ハイスクール・フリート Gフォース   作:首都防衛戦闘機

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第11章 特別実習 前編

8月10日

 

とある孤島

 

薫達と晴風クラスは夏休みに入った。

 

と思いきや

 

何故か薫と晴風クラスの姿がとある孤島に有った。

 

『・・・・』

 

皆薫と古庄の前に整列し

 

古庄「傾注!」

 

2人に注目する。

 

古庄「ではこれより晴風クラスの特別実習を開始する!」

 

古庄が晴風クラスの特別実習を開始すると告げる。

 

芽衣「え!?今日って遊びに来たんじゃないの!?」

 

皆の中で驚愕する芽衣。

 

此処で事態を明確にする為、時系列は遡る。

 

横須賀女子海洋学校、廊下

 

明乃「・・・・」

 

明乃は何事も無く廊下を歩いていると

 

「岬さん!」

 

明乃「!?」

 

突然誰からか呼ばれ振り向くと

 

明乃「あっ、古庄教官!」

 

其処には古庄が立っていた。

 

古庄「ちょっと良いかしら?」

 

古庄は、明乃に何か用事が有る様だ。

 

明乃は、何かと思い古庄に着いて行く。

 

横須賀女子海洋学校、食堂

 

古庄は、明乃を椅子に座らせ

 

古庄「どうぞ」

 

お茶を差し出す。

 

明乃「ありがとうございます。」

 

明乃は礼を言いお茶を飲む。

 

すると

 

古庄「新しい艦はどう?」

 

古庄が新しくなった晴風の状況を問う。

 

明乃「え?あっはい!・・・問題ありません元の晴風と同じ部分も多いですから、皆も喜んでます。」

 

それに対して、明乃は問題ないと告げる。

 

古庄「そう」

問題ないと聞いて、古庄は安心する。

 

明乃「あのー・・・それでお話って?」

 

話を変え、明乃は何の話か古庄に問う。

 

古庄「そうね、本題に入る前に・・・」

 

古庄は本題に入る前にと言って、辺りを見回す。

 

まるで誰かを待っているかの様なふるまい。

 

そして

 

「御免!遅くなりました!!」

 

誰かが遅れてやって来た。

 

明乃「山本教官!?」

 

薫「あれ岬ちゃん!?」

 

それは薫だった。

 

薫「何で此処に?」

 

薫は何故此処に居るのか問う。

 

明乃「古庄教官に呼ばれて・・・」

 

明乃は古庄に呼ばれて来たと言う。

 

薫「あら、私も!?」

 

それを聞いて、自分も同じだと言う。

 

古庄「私が呼んだの!・・・薫さんにも話を聞いて貰おうと思って・・・まあ、連絡事項のようなものだけど・・・」

 

薫も揃い、古庄は話しを始めた。

 

古庄「晴風クラスは夏休みに特別実習を予定しているの!」

 

古庄は、2人に夏休みの特別実習の事を話す。

 

『特別実習?』

 

特別実習と聞いて、2人は?する。

 

古庄「ええ・・・詳しい事は後で伝達されるけど・・・先にちょっと2人に伝えておこうと思ってね!」

 

古庄は、後で詳しく薫と明乃に伝える予定だったが、先に伝えて置く事にしたのだ。

 

明乃「・・・それだけですか?」

 

明乃は、それだけですかと問う。

 

古庄「それだけよ・・・何か悪い事でもして身構えてた?」

 

それに対して、古庄はそれだけと言って、何か悪い事でもして身構えてたと告げ、明乃を睨む。

 

明乃「えぇっ!ちっ違います私は何も・・・っ」

 

と言って、明乃は、慌てふためく。

 

薫「岬ちゃん落ち着いて!」

 

薫は、慌てふためく明乃を落ち着かせる。

 

古庄「ふふっ冗談よ!」

 

古庄は、冗談だと言って笑う。

 

古庄「さっきの話、軽くで良いから他の乗員にも伝えておいてね!」

 

明乃「はい!」

 

と言って、古庄は去って行く。

 

明乃は古庄の言う通りに他の生徒にも伝える。

 

横須賀女子海洋学校、廊下

 

2人と別れた古庄は、職員室に戻ろうとすると

 

薫「待ってください!」

 

古庄「!?」

 

薫が追いかけて来た。

 

古庄「何ですか薫さん?」

 

薫「先の実習!私が参加して良いんですか?・・・私はもう関係ないのに・・・」

 

薫は何故自分も参加して良いのか問う。

 

確かに薫はもう教員じゃないので、参加する資格はない筈だが

 

古庄「貴方が居る方が晴風クラスにとっては都合が良いの・・・それに晴風について、貴方が誰より詳しいから・・・・」

 

それに対して、古庄は薫が参加した方が晴風クラスにとっても都合が良いし、何よりも晴風クラスに詳しいからだと告げる。

 

まあ、確かに薫は晴風クラスと行動を共にしていたから面々には詳しい。

 

薫「それはそうなんですけど・・・准将の許可は?」

 

薫は、龍之介の許可は取って有るのかと問う。

 

古庄「それは大丈夫!・・・校長からの直々の指示だから!」

 

それに対して、真雪からの直々の指示だと告げる。

 

薫「そうですか!」

 

それを聞いて、薫は不満そうな顔をするが

 

古庄「いやかしら?」

 

薫「いえ・・・甘んじ得て実習に参加したいです。」

 

甘んじ得て、実習に参加する事を告げる。

 

古庄「そう」

 

こうして、時系列は戻り

 

とある孤島

 

薫と晴風クラスと共に古庄の特別実習に参加する事になった。

 

の筈が

 

薫(何が如何なったらこうなるのよ?)

 

生徒の思い違いに驚く薫。

 

幸子「それからこの事が伝言ゲームのように伝わって行って・・・何故か何所かで遊びに行くって内容にすり替わったようですね!」

 

何所で伝達を間違えたか、晴風クラスの面々は遊びに来たとばかりだと思っていた。

 

鶫「私ちゃんと特別実習って連絡したのに・・・」

 

ましろ「遊びに行くって考えが念頭にあったせいで実習のところをよく読まなかったんだろう・・・」

 

如何やら鶫は皆に連絡したのだが、遊びに行くって考えが念頭にあったせいで実習のところをよく読まなかった様だ。

 

芽衣「遊びに行くにしては、上手く全員揃ってたし、艦まで動かすしで可笑しいな~と思ったんだよね・・・」

 

志摩「うぃ・・・」

 

だが、芽衣と志摩は、遊びにしては何処か可笑しいとは思っていたのはいたのだが、結局気づかなかった。

 

ましろ「気付け!其処で!疑問に思ったなら人に聞け!」

 

そんな2人をましろが叱る。

 

そんな時

 

「あの・・・」

 

ましろ「ん?」

 

後ろから誰か声を掛けて来た。

 

由美子「私遊びに行くからって誘われて来ちゃったんですけど・・・」

 

小百合「ジェ二ーもいるヨー!」

 

それは時津風水雷長の美子と天津風機関長の小百合だった。

 

何故関係も無い2人が此処に居るのは

 

芽衣「遊びに行くって聞いたから・・・」

 

麻侖「旅は道連れてなぁ!」

 

遊びに行くと思って、芽衣と麻侖が序に誘ったのだ。

 

ましろ「如何するんだこれ・・・」

 

関係ない2人を如何するのかましろは困り果てる。

 

序に

 

夏雄「全く、遊びと実習を間違えるとは如何いう考えをしてたんでぃ!」

 

何故か、我が空母大鳳機関長の夏雄が居た。

 

薫「そう言う機関長は何で此処に?」

 

夏雄「いや、麻侖が一緒に遊びに行こうって誘うから付いて来たんでぃ!」

 

本人も麻侖に誘われた1人。

 

薫「機関長も人の事を言えないじゃないですか!!・・・如何するのよこれ?」

 

人の事を言えないじゃないですかと呆れ果て、付いて来た夏雄を如何するのか困り果てる薫。

 

そんな時

 

「来ちゃったものはしょうがないんじゃないんですか?」

 

薫「!?」

 

そう言って、薫の前に現れたのは

 

薫「平賀さん、福内さん!?」

 

鈴「あっ、ブルーマーメイドの・・・」

 

幸子「平賀さんと福内さんですね!」

 

それはブルーマーメイドの平賀と福内だった。

 

古庄「2人にも山本中佐と同じ、今回の実習の手伝いに来てもらいました。」

 

平賀「よろしくー!」

 

如何やら2人は薫と同じ実習の手伝いに態々来てもらった様だ。

 

古庄「さて、情報が上手く共有されていない様なので、改めて今回の実習について説明します。」

 

改めて、古庄は今回の実習の内容を説明する。

 

古庄「晴風はRATt事件後、一時沈んでしまった為、新たな艦を用意できるまで海洋実習を行えずにいました・・・其処で今回、夏休みを利用して特別実習と言う形で穴埋めをする事になったと言う訳ね。」

 

古庄は、RATt事件で晴風クラスは艦を失い、実習が出来なかった。

 

その穴埋めをしようと今回の実習を企画したのだ。

 

幸子「簡単に言うと強制的な補習授業見たいなものですね!」

 

補習授業だと言う事を理解する幸子。

 

麗緒「うちら、ガチの補習終わったばっかなのに・・・!!」

 

今回の実習は、夏休み補習ばかりだった晴風クラスにとっては、いやいやなものだった。

 

古庄「確かに晴風クラスだけ一時的に艦を失ってしまったのは不可抗力・・・そのせいで補習が増えるのも可哀想では有ると言う事で・・・」

 

だが、古庄はそんな事は予測しており

 

古庄「無事実習を終えたら明日1日は自由時間とします!」

 

それに対して、無事実習を終えたら明日1日は自由時間にすると告げる。

 

『やった・・・!!』

 

それを聞いた明乃達は、いっぺんに代わり大喜びする。

 

だが

 

古庄「但し!実習自体は気を引き締めて取り組む様に!・・・返事は!?」

 

『はい!』

 

喜びも束の間、古庄の言葉に晴風クラスは、気を引き締める。

 

古庄「よろしい!」

 

薫(流石に、これは聞くわね!)

 

流石に効いたと薫は実感する。

 

古庄「ではこれから実習の内容を伝える!」

 

改めて、古庄は実習の内容を発表する。

 

古庄「横須賀女子海洋学校オリジナル・・・オリエンテーティング!」

 

実習の内容は、オリエンテーティングだと告げる。

 

明乃(オリエンテーティング・・・!)

 

発表された内容に明乃は?する。

 

由美子「えーっと・・・私達は如何すれば良いんだろう・・・?」

 

小百合「アイドン ノゥ!」

 

2人は、如何すれば良いか分らなかった。

 

続く

 

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