ハイスクール・フリート Gフォース   作:首都防衛戦闘機

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第3章 交渉

小笠原諸島、硫黄島沖

 

一方、Gフォース西部方面艦隊と平賀部隊は、相変わらず睨み合いを続けていた。

 

向こうが先に討つか?

 

それとも此方が先に討つのか?

 

時間だけが過ぎていった。

 

そんな時

 

みくら、艦橋

 

志度「本部より入電!」

 

本部の真霜からの通信が入る。

 

平賀「分かりました・・・その様に伝えます。」

 

真霜『頼むわよ平賀監察官!』

 

真霜は、平賀にGフォース西部方面艦隊との交渉を命じ、通信を切る。

 

平賀「直ちに相手の旗艦に向けって通信回線を繋いで!」

 

志度「了解!」

 

真霜からの指示に従い平賀は、Gフォース西部方面艦隊との通信回線を開く。

 

空母大鳳、艦橋

 

はやて「もう6時間も立つ・・・そろそろ限界やわ!」

 

はやては、数時間続く睨み合いに流石の限界を感じていた。

 

薫「はやてちゃん!此処は、辛抱が大事だよ!」

 

そんなはやてに薫が辛抱する様叱る。

 

はやて「そやけど・・・」

 

その時

 

実「准将!」

 

龍之介「如何した?」

 

実「向こうの旗艦から、此方の指揮官と交渉をしたいと言って来ていますが?」

 

平賀部隊からの交渉の通信を傍受した。

 

龍之介「何!?・・・スピーカー流して見ろ!」

 

実「了解!」

 

通信主は、スピーカーに流す。

 

平賀『ブブ・・・・私は、ブルーマーメイド情報調査隊の平賀倫子二等監察官です・・・貴艦隊の指揮官と交渉をしたいのですが・・・応答願います!』

 

功「如何します准将?」

 

平賀部隊からの交渉の通信に如何するのか問う。

 

龍之介「兎に角応答して見よう!・・・通信主!・・・向こうとの回線を繋げろ。」

 

実「了解!」

 

龍之介は、平賀部隊からの交渉に応答した。

 

実「どうぞ准将!」

 

龍之介「私は、Gフォース西部方面艦隊の指揮官山本龍之介准将だ!」

 

平賀『貴方が指揮官ですか?』

 

龍之介「そうだ!・・・済まないが緊急の為、この事をG対に問い合わせて欲しいのだが?」

 

龍之介は、今回の報告をブルーマーメイドを通じて、G対策センターに報告しようとしたが

 

平賀『G対?・・・何ですかそれは?』

 

龍之介の言葉に平賀は、何かと問う。

 

龍之介「何って・・・G対と言ったらゴジラ対策センターに決まってるじゃないか?・・・我々は、其処の所属だが・・・」

 

平賀『貴方、頭が可笑しいですよ!』

 

龍之介「何がだ!」

 

平賀『貴方が言っているゴジラ対策センター何てものはありませんし、Gフォースという組織は存在しません!!』

 

龍之介「そんな馬鹿な事があるか!」

 

ゴジラ対策センターやGフォースが存在しないと言う言葉を聞いて、龍之介は驚愕する。

 

龍之介だけじゃない

 

薫「G対が無いって、如何いう事!?」

 

はやて「さっぱり分からへん?」

 

薫とはやても驚愕していた。

 

龍之介「も、もしかして!?」

 

龍之介は、ある仮設を創造する。

 

龍之介(俺達は、核爆発を生き延びた訳じゃない!・・・異世界に飛ばされたんだ!?)

 

龍之介は昔読んだ、あるSF小説に出てくるパラレルワールドの事を思い出す。

 

パラレルワールド

 

それは、ある世界から分岐し、それに並行して存在する別の世界を指す。

 

並行世界、並行宇宙、並行時空とも言われている。

 

龍之介達は、雅に、そのパラレルワールドの一つの世界に飛ばされたのだ。

 

功「如何しますか准将?」

 

とは言え、異世界に飛ばされた以上如何するのか

 

龍之介の判断に委ねられる。

 

龍之介「ん・・・先ず確認したい事がある。」

 

龍之介は、一つ如何しても確かめたい事があった。

 

龍之介「此方は、山本だ!」

 

平賀『平賀です!』

 

龍之介「貴官の上官と話がしたい!」

 

平賀「分かりました・・・では、直接、繋ぎますので、お待ち下さい!」

 

空母大鳳からみくらを経由して、横須賀のブルーマーメイド庁舎にいる真霜に繋ぐ。

 

実「向こうとの回線が繋がりました。」

 

真霜『此方は、海上安全整備局安全監督室情報調査隊の宗谷真霜一等監督官です。』

 

龍之介「Gフォース西部方面艦隊指揮官の山本龍之介准将だ。」

 

真霜「交渉を受けて頂き、感謝します山本准将!」

 

龍之介と真霜

 

2人の指揮官は、初めてお互いにコンタクトを取った。

 

龍之介「早速だが!・・・今は何年だ?」

 

そして、如何しても確かめたい事が、此処が何年後かだと言う事。

 

真霜「2015年ですが?」

 

龍之介「2、2015年だって!?」

 

例え異世界でも何年後かは知りたかったが、雅か14年後の未来の世界とは予想もしていなかった。

 

龍之介「ん・・・先ずは、お互いに状況確認と意見交換をする必要がある見たいだな宗谷監督官!・・・貴方と直接話し合いたい・・・横須賀への入港を許可して貰いたい?」

 

龍之介は、先ずお互いに状況確認と意見交換をする必要があると認め、真霜に横須賀への入港を許可を願う。

 

真霜『分かりました・・・横須賀への入港を許可します!』

 

真霜は、Gフォース西部方面艦隊の横須賀入港を許可した。

 

龍之介「感謝する!では、横須賀で!」

 

真霜『お待ちしています。』

 

龍之介は、真霜に感謝し、回線を切り替える。

 

平賀『横須賀へは、我々が案内しますので、此方の指示に従ってください!!』

 

龍之介「了解した!指示に従う。」

 

こうして、龍之介達は、平賀部隊の誘導のもと横須賀へと向かう事になった。

 

空母大鳳、艦橋

 

龍之介「これより横須賀に向かう!但し警戒態勢を維持する!」

 

龍之介は、現在の態勢を維持したまま横須賀に向かうよう命じる。

 

功「大丈夫ですか?もし罠だったら・・・」

 

功は、これが罠だったら如何するのか問う。

 

龍之介「それだったら、それに対応すれば良い事だ!・・・取り合えずは何が起こっているか知りたい!」

 

龍之介は、もし罠だったら、恐れる事なく、それに対処すれば良い事だ。

 

まあもし罠だったとしても此方には、無敵の空母航空団の航空機78機と最強兵器白鳳がある限り、簡単にはやられない。

 

更にトマホークによる遠距離攻撃で向こうの心臓部に打撃を与える事も可能だ。

 

功「分かりました・・・貴方に従います!!」

 

龍之介「通信主、各艦にも伝えろ!!それと白鳳は、水上モードで艦隊の後方に付けと!」

 

実「了解!」

 

龍之介は、横須賀への入港の意思を各艦に伝える。

 

龍之介「それと哨戒隊を収容しろ!」

 

ついでにペガサス隊の収容を命じる。

 

白鳳、艦橋

 

白鳳の通信主「大鳳から入電!・・・これより横須賀に向かう・・・従って、白鳳は水上モードで艦隊の後方に着く様にと!」

 

次郎「水上モード!?・・・空中モードの方が上空から艦隊直掩ができるのに・・・」

 

三郎「機密補充の為じゃないんですか?向こうは、謎の部隊だから・・・」

 

次郎「成程!副長は頭良いなアハハハ!!」

 

次郎は、三郎の肩を叩く。

 

三郎(あんたが頭が悪いだけだろ!)

 

三郎は影で笑っていた。

 

高千穂、艦橋

 

美由紀「副長!・・・当艦も戦闘配置まま向こうの誘導に従って横須賀に向かう。」

 

文夫「大丈夫でしょうか?」

 

美由紀「訳が分からない以上、従うしかないわ!」

 

文夫「はっ!」

 

美由紀(全く、如何なているの?)

 

空母大鳳、艦橋

 

薫「ペガサス隊の収容完了しました!!」

 

周囲を哨戒していたペガサス隊の収容を完了した。

 

こうして、長時間の睨み合いは終わり、ペガサス隊を収容したGフォース西部方面艦隊は、平賀部隊の誘導に従い横須賀へと進路を取る。

 

横須賀基地

 

その頃、横須賀では、Gフォース西部方面艦隊の入港に備え、真霜は、民間船の湾内への規制を行い、更に念の為、ブルーマーメイドの主力部隊の出動準備を命じた。

 

午前11時

 

平賀部隊が先頭にGフォース西部方面艦隊は、浦賀水道に差し掛かろうとしていた。

 

志度「艦長!・・・横須賀基地入港まで1時間となりました・・・入港準備をさせますか?」

 

福内「そうして頂戴!」

 

志度「了解!・・・全艦に次ぐ!・・・入港用意!」

 

横須賀基地入港まで1時間となり、平賀部隊の各艦は、入港準備をする。

 

空母大鳳、艦橋

 

実「みくらから入電!・・・此方の指示に従って、横須賀港に入港されたし・・・」

 

龍之介「了解した・・・艦長!」

 

薫「全艦、入港用意!」

 

平賀部隊の指示に従い、Gフォース西部方面艦隊は横須賀港に入港する。

 

空母大鳳、高千穂、白鳳以外のすくね、さつま、いばらき、せんだい、ながおか、きしゅう、せた、とよだ以下の8隻が埠頭に停泊し、艦が巨大な空母大鳳、高千穂、白鳳のみ沖合いに停泊する。

 

こうして龍之介達は、祖国日本に帰投する事ができた。

 

しかし、油断はできない。

 

何故なら、異世界の日本である為、自分達が如何なるのかも分からない状況だからだ。

 

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