4月1日
横須賀基地
次郎『凄いじゃないか、臨時教員なんて!』
薫「ありがとう次郎君!!」
薫は、携帯電話で地中海に居る次郎と連絡をしていた。
次郎『良いな薫とはやては・・・俺もやりたかったな・・・』
薫「次郎君は、駄目だよ!!」
次郎『何でだよ?』
薫「次郎君が教員になったら、若い子に手を出すでしょ!」
薫の言う通り、次郎は女に弱いから、もし教員だったら、間違いなく生徒に手を出しているだろう。
次郎『だ、誰がそんな事するか!?』
それに対して、次郎は、真っ向から否定する
薫「本当に・・・」
しかし、薫は、怪しいと睨む。
次郎『何だよ!・・・大体、俺の彼女は、薫一筋だ!!・・・薫以外他はない!!』
薫「ふぅ・・・御免ね次郎君!・・・疑って!」
次郎『全く・・・まあ良いぁ』
2人の仲は、相変わらずの様だ。
マルタ島、バレッタ港
薫『ところで、そっちは、どお?・・・任務は順調?』
話は置いといて、任務の状況を聞く。
次郎「ああ、ある程度は片付いた・・・海賊も俺達相手じゃ歯が立たないみたいだ。」
如何やら、地中海の海賊退治は順調の様だ。
まあ海賊が相手にしているのは、ブルーマーメイドではなく対ゴジラ部隊のGフォースだから、相手にもならないだろう。
薫「じゃ、もう直ぐ帰ってくるのね?』
もう直ぐ帰ってくると思い喜ぶ。
次郎「いや、まだ後始末が残っているから帰ってくるのは、5月ぐらいになるだろう。」
薫『そうか、まだ掛かるんだ。』
帰るのがまだ1ヶ月掛かると言われ、少しガッカリする。
次郎「だが、終われば帰れる!!・・・その時は、分かってるだろう薫?」
薫『ん!・・・例の続き!!』
次郎「じゃ、またな!」
次郎は、電話を切る。
美由紀「今の電話、山本中佐から?」
次郎「ええ・・・如何やらあいつ今、臨時教員で、もう直ぐ海洋実習に出るそうですよ!」
美由紀「そう・・・」
次郎「あれ・・・薫とはやてが臨時教員を受けた事に反論しないんですか?」
美由紀「反論して、何か変わるの小沢中佐?」
次郎「いいえ別に・・・唯、権藤中佐が珍しく反論を言わないので・・・」
美由紀「たまには、そう言う事もあるわ!・・・まあ、私は、もう貴方達に反論する事は出来ないかも知れないわね。」
次郎「それは如何いう事ですか?」
美由紀「何れ分かるわ!!」
それは何れ皆がそれぞれ別々の道に進む事を美由紀は分かっていたのだろう。
4月4日
宗谷家、薫の部屋
薫は、明日の横須賀女子海洋学校の入学式に向かう準備をしていた。
一応、持って行く物は、着替えと必要な物と僅かな私物のみ。
それを全部、大きいバッグに入れ込む。
薫「これで良しと!・・・後、持っていく物は・・・」
真霜「薫!」
薫「ああ、真霜姉さん!?」
真霜が部屋に訪ねてきた。
真冬「よう薫!!」
ましろ「薫姉さん!!」
薫「真冬!?それにましろちゃんまで!?」
その次には、真冬とましろが訪ねてきた。
真霜「明日の準備は、もう出来た?」
薫「はい、一応・・・ましろちゃんの方は大丈夫?」
薫は、一応は準備したと言い、ましろの方も準備は出来たか問う
ましろ「は、はい、大丈夫です。」
それに対して、大丈夫と言う。
薫「そう・・・」
ましろには、薫が臨時教員になった事は話している。
だが、肝心の特別入学の事は言っていない。
今、言えばましろは、ガックリするだろう。
それだけじゃない、入学自体辞めるかも知れない。
その為、薫は、あえて言えなかった。
ましろ「薫姉さん如何したんですか?」
薫「あ!?・・・んん何でもないわ!!」
真冬「良いな、薫は!・・・あたしも行きたかったな・・・」
自分も行きたかったと駄々を捏ねる真冬。
真霜「貴方は駄目でしょ真冬!!」
真冬「何でだよ真霜姉?」
真霜「貴方が行くと問題が起きるから!」
確かに真冬が行けば、必ず生徒のお尻を揉むだろう。
『確かに!!』
2人は納得する。
真冬「何納得してんだよ!!」
薫「まあ、まあ、真冬も行きたかったけど・・・これは私とはやてちゃんが受けた仕事だから勘弁して!!」
薫は、真冬に謝罪する。
真冬「ん・・・まあ、薫が言うなら仕方ないな。」
薫に頭を下げられては、流石に何も言えない真冬。
真霜「まあ、取り合えず・・・薫!・・・ましろの事お願いね!」
ましろ「真霜姉さん!!・・・そんな事言わなくても私は、もう高校生です!!・・・自分の事は、自分で出来ます!!」
真霜「それが心配なの・・・貴方いつも運が悪いじゃないの!」
真霜は、運が悪いましろを海洋実習に行かせる事が心配だった。
ましろ「・・・・」
薫「大丈夫です真霜姉さん!!・・・ましろちゃんの事は、私がちゃんとしますので心配しないで下さい!!」
真霜「それなら安心ね!」
薫が付いている事に安心する真霜。
ましろ「ん・・・」
だが、ましろは、あまり嬉しくない顔をする。
それからしばらくして、明日の準備をして寝ようとした時
龍之介「薫!」
薫「あっ、兄さん!?」
今度は、龍之介が訪ねてきた。
龍之介「もう明日の準備は終わったのか?」
薫「ん、持っていく物は取り合えず入れた。」
龍之介「忘れものはないな?」
薫「だと思う。」
龍之介「まあ、お前なら大丈夫だろう・・・なんせ其処が抜けて無いからな・・・」
龍之介は、薫をカラカウ。
薫「何それ・・・私がバカだと言いたいの?」
龍之介「そうとも言う。」
薫「フフフ・・・・ハハハ!!!!」
龍之介「ハハハ・・・・!!」
2人は笑う。
龍之介「そうだ薫!・・・これ・・・」
龍之介は、薫にある物を渡す。
薫「何これ?」
渡された物は、古いお守り。
龍之介「俺が航空士時代から持っていたお守りだ・・・何か遭った時に守ってくれるだろう。」
如何やら、龍之介が航空士だった頃から持っていたお守りの様だ
薫「ありがとう兄さん!!終ったらちゃんと返すね!」
薫は、託されたお守りを大事にする。
龍之介「早く寝ろ!!・・・明日は早いからな!」
薫「ん!・・・お休み兄さん!!」
龍之介「お休み薫!!」
龍之介は、薫の部屋を後にする。
龍之介(俺は、もうお前を守る事が出来ない・・・だから、お前は、自分の道を行け・・・)
龍之介「さて、俺も寝るか!」
自分の部屋へと戻る。
宗谷家、龍之介の部屋
部屋へ戻ると
真霜「遅いわよ!」
龍之介「ま、真霜!?」
部屋に戻ると其処には、何故か真霜が居た。
龍之介「如何したんだこんな時間に?何か用か?」
真霜「何って・・・貴方と一緒に寝るのに決まってるじゃない!」
龍之介「ああ、そう言う事か!」
真霜「久々だから今日は、たっぷり可愛がって上げるわ!!」
いつも忙しくて、一緒に寝る事もできず、快楽もできなかった。
その為、真霜は飢えていたのだ。
龍之介「はぁ・・・程々にしろよ。」
それから、2人は、久々の快楽を楽しんだ。
特に真霜は、久々だった為、攻めが強く、龍之介も強く攻める。
雅に束の間の夜であった。
4月5日
当日の朝
宗谷家、薫の部屋
薫「・・・・」
薫は、真霜から支給された制服を着ていた。
薫「流石に初めて着る制服だから、まだ慣れないな・・・」
薫にとっては、流石に初めてのブルーマーメイドの制服な為、直ぐには、馴染めない。
だが、鏡で見てみると、流石に似合っていた。
特に胸部分が平賀と同じ大きさや奇麗な足を黒のタイツを履いて隠し、更に髪型は、今までの通り、黄色いリボンで留めたポニテール。
雅にBPF隊員らしい姿だ。
薫「さて、そろそろ行こうか・・・」
着替えを終えた薫は、荷物を持って、リビングに向かう。
龍之介「おはよう薫!!」
薫「おはよう兄さん!!」
真霜「おはよう薫!!」
薫「おはようございます真霜姉さん!!」
リビングには、龍之介と真霜が既にいた。
真霜「制服似合うわよ!」
薫「ありがとうございます。」
龍之介「確かに似合うぞ・・・特に・・・胸部分は、お前が負けてるがな・・・」
確かに薫と真霜の身長は、一緒だが胸部分が薫の方が巨乳で、真霜の方は、普通乳で負けている。
真霜「何ですって・・・」
自分の胸の事を言われて、真霜は不機嫌さを露にする。
龍之介「あっ!?・・・俺が悪かった!!悪かった!!・・・・許してくれ真霜様!!」
流石に真霜を怒らせたらヤバいと思い謝罪する。
真霜「フッ!・・・フフフフ!!」
龍之介の謝罪に笑う真霜。
薫「フハハハ・・・・」
薫も笑う。
龍之介「ん・・・」
流石に2人に何も言えない龍之介。
薫「ところで真雪さんは?」
真霜「お母さんなら、もう先に出たわよ!・・・色々と準備があるから・・・」
真雪は、もう既に出かけていた。
入学式の準備があるからだ。
薫「そうですか・・・まあ、校長だから当然か・・・」
薫も分かっていたが、真雪にも自分の制服姿を見せたかったのだ。
龍之介「なあに、どうせ入学式の時に見せれば良いじゃないか!!」
別に今見せなくても入学式の時に見せれば良いと龍之介は言う。
薫「そうだね!」
薫もそうする事にした。
ましろ「おはようございます。」
話していると、横須賀女子海洋学校の制服を着たましろが入ってきた。
薫「あっ、おはようましろちゃん!!」
龍之介「お!?来たか!!」
真霜「製服似合うわよましろ!」
ましろ「ありがとう真霜姉さん!!」
真霜に褒められて、照れるましろ。
それから、4人は、玄関先まで行く。
龍之介「良いか薫、くれぐれも無茶するな!!」
薫「分かってるわよ!!」
真霜「ましろ、くれぐれも自分の事は、ちゃんとするのよ!!」
ましろ「姉さん!!・・・私は、もう子供じゃないです!!・・・自分の事ぐらいちゃんと出来ます!!」
真霜「本当にできるのかしら?」
真霜は、今になって心配する。
薫「じゃ、行ってくるね兄さん、真霜姉さん!!」
ましろ「行ってきます!!」
薫とましろは、横須賀女子海洋学校に向けて、出発する。
龍之介「ああ、行って来い!!・・・帰ったらレポートの提出忘れるな!!」
薫「それは言わないで!!」
真霜「2人とも体に気を付けるのよ!」
龍之介と真霜は、2人を見送る。
龍之介「・・・・行ったな!」
真霜「ん!」
龍之介「さて、俺達も行くか!」
真霜「ん!」
龍之介と真霜も職場に向かう。
真霜「龍之介!薫が居なくなって寂しくない?」
龍之介「お前が居るから全然寂しくないよ!」
真霜「フフ・・・嬉しいわ!」
龍之介には、薫が居なくても真霜が側に居るから大丈夫の様だ。
画して、薫とましろは、横須賀女子海洋学校の入学式へと向かった。
そして、この先何が待ち受けているのか、それは誰にも分からない。
だが、龍之介達は行く。
其処に何が待ち受けて言おうとも・・・・
黎明編は、これで終了です。
此処からは、主人公が龍之介から妹の薫に交代します。
それでは、次は本編でお会いしましょう。