選択肢はある物とない物もありますが、基本的には選択肢はなく、某ゲームのスキットだったり夜会話だったりをイメージした造りとなっています。
もっと上手い書き方がありましたら、お教えいただけましたら幸いです。
キズナトーク『トラの名前』
キズナトーク 「名前の由来」
指定キャラクター:トラ、ハナ、アサヒ
場所:4章以降グーラ トラの家にて
アサヒ「へえ、ここがトラの家なんだ。……なんだかログハウスみたいだね」
トラ「ここには父ちゃんとキクが住んでるも! ちょうどいいから挨拶していくも! おーい、父ちゃーん。キークー!! トラが帰って来たも―!」
アサヒ「お、お邪魔しまーす……!」
タテゾー「おぉ、何だトラ。帰って来てたのかも。……ん、そちらの子は誰も?」
トラ「この子はトラ達の仲間のアサヒも! アサヒ、こっちはトラの父ちゃんも! そしてあっちはタテゾ―父ちゃんの作った人工ブレイドのキクだも!」
キク「ご主人様と妹がいつもお世話になっておりますも」
タテゾー「キク! まだこの子とは初対面も!!」
キク「では、今後ご迷惑をお掛けするかもしれませんが、よろしくお願いしますも」
タテゾー「迷惑かけること前提かも!? 全く、お前はご主人様への敬意が足りないも!!」
アサヒ「あ、あはは……。よろしくお願いします。えっと、妹と言うのは……?」
ハナ「ハナのことですも! ハナは姉さまのエーテル回路をスターターにして今の出力を出せていますも。ハナはセンゾー博士とタテゾー博士とご主人、親子三代の汗と涙とその他諸々でできた最高傑作ですも!」
アサヒ「そうなんだ。じゃあ、センゾー博士は?」
トラ「センゾーは爺ちゃんの名前で、もう死んじゃってるも。父ちゃんはタテゾー。そしてトラはトラなんだも!!」
アサヒ「なんでトラはトラゾーじゃないの? ……お父さんたちの名前の由来は造船と、建造から来てるんだと思うけど……」
トラ「もも? そんなこと、気にしたこともなかったも! 父ちゃん、なんでトラはトラなんだも!?」
タテゾー「……ついに、ついにこの質問をされる時が来たも……」
トラ「父ちゃん!? ま、まさか、トラの出生には何か大きな秘密が……!?」
タテゾー「今まで隠してきてすまなかったも。今こそ真実を話すときも。……その真実とは――」
トラ「し、真実とは――!?」
タテゾー「お前の名前を最初に付けた時、お前の母親にめちゃくちゃ怒られたも。だからトラはトラになったんだも」
トラ「はぁ?」
タテゾー「実は、お前は当初モクゾーにする予定だったも。けれど、お前の母親はその名前だけは嫌だと言って、がんとして譲らなかったも。説得は三日三晩続き、疲れ果てて寝てしまった時に母ちゃんが役所にトラの名前で提出したのがお前の名づけの経緯も」
アサヒ「木造……。あぁ。うん。なんかよく燃えそうだもんね……」
ハナ「つまり、ご主人の名前はご主人のお母さんが付けたものですも?」
タテゾー「そうだも。あいつが出て行った今じゃ、お前の名前だけがあいつが置いて行ったものだも」
トラ「そうだったのかも……。トラ、この名前は結構好きだったけども、今はもっと好きになったも!!」
アサヒ「お母さんの残した名前か。いいよね、親の愛って感じで」
ハナ「アサヒの名前は、お母さんが付けたんじゃないですも?」
アサヒ「んー。その話はいつかね。でも、本当にトラがちょっとだけ羨ましくなったよ」
20200714 トラの台詞を一部修正しました。