はい、どうも初めましての方は初めまして、別作品からの方はやっちまいました、やまたむです。
そして、書いてしまいました。BanG Dream!の二次創作。
この作品は作者が抑えきれなかった衝動を発散した形になります。
定期的に投稿する予定ですが、少し気まぐれ投稿気味になるかもしれませんが、よろしくお願いします。
とある少年はいつも通り学校の弓道場にて矢を放っていた。
それは一挙手一投足どれをとっても無駄なものはなく、見る者を魅了する美しさがあった。
その光景を間近で見ている少女は思う。
ーいつ見ても美しいわね。
と。
だが、その少女は今、この場所には相応しくない。
なぜならこの場、より正確に言うとこの学校は、
都内で随一の不良の溜まり場、不良校、『私立叢雲学園』なのだから。
では、なぜ彼女がそのような学校にいるのかというと、ただ単純で、矢を放つ少年を見るためである。
そんな、少女は、一射し残心を終わらせた少年に話しかけられる。
「なぁ、いつも言ってるけどうちの学校にはくるなよな。お前、有名人なんだからさ」
「ふふ、そうね。でも、そんな、私がここに来たことがバレないように配慮してくれてるのでしょ?」
「一応後輩にお前が来そうだったら人払いを頼んでるけど、完璧じゃないんだ。せめて俺の家に来てくれればあまり問題は起きないんだけどな」
「あら、それじゃぁ、今度お邪魔しようかしら?」
「やっぱ、やめてくれ。下手に噂されたら困るわ」
「それは、残念。まぁ、私も変な噂をたてられるのは今は困るわね」
そんな、仲良さそうに会話をしている二人だが、この二人が会話をする事ができるのは偏に『幼なじみ』であるがゆえだろう。
いや、いくら幼なじみでも、不良と関わり合おうなどとは思えない。
だが、彼女がそんな不良な彼と関わろうと思えるものは幼なじみ以外の何か、があるのだろう。
そんな少女は彼に問いかける。
「そういえば、貴方が弓道を始めたきっかけは何だったかしら?」
「それ、言わなきゃだめか?」
それに対して少年は心底嫌そうに返す。
「えぇ」
だが、彼の『言いたくないんだけど』と言う思いとは別に彼女は答えを促す。
「そりゃ、お前に惚れたときからだろ」
「ごめんなさい。聞こえなかったわ」
その少女はわざとらしくもう一回言わせようとする。
「も、もう言わないからな!!」
だが、少年は顔を真っ赤にして、恥ずかしそうに少女から顔を逸らす。
「あらあら、残念。そうね、なら私は、『ありがとう』と伝えたら良いのかしら?」
その答えを聞いた少年は声を荒げ、その少女に言い返す。
「き、聞こえてんじゃねぇか!!」
やはり、少年は恥ずかしそうだ。不良校の生徒とは思えない程である。
そんな少年を見てふふ、と微笑んだ少女は「それじゃぁ、失礼するわね」と言い弓道場を出て行く。
「おう。気をつけて帰れよ?」
「えぇ」
そう言ってその少年は矢を放つ為に集中し、それを見ることもなく少女は弓道場を後にする。
これは、とある少年、
名前:弓塚祐貴(ゆみつかゆうき)
身長:174㎝
体重:64㎏
髪型:ミディアム
髪の色:黒
目の色:黒
性格:お人好し