1月5日
諏訪大神社
龍之介「うう・・・寒いな!」
真霜「そうね・・・」
寒い中、龍之介と真霜は、諏訪大神社の石段を上っていた。
初詣から5日も過ぎていた為、神社には参拝する客もいない。
雅に今参拝に来ているのは、龍之介と真霜の2人だけである。
石段を上がり、神社に参拝する。
参拝後、龍之介は、おみくじを買おうと、神社の隣の売店に行く。
龍之介「すいません!!」
龍之介は、ちょうど当番であった八木鶫に声を掛ける。
鶫「はい、何か?」
龍之介「おみくじを二つください!!」
鶫「あっ、おみくじ二つですね!」
鶫は、おみくじ二つを龍之介に渡す。
龍之介は、お金を渡し、おみくじ二つを受け取り、そのまま真霜の所に戻る。
鶫「カップルでの初詣かな?・・・随分と遅い初詣だね!」
鶫は、龍之介と真霜を見て、随分と遅いカップルの初詣だっと思った。
おみくじを買った龍之介は、一つを真霜に渡し、恐る恐るおみくじを開く。
開くと、2人とも小吉だった。
おみくじの下には、災厄と功運の両方が降りかかると書かれていた。
如何いう意味か2人には全く分からなかった。
その後、2人は、上の裏山へと更に石段を上がる。
真霜「・・・・」
石段を上がる途中、真霜は、ある事を思い出す。
真霜(此処に来るのは、何年振りだろう・・・お母さんの引退の時以来かな・・・)
真霜が思い出に浸っていると龍之介は、ふっと止まり真霜の方を向く
龍之介「如何した?」
真霜「あっ!?うんうん、何でもないわ!」
龍之介「そうか、まだ先は長い・・・行くぞ!」
真霜「ええ!」
2人は、改めて、石段を上がる。
石段を上がり、裏山の頂上に着く。
頂上に着いた龍之介と真霜は、其処から横須賀の風景を見る。
龍之介「良い眺めだな!」
真霜「ええ!」
龍之介「なあ、真霜!」
真霜「何?」
龍之介「俺は、Gフォースを解散させる。」
真霜「か、解散!?」
突然、龍之介は、真霜にGフォース解散を言い出す。
真霜「何で?」
突然、解散を言いだし、理由を問う。
龍之介「もうこの世界に俺達Gフォースは無用の長物だ!・・・解散して、隊員や艦船をブルーマーメイドやホワイトドルフィンに編入させる。」
ゴジラも居ない世界にGフォースが有っても仕方がない。
いっそ解散して、乗員や艦船をブルーマーメイドやホワイトドルフィンに編入させる。
しかし、真霜は
真霜「でも、貴方は如何するの?」
Gフォースが解散したら、指揮官である龍之介は如何なるのであろう。
真霜は、それを気にしていた。
龍之介「さあな・・・・俺的には、真雪さんが新しく開校する航空士の育成校の教官になろうと思っているんだが・・・まだ分からない・・・だが、俺には、まだやる事がある。」
以前、真雪が龍之介に航空士の育成校の創設を検討していると言った。
その時、育成校に必要な航空士を教官として派遣してほしいと言われ、龍之介は、自ら、志願しようと考えていた。
龍之介も元は、パイロット。
パイロットとしての経験は、十分にある。
だが、その前に龍之介には、まだやる事があった。
真霜「何、やる事って?」
龍之介「白鳳の処分だ!・・・あれだけは廃棄しなければならない!!」
そう龍之介達が保有する白鳳の事だ。
あれだけは、龍之介達の手で処分しなければならない。
真霜「あの凄い艦を破壊するの?」
龍之介「真霜!・・・お前、こう思った事はないか?・・・自分に突然、世界を動かす力が手に入った時、その力を思うがままに使いたいと思った時があるだろう。」
真霜「わ、私は、そんな事・・・・」
龍之介「例えばだ!・・・・だが、そんな力など持ってても意味がない。」
真霜「えっ!?」
龍之介「いくら力を持っていても、同じ過ちを起こす・・・だから、持ってても何の意味がない・・・人間は、自然に生きなきゃいけないんだ。」
以前、龍之介が真霜達に白鳳を見せた時、龍之介は、真霜達に使い方を誤ればこれらの技術は世界を滅ぼす事もあると言った。
その言葉通り、白鳳の存在は、既に日本の総理だけじゃなく、アメリカの大統領にまで影響を及ぼしている。
だから、龍之介は、Gフォースを解散する場合、白鳳を完全に破壊する。
この世界に白鳳の様な技術はいらない。
龍之介は、そう決めていた。
真霜「ん・・・」
それを聞いて真霜は、不安な顔をする。
龍之介「そんな顔をするなよ!・・・別に直ぐ解散する訳じゃないんだ・・・それに解散したら、薫やはやて達がお前の部下になるんだぞ!!・・・まあ、権藤中佐は嫌がるだろうし、参謀や次郎は、ホワイトドルフィンに行くだろうが、お前的には良い事じゃないか?」
解散すれば、薫やはやて達は、ブルーマーメイドに編入するだろう。
美由紀は、拒否するだろうし、功や次郎は、ホワイトドルフィンに行くだろう。
真霜的には、嬉しい事であるが
真霜「い、良い事じゃないわ!!」
しかし、真霜は怒る。
龍之介「真霜!?」
真霜「貴方は、勝手に無用の長物だと言うけれど・・・私には、必要な部隊よ!・・・例え、ゴジラが居なくても、貴方達は、今まで私達を助けてくれたじゃないの!!・・・それなのに解散する何て、私は反対よ!!・・・解散なんてさせない!!・・・貴方は、まだやれる!・・・あきらめちゃ駄目よ!!」
真霜は、龍之介が勝手にGフォースを無用の長物だと解散させようとしている事に怒っていた。
今までいろいろしてくれたのに、いきなり解散させるなんて、龍之介は、まだやれる。
それなのに簡単に諦めるのを真霜は、許さなかった。
龍之介「お前・・・其処まで、俺を・・・」
龍之介は、真霜の事を全く分かっていなかった。
真霜「だから、貴方の部隊は今でも必要なの!解散なんてしないで!!」
改めて、龍之介に解散をしないでと訴える。
龍之介「・・・はぁ・・・お前に言われたら、逆らえないな・・・」
それに対して、龍之介は、思い留まる事にした。
龍之介「だがな、何れは解散しなければならない・・・その時は・・・」
真霜「分かってる・・・その時は・・・」
何れは、解散を宣言する。
その時は、真霜は、龍之介の要求どおりする。
だが、それは永遠に無いかも知れない。
横須賀市街
その後、裏山を降り、諏訪大神社を後にした龍之介と真霜は、横須賀の街をぶらぶらしていた。
真霜「ねぇ龍之介!」
龍之介「何だ?」
真霜「気分転換に何所か寄らない?」
流石に難し話をした後だから、気分を変えようと何所かえ寄る事にした。
龍之介「それなら、さかくら総本家にでも行くか?・・・薫から聞いた話じゃ・・・あそこの和菓子は美味しいらしい。」
真霜「ええ!」
2人は、さかくら総本家へと向かう。
しかし、向かう途中の交差点で、ある2人組がいた。
平賀「はぁ・・・もう1年か・・・」
福内「今年は、随分忙しかったわね・・・」
平賀と福内は、休暇で横須賀の街をぶらぶらしていた。
平賀「ねぇ、のりりん?」
福内「何、ともちゃん?」
平賀「私ら、いつになったら、結婚できるんだろう?」
福内「えっ!?・・・そんなのいきなり言われても・・・」
平賀「だって、私の友達、此間結婚したんだよ!・・・それなのに、まだ私ら、男すら出来ていないし・・・このまま取り残されるかも・・・のりりん如何したら良い?」
如何やら、平賀は、知り合いに先をこされ、自分は、このまま取り残されるかもと悩んでいた。
福内「そんな事、私に聞かないでください!!・・・全くともちゃんは、変な事を・・・・えっ!?」
平賀「如何したのともちゃん?」
悩みを聞かされ福内は、受け流そうとした時、反対側の歩道である人物を目撃する。
福内「あ、あれ・・・・宗谷監督官じゃ?」
平賀「えっ?」
福内に言われ平賀は、その方向を見ると
平賀「ほ、本当だわ!?」
反対側にいる人物が真霜だと認識した。
福内「そ、それに隣に居るのは・・・」
『山本監督官!!』
更に隣を歩いているのが龍之介だと認識する。
2人は、偶然にも龍之介と真霜がデートしているのを目撃してしまったのだ。
それを見た2人は、後を付ける事にした。
2人は、さかくら総本家に入り、平賀と福内は、2人に気づかれない様にドアの向こう側から様子を伺う。
平賀「宗谷監督官と山本監督官・・・デートかな?」
福内「そうだと思うわ・・・信じられないけど・・・」
龍之介と真霜がデートしている光景は、2人には、信じられなかった。
それもその筈、仕事場では、あまり関係など話さず、普通にしているから分からなかった。
それからしばらくして、2人がさかくら総本家から出る。
平賀と福内も気づかれない様に後を付ける。
横須賀市、ヴェルニー公園
2人は、横須賀の海が見えるヴェルニー公園のベンチに座り、お互いに和菓子を食べながら話をする。
その光景を平賀と福内は、草むらからの隅っこで見ていた。
福内「やっぱりデートだわ!?」
平賀「宗谷監督官と山本監督官はできってたんだ!?」
龍之介と真霜の関係がこれで明らかになった。
それから、3日後の事だった。
横須賀ブルーマーメイド庁舎
BPF隊員達内で『宗谷真霜が山本龍之介と付き合っていると』と言う噂があっという間に広がってしまった。
当然、その事は、真霜本人の耳にも入り
BPF隊員「山本監督官とは、どこまでいったんですか?」
BPF隊員「如何やって、山本監督官を口説いたんですか?」
とBPF隊員達に責められる。
真霜「そんなの関係ないでしょ!!・・・貴方達、仕事は、如何したの?・・・持ち場に戻りなさい!!」
真霜は、彼女達を追っ払う。
真霜「全くもう・・・それにしても私と龍之介の関係を如何やって知ったの?」
真霜は、噂の根源が平賀と福内とは知らない。
そして、龍之介の方でも
横須賀基地
次郎「ま、マジかよ!?」
はやて「本当よ!・・・平賀さんと福内さんから聞いたの・・・此間、准将と宗谷監督官が一緒に歩いとるのを見たんやって!」
次郎「信じられねえ、あの准将と宗谷監督官が!?」
なのは「本当!」
フェイト「ビックリだよね!」
ブルーマーメイドと同様、Gフォース内でも噂が広まっていた。
薫「如何したの、皆揃って?」
4人が話してる時、後ろから薫が声を掛けてきた。
次郎「薫?」
薫「何を話してったの?」
はやて「薫先輩、知ってましてん?」
薫「何を?」
はやて「准将と宗谷監督官が実は、密かに付き合っとったて言う事を・・・」
薫「げっ!?だ、誰がそんな事を?」
はやてから話を聞いて、薫は驚愕する。
何故なら、薫が秘密にしていた事が皆にばれてしまったからだ。
ともあれ、薫は、噂の元を問う。
次郎「此間、交差点辺りで平賀と福内が目撃したらしい。」
薫「ハハハ・・・そうなんだ・・・」
(やばい!!)
噂の元が平賀と福内だと知り、もう真霜の部署でも噂になってるだろうと思った。
薫の予測通りである。
薫「あっ、ちょっと私、用事を思い出したから・・・じゃあね!」
薫は慌てて、その場を去る。
次郎「何だあいつ?」
『ん?』
慌てて去る薫に4人は頷く。
美由紀「ん・・・・」
そんな次郎達を隅っこで美由紀が睨んだ目付きで伺ていた。
横須賀基地、指揮官室
薫「兄さん!!」
薫は慌てて、龍之介が居る指揮官室に入る。
龍之介「な、何だ薫!?慌てて入ってきやがって・・・ノックぐらいしろ!!」
ノックをせず慌てて入ってきた薫に龍之介は、怒鳴るが
薫「それど頃じゃないよ!!大変よ兄さん!!」
龍之介「そんなに焦って如何した?」
薫は、少し落ち着いてから話す。
薫「此間、真霜姉さんと初詣に行ってたよね?」
龍之介「ああ、それが如何したんだ?」
薫「実は、その事が皆で噂になってるわよ!!」
龍之介「な、何!?」
薫から此間の事が噂になっている事を聞いて、龍之介は驚愕する。
龍之介「な、何で知ってんだ!?」
龍之介は、噂の元を問う。
薫「如何やら、平賀さんと福内さんが目撃した様なの!」
龍之介「えっ!?・・・と言う事は・・・真霜の部署でも?」
薫「当然、噂になってるかも・・・」
真霜の部署でも噂になってる事を聞き、龍之介は愕然とした。
龍之介「あぢゃ・・・如何すれば良い?」
愕然とした龍之介は、如何すれば良いか、薫に聞くが
薫「そんなの私に聞くより、直接、真霜姉さんに聞いて見たら、携帯で!」
龍之介「ああ、そうだな!」
龍之介は、携帯で真霜に電話をする。
横須賀ブルーマーメイド庁舎、真霜の執務室
一方、噂をする連中を追っ払った真霜は、執務室で書類仕事をしていたが、途中で携帯が鳴り、ポケットから出すと
真霜「あれ、龍之介からだわ!?・・・何だろう?」
画面に山本龍之介と出ていたので真霜は、恐る恐る出て見ると
真霜「はい、もしもし!」
龍之介『もしもし、真霜か?』
真霜「如何したの急に掛けて来て?」
龍之介『実は・・・お前の所で、俺達の関係が噂なっていないか?』
真霜「えっ!?もしかして、貴方の所でも?」
龍之介『ああ・・・今薫から聞いたところだ!!・・・不味い事に成なった!・・・如何しよう?』
真霜「如何するって・・・取り合えず何所か落ち着いた場所で話しましょう。」
龍之介『そ、そうだな、じゃお昼に此間のヴェルニー公園で如何だ?』
真霜「うん、分かったわ!!」
真霜は、携帯を切り、仕事に戻る。
しばらくして、お昼になり、真霜は、誰にも気づかれずに執務室を出て、ヴェルニー公園へと向かう。
龍之介も誰にも気づかれずに基地を出る。
横須賀市、ヴェルニー公園
真霜「龍之介!?」
龍之介「真霜!?」
2人は、ヴェルニー公園のベンチに座り、お互いに噂になってる事を話す。
真霜「そう・・・それ程噂に成ってるの?」
龍之介「ああ、お前の所でもそうとう噂になってるな・・・」
真霜「うん・・・部下から色々と質問攻めに遭ったわ!!」
龍之介「最悪だな!・・・如何しよう?」
2人は、如何するのか考える。
そんな中、草むらからの隅っこで見ていた連中がいた。
平賀「2人は、何を話してるんだろう?」
はやて「さあ、此処からじゃ分からへん、もっと近くに寄らんと・・・」
フェイト「これ以上、近くによると見つかりますよ!」
なのは「取り合えず、もう少し近づいて見ようよ!」
何とそれは、平賀とはやて、フェイト、なのはの4人だった。
真冬「くそ・・・龍之介のヤツ!!・・・うちの真霜姉に手を出しやがって!!!」
福内「落ち着いて下さい真冬さん!!見つかったら如何するんですか?」
真冬「くぅ・・・」
更にその後ろには、怒り寸前の真冬がおり、それを抑える福内の姿もあった。
6人は、見つからない様に近づく。
真霜「ねぇ!」
龍之介「何だ?」
真霜「後悔してない?」
真霜は、龍之介に後悔していないのか問う。
龍之介「ん・・・まあ、この前、いきなり媚薬を盛られ・・・抱かれ・・・最後には噂になる・・・俺的には、もうこんなの嫌だね!・・・別れたいよ!」
それに対して、龍之介は別れたいと言い出す。
真霜「そんな・・・」
龍之介から別れたいと言われ、落ち込む真霜。
龍之介「何てね、嘘だよ!!・・・お前と一緒に居て、嫌な事など全くない!・・・むしろお前が居ないと寂しい・・・もし居なくなったら・・・俺は、もう耐えられなくなる!!」
だが、龍之介がさっき言った事は全部嘘で、本当は、真霜とは別れたくなかった。
今、別れたら、龍之介は生きていけない
真霜「龍之介・・・私も貴方が居なくなったら困る!・・・貴方が居なくなったら・・・私は生きていけない!!」
真霜も龍之介と同じ気持ちだった。
真霜「龍之介・・・」
真霜は、龍之介に泣きながら抱きつく。
『!?』
その光景を見た6人は、ビックリする。
龍之介「泣くなよ!!・・・俺は、絶対にお前を裏切らない!・・・これまで同様、俺とお前は、恋人同士だ!!・・・だからもう泣くな!!」
真霜「うん・・・うん・・・」
真霜は、泣きながら頷く。
真霜は嬉しかった。
これまで同様、一緒に居られるのが嬉しかったのだ。
平賀「何だか、宗谷監督官・・・嬉しそうな顔してますね・・・」
福内「そうね・・・」
はやて「准将もええ事を言うね!」
なのは「流石に准将もやるね!」
フェイト「うん!」
5人は、その光景を見て、感動していた。
そして、もう1人、側で感動していた奴がいた。
真冬「ん・・・良く言った!!」
感動のあまり真冬は、草むらから飛び出す。
真霜「ま、真冬!?」
龍之介「お、お前!?な、何で此処に!?」
後ろから、突然出てきた真冬に2人は驚愕する。
真冬「聞いたぞ龍之介!!・・・これまで同様、恋人同士だって!!・・・良く言ったぞ!!・・・龍之介!・・・真霜姉を幸せにしろよ!!」
龍之介「あ、ああ、ありがとう。」
龍之介は、礼を言うが
真霜「ちょっと真冬!!何で貴方が此処に居るの!?」
真霜は、真冬を睨む。
真冬「えっ!?・・・ああ、それは・・・」
真冬は、自分が見つかっている事にようやく気付き戸惑う。
平賀「駄目ですよ真冬姐さん!!」
横から、平賀と福内が顔を出すが
真霜「貴方達!?」
平賀と福内も見つかり、更にはやて、なのは、フェイトまで見つかってしまった。
龍之介「お前らまで何やってるんだ!?」
そのまま6人は、2人の前に正座させられた。
真霜「貴方達!・・・いつから其処に?」
平賀「いや、その・・・・後悔してないって、ところから・・・」
龍之介「そんなとこからかよ!?・・・全くお前ら・・・」
龍之介は呆れてしまう。
はやて「だって、気になちゃって、ねぇ平賀さん!」
平賀「そうです・・・宗谷監督官は、私達の大事な上司です・・・何か遭ったら、私達の責任になります!!」
真霜「だからと言って、盗み聞きは良くないわ・・・反省しなさい!!」
『す、すいません!!』
6人は、それから2人にキツイ説教を受ける事になった。
当然、此処での事は、外部に漏れない様に固く機密にするよう言い渡された。
横須賀基地
その頃、薫と次郎は
薫「遅いな・・・はやてちゃん達!」
薫と次郎は、書類整理をしていた。
次郎「さ、さあな、ハハハ・・・」
薫「次郎君!・・・何か隠してない?」
次郎「な、何も・・・」
薫「そうお、変だけど・・・」
次郎(くそ・・・はやての奴、俺に薫を足止めしろだと・・・無茶苦茶だ!!)
実は、はやてから薫を足止めするよう言われていたが、流石に相手が薫じゃ無理な相談だ。
薫「そう言えば次郎君!」
次郎「な、何だ?」
薫「この頃、ゴジラ捜索で忙しかったから、全然一緒に居られなかったね!」
次郎「そう言えば、そうだな!?」
薫「ああ、次郎君とまたしたいな・・・」
薫は、快楽をしたいと言いだす。
次郎「お前、こんな時に言う事か?」
次郎は、驚愕する。
薫「こんな時だからこそしたいのよ!」
次郎「ああ、分かった分かった・・・そのうちにな!」
薫「やった!!絶対だよ!」
次郎「ああ、二言はない!」
次郎は、空しく承諾する。
龍之介と真霜、そして、薫と次郎の恋は進んでいる。
だが、龍之介と真霜の関係に複雑する者がいた。
横須賀基地、指揮官室
しばらくして、龍之介は、指揮官室で書類仕事をしていた時
美由紀「失礼します!」
龍之介「ん?」
美由紀が突然、指揮官室に入って来た。
龍之介「何か要か権藤中佐?」
突然入って来た美由紀に何か要かと尋ねると
美由紀「准将!・・・本当なんですか!」
龍之介「何がだ?」
美由紀「宗谷監督官との関係・・・本当なんですか?」
美由紀は、龍之介に真霜との関係が本当なのか問う。
龍之介「その事か・・・本当だ!」
それに対して、龍之介は素直に認めた。
美由紀「ん・・・そうですか・・・その件に関しては、私は何も言いません・・・ですが!!・・・私達を裏切る様なマネはしないでください!!・・・私が言いたい事は、それだけです。」
素直に認めた龍之介に美由紀は責せず、唯一言、自分達を裏切る様なマネはしないで欲しいと告げた。
龍之介「心配するな権藤中佐!・・・俺は、仲間を裏切る様なマネはしない!・・・絶対にな!!」
それに対して、龍之介は、絶対に裏切らないと約束する。
龍之介「それに・・・宗谷監督官は良い奴だ!!・・・俺は、あいつを信用している。」
更に龍之介は、真霜を信用していると告げる。
美由紀「・・・はぁ・・・それを聞いて安心しました・・・では!」
それを聞いた美由紀は安心して、指揮官室を出る。
だが、指揮官室を出た美由紀は、何故か、涙を流していた。
美由紀「・・・・」
本当は、美由紀も龍之介の事が好きだった様だ。
だが、龍之介は、美由紀より真霜を選んだ。
それに対して、美由紀は嫉妬したが、いつまでも気にしてはいけない。
そう思い、泣くのを止めて、職務に戻った。