ハイスクール・フリート Gフォース   作:首都防衛戦闘機

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第24章 事件の真相!

晴風に更なる脅威が迫る頃、

 

此処で時系列は、遡る。

 

4月20日

 

横須賀病院、病室

 

龍之介達が武蔵捜索に出港してから4日後、真霜は、独自で今回の事件の真相をもう一度調査する為、横須賀病院に入院している古庄に再度事情聴取をしていた。

 

真霜「それでは、先輩!・・・・今回の事件に関して、何も覚えていないんですか?」

 

古庄「ん・・・残念だけど、事件に関する事は、何も覚えていないわ!!」

 

真霜は、前と同じ事を古庄に問うが、古庄は、全く覚えておらず聴取は、難航する。

 

功「・・・・」

 

功は、隣で静かに話を聞いていた。

 

真霜「じゃ先輩!!・・・事件発生の前の日に何か変わった事はありませんでしたか?」

 

古庄「ん・・・・」

 

真霜から事件発生の前の日に何か変わった事が無いか聞かれると、古庄は、思い出そうと悩む。

 

その結果

 

古庄「あっ!?」

 

真霜「何か?」

 

古庄「そう言えば・・・出港の日に校長の指示で海上安全整備局の研究員を乗せたわ!!」

 

古庄は、真雪の指示で海上安全整備局の研究員を乗せた事を思い出す。

 

真霜「研究員を?」

 

古庄「確か・・・西之島新島付近の海洋生物の生態を研究という名目で・・・」

 

真霜「その研究員に何か変わった事は?」

 

古庄「いえ、別に無かったわ!」

 

真霜「そうですか・・・」

 

真霜は、古庄が言った研究員が怪しいと思ったが、それなら真雪が真っ先に怪しいと睨む筈。

 

真雪が睨まなかったのだから、問題が無かったのだろう。

 

従がって、事件には、関係無い様だ。

 

古庄「御免なさい、力に成れなくて・・・」

 

古庄は、真霜に事件の事で力に成れなくて、申し訳ないと謝る。

 

真霜「良いんです先輩!!・・・それだけでも十分、お役に立っていますので・・・」

 

だが、真霜は、それだけでも十分に力に成っていると感謝する。

 

真霜「じゃ先輩、何か分かったら・・・」

 

これ以上、古庄に聞いても何も得られないので、真霜は、病室を出ようとする。

 

古庄「早く武蔵が見つかると良いわね。」

 

帰る直前、古庄は、真霜に早く武蔵が見つかると良いわねと武蔵の事を按じていた。

 

真霜「はい」

 

それに対して、真霜も同じ思いで、そのまま病室を後にする。

 

功「良い後輩だな!・・・准将が好きになるのも分かるよ!」

 

功は、龍之介達や事件に巻き込まれた生徒を助け様と事件の真相を調べる真霜に感心する。

 

古庄「・・・・」

 

古庄は、唯病室を後にする真霜に手を振って見送る。

 

横須賀病院、廊下

 

真霜(今のところ・・・確たる収穫は、無い!!)

 

真霜は、古庄から何か聞き出せるかと思ったが、何も得られなかった事に少しガックリしていた。

 

真霜(他の乗員達も先輩と同じ事を言っているし・・・・何が原因なの?)

 

一体、事件を引き起こしているのは何なのか、真霜は悩む。

 

そんな時

 

『予想を遥かに超える感染力だ!!・・・さるしまだけでは、済まないかもしれない!!』

 

真霜「ん?」

 

隣の病室から何かの話し声が聞こえてきた。

 

真霜は、直ぐに振り向き、その病室の様子を窺う。

 

その病室には、古庄と一緒にさるしまに乗艦していた例の研究員達が入院していた。

 

研究員A『うちの研究員全員が入院・・・こんな事になるとは・・・』

 

真霜「はっ!?」

 

研究員B『上にどう報告すればいいんだ!?・・・我々の責任問題になるぞ!!』

 

如何やら、古庄が言っていた例の研究員は、何か自分達には、言えない事を隠している様だ。

 

彼らの話を聞いた真霜は、直ぐにその病室に入る。

 

隣の病室

 

真霜「随分と、面白そうな話をしていますね!!・・その話、私にも聞かせて貰いましょうか?」

 

研究員B「だ、誰だ君は?」

 

突然の真霜の登場に研究員達は、狼狽える。

 

真霜「もうし遅れました・・・私は、海上安全整備局 安全監督室 情報調査隊の宗谷真霜一等監督官です。」

 

『!?』

 

真霜の名前を聞いて、研究員達は、驚愕する。

 

真霜「さっきの話、もう少し詳しく聞かせて貰えるかしら?」

 

真霜は、さっきの話を詳しく聞こうと研究員達を責める。

 

研究員B「な、何の事だ?」

 

真霜「あら~さっき言ってたじゃないの・・・予想を遥かに超える感染力だって!!」

 

『うっ!?』

 

研究員達は、さっきの話を隠そうとしたが、真霜に見通しされた。

 

真霜「さあ何を隠しているの?・・・素直に言えば、貴方達の処遇も考えてあげるわ!!」

 

真霜は、素直に言えば、今後の処遇について、考えると研究員達に言う。

 

研究員B「だ、駄目だ!!・・・言えば我々は、殺される!!」

 

しかし、研究員達は、今の話を真霜に全部話せば、自分達は、殺されると思い全てを話そうとしない。

 

真霜「大丈夫よ!・・・私が貴方達を護ってあげるわ!!・・・・だから、安心して、全てを話して・・・」

 

真霜は、自分が護ると言って、研究員達を落ち着かせるが

 

研究員B「駄目だ!!・・・それでも言えば・・・殺される!!」

 

真霜達が護ろうとしても自分達は殺されると言って、何も話さない。

 

真霜「一体誰に殺されるの?」

 

真霜は、誰に殺されるのか研究員達に問うが

 

研究員B「それは・・・言えない・・・あの方の名前を言えば殺される!!」

 

名前を言えば殺されると思い、それも言えない。

 

真霜「あの方?」

 

真霜は、あの方と聞いて、如何やら、研究員達の上に相当の大物がいる様だ。

 

その大物に脅えて、研究員達は、何も話さない。

 

このままでは、何も分からないままだ。

 

何も話さない研究員達に真霜は

 

真霜「よく聞きなさい!!・・・既に武蔵の反乱で東舞校教員艦16隻が航行不能、更に行方不明の学生艦が増え続けているわ!!・・・このままでは、次に何が起きるか分からないのよ!!・・・貴方達は、それを聞いて、見て見ぬ振りが出来るの?」

 

と言って、現在置かれている状況を話し、それを聞いて、見て見ぬ振りが出来るのかと研究員達に問う。

 

研究員『・・・・』

 

真霜の話を聞いて、研究員達は、話すか話さないかで迷う。

 

真霜「お願い全部話して!!」

 

真霜は、何とか聞き出そうとお願いする。

 

研究員A「・・・・わ、分かった・・・・話す・・・全部話す!!」

 

真霜の努力が遂に研究員の1人が口を割る事に成功する。

 

研究員B「何を言っているんだ!!・・・・言えば殺されるぞ!!」

 

全てを話そうとする研究員をもう1人の研究員が止めようとするが

 

研究員A「此処で言わなくても・・・どうせ殺されるんだ!!・・・なら、いっそ此処で全部話して、彼女らの保護を受けようじゃないか!!」

 

今此処で真霜に全てを話さなくても、何れは、あの方に口封じで殺される。

 

ならいっそ此処で洗いざらい全てを話し真霜達の保護を受ける事にした。

 

研究員B「ん・・・・」

 

それを聞いたもう1人の研究員もそれに賛同するかの様に黙認する。

 

研究員A「全ては・・・・あの研究が・・・・全ての発端なんだ!!」

 

研究員達は、真霜に全てを話す。

 

例のマウスとその研究の内容。

 

全てを聞き出した真霜は、直ぐに携帯で彼らの保護を手配し、病室を出て、急いで彼らが居た研究所に向かう。

 

海上安全整備局、国立海洋医科大学先端医療研究所

 

研究所に付いた真霜は、直ぐに研究員が言っていた例の研究についての資料が残って無いか部屋の中をあっさたり、部屋のパソコンの中を調査した。

 

しかし、彼らが行っていた研究の資料の殆んどが既に処分されていたので調査は、難航した。

 

真霜「ああ、もう・・・何所にあるのよ!!」

 

研究資料が見つからないのにイラつき、机の横にある椅子に座る。

 

そんな時

 

真霜「ん?」

 

イラついていたら、机の上に置いてあったハムスター籠に目が行く。

 

真霜「もしかして!?」

 

真霜は、もしかしたらと思い、ハムスター籠の中を調べると

 

真霜「あっ!?」

 

真霜の推察通り、籠の中から1個のUSBメモリーが見つかった。

 

真霜は、直ぐにパソコンで、そのUSBメモリーの中を見る。

 

すると

 

真霜「こ、これは!?」

 

中身を見た真霜は、驚愕する。

 

USBメモリーの中には、例の研究に関する資料が入っていた。

 

真霜は、USBメモリーの中身を詳しく調べる為、横須賀のブルーマーメイド庁舎へと持ち帰る。

 

数日後

 

4月25日

 

国土交通省、大臣室

 

国交職員「現在Gフォース艦隊は、マリアナ沖を哨戒中・・・・しかしながら、目下のところ武蔵発見に至らず!!」

 

深町「ご苦労!!」

 

深町は、龍之介からの定時報告を受けていた。

 

邦夫「ふん!・・・いせのわりには、全く役に立たん奴らだ!!」

 

厳重な哨戒にも至らず武蔵を発見できない龍之介達を邦夫は、嘲笑う。

 

一誠「何を言ってるんだ野田監督官!!・・・・彼らだって、厳重な哨戒をしいているが、そう簡単に発見なんて、無理だ!!」

 

一誠の言う通り、いくら龍之介達が厳重な哨戒網を敷いても、完全ではない。

 

何故なら、武蔵が哨戒機の航続距離圏外に居たら発見は、難しい。

 

天候も悪ければ、同じである。

 

後は、艦船での哨戒に頼るしかない。

 

邦夫「しかし、このままでは、彼らを出した我々の責任になります!!」

 

邦夫は、このままだと武蔵を発見できない龍之介達の責任を自分達が被る事になる。

 

深町「何を言うか!!・・・その覚悟で彼らを出したんだ・・・その責任を取れないぐらいで何となる。」

 

一誠「その通りです。」

 

それに対して、深町と一誠は、覚悟を決めていた。

 

だが邦夫は

 

邦夫(くそ・・・!!コイツと言い、親父まで、俺を巻きぞいにする気だな・・・・冗談じゃない・・・・俺まで巻きぞいになってたまるか!!)

 

そう言って、巻きぞいに成るのを避け様と策を考えていると

 

真霜「失礼します!!」

 

真霜が大臣室に入ってきた。

 

一誠「宗谷監督官!?」

 

突然、真霜が来た事に驚く。

 

邦夫(こんな時に・・・何の様だ?)

 

邦夫は、突然来た真霜をしからしい目で見る。

 

深町「如何したのかね?」

 

深町は、真霜が何の要で来たのか問う。

 

真霜「深町国交相!!・・・・実は、事件の真相が分かりました!!」

 

一誠「えっ!?」

 

邦夫「何!?」

 

深町「おおそうか!?・・・それで?」

 

真霜が事件の真相が判明したと聞いて、3人は驚き、続きを聞く。

 

真霜「・・・これを見てください!!」

 

真霜は、例のUSBメモリーから得た資料を深町に提出する。

 

深町「これは?」

 

真霜「それが事件を引き起こした原因です!!」

 

深町「ん・・・・」

 

それを聞いた深町と一誠は、その資料に目を通す。

 

深町「・・・・こ、これは!?」

 

一誠「深町国交相、これは!?」

 

資料を見た2人は、度肝うを抜く。

 

そして

 

邦夫(ば、馬鹿な!!・・・・この資料は、全部処分した筈なのに如何して・・・此処に・・・・)

 

提出された資料を見て、何故か邦夫は、知っている様な顔をする。

 

深町「・・・宗谷監督官!!これを何処で?」

 

深町は、真霜に資料の入手先を聞く。

 

真霜「それは、言えません!!・・・ですがその資料に関する事は、深町国交相も野田代表は、ご存知じゃないんですか?」

 

真霜は、あえて入手先を言わず、この資料に関して、知っていたかを聞く。

 

深町「いや・・・研究の事は、『密閉環境における生命維持及び低酸素環境に適応するための遺伝子導入実験』と言う事で届け出で知っていたが・・・こんな裏の内容があったとは、初耳だ!!」

 

深町は、研究の事は、届け出で知っていたが、裏の内容までは、知らなかった。

 

真霜「では、この事は、知らないんですね!」

 

深町「何がだ?」

 

真霜「これが日本政府とアメリカ政府との裏取引で行われた研究だったと言う事を・・・」

 

真霜は、研究の裏で行われた政府の裏取引を深町に告げる。

 

一誠「えっ!?」

 

深町「な、何だって!?」

 

それを聞いた深町と一誠は、驚愕する。

 

真霜「そして、これには、ある大物が加担していると言う情報があります。」

 

更に真霜は、研究員達が隠していたあの方の正体を2人に告げる。

 

深町「誰だそれは?」

 

真霜「聞いても驚かないで下さいね深町局長」

 

真霜は、恐る恐るあの方の名前を言う。

 

果たして、そのお方とは

 

 

真霜「その大物と言うのは・・・・・・内閣総理大臣・・・・・田沼忠義!!」

 

何とあの方とは、今回の事件で龍之介達をはめ、晴風を反乱に仕立て上げた張本人である田沼総理だった。

 

一誠「何だって・・・張本人は、田沼総理だと!?」

 

深町「う・・・そうか・・・」

 

それを聞いた深町は、愕然する。

 

深町は、政府の裏取引だと聞いて、田沼総理だとは、分かっていたが、信じたくなかった。

 

だが真霜から田沼総理の名前が出て、事実だと知り愕然したのだ。

 

一誠「そう言えば・・・・総理は、この頃、キング大統領との電話会談が多かった・・・・もしかすると・・・・研究の事で会談していたのか・・・・」

 

一誠は、驚愕していたが、この頃の田沼の様子を思い出し、納得する。

 

更にもう一つ

 

真霜「そして・・・・・・野田監督官!!・・・・これには、貴方も加担していたのよね?」

 

邦夫「うっ!?」

 

何と邦夫もこの裏取引に加担していたのだ。

 

一誠「本当なのか邦夫!?」

 

息子である邦夫が加担していた事に父親の一誠は、驚愕する。

 

邦夫「で、デタラメだ!!・・私は、知らん!!・・・な、何の事か、さっぱり・・・」

 

それに対して、邦夫は、惚けようとするが

 

真霜「惚けても駄目よ!!・・・この資料には、貴方が田沼総理に言われて、国土保全委員会や海上安全整備局にわいるを渡して、この研究を黙認させる様に仕向けた事は、分かっているんだから・・・」

 

真霜には、既にバレていた。

 

一誠「本当なのか邦夫!?・・・お前そんな事まで!?」

 

邦夫「くぅ・・・」

 

最早言い逃れができない邦夫。

 

真霜「何故、貴方がこんな研究に加担したの?」

 

真霜は、何故、邦夫がこの研究に加担した理由を聞く。

 

邦夫「・・・・お前には、分からないだろうな・・・・お前に捨てられ、そして、あんたにも捨てられた俺は、全てを失った!!・・・地位、家柄全てをだ!!・・・それを助けてくれて、家柄まで回復してくれたのは、他ならぬ総理のお陰だ!!」

 

言い逃れできない邦夫は、全てを暴露する。

 

自分が密かに愛人を作ったせいで真霜に婚約を破棄され、更に親である一誠からも勘当を言い渡され、地位も失った。

 

だが、それに救いの手を差し伸べたのが、他ならぬ田沼総理だ。

 

田沼は、邦夫を助けただけでなく、一誠に勘当を許す様、説得して、地位まで回復させてくれた。

 

真霜「それで貴方は、国土保全委員会や海上安全整備局に、この研究を黙認させたのね・・・その見返りは何?」

 

邦夫「地位だ・・・・研究が成功した暁には、それに似合った地位に着かせてやると約束してくれた。」

 

全ては、それに似合った地位に付く為、その為に国土保全委員会や海上安全整備局に研究を黙認させる様、金をばら撒いた。

 

一誠「何て事を!!」

 

真霜「でも、研究は、失敗に終わり・・・貴方は、総理に命じられ研究資料を処分するよう研究員達に命じた。」

 

邦夫「全て処分した筈なのに・・・」

 

真霜「残念だったわね・・・貴方が知らない所で研究は、密かに続けられていたのよ・・・・それが、結局、今回の事件を引き起こした。」

 

邦夫「・・・・自業自得という訳だな・・・フ・・・フハハ・・・!!」

 

全てを暴露した邦夫は、最早自業自得だと言って、笑う。

 

その時

 

一誠「この馬鹿たれ!!」

 

全てを聞いた一誠は、邦夫をいきなり殴る。

 

『!?』

 

一誠「邦夫!・・・・お前は、勘違いをしている!!」

 

邦夫「えっ!?」

 

一誠「俺がお前を捨てたのは・・・・お前が自ら立ち直る事を願っていたからだ!!・・・だから、俺は、お前をワザと捨てた・・・自分で立ち直る事をと思って・・・総理の意向も有って、結局、お前を戻した・・・・だが、あの時、私の判断は、間違っていた・・・」

 

一誠は、本気で邦夫を捨てた訳じゃなかった。

 

本当は、邦夫に自分の過ちを反省して、自分で立ち直る事を思って

 

だが、立ち直るどころか、益々悪に落ち、挙句の果てには、田沼の犬にまで落ちてしまった。

 

邦夫「今沙良、遅いよ・・・・」

 

今沙良、遅いと言う邦夫。

 

真霜「・・・・哀れね・・・・」

 

そんな邦夫を見て、真霜は、哀れだと思った。

 

その後、待機していたBPF隊員の2人が大臣室に入って来て

 

真霜「野田邦夫一等監督官!・・・貴方を職権濫用及び賄賂罪で逮捕します!!・・・連行しなさい!!」

 

『はっ!』

 

一誠「これまでだ邦夫!!・・・潔く罪を認めるんだ!!」

 

邦夫「う・・・」

 

邦夫は、事情聴衆の為、2人に連行されていった。

 

一誠「私のせいだ!!・・・・私がもっとあいつの事を見ていたら、こんな事には・・・」

 

息子の暴走を止められなかった事を一誠は、悔む。

 

深町「済んでしまった事は、仕方がない!!・・・それよりも、この事件を一刻も早く解決するのが先決だ!!・・・宗谷監督官!・・・・この事を急いで、宗谷校長にも伝えてくれ!!・・・私は、今から総理の元に向かう。」

 

真霜「分かりました。」

 

真霜は、真雪に事件の真相を伝える為、横須賀女子海洋学校へと向かう。

 

だが、真霜が向かう頃、晴風に更なる脅威が迫まっていた。

 

マリアナ沖

 

そして、同じ頃、龍之介達Gフォース西部方面混成艦隊も武蔵捜索の為、各方面に哨戒機を飛ばしていた。

 

だが、武蔵発見には、至らず、そればかりか低気圧のせいで一部が哨戒に出せない状況になった。

 

空母大鳳、艦橋

 

龍之介「哨戒機からの連絡は?」

 

実「まだ何も・・・」

 

信吾「くそ!・・・一体何所に居るんだ?」

 

武蔵が発見できない事に龍之介以外の幹部達は、イラ付きが見られていた。

 

すると

 

美奈「もしかすると・・・・武蔵は、既に、この方面には、居ないんじゃないんでしょうか?」

 

『!?』

 

信吾「何で、そう言い切れる?」

 

美奈「だって、これだけ哨戒の網を張っているのに見つからないなんて、これは、既に、この方面には、武蔵は、居ないという証拠です。」

 

美奈が武蔵がこの方面に居ないと予測した。

 

実「そんな馬鹿な!!・・・この方面には、武蔵の目撃情報がかなり出ているんだ!!・・・居ない訳がない。」

 

それに対して、実が否定する。

 

美奈「しかし、これだけ捜索しても発見できないとは、武蔵がこの方面に居ないと言う事です。」

 

実「だが、この情報は、作戦本部から齎された情報だ!!」

 

美奈「その情報が誤りだったら・・・」

 

信吾「その根拠は?」

 

美奈「もしかしたら、大型の商船を武蔵と誤認しているのか、それか武蔵によく似た艦が存在しているんじゃないんでしょうか?」

 

信吾「そんなのある訳無いだろう・・・第一に武蔵の同型艦は、殆んどがドック入りしているし・・・向こうが見間違える筈がない!!」

 

美奈「しかし・・・」

 

2人は、対立し

 

やがて

 

龍之介「2人とも止めろ!!」

 

龍之介が対立する2人を止める。

 

『・・・・』

 

龍之介「2人の意見は、最もだ!!・・・後一回哨戒したら、今度は、南に向かう・・・良いな」

 

『はい』

 

龍之介は、あと1度、この方面を捜索したら、南へと進路を取る事にした。

 

その時

 

実「准将!!・・・作戦本部から緊急連絡です。」

 

龍之介「何事だ?」

 

横須賀のブルーマーメイド庁舎の作戦本部から緊急連絡を受けた龍之介達は、直ちに支援部隊を晴風の元に向かわせる。

 

 

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