機龍星の煌めきは永久に   作:アレスの盾斧

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処女作です!
お見苦しい点もあると思いますが、生暖かい目でご覧ください!



流星形成
龍星形成


 

 

「モンハンワールド買っちまったぜぃ!」

 

俺、星織 真人《ほしおり まなと》は、

やや遅れてモンスターハンター ワールド購入し、これから家に帰って思う存分プレイしようとしていた!

 

が、

 

「おいそこのガキ!危ねぇぞ!」

 

「え?」

 

知らないオヤジの声で今までウナギ登りだったテンションが通常に強制的に戻される。

だけど、もう遅かった。

 

「...がっ!?」

 

頭にこれまで感じたことの無いくらいの衝撃が響く。

揺らぐ視界は大勢の人が俺の前に集まってきた所で急にブラックアウトする。

だんだん何も感じなくなってきている

 

 

 

 

「ちゃんと信号みろよ!」

 

 

 

 

 

この誰かもわからない声が俺が最後に聞いた声だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

「お.......じゃ!」

 

「んぁ?」

 

「んぁ?じゃないわい!はよ起きんかい!」

 

ドゴォ

 

「痛って!殴んなよ!起きりゃ良いんだろ起きりゃ。よいしょ」

 

「よいしょて、お前高校生じゃろが!」

 

「口癖なんだからしょうがないじゃん。で、あんた誰?」

 

 

事故ったはずなのに、目が覚めたら白い空間で、いきなりムキムキじじいが目の前にいる状況。どう考えても普通じゃない。

 

「おお、いきなり手荒に扱って悪かったなぁ。わしは、神じゃ。」

 

「は?」

 

は?とか言ったけど起きて約1分半のこのやり取りでわかったことがある。

一つ、俺が死んだこと。多分だけどモンハン買って浮かれてスキップしてて、信号見ずに横断歩道渡ってて車に弾かれたとかだと思う。

二つ、起きて白い空間、目の前に神名乗るじじい。

うん、これ転生確定だ。転確だ転確。この流れは余多の転生小説共通の流れなので見飽きた。

このあとの流れは...

 

「実は君の死はこちらのミスなのじゃ。お詫びとして転生先を選ぶ権利と転生特典を五個まで与えよう」

 

やっぱりこの流れだ。ほんと見飽きたこの流れ。

だけど、転生先を選べるのはすごいうれしい!大好きなあの世界に行けるのだ!

 

「んじゃ、モンスターハンターの世界で!」

 

「え?モンスターハンター?あー...お!行けるわ!行けるけどバルファルクじゃぞ?」

 

「お、ラッキー!バルファルクになりたかったからちょうど良かったぁ!んじゃ特典はね...」

 

前世の記憶保有

擬人化能力

成長加速

仮面ライダーグリスに変身できる能力

無機物系フルボトル全部所持

 

この五つが俺が提示した能力だ。

 

「三つ目は無理」

 

秒で否定された

 

「え?なして?」

 

「説明すると長くなるがのぉ~...」

 

神が申し訳なさそうに話してくれた理由をまとめるとこれだ。

命のバランスを守るため。だそうだ。

生き物には決められた命のバランスがあって、いくら神の能力としても、成長を加速するような行為は魂を大きく傷つけてしまい、次の転生に影響が出るためそれはできないそうだ。

 

「へー、納得はしたんだけど次の転生ってことは次も転生できるんだね」

 

「うむ、すべての生き物に転生の権利があるからな。死んだときに、今までの世界でまた生きるか、違う世界で生きるかを問うのじゃ。新たな体を与えるときには記憶を消すのじゃがな」

 

「輪廻転生ってこと?」

 

「簡単に言えばそうじゃな。お、そろそろ魂が形を保てなくなるぞ、急いでくれ。」

 

「え!?じゃあ残った四つでいいよ!早く転生させて!」

 

「お、おう!それじゃ行くぞ!そぉい!」

 

無駄に気合いの入った掛け声と共に俺のからだがヒカリの粒になって消えていく。

 

そしてふと思う。

 

 

フルボトルと変身能力はいいのかよぉぉぉぉぉぉ!?

 

 

そこで意識が途絶えた

 

 

 

 

 

 

 

ドクン

 

 

 

ドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクン

 

 

「...!?」

 

おお!びびったぁ!自分の鼓動で目覚めるとかあるか普通!?

周りを見渡してみる。

が、暗くてよくわからなかった。多分卵の中なのかな?

今気づいたけど背中と腰の辺りに違和感がある。まるで手が生えているような...ってそりゃそうじゃん!バルファルクじゃん!古龍じゃん!モンハン世界じゃん!ほんとに転生できたんだ...神アザス。

 

ひとまず卵から出てみよ。

 

思い切り体当たりしてみる。

ドンッ

鈍い音が聞こえて体が反動で後ろに押し返される。

そりゃ一回じゃ無理だわな。

二回目、三回目と体当たりを続ける。

そして八回目、遂にヒビが入って若干光が差している。あと一回で殻が割れる。今までで一番力を込めた体当たりを仕掛ける。

 

パリィ

 

最初とは反対に軽い音と共に俺は勢いに乗ったまま外に飛び出る。

 

まぶしっ!?

 

いきなりの光で怯むが、それに慣れるまで時間はかからなかった。

 

改めて慣れた目で辺りを見渡してみる。

 

「...キャア!(おお!?)」

 

そこは...地面は岩で数十メートル離れたところですいきなりなくなっている。そしてその先には見渡す限りの青い空、そして所々に漂う小さい雲。そして目の前には...

 

大きい銀色の体躯、翼としての能力を捨て、まるで鋭い手のような形になっている翼、それは、バルファルクだった。

 

「キュッ!?(何っ!?)」

 

よく見ると鱗が所々抜け落ち、爪も欠けていた。

 

戦死...というわけでも無さそうだ。切り傷や打撲跡等も見える限りでは一つもないし出血もしていない。となれば考えられるのは...寿命?老化による突然の死なのかな?と考えれば鱗の抜け落ちや爪の欠損も歴戦のものと考えれば納得がいく。

 

いきなり目の前には死体という凄まじい状況で始まった俺の新しい人生(龍生?)。この世界は文字通り、弱肉強食。弱きものは食われ、強きものしか生きられないこの世界。強くならねば食われる。そうだ、強くなろう‼そう決心した俺、星織真人改めてバルファルク(名前はまだ無い)でした。

 

 

 

 

これは一匹の龍が人との関わりを得て、世界の危機に立ち向かっていく話である。

 

 

 

 

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