6月25日
Gフォースが横須賀女子海洋学校に拠点を移してから、数ヶ月がったった。
既に艦艇の移動は、終えており、巡洋艦すくね、さつまは、学生艦が停泊する軍港エリアに繋がれ、他の護衛艦と補給艦は、仲良く繋がれ、旗艦の空母大鳳、戦艦高千穂は、武蔵の横に並んで停泊する。
司令部も学園内(殆んどは、空母大鳳の会議室などを使っている)に設置が完了している。
更にゴジラ哨戒に護衛艦2隻が定期的に哨戒任務(但し領海まで)に出撃している。
艦隊名と編成も変わった。
Gフォース空母戦闘群
旗艦空母大鳳
護衛艦いばらき、せんだい
補給艦せた
Gフォース打撃部隊
旗艦高速戦艦高千穂
巡洋艦すくね、さつま
護衛艦ながおか、きしゅう
補給艦とよだ
戦力としては、少ないが白鳳が戦列に復帰できるまで、この戦力で対処するしかない。
後は、空母大鳳の航空隊が頼みである。
拠点を移してからの隊員達の行動というと
横須賀女子海洋学校、グラウンド
GF隊員『い・・ち・・に・・』
古野間「何だそのへなちょろは、続けろ!!」
グラウンドでは、GF隊員達が厳しい訓練を受けていた。
その側を学生が彼らの訓練を見ながら
横女の学生(うぁ・・・結構厳しい・・・)
横女の学生(私達もブルマーになったら、こんな訓練を受けるのかな?)
そう思いながら通り過ぎる。
横須賀女子海洋学校、軍港エリア
那月「では、予定通り・・・」
士道「ああ、そっちは、任せた!」
軍港エリアの埠頭では、護衛艦きしゅうの艦長四条那月中佐と護衛艦ながおかの艦長片桐士道中佐が定期の哨戒任務に出撃する為の打ち合わせをし、それぞれの艦に戻る。
横女の学生「あの女性の艦長・・・奇麗な人だわ!?」
横女の学生「でも隣の男性も素敵だわ!!」
2人の艦長を見て、学生は、憧れを持つ。
航洋直接教育艦雪風、甲板
同じく軍港エリアに停泊する航洋直接教育艦雪風の甲板では、護衛艦せんだい艦長の原田与力中佐が艦橋を眺めていた。
与力「しかし、驚いたな・・・」
直気「何がですか?」
与力「この教育艦は、俺のじいさんが乗っていた艦だよ。」
与力は、艦橋を見ながら自分の祖父がこの雪風に乗っていた事を語る。
直気「へ・・・そうなんですか!?」
与力「子供の頃、よく爺ちゃんに聞かされたよ・・・ワシが若い頃は、この艦で太平洋を暴れ回ったってな・・・」
与力の祖父は、かつてこの雪風の艦長として、第二次世界大戦を戦い抜いた戦歴が有る。
与力は、小さい頃から祖父にそう聞かされた。
直気「では、祖父に並んで、この艦に足を付けたと言う事ですな!」
与力「ん・・・何だかな・・・」
2人が話していると
「あの!」
『ん?』
雪風艦長「この艦に何か要でしょうか?」
雪風の艦長と副長がやって来て
与力「いや、何も無いよ!」
直気「我々は、これで去りますので・・・」
与力と直気は、直ぐにその場を去った。
雪風艦長「何だったんだろう?」
雪風副長「さあ?」
一体何しに来たのか、2人には、分からなかった。
至る場所でGF隊員達が学生達に目撃されていて、彼らを見ていると自分達の将来が絶望か憧れかに動揺していた。
横須賀女子海洋学校、校内
そして、晴風の元教員として活躍した空母大鳳の艦長山本薫中佐は、武蔵の元教員の副長八神はやて中佐と共に校内を歩いていた。
薫「今日は、主立った仕事もないし・・・」
はやて「そやね・・・」
2人が仲良く歩いていると
「山本教官!!」
『ん?』
後ろから声を掛けられ、2人は、振り向くと
薫「岬ちゃん!?それにましろちゃんも!」
其処には、晴風Ⅱ艦長の明乃と副長のましろがいた。
薫「如何したの?」
明乃「いえ・・・皆の所に行ってたら、つい教官を見かけたんで・・・」
薫「そう、でももう私は、此処の教員ではないよ!・・・今は、唯の中佐だから・・・」
あの事件から1ヶ月、薫とはやては、既に横須賀女子海洋学校の教員ではなくなっていた。
だが、時々、彼女らの授業をよく見かける。
明乃「そうでしたね!すいません。」
薫「謝らなくて良いわ!・・・今は、一緒の場所に居られるんだから、何時でも会いに来てね!」
明乃「はい!」
薫「ましろちゃんも!」
ましろ「はい!」
2人は、教室へと去っていた。
薫「不思議ね・・・」
はやて「ん?」
薫「最初は、宗谷校長に教員として、一時的に彼女らと行動を共にしてきたのに・・・今は、こうやっていつでも会える日々・・・」
はやて「そやね先輩・・・彼女らの将来が楽しみや・・・」
『フフフ』
2人は、明乃達の将来を楽しみにしながら先へと向かう。
横須賀女子海洋学校、Gフォース総司令室
一方、Gフォース総司令室では、艦隊指揮官の山本龍之介准将、参謀の徳吉 功大佐と総司令の深町吾郎、総参謀の野田一誠がこれからの事について会議を行っていた。
深町「現在白鳳の修理と改装は、どのくらい進んでいるかね?」
龍之介「現在、40%進んでおります。」
現在白鳳は、先のRATt事件で発生したゴジラ戦で、甚大的な被害を受け、横須賀女子海洋学校の地下ドックで改装と修理が行われている。
龍之介「ですがまだ、戦列には復帰できません。」
深町「やむ追えんな!・・・それまで、今の戦力で頑張るしかないな山本准将!」
龍之介「はい!・・・ですが、今の戦力でも十分に戦えます。」
龍之介の言う通り、白鳳がいない今の戦力でも十分に戦える。
何故なら、ミサイルなどを搭載した巡洋艦や護衛艦、更にGフォースが誇る空母大鳳や高千穂は、健在だった。
そして、何よりの最大の戦力が空母大鳳が搭載する78機の航空機である。
これぐらいの戦力ならブルーマーメイドやホワイトドルフィンとは、まだ互角に戦える。
深町「ん・・・何事も無ければ・・・・それで、今後の予定は如何なっているのかね?」
龍之介「はい、実は保有していた弾薬が先のRATt事件で不足してしまいました・・・ですが、ようやく補充の目途が立ちましたので・・・3日後の演習で試し打ちをする予定です。」
Gフォースが保有するミサイルや爆弾(フルメタルミサイル、D-03、トマホーク以外)は、先のRATt事件で不足していた。
だが、既に同じミサイルの開発は、ブルーマーメイドの設備研究科で行われ、完成して、生産に入っていた。
今回の3日後に行われる演習で、その生産された兵器の試し打ちが行われる予定。
深町「よろしい!・・・全て予定通り行いたまえ!」
それを聞いた深町は、全て予定通りに行えと龍之介に命じる。
龍之介「はっ!」
龍之介と功は、深町に敬礼して、司令室を出る。
一誠「不思議なものですな・・・」
司令室を出て行く龍之介を見て、一誠は、不思議に思った。
一誠「一度は、罪に落とし入れた私を彼は易々と受け入れた・・・何故だろうか・・・」
何故なら、一誠は、龍之介に濡れ衣を着せ牢に入れた邦夫の父親だからだ。
普通なら息子と同罪で恨まれて、総参謀見たいな役職に付く事は出来ないのだが、深町の如何しての推薦により総参謀に据える事になった。
まあ本人自身も息子のせいで、窮地に追いやった事を償おうと思っている。
そんな一誠を龍之介は、易々と受け入れた。
それが不思議に思ってならなかったのだ。
深町「宗谷家に居候したせいだろう・・・前は、信用できないとか言ってたのが・・・いつの間にか変わったな・・・」
深町も同じ思いで、おそらく宗谷家に居候した事で、龍之介自身が変わっているのだと察した。
一誠「これも宗谷監督官のお陰でしょう・・・やはりうちのせがれと一緒にしなくて良かったと思います。」
一誠は、邦夫と真霜を一緒にしなくて良かったと思った。
深町「そう言えば息子さんの様子は如何かね?」
邦夫と聞いて深町は、現在府中刑務所に服役している邦夫の様子は如何かと問う。
一誠「この前、面会で会いました・・・あいつもそうと変わっていました・・・前総理が亡くなった事で、出る希望を失ったのでしょう。」
一誠が言うには、邦夫は、田沼が亡くなった事で既に出る希望を失い、大人しく刑に服する事にしたそうだ。
深町「判決は、懲役20年だったな・・・確か執行猶予なしの・・・」
一誠「はぁ・・・あいつにとっては、20年は長いですが、罪を償うには十分な歳月だと思います。」
深町「そうだな・・・まあ出来る事は、罪を償って出てきた時に手厚く向かい入れる事だけだな・・・」
深町の言う通り、一誠の出来る事は、罪を償った邦夫を温かく向かいれる事だけだ。
一誠「はい・・・」
一誠もそうする事にしていた。
横須賀女子海洋学校、廊下
龍之介「さて、忙しくなるぞ!」
龍之介は、忙しいと言って、ウキウキする。
功「准将ご機嫌ですな?」
龍之介「当たり前だ!なんせ久しぶりの演習だ!・・・ウキウキしてしょうがない!」
龍之介の言う通り、RATt事件以来、背後処理と新部隊創設で演習が行われなかった。
その為、ようやく目途が立ち、演習が行われる事になった。
龍之介「まあ、取り合えず忙しくなるぞ・・・先ずは幹部達を集めて打ち合わせだ!」
功「はっ!」
功は、幹部達を集める為、龍之介と別れた。
龍之介「さてと・・・」
龍之介も空母大鳳に戻る。
横須賀女子海洋学校、桟橋
一方、横須賀女子海洋学校の桟橋付近では、停泊する武蔵と高千穂を見る高千穂艦長の権藤美由紀中佐の姿が有った。
美由紀「・・・・」
美由紀は、じっと自分の艦と武蔵を見比べていた。
美由紀「同じ艦が2艦・・・」
武蔵、高千穂は同じ大和型戦艦。
唯違うのは、高千穂の方が砲身の数が多く、更にミサイルなどの重武装が積まれている。
美由紀がじっと見ていると
「何を見ているんですか?」
後ろから誰か声を掛けて来た。
美由紀「!?」
誰かと思い後ろを向く。
後ろには、武蔵艦長の知名もえかが立っていた。
美由紀「いえ別に・・・唯ちょっと不思議に思っているの・・・此処に同じ大和型が2隻がいる事に・・・」
もえか「そうですね・・・実は、私も同じ事を思ってました。」
2人は、同じ事を考えていた。
美由紀「貴方名前は?」
もえか「私は武蔵艦長の知名もえかです。」
もえかは、自己紹介する。
美由紀「そう貴方が!・・・RATt事件では、うちの八神がお世話になったわね!」
もえかと聞いて、美由紀は、はやての生徒だと直ぐに分かった。
もえか「八神教官とは如何いう関係ですか?」
もえかは、はやてと如何いう関係か問う。
美由紀「失礼!・・・私は、高千穂艦長の権藤美由紀・・・こう見えてもあの山本中佐や八神中佐の元教官です。」
もえか「えっ、そうだったんですか!?」
もえかは美由紀が薫とはやての元教官だとして驚く。
美由紀「そんなに驚かなくて良い・・・貴方の事は八神中佐や山本中佐からいろいろ聞いているわよ・・・若いのに随分とやるわね!」
美由紀は、2人からもえかや明乃がRATt事件で活躍した事を聞いて、褒める。
もえか「・・・ありがとうございます。」
美由紀に褒められた事にもえかは、照れずに礼を言う。
美由紀(ほう・・・如何やら、私が褒めていない事に気づいているわねこの子?・・・これは侮れないわね・・・)
美由紀は、ワザと褒めた様に見せかけ、もえかを試したのだ。
結果は、侮れない存在だと察する。
そんな時
「艦長!」
『!?』
副長の岸田 文雄少佐がやって来て
文雄「准将からの知らせで、直ぐに空母大鳳に集まる様にと!」
龍之介からの伝言を告げる。
美由紀「直ぐに行くわ!」
文雄「はっ!」
美由紀「貴方とは、いづれ相見える時が有るでしょう・・・その時まで・・・御機嫌よう・・・」
美由紀は、もえかに社交的な別れを告げ、空母大鳳へと向かう。
もえか「・・・・」
もえかは、向かおうとする美由紀を見て、挑戦状の様なものを言い渡された様だと感じた。
空母大鳳、会議室
しばらくして、空母大鳳の会議室に薫以下の幹部達が集まり、演習の協議を行う。
演習の海域は、鳥島沖
演習では、お馴染みの航空機による航空攻撃と高千穂率いる打撃部隊による戦闘訓練が実施される。
その中で補充された兵器の試し打ちも入っていた。
龍之介「以上が3日後の演習で行われる訓練の内容だ」
龍之介は、3日後の演習内容を告げた。
次郎「腕が鳴るぜ!」
演習と聞いて、白鳳艦長小沢次郎中佐は、腕が鳴るぜと生き生きする。
薫「次郎君嬉しそうだね?」
次郎「当たり前だろ!・・・こっちに移っての久々の演習何だ!」
実は、次郎率いる白鳳の乗員達は、艦が修理の為、各艦に分散していた。
次郎は、空母大鳳で艦長補佐へ、副長の林 三郎は、古野間率いる特殊部隊にそれぞれ分散配置された。
その為、今回は、配置転換後の初めての演習になる。
はやて「あんまり浮かれ過ぎて、骨を外さんとってな艦長補佐殿!」
次郎「そう言うお前は、大丈夫なのかはやて?」
はやて「何が?」
次郎「完治して初めての演習だろ・・・体の方は大丈夫なのか?」
配置転換した次郎と同じはやても完治後の初の演習だった。
はやて「ウチは、もう大丈夫や!しゃんと軍医からOKもらっとるし・・・」
次郎「なら良いが、あんまり無理すんなよ!・・・唯でさえ、薫が心配するからな・・・」
薫「大丈夫!その時は、私が強制的に医務室に連れて行くから!」
もし無理した時は、薫が強制的に医務室に連れて行く事にしていた。
はやて「もう2人しぃ、いけずする・・・」
2人に意地悪され、はやては、顔を丸くする。
美由紀「貴方達!真面目にやりなさい!!」
あんまり浮かれているので、美由紀に怒られる。
『すみません!』
3人は、久々に美由紀に怒られた。
龍之介「何だか久々に見る光景だな・・・」
龍之介は、美由紀に怒られる姿を久しぶりに見た。
横須賀女子海洋学校、校庭
同じ頃、横須賀女子海洋学校の校庭では、明乃達生徒が集められていた。
幸子「急な召集ですけど・・・一体如何したんでしょうか?」
急な召集に何だと思う幸子。
ましろ「全校生徒を集めるぐらいだ・・・些細な事ではないだろう。」
それについて、ましろは、何か重要な事だろうと察する。
明乃「うん」
明乃も同感だった。
しばらくして、真雪と古庄がやって来て
古庄「静かに!」
古庄は、生徒を静かにさせて、召集させた理由を言う。
古庄「校長から今後のカリキュラムについてお話が有るので、傾聴する様に!」
如何やら招集させたのは、今後のカリキュラムについての事で、真雪と代わる。
真雪「おはようございます!」
『おはようございます!』
生徒達は、真雪に一礼する。
真雪「先般のいわゆるRATt事件については、生徒の皆さんもよくご存知だと思います・・・皆さんのお陰で、最悪の事態を免れる事が出来ました・・・しかし、そのせいで海洋実習がしばらく出来なくなりました・・・其処で4日後に特別に海洋実習を行います。」
真雪は、前回のRATt事件で海洋実習が出来なくなった事で、生徒達に申し訳ないと思い、其処で4日後に特別に海洋実習をする事を告げる。
ましろ「海洋・・実習!?」
海洋実習が行われると聞いて、ましろは驚く。
真雪「詳細については、古庄教官から説明があります・・・では皆さん!・・・くれぐれも怪我のない様に注意し、有意義ある海洋実習にして下さい!」
真雪は、怪我のない様にと忠告してから、古庄と代わる。
芽衣「やった海洋実習だ!」
志摩「うぃ!」
海洋実習があると聞いて、大喜びする。
古庄「それでは、4日後の海洋実習について説明します。」
古庄は、4日後の海洋実習について説明をする。
古庄「今までの海洋実習では・・・集合地点まで単独で集合していましたが・・・前回のRATt事件での教訓を含め・・・チームごとで集合する事にします。」
4日後の海洋実習では、前回のRATt事件での教訓を含め、チームで集合する事を告げる。
幸子「各チームで集合・・・ですか?」
ましろ「おそらく何かあった時の為に、直ぐ事態に対応できる為だろう。」
明乃「そうだね!」
チーム事に集合させるのは、何かあった時の為に直ぐに対応する為だろうと2人は、察する。
古庄に指示され、生徒達は、各クラスをチームごとに分けられ
幸子「私達のクラスは・・・時津風、天津風、武蔵と同じチームですね。」
明乃達は、時津風、天津風、武蔵と一緒のチームになる。
もえか「ミケちゃん!」
明乃「もかちゃん!」
もえか「久しぶりの海洋実習だね!」
明乃「もかちゃんと一緒のチームになれるなんて良いな!」
もえか「そうだね!」
2人は、一緒のチームになれた事を喜ぶ。
そんな時
「ふん!・・・高々海洋実習で一緒になったくらいで、何喜んでるんだか!」
『ん?』
いきなり誰かから声を掛けられ、2人は、後ろを向くと
千華「あんまり喜び過ぎて、破目を外さないよう気を付ける事ね!」
後ろにいたのは、同じチームの天津風艦長の高橋千華だった。
明乃「あの、貴方は?」
千華「天津風艦長高橋千華よ!・・・晴風はRATt事件で活躍したみたいだけど、実力では私達は負けないわ!」
千華は、明乃に自己紹介し、実力では負けないと言い張る。
明乃「ああ、同じチームの!・・・私は晴風艦長の岬 明乃・・よろしくね!」
同じチームのクラスだと聞いて、明乃は、言い返すどころか逆に自己紹介する。
千華「うっ・・・何か拍子抜けするわね。」
それを見て、千華は、明乃が思った以上の人でなかった事に拍子抜けする。
そしてもう1人
「あの・・・・この実習って、直ぐに終わるんですよね・・・ふぅ!」
今回の海洋実習にやる気の無さを見せつける者がいた。
明乃「え?」
つむぎ「時津風艦長の榊原つむぎです・・・よろしくお願いします・・・ふぅ!」
それは、時津風艦長榊原つむぎで、自己紹介をしながら溜め息をする。
明乃「うん、よろしくね!」
溜め息するつむぎに明乃は自己紹介をする。
ましろ「大丈夫なのか、このチームは・・・・」
余りの情けなさにましろは、心配になってきた。
そして、今回の海洋実習の集合地点が鳥島沖だと言い渡された。
これは偶然なのだろうか?
龍之介達の演習場所と明乃達の海洋実習の集合場所が一緒になるとは
これも神様の悪戯なのだろうか
とは言え、龍之介達と生徒達は、準備を進め
6月29日
出港当日
空母大鳳、艦橋
薫「出港用意!錨上げ!」
出港用意の号令がなり、錨が上げられ
はやて「近錨、出港準備完了や!」
出港準備が完了する。
次郎「各艦も出港準備完了の信号が上がってる。」
各艦も出港準備が完了の信号が上がり
龍之介「各艦は、予定通り出港せよ!」
龍之介は、各艦予定通り出港せよと命じる。
各艦は、順次出港していき
薫「出港!両舷前進微速!!」
同時に薫は、出港命令を出す。
美奈「両舷前進微速!!」
出港命令と同時に美奈がテレグラフを操作し
空母大鳳、機関室
夏雄「前進微速!!」
夏雄達がバルブを操作する。
空母大鳳は、ゆっくりと出港する。
空母大鳳、艦橋
次郎「いや~、やっぱり古巣は落ち着く・・・」
出港する中、次郎は、久々に空母大鳳の艦橋に戻って来た事を語る。
薫「そう言えば、次郎君とまた一緒になるなんて、久しぶりだね!」
次郎「ああ!・・・また一緒に薫とやれるとは思わなかったぜ!・・・まあ、白鳳が治る間までだけど・・・」
薫「でも、私は、嬉しいよ!・・・次郎君とまた、こうやって一緒に居られるのが・・・」
薫と次郎のコンビ。
雅に2年ぶりの復活である。
はやて「久々のコンビ復活や!」
2人にコンビ復活をはやては、祝うが
龍之介「お前ら、遊びじゃないんだぞ!!・・・訓練なんだから真面目にやれ!!」
『すいません!!』
龍之介に叱られ、3人は、反省する。
龍之介「全く・・・まあ、お帰り次郎・・・」
だが、龍之介も本心では、次郎の帰還を喜んでいた。
とは言え、Gフォース艦隊は、演習先である鳥島沖を目指すのであった。
6月30日
Gフォース艦隊に遅れる事1日後、横須賀女子海洋学校の艦艇も海洋実習に向け出港準備を進めていた。
晴風、艦橋
明乃「出港用意!錨上げ!!」
錨上げと同時に錨が上がり、楓がラッパを吹いて、美海が青旗を上げ出港準備完了の知らせを送る。
明乃「晴風出港!」
出港の命令が下り、鈴がテレグラフを操作し、針を前進微速に合わせる。
晴風 機関室
麻侖「前進微速!」
艦橋のテレグラフからの指示を得て、麻侖は、前進微速の命令を出す。
機関が始動し、晴風は出港する。
晴風の出港と同時に他の艦も出港する。
明乃「航海長操艦!」
『航海長操艦!!』
明乃「両舷前進原速、赤黒なし、進路・・150度!」
晴風以下の横須賀女子海洋学校の艦艇は、海洋実習の集合地点である鳥島沖を目指すのであった。
画して、Gフォースと横須賀女子海洋学校の演習が雅か同時に行われるとは、この時思わなかったろう。