九つの大罪人がダンジョンにいるのは間違っているだろうか?   作:厨二病なりかけ

1 / 2
プロローグ

かつて、迷宮都市オラリオには三大最強派閥が存在した。

名はゼウスファミリア、ヘラファミリア、そしてエリザベスファミリアだ。

この三つのファミリアこそが、探索系ファミリア最高峰であった。

ゼウスファミリアとヘラファミリアは大人数で形成されており、それぞれ100人以上の眷属が入る一方、エリザベスファミリアには9人しかいない。

しかし、この9人全員が高レベルであるという少数精鋭のファミリアであった。

 

今この三つのファミリアは存在しない、なぜならゼウスファミリアとヘラファミリアは世界三大クエストに挑み、その内の二つのリヴァイアサンとベヒーモスは討伐したが、最期の一つである黒龍討伐で全滅という結果に終わった。このことにより二つのファミリアは主戦力を失い、主神であるゼウスとヘラはオラリオから去った。エリザベスファミリアはこの出来事が起こる前に『闇派閥』の計画によって主神を殺され、エリザベスファミリアは消滅した。この事件をきっかけに9人の眷属は後に大罪人と呼ばれるようになった。

 

この9人の大罪人は九つの大罪と一括りでまとめられ、それぞれ『憤怒』『暴食』『色欲』『強欲』『憂鬱』『怠惰』『虚飾』『傲慢』『嫉妬』の大罪を犯した。

 

憤怒の罪を犯したのは元エリザベスファミリア団長であるメリオダス。

暴食の罪を犯したのは元エリザベスファミリア団員であるミラ。

色欲の罪を犯したのは元エリザベスファミリア団員であるルカ。

強欲の罪を犯したのは元エリザベスファミリア団員であるダン。

憂鬱の罪を犯したのは元エリザベスファミリア団員であるミロク。

怠惰の罪を犯したのは元エリザベスファミリア団員であるシクロ。

虚飾の罪を犯したのは元エリザベスファミリア副団長であるリク。

傲慢の罪を犯したのは元エリザベスファミリア団員であるギル。

嫉妬の罪を犯したのは元エリザベスファミリア団員であるシノ。

 

メリオダスは主神であるエリザベスを殺した者に復讐をし、計画に関わった者を神でも容赦なく殺し、神殺しの罪で捕まり『憤怒の罪』となった。

 

ミラは元々よく食べる女性ではあったが、それとは別で彼女の魔法は人の記憶、能力、欲等を食べるものであり、エリザベスという彼女にとっての抑止力がいなくなったことと主神を失ったことによって空いた心の穴を埋めるべく無差別に色々な者から記憶等を食べた結果『暴食の罪』となった。

 

 

ルカは女たらしのところがあり、エリザベスによってそれも比較的収まっていたが彼女がいなくなったことにより治らなくなった上に、生み出された悲しみを打ち消すために多くの女性を誘惑し、己の欲望のはけ口にした。そんな時、ある女神と出会い改心したが、誘惑した女達の怒りを買い起訴され、『色欲の罪』となった。

 

ダンは親友であるメリオダスの暴走を止めるために神を天界から引き戻せるという噂を聞き、エルフの森の中心の大樹下にある液体を手に入れそれを使ってエリザベスと引き戻しメリオダスの暴走を止めようとしたが、その液体の正体は不死になるものであり神を天界から引き戻すことができないことを知り、その液体を森に返そうとしたが、其の頃には遅く、エルフに襲撃を受け、死にかけになるとやけくそになりその液体を飲み干し不死となった。さらに、その液体はエルフの森を存続させるのに必要不可欠のものであったがそれを失ったことにより、森は枯れ、エルフは住処を失い、森を枯らした張本人であるダンはその罪により捕まり『強欲の罪』となった。

 

大罪の原因になったのが世間にも公表されているのはこの四人だけであり他の五人はなぜそのような罪になったのかは公表されることはなかった。どちらにせよ、この出来事により元エリザベスファミリアの全員が罪を背負った。

罪を犯したものはもちろん牢獄に入れこまれ彼らも例外では無かった。

八人はきちんと牢獄に入れられたが、唯一元エリザベスファミリア副団長であるリクだけは牢獄から逃れた。どんなものでも主神が死ねばステイタスは無くなるが、エリザベスは死ぬ直前に神の力を発動し、自分の眷属達にステイタスだけを残していった。そのため団員達は能力を発揮できたわけだが、ステイタスが残った時間もせいぜい一ヶ月程度であり、その後大人しくつかまってしまった。しかし、リクだけは違った。エリザベスは死ぬ前日になんとなく死ぬことを予感しており、団員の中で一番しっかりしており、実力もオラリオ一であるリクにある祝福を与えた。それはステイタスの自己更新権である。これにより神がいなくともステイタスをずっと更新することができるようになった。この祝福に彼が気付いたのはエリザベスが死んだ後であった。この自己更新権により、ステイタスを失うこともなく、レベル8である彼を捕まえられる者もいなかったためリクは逃げることに成功した。捕まった八人も事情がわかるとダン以外の皆はすぐに解放された。ダンの犯した罪は償わなければいけないものであったため牢獄に長いこと入れられることになった。しかし、そんな彼にも善行の数々があったため一年ほどで解放されることとなった。

 

しかし、彼らの犯した罪は解放された後も消えず、大罪人として過ごすことになった。メリオダスはヘスティアファミリアに改宗し、ミラ、ミロク、シクロ、シノはロキファミリアに、ルカ、ギル、ダンはフレイヤファミリアに改宗した。リクだけは未だ誰にも発見されておらず、彼の愛武器であるかつて彼と鍛治神のヘファイトスの合同作業によってできたオラリオで一番といえる双剣は持ち出されていたためダンジョンにいると推察されているが、ギルドは一年間以上ダンジョンにいるリクはもう死んでいると判決した。

真相は未だ誰にも分からない。ある者の噂ではもう地上に出ているや、まだダンジョンで生きている、もしくはとっくに死んでいるだのいろんな賛否両論はあるが、長い年月が経った今ではその噂すら風化している。

 

この物語は原作主人公であるベル・クラネルが9人の大罪人に感化されながらも英雄を目指す物語である。

 




ちなみに皆のレベルと容姿はこのような感じになっています。

メリオダスlv7 
七つの大罪のメリオダスの身長が少し高くなっただけ。
ミラlv6    
背が小さく、瞳は黄色と黒のオッドアイで黒髪です。イメージ的にはIS(インフィニット・ストラトス)のラウラが幼くなった感じです。
ルカlv6 
金髪で瞳は両目とも青、ちょっとチャラっ気がある。イメージ的にはデュラララの紀田正臣のチャラさが少し消えて、もう少し美形になった感じ。
ダンlv6
七つの大罪のバンが少し丸くなった感じ・
ミロクlv7
モンストのミロクと同じ(モンスター状態ではなくノーマルな状態)。髪の色は黒と水色が入り混じっている。
シクロlv5
ノーゲームノーライフの白。
リクlv8(昔)今lv??
ノーゲームノーライフゼロのリク。しかし、瞳の色が紅色と蒼色になっている。
ギルlv7
fateのギルガメッシュ。子ギルと普通のギルガメッシュの比率が8:2になっているギル。つまり子ギルが少し大人っぽくなった感じ。
シノlv6
ソードアートオンラインの朝田詩乃。シノンではないです。つまりメガネ女子。


他の者の罪についても今後のストーリーで触れます。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。