに?」
真霜は、何故、龍之介がパイロットになったのか問う。
龍之介「・・・憧れだった。」
真霜「えっ!」
龍之介「憧れだったんだ!!・・・小さい頃・・・俺は、国防軍の航空祭で戦闘機が自由に空を飛んでいるのを見て、感動したんだ・・・自分もあんな風に空を飛べたら・・・だから、パイロットになった。」
龍之介は、真霜にパイロットになった理由を言う。
真霜「・・・・」
龍之介「逆に聞くが・・・お前は何故、ブルーマーメイドになった?」
今度は、龍之介が真霜に何故、ブルーマーメイドになったのか問う。
真霜「うちは、代々ブルーマーメイドの家系だったから・・・私もならなければと思って・・・」
龍之介「何だ成り行きか?」
真霜「悪い?」
龍之介「いや・・・むしろお前には、合っているのかもしれない!」
真霜「えっ!?」
龍之介「上手くは言えないが・・・お前には、その才能が有るのかもな・・・」
龍之介は、真霜のブルーマーメイドとしての才能を認める。
真霜「!!!!」
それを聞いた真霜は照れる。
龍之介「それに比べたら俺は、航空戦しか才能が無いからな・・・」
龍之介は、艦船の知識が無い事に悔やむ。
真霜「なら・・・私が教えてあげましょうか?」
龍之介「何!?」
何と、真霜が龍之介に艦船の知識を教えると言い出した。
真霜「その代わり、私にも航空戦の事を教えて頂戴!」
その代償として、航空戦を教える事を条件に着きだして来た。
龍之介「お前が俺から航空戦を教わりたいだと!?・・・如何いう風の吹きまわしだ?」
龍之介は不思議だった。
普通なら、男嫌いの真霜が龍之介を教えるなんて、あり得なかった。
真霜「私だって、航空機の事ぐらい知っとかないといけないし・・・」
真霜は、航空時代の幕開けを予測したせいか、航空機の事を知っとかないといけないと思った。
龍之介「ふ~ん・・・やっとお前もその機になったか・・・だが、俺の教わりは、厳しいぞ!」
真霜「それは、こっちのセリフよ!」
2人は、競い合う。
こうして、龍之介は、真霜から艦船の知識を真霜は、龍之介から航空戦を教わる事にした。
ヴェルニー公園
一方、図書館で出会った薫と明乃は、係員に騒がしいと注意され、もう少し語り合える場所に行こうと図書館を出て、横須賀のヴェルニー公園のベンチで2人と語り合う。
明乃「へ・・・薫さんは、艦長なんですか?」
薫「そうだよ!」
薫は、自分が艦長を務めている事を明乃に話す。
明乃「艦長か!・・・良いな・・・」
それを聞いた明乃は、艦長に憧れを抱く。
薫「岬ちゃんも多分入学したら、艦長になれるかも知れないわよ!」
明乃「でも私は、入学できるか如何か、不安なんです。」
明乃は、横須賀女子海洋学校に入学できるか不安だった。
薫「一生懸命勉強すれば、必ず入学できるよ!!・・・私だって、入学前は、一生懸命勉強したんですもの・・・だから、諦めないで!」
そんな明乃に薫は、勇気づける。
明乃「はい!」
その後、日が落ち始め、それぞれ帰途に着く。
薫「また何所かで会えると良いわね!」
薫は、明乃と再会できる事を楽しみにした。
宗谷家
薫「ただいま!!」
薫は、宗谷家に帰宅する。
そのまま、部屋に戻ろうとした時
薫「ん!?」
龍之介の部屋から騒がしく声が聞こえてきた。
薫は、恐る恐る部屋を覗くと
薫「あっ!?」
何と龍之介が真霜から何かを教わっているではないか
薫は、よく見ると
如何やら艦船の知識を真霜から教わっている様だ。
だが、今度は、真霜が龍之介に何かを教わっている。
こっちの方は、航空戦の様だ。
薫(珍しい!?・・・あんだけ兄さんを毛嫌いしていた真霜姉さんが、お互いに知識を交換してるなんて・・・)
薫は、2人がお互いに知識を教わっている事に驚いていた。
普通ならそんな事はあり得ないのに、これは、如何いう事なのか、2人が仲良くなっている。
薫は、邪魔せず、そのまま部屋に戻る。
宗谷家、脱衣所
薫「ましろちゃん!!」
ましろ「か、薫さん!?」
ましろは、お風呂に入ろうと服を脱いでいたら、突然、薫が入ってきた。
ましろ「如何したんですか?」
薫「今日は、ましろちゃんと一緒に入ろうと思って・・・」
ましろ「は、はあ・・・」
薫と一緒に入る事になったましろは、服を脱いでいる時、薫の大きな胸を見て、思わず自分の胸を見つめてしまう。
まあ、ましろは、まだ成長期だから何れ薫と同じぐらいになるかもしれない。
宗谷家、風呂場
薫「ましろちゃん、背中洗ってあげる。」
ましろ「良いです、自分でできますから・・・」
薫「良いから!良いから!」
薫の言葉に負け、背中を洗って貰う事になった。
背中を洗っている時
薫「ねぇ!・・・ましろちゃんは、ブルーマーメイドを目指しているんだよね?」
ましろ「当たり前です!!・・・私は、その為に勉強をしているんですから・・・」
薫「そうだったね!」
ましろ「如何したんですか?・・・急にそんな分かり切った事を聞いて・・・」
薫「別に何でもないわ!」
薫は、ある事を考える。
薫(もしかしたら、ましろちゃんと岬ちゃんが一緒になったりして・・・・・・考え過ぎかな・・・)
薫は、雅か、ましろと明乃が入学したら、クラスが一緒になるかも知れないと思った。
だが、それが現実になるとは、薫は予測もできなかった。