「おばあ、お帰り!ゆっくりできた?」
「おかげさまで、ゆっくりできたよ。太郎、おまえは2日ぐらい
やすんでいいからね」
「ありがとー!じゃあ、エン・マコちゃんとピクニック行くことにするね。
最大難関の学校はだめだったらしいけど、別の女子学校に行くことに決めたらしいよ。
サポートアドバンスに特化していて、なかなかいいんだって。いろいろ資格とったり
がんばるって。でも、夢はあきらめないんだって。
だから、いろいろ話きいてこようと思ってさ」
「そうか・・・ゆっくりしておいで。ゆらりぴょんからもらった
ココナツクッキーとマロンドーナツがあるから、2人で食べなさい」
「おお!ありがとう!山菜みつけたら持ってくるから!」
「ああ、あったらでいいよ。エン・マコを励ましておやり」
「うん。彼女前向きだから、僕の方が励まされそうだけど・・・。
じゃ、行ってくるね。おばあ、戸締まり気を付けてね。
あと、次の案件も整理しておいたから、時間あるときに見ておいてね」
「はいはい。みておきますよ。」
おばあは、エン・マコが大学校に落ちたときいて、内心ホッとしていた。
あそこは本格的だから、エン・マコが妖術使いになってしまうと、危険が伴う。
それよりも、内勤やカウンセラーなど、外には出ずに父の仕事を
手伝ってほしいと思っていた。料理も好きなようだし、将来はキジムナーと
一緒になってもいいし。
そのためにも、なるべく危険な道には進んでほしくなかった。
いろいろ結果がでて、ほっとするおばあ。
「これで、わしもそろそろ引退できそうじゃな。閻魔大王とエン・マコと
キジムナーで世の悪事整理をしてもらうってことで。」
(紫殿、なかなかそうはいきませんよ。まだまだあなたには
やっていただきたいことがございます)
「ん!?誰じゃ!わしの思考に話しかけるのは!なんか・・・橙に声が
似ていたような・・・・休みが足りなかったのかいの?いかんいかん
緑茶でデトックスしとかんと」
おばあは、お茶と和菓子をつまみながら、次の案件に目を通した。
「次の案件は・・・なに?幼児放棄じゃと!!聞き捨てならんな・・・
子育て中にもこどもはほったらかし。あちこちの男に貢いでは
捨てられ、最終的に後天性免疫不全症候群になってしもうたのじゃな・・・
子は成人しているようじゃが、これまたどうしようもない人格で
人から疎まれているらしいの・・・こんな人間にしてしまった
この親は罪深い・・・
それでも最後は悔い改めようと思って折るのか・・・
とんでもない人格のこどもを世に送り出してしまったことを悔いているのか・・・
とりあえず危険な区域ではないから、太郎を伴っても
特に問題はないようじゃな。
それにしても、心が寒々としてしまう案件じゃな・・・・」
おばあは深いため息をついた。
おばあの休暇が終わり、こんどはキジムナーがお休みをとって
ゆっくりできそうですね。
今年は花粉がものすごいらしいのですが、私は1月から対策をとっていたせいか
3月半ばになってから、症状は緩和しました。
前もって対策していると、症状は軽くすむらしいです。まわりのみなさんは
目がまっか、鼻じゅるじゅるで大変なことになっている人が多いようです。
戦後、人間が人工的に植えた杉が、いまになってその人間に帰ってきてしまっているんですね・・・環境問題も真剣に考えて後世に伝えないといけませんね。