ハイスクール・フリート Gフォース   作:首都防衛戦闘機

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第27章 宗谷家での生活 4

訓練から数日後

 

10月10日

 

宗谷家、ましろの部屋

 

ましろ「・・・・」

 

薫「そう・・・それで良いわよ・・・」

 

薫は、ましろの受験勉強を手伝っていた。

 

横須賀女子海洋学校受験まで、あと3ヶ月。

 

薫「ん、良いわ・・・この点数を見る限り・・・ましろちゃんは横須賀女子海洋学校に入学出来る事が保々確実になったわね!」

 

ましろ「あ、ありがとうございます。」

 

ましろは、あのブルーマーメイドフェスタ―の一件以来、受験勉強を熱心に励み、その成果が実り何とか、入学出来る程の成績に上がる事が出来った。

 

薫「礼は良いわ!それにしても、よく此処まで頑張ったわね!」

 

ましろ「あっ、はい!」

 

ましろは、嬉しそうな表情をするが

 

薫「でも、これで安心しちゃ駄目だよ!」

 

ましろ「えっ!?」

 

薫「あんまり安心していると肝心な所でましろちゃんは手を抜いてしまうんだから、安心しちゃ駄目!」

 

薫は、ましろがいつもついていない事は知っていたので、本番の時に手を抜く可能性がある為、あえてましろを安心させなかった。

 

ましろ「ん・・・」

 

薫の厳しさにましろは暗い表情をする。

 

薫「まあ、受験まで、あと3ヶ月・・・取り合えず、このまま予習を続ける事・・・良いわね!」

 

ましろ「はい!」

 

気を取り直して、ましろは受験勉強を続ける。

 

邪魔にならない様に薫は、自分の部屋に戻ろうとした。

 

その時

 

ピン・・・ポ・・・ン・・・!

 

呼び鈴が鳴り

 

薫「誰だろう?」

 

誰か来たと知り、薫は玄関に向かう。

 

宗谷家、玄関

 

ピン・・・ポ・・・ン・・・!ピン・・・ポ・・・ン・・・!

 

薫「はい、はい、今開けます!!」

 

玄関の戸を開けると

 

次郎「よ~う薫!!」

 

薫「次郎君!?」

 

来たのは次郎だった。

 

薫「如何したの次郎君、今日は休みじゃなかったの?」

 

次郎「実は、准将に漫画本を借りに来たんだけど・・・」

 

如何やら、龍之介から漫画本を借りに来た様だ。

 

薫「ああ、そうなんだ・・・・でも、御免なさいね!・・・兄さん今お出かけ中なの!」

 

だが残念な事に、肝心の龍之介は外出中だった。

 

無論、真霜も一緒に出かけている。

 

龍之介と真霜が付き合っている事は、薫以外は内緒にしている。

 

その為、次郎にはあえて言わなかった。

 

次郎「そうかあ、准将居ないのか・・・じゃ、またにするよ!」

 

龍之介が居ないなら、帰る事にしたが

 

薫「あっ待て!・・・折角来たんだから、上がって行って、本ぐらいなら、別に勝手に持ち出していいから!」

 

折角、来たんだから、上がって行くよう薫は、次郎に告げる。

 

次郎「い、いや、それは不味いだろう!!・・・いくら何でも准将の部屋に勝手に入ったら・・・」

 

確かに龍之介は、次郎の上官。

 

そんな上官の部屋に勝手に入ったら、怒られるだろうと次郎は思った。

 

薫「大丈夫だよ、それぐらい・・・どうせ兄さんは、次郎君には何も文句は言わないから・・・」

 

まあ、龍之介は、次郎の事は嫌っていないから、勝手に部屋に入っても大丈夫だろう。

 

次郎「ん・・・そうか・・・じゃ、上がらせて貰うぞ!!」

 

薫のお言葉に甘え、家に上がる。

 

次郎「それにしてもデカイな宗谷家は・・・ん?」

 

デカイ家を見て、驚いていると向こう側からこっちを見ているましろに気づく

 

次郎「なあ薫、あれ誰だ?」

 

薫「ああ、この子は、宗谷ましろ!・・・真霜姉さんと真冬の妹さんよ!」

 

ましろ「宗谷ましろです。」

 

ましろは、次郎の前で自己紹介をする。

 

次郎「ええ!?あの真冬の妹か!?」

 

薫「そうだよ!」

 

ましろが真霜と真冬の妹だっと知って、驚く次郎。

 

次郎「嘘だろう!?あの真冬に、こんな可愛い妹が居るなんて、信じられねえ!?」

 

確かに長女の真霜は兎も角、次女の真冬にこんな可愛い妹が居るとは、誰も思わないだろう。

 

ましろ「ん・・薫さん、この人誰ですか?」

 

それを聞いたましろは、少し不機嫌そうな顔で次郎を見る。

 

薫「ああ、この人わね!・・・私の仕事の同僚の小沢次郎君!」

 

次郎「小沢だ、よろしくな!!」

 

ましろ「えっ!?・・・薫さんの同僚と言うとブルーマーメイドの人ですか?」

 

次郎「まあ、そう言う事になるな!」

 

次郎が薫と同じ部署だと知って、驚いた表情をする。

 

ましろ「ブルーマーメイドは、女性部署の筈じゃ?」

 

薫がブルーマーメイドである事は、ましろは、知っているが次郎も入っている事は知らない、しかも男がブルーマーメイドに入っている事に可笑しいと思うましろ。

 

薫「あっ!?それは、その・・・あっ、そうだ!?ましろちゃん試験勉強の予習遣らないと・・・」

 

ましろ「ええ、でもまだ、話が・・・」

 

薫「良いから、早く勉強しないと・・・落第するわよ!」

 

ましろ「が~ん・・・・!!は、はい!・・・も、戻ります!!」

 

落第すると聞いて、ましろは、自分の胸に矢が刺さった様な不安が露になり、急いで自分の部屋に戻る。

 

流石にましろには、龍之介達Gフォースの事は言えない。

 

その為、あえてキツイ言葉で誤魔化した。

 

次郎「相変わらず、お前怖いな・・・」

 

キツイ言葉を言う薫に怖がる次郎。

 

薫「兄さんの部屋は2階上がって、直ぐ向こうだから、次郎君もさっさと行きなさい!」

 

睨み顔で告げる。

 

次郎「は、はい!」

 

薫に睨み顔で言われたら、流石に次郎も従うしかない。

 

次郎は、2階に上がり龍之介の部屋に向かう。

 

薫「さて・・・私は、と・・・」

 

薫は、自分の部屋に戻る。

 

宗谷家、龍之介の部屋

 

次郎「失礼しま~す!勝手に入りま~す!」

 

次郎は、龍之介の部屋に入り、本が並べている棚に向かう。

 

次郎「え~と、ここらへんの筈だが・・・・・・有った!!」

 

棚から目的の本を取り出す。

 

漫画のタイトルは、SF漫画のクラッシャージョウ。

 

次郎「有った、有った!!」

 

目的の本が有った事に喜ぶ。

 

しかし、次の瞬間

 

次郎「えっ!?・・・・わぁ・・・・!?」

 

ズドーン!

 

宗谷家、薫の部屋

 

薫「な、何!?」

 

突然、もの凄い音が鳴ったのを聞いて、薫は、急いで龍之介の部屋に向かう。

 

そして、ドアを開けると・・・其処には・・・・

 

宗谷家、龍之介の部屋

 

薫「な、何しているの次郎君?」

 

薫が見たのは、本棚から落ちてきた本の山に埋もれた次郎の姿だった。

 

次郎「う・・・う・・・」

 

如何やら、本を取りだしたのは良いが、その瞬間、棚に収まっていた全部の本が一斉に次郎の前に落ちてきて、流石の次郎も避けられず、本の下敷きになった。

 

薫「ああ、大丈夫?」

 

次郎「だ、大丈夫・・・少しドジった!」

 

薫は、仕方なく、本に埋もれた次郎を救出して、それから散らばった本を元の棚に戻す。

 

次郎「いや、薫が手伝ってくれたお陰で元通りだ。」

 

薫「気にしなくて良いよ・・・次郎君は、この前の訓練で助けてくれたじゃないの!」

 

次郎「ああ、そうだったな・・・」

 

この前の訓練を思い出していると

 

薫「次郎君・・・えい!?」

 

薫は、次郎にいきなり抱き付く。

 

次郎「な、何だよ薫!?・・・いきなり抱き付いてきて?」

 

いきなり抱きつかれ、戸惑う次郎。

 

薫「だ~て、こういう事したかったんだもん、フヒヒヒ・・・」

 

実は、薫は、以前、龍之介と真霜の快楽を見て、そろそろ自分も次郎と快楽がしたくなったのだ。

 

だが

 

次郎「いや、こういう事をされても・・・」

 

薫「何よ!次郎君こういう事されるの嫌なの?」

 

薫は、不機嫌そうな顔をするが

 

次郎「いや、そうじゃなくて・・・」

 

薫「じゃ何?」

 

次郎「唯・・・・こういう事をするなら・・・場所を変えた方が良いんじゃないのかなって・・・」

 

次郎は、薫との快楽が嫌だった訳じゃない、唯、場所が悪かった。

 

薫「えっ・・・・・・そうか!・・・此処は、兄さんの部屋だった。」

 

薫は、辺りを見渡すと、此処が龍之介の部屋である事を思い出す。

 

薫「じゃ、私の部屋に行こうか?」

 

次郎「ああ、それが一番だな・・・」

 

2人は、薫の部屋へと移動する。

 

宗谷家、薫の部屋

 

薫「此処なら、問題ないでしょ・・・キャア!?」

 

いきなり次郎に後ろから抱き付かれ、そのままベッド直行した。

 

薫「な、何するのよ!?」

 

いきなり抱き付かれ、驚愕する薫。

 

次郎「何って!?お前だって仕様としたじゃないか?」

 

薫「それはそうだけど、いきなりは卑怯よ!!」

 

次郎「何言ってるんだよ!こういう事に卑怯も何もないぜ!」

 

確かに今から仕様とする事に卑怯も何もない。

 

次郎「何なら止めるか?」

 

今ならまだ止められる。

 

しかし

 

薫「ううん、やる!此処で止めたくない!!」

 

次郎「じゃ覚悟しろよ!・・・今さらこんな嫌な奴と一緒になるなんて事を・・・」

 

薫「別に次郎君は、そんな嫌な奴じゃないし、そんな次郎君、私好きだよ!」

 

次郎「え、本当に?」

 

薫「本当よ・・・んっ」

 

次郎「んっ!?」

 

薫は、次郎に迫り、次郎の唇を奪う。

 

『ちゅっ‥‥んんっ‥‥んむっ‥‥』

 

口付けを終えたら、薫は、突然、着ていた服を脱ぎ始めた。

 

次郎「な、何やってるんだ薫!?」

 

薫「何って、快楽する時、服が邪魔でしょ!」

 

次郎「それは、そうだけど・・・」

 

薫「ほ~ら、次郎君も服を脱ぐ!」

 

次郎「えっ!?いや、でも、俺は?」

 

薫「つべこべ言わずにさっさと脱ぐ!」

 

次郎「は、はい!」

 

薫に言われ次郎は服を脱ぐ。

 

そして、お互い生まれた姿のまま、ベットに寝転がる。

 

次郎「ん・・・」

 

次郎は、薫の胸を見て、恥ずかしそうな顔をする。

 

そんな次郎を見た薫は、次郎の手を

 

ムニャ!

 

自分の胸に当てる。

 

次郎「な、何するんだよ薫!?」

 

薫「だって、戸惑っている見たいだから、その気にさせたのよ!」

 

これは、雅に真霜が龍之介に媚薬を飲ませた事と同じ、いや、それ以上に次郎をその気にさせている。

 

次郎「ん・・・」

 

最早、返す言葉も無く。

 

そして、龍之介が真霜にした様に次郎も薫の乳房を責め、薫は、真霜見たいにけたたましい叫び声を上げず、次郎は責め立てる。

 

今度は、薫が次郎を仰向けにして、その上に乗り、責め立てた。

 

そのような状態が、しばらく続き、やがて、快感を味わった。

 

数十分後

 

しばらくして、お互いに脱いだ服を着る。

 

次郎「それにしても、お前、俺に責められても、あんまり悲鳴出さなかったな・・・」

 

薫「だって、あんまり悲鳴を出すと、隣で勉強中のましろちゃんにばれちゃうでしょう。」

 

確かに悲鳴何か上げたら、隣で受験の勉強中のましろに感づかれる恐れがあった為、薫は、あえて悲鳴を出さず、我慢して、一気に絶頂した。

 

次郎「それもそうだな・・・」

 

次郎も納得する。

 

それから数時間後

 

宗谷家、玄関

 

真霜「ただいま!」

 

時刻は、もう夕方で、龍之介と出かけていた真霜が帰って来た。

 

薫「お帰りなさい!!」

 

真霜の帰りを夕食仕度中の薫が出迎える。

 

真霜は、玄関辺りを見渡し

 

真霜「・・・今・・・誰も居ない?」

 

気づかれない言葉で薫に聞く。

 

薫「大丈夫!今ましろちゃん以外誰も居ないよ!」

 

薫の言葉を聞いて

 

真霜「ふぅ・・・大丈夫よ!」

 

後ろに合図をする。

 

そして、門の影から龍之介が現れ

 

龍之介「・・・はぁ・・・よし!」

 

龍之介は、玄関に入り周りを見て、誰も居ない事を確認してから家に入った。

 

龍之介「あれ、誰か来ていたのか?」

 

龍之介は、リビングに空になった湯のみとお菓子が置いてあった事に気づき誰か居た形跡があった事を視認する。

 

薫「ん、先まで次郎君が居たよ!」

 

薫は、次郎が来た事を龍之介に報告する。

 

しかし、あの事は、龍之介には黙る事にした。

 

龍之介「そうか・・・で次郎は?」

 

薫「それが・・・ほんの少し前に帰えちゃって!」

 

龍之介「何だよ、もう少しゆっくりしていれば良かったのに・・・」

 

真霜「多分、向こうもそんなに長く居ては駄目だと思ったんじゃない!」

 

薫「そうだと思いますよ・・・それに今次郎君が居たら、兄さんと真霜姉さんの関係がばれちゃうんじゃないの・・・」

 

『確かに…!!』

 

2人は納得する。

 

真霜「それより、今日の夕食は何?」

 

薫「うぬ、今日は、私なりにアレンジした特性野菜シチューです!!」

 

今日の夕食は、薫がアレンジした野菜のシチューだ。

 

龍之介「野菜シチューか、あんまり好きじゃないんだよね・・・」

 

真霜「指揮官たるもの何を言ってるの!好き嫌いは駄目よ!」

 

好き嫌いする龍之介を指導する真霜。

 

龍之介「お前は、俺の先生かよ真霜?」

 

真霜「あら、私は、貴方の恋人なんだけど・・・」

 

龍之介「ん・・・・」

 

龍之介は、真霜に負けてしまい。

 

真霜は、笑う。

 

龍之介(とんでもない恋人を持ったもんだ俺は・・・)

 

今さら後悔しても遅い、龍之介は唯笑う。

 

しかし、その光景を隅こで見ている者がいた。

 

ましろ「ん・・・・」

 

それからしばらくして、真雪と真冬が帰宅し、夕食をとる。

 

夕食の席の中、ましろは、龍之介と真霜を見て、

 

ましろ(真霜姉さんは、龍之介兄さんと付き合っているのかな?)

 

如何やら、宗谷家の中で龍之介と真霜の関係に気づいた者が出た様だ。

 

ますます隠せなくなる。

 

その間に次郎と薫は、ますますな関係になるだろう。

 

 

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