ハイスクール・フリート Gフォース   作:首都防衛戦闘機

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第14章 夏休み 前編

8月14日

 

予算案会議から数日後

 

宗谷家、龍之介と真霜の部屋

 

龍之介「ぐぅ・・・ぐぅ・・・」

 

真霜「すぅ・・・すぅ・・・」

 

この日、龍之介と真霜は夏休みで部屋で寝ていた。

 

ついでに相変わらず部屋の中は、読んだ本や脱いだ服が散乱していた。

 

2人が寝ていると

 

ガチャ!

 

ましろ「もう・・・!」

 

ましろが部屋に入って来て

 

ましろ「いい加減2人とも起きろ・・・・!!それと服は、脱いだら洗濯機!!」

 

と2人を起こし、散乱している服や本を片付けるよう言うが

 

龍之介「ん、何だ!?」

 

龍之介が起きた途端

 

ましろ「ひっ!?」

 

ましろは急に顔が赤くなる。

 

それは2人が裸で寝ていたからだ。

 

起きやがった龍之介が裸で対応したので、それを見たましろは

 

ましろ「う、うああぁぁ・・・・・・!!」

 

顔を赤くし、悲鳴を上げて逃げ去っていった。

 

ましろにとって初めて男の裸を見たので、刺激が強すぎた様だ。

 

真霜「ん、何!?」

 

ましろの悲鳴に横で寝ていた真霜は目を覚ます。

 

宗谷家、リビング

 

しばらくして、2人はリビングに集う。

 

ましろ「もう寝る時ぐらい服を着てください!!」

 

龍之介「御免、御免!」

 

ましろに注意される龍之介。

 

真霜「良いじゃない寝る時ぐらい・・・」

 

寝ぼけた状態の真霜。

 

真冬「はっはっはっ!・・・結婚しても相変わらずだなぁ2人共!」

 

結婚しても2人が家でずぼらな事に変わりない事に笑う真冬。

 

龍之介「結婚したって、そう簡単には変わらねぇよ!」

 

結婚したって、そう簡単には変わらないと言う龍之介。

 

真霜「休みの日くらいのんびりしたいの!」

 

ましろ「何度も言うけど・・・のんびりとだらしないのは違うよ・・・もう昼だよ!」

 

ましろに何度も注意される真霜。

 

何度も見る光景だ。

 

ましろ「はいお茶!」

 

ましろは、真霜にお茶を渡す。

 

真霜「ありがとう。」

 

ましろ「龍之介さんにも・・・」

 

序に龍之介にも

 

龍之介「ああ、すまねぇ・・・」

 

真霜「それにしても・・・皆揃って、休み何て、久しぶりね!」

 

真冬「母さんは、仕事だけどね!」

 

仕事でいない真雪を除いて、宗谷家全員揃うのは久しぶりだった。

 

真冬「それにしても残念だったな!・・・龍之介の案が通らなくて・・・」

 

真霜「!?」

 

真冬は、この前の予算案会議で龍之介の航空機量産及び拡張計画が通らなかった事に驚いていた。

 

龍之介「仕方ねよ!・・・向こうが決めたのなら・・・それに向こうはあづま量産計画がお好きな様だ!」

 

それに対して、龍之介は向こうが決めた事だし、あづま量産計画がお好きな様だと告げる。

 

真冬「そうかな!別にあたしらは好きじゃないんだけど・・・」

 

真冬は、あづま量産計画をあまり好きではないと言うが

 

龍之介「お前はそう言うけど・・・完成すれば言い方も変わるだろう。」

 

確かにいくら好きではないと言っても、あづまが完成すれば気が代わる事も有る。

 

人間とはそう言う者だ。

 

真霜「そう言えば・・・ましろは最近学校の方は如何?」

 

真霜は、話を逸らそうとましろに学校生活は如何かと聞く。

 

ましろ「如何って別に・・・RATt事件以降は特に問題なく過ごせてると思うけど」

 

真霜「そう」

 

如何やら何事も無くましろは学校生活を過ごしている様だ。

 

真冬「艦長になれなくて捻くれてるかと思ったけど・・・何とかやってる見たいだな!」

 

それを聞いた真冬は、ましろが艦長になれなくて捻くれてるかと思った。

 

ましろ「べっ、別に捻くれてなんか・・・っ」

 

それに対して、ましろは捻くれては無いと言うが

 

思えばそんな事も無くも無かった。

 

いつも何で明乃が艦長何だと影で不満を抱いていた事も有った。

 

だが

 

ましろ「ま・・・まぁ艦長じゃなくてもそれぞれに大切な役割が有る訳だし・・・今は別に気にしてないよ!」

 

今はそんな気も無く、今は副長として艦長を支える役割が有るのだから別に気にしていない。

 

真冬「何!?」

 

それに真冬は激怒し

 

真冬「そんな事で如何する!もっと野心を持て野心を!」

 

ましろにもっと野心を持てと言い張る。

 

ましろ「どっちなんだ一体!?捻くれてた方が良いのか!?」

 

しかし、ましろは真冬の言い方が理解できない。

 

捻くれてた方が良いのか、それとも捻くれていない方が良いのか、全く分らず

 

真冬「久々に根性入れてやろうか・・・!?」

 

ましろ「止めて・・・!!」

 

全く真冬は根性を入れるしか考えない。

 

その犠牲になるましろ。

 

真霜「我が家ねぇ・・・お尻揉んでも根性は入らないと思うけど・・・」

 

龍之介「困ったもんだ。」

 

そんな2人に呆れる龍之介と真霜。

 

そんな時

 

真冬「っとそうだ・・・学校と言えば母さんから聞いたぞシロ・・・スキッパーの免許取るんだって?」

 

ましろ「!」

 

真冬は、ましろがスキッパーの免許を取得しようとしている事を真雪から聞いたと告げる。

 

真霜「あらそうなの?良いじゃない!」

 

それを聞いた真霜は良いじゃないと賛同する。

 

ましろ「うん、まぁ・・・最初の海洋実習が色々想定外な事ばっかりで・・・でも実際海に出たら、それが当たり前何だと思った・・・それでまぁ、その・・・出来る事は多い方が良いかと思って・・・」

 

ましろは、前回の海洋実習で自分がいかに何もできなかった事がはっきりと分かり、もっと自分が出来る事をしようと思い。

 

其処で明乃、聡子、理都子と並んで、自分も大型スキッパー免許を取得する事にしたのだ。

 

真冬「そうか!・・・良いぞ!・・・出来ないよりは出来る方が良い!何だってそうだ!」

 

ましろのスキッパー免許取得の理由を聞いた真冬は納得し

 

龍之介「確かに自分の取り柄が増えるのは良い事だぞ!」

 

龍之介も感心する。

 

真冬「よ~し!じゃあ今日は特別にあたしが稽古を付けてやろう!」

 

そして、真冬は自らましろに稽古を付けると言い出す。

 

ましろ「えぇっ!?」

 

それを聞いたましろは驚愕し

 

ましろ「いや、良いよそんなのっ!」

 

拒否しようとするが

 

真冬「遠慮すんなって、現役ブルーマーメイドの個人稽古なんて貴重だろ?」

 

真冬の勢いに拒否する事も出来ず

 

ましろ「真霜姉さん何とかしてっ!」

 

真霜に助けを請うが

 

真霜「頑張ってね♡」

 

あっさり見放される。

 

ましろ「龍之介兄さん!」

 

今度は龍之介に助けを請うが

 

龍之介「健闘を祈る!」

 

此方もあっさり見放されてしまった。

 

ましろ「役立たず!!」

 

2人に見放され、ましろは役立たずと言って、結局真冬の稽古を受けに行った。

 

2人が居なくなった後、リビングには龍之介と真霜だけになった。

 

 

龍之介「さてと!」

 

真霜「!?」

 

突然、龍之介は立ち

 

龍之介「折角の眠りを邪魔されたんだから、どっか遊びに行くとするか!」

 

真霜「あっ・・・そうね!」

 

と言う訳で、ましろと真冬がいない間に2人は何処かに遊びに行くのだった。

 

横須賀市、とある海水浴場

 

その頃、薫は、なのは達に誘われ、次郎と共に海水浴場に来ていた。

 

なのは「いくよ!」

 

ビーチバレーをするなのは、フェイト、次郎、はやて、ヴィヴィオの5人。

 

フェイトと組んでなのはは、アタックする。

 

次郎「よし・・・・うぇ!?」

 

『!?』

 

なのはの一撃が次郎の顔面に命中した。

 

なのは「じ、次郎君大丈夫?」

 

次郎に駆け寄るなのはとフェイト、はやて、ヴィヴィオ。

 

次郎「だ、大丈夫、大丈夫・・・」

 

大丈夫だと言って笑う次郎。

 

薫「・・・・」

 

それを遠くからパラソルの下で見る薫。

 

だが、薫は有る事に悩んでいた。

 

そんな時

 

次郎「如何した薫!?」

 

薫「!?」

 

ビーチバレをしている次郎が薫に駆け寄り

 

次郎「皆と遊ばないのか?」

 

と言って誘う。

 

薫「う、うん!後で行くね!」

 

それに対して、薫は後で行くねと言う。

 

次郎「何を考えていたんだ?」

 

次郎が側による。

 

薫「ん・・・兄さんの事を考えていたの」

 

次郎「准将の事か?」

 

薫「この前、兄さんがゴジラ戦後に一線を引くって言ってたでしょ!」

 

薫は、龍之介が以前言った事を考えていた。

 

次郎「ああ、そんな事言ってたな?」

 

薫「今まで肝心な事は全部兄さんが決めていたけど・・・今度は私達が決めなきゃいけない・・・でもそんな事出来るんだろうか・・・全然分かんなくなちゃった。」

 

今までの事は龍之介が決めていたが、今度は自分達が決めなければならない事に薫は不安を抱いていた。

 

次郎「確かにそんな事押し付けられたら分かんねえよな普通。」

 

次郎も思っていたが

 

薫「だよね!」

 

次郎「でもよ・・・そんな事考えなくても良いんじゃないのか?」

 

薫「えっ!?」

 

次郎「今さら考えたって如何にもなんねえし、そうなった時に考えれば良いさ・・・それにほら!」

 

薫「ん?」

 

次郎「俺やあいつらが側に居るんだから・・・1人で考えるなよ・・・死ぬ時も生きる時も一緒だろう!」

 

次郎の言う通り、今さら考えても如何にもならない。

それならば、そうなった時に考えれば良いし、それに薫1人で考える事じゃない。

 

仲間と共に決めれば良いのだから

 

薫「ん、そうだね!」

 

次郎「ほら、皆が待ってるから来いよ!」

 

薫「うん!」

 

薫も次郎に誘われ、ビーチバレーに参加する。

 

薫が入った事で次郎側が逆転する。

 

横須賀市、、ヴェルニー公園

 

一方、龍之介と真霜は、横須賀の街をブラブラしながらヴェルニー公園にいた。

 

真霜「んん・・・良い風!」

 

龍之介「まあ、平和だと言う証拠だ!」

 

 

真霜「ねぇ!」

 

龍之介「何だ?」

 

真霜「この前滝監督官に言った事・・・本気じゃないよね?」

 

真霜は、この前龍之介が総一郎にゴジラ戦が終われば自分は一線を退くと言った事。

 

本気じゃないか問う。

 

龍之介「ああその事か・・・いや本気だ!」

 

だが龍之介は本気だった。

 

真霜「如何して?・・・Gフォースには貴方が必要なのに!」

 

それを聞いた真霜は今のGフォースには貴方が必要だと言って反対するが

 

龍之介「いや、ゴジラ戦が終われば俺の役目は終わる・・・そうなれば後は薫達に任せて、さっさと一線を引いた方が良い。」

 

龍之介は、ゴジラ戦が終われば自分の役目は終わる。

 

そうなれば後は薫達に任せて、さっさと一線を引いた方が良いと告げる。

 

真霜「そんな簡単に・・・」

 

龍之介「決められるのか?・・・でも、それが良いんだ・・・何時までも俺が指揮を執っていたら薫達は成長しないだろうし、深町総司令だって、お飾りだと言われるままだ・・・俺が一線を引けば少しは見る目も変わるだろう。」

 

今のGフォースは、元国交相だった深町を総司令にし、代行を務めた野田一誠を総参謀長にしている。

 

だが、実際に主導権を持っているのは龍之介だと見られている。

 

これを打開する為にも龍之介はゴジラ戦終結後に一線を引いて、主導権を深町総司令に返さなければならないと決めていた。

 

更に薫達を一人前にする事でもあった。

 

真霜「ん・・・」

 

それを聞いた真霜は何も言えず、唯不安になる。

 

それを見た龍之介は

 

龍之介「まあ、直ぐに辞める訳じゃないから、そう暗い顔をするな!」

 

直ぐに辞める訳じゃないと言って、真霜を慰める。

 

真霜「そうだね・・・」

 

龍之介の言葉を聞いて、真霜は開き直る。

 

真霜(だけど・・・私は諦めない・・・何としても貴方を止めさせない様にするわ!)

 

だが、真霜は諦めてはいなかった。

 

何とか龍之介を止めさせない様に策を考える。

 

龍之介「さて、きばなしに何処かに寄るか!」

 

2人は、また、横須賀の街をブラブラする。

 

 

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