おばあの水晶玉   作:coltysolty

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キジムナー太郎が風邪で寝込んでいるようです。

筆者も夏風邪をひいてしまい、鼻水がいまだに
止まりもはん・・・体力はあるんですけどね・・・・
風邪じゃなくて花粉症かな?

さて、お話がはじまります。


夏風邪舞台

「いやぁ・・・まいったのぉ。

太郎寝込んじゃったよ・・・」

 

今年の猛暑で体温調整がうまくいかなかったせいか

キジムナーが倒れてしまった。

 

「太郎、大丈夫かい?ニンニクスープ作っておいたからね。

好きな時に飲みなさい」

 

「おばあ、ありがとう・・・まだ食欲ないよ」

 

「あい、めずらしいねぇ・・・いつも黒ヤモリとか喜んで

食べちゃうのにねぇ・・・すももあるけどどう?」

 

「うん・・・もうひと眠りしたら、フルーツなら大丈夫そう」

 

「冷蔵庫に冷やしてあるから、欲しい時言って。

もってきてあげるから」

 

「ありがとう」

 

「さて・・・次の案件対策でも考えておくか。

【案件B576839:名声に重きを置き家族を顧みなかった古典俳優】

 

プランBかぁ・・・家族を顧みなかったねぇ・・・・最近こういうの

多いよね。これってさ、あたし一人でも大丈夫じゃね?

マコに太郎を看病させて、ボディガードには孫ろっくーをキティちゃん金萬で釣って

連れてけば大丈夫じゃね?ちょっと連絡してみようかのぉ」

 

おばあは、案件事案に目を通し、対策を練った。たいして複雑でもなさそうなので

妖怪孫ろっくーを連れて行けば、大丈夫だと判断した。

 

『太郎、ろっくー連れて行ってくるから、心配しないでゆっくりお休み』

 

置手紙を書いて、おばあはろっくーと共に出発した。姪のエン・マコは

すぐに飛んできて、キジムナーの看病をしてくれた。

 

「さてさて、古典俳優さんとやらにお目にかかろうかのぉ。

おい、孫ろっくーや、舞台裏に行ってきておくれ」

 

「え?やーだよ。なんで、俺がいかなきゃいけねーの」

 

「おまえっ!バイト引き受けたんだろ?言うこときけや」

 

「ついてくるだけでいーっつただろー」

 

「まったく、使えない男だねぇ。太郎とは雲泥の差じゃ。

一応男性俳優の舞台裏だからねえ。こう見えてもあたし、乙女だから

門前払い食うじゃろ?」

 

「うっせーばばぁだなぁ。っかったよ。行ってくりゃーいーんだろ?」

 

「ひとこと余計なんだよ。おまえは。そんなんだから、いつまでたっても

地竺に行けないんだよ。」

 

「はいはい、少しは修行の真似事でもしときますよ。地竺行けねぇと

困るんでね。この輪っか、邪魔で仕方ねぇ」

 

「頼んだよ。OKでたらすぐに、わしも行くから」

 

「りょ」

 

舞台裏に素早く移動すると、孫ろっくーは古典俳優と話をして

おばあの元に戻ってきた。

 

「なんでもよ、もうひと舞台こなして、舞台上でくたばりてぇんだと。」

 

「はあ?なにそれ。最後まで俳優したいわけ?家族顧みないで

反省してんじゃないの?ひっそり最期を迎えたらいいじゃん」

 

「なんだかわかんねーけどよ、そう言ってっから、ちょっと待てだとさ」

 

「めんどいねぇ。じゃ、まんじゅうでも食べて待ってるか。

ほい、これ、お前の分」

 

「あざっす!まんじゅー大好物でさあ!」

 

 

楽屋裏で待機する、おばあと孫ろっくう。拍手喝さいが聞こえてくる。

どうやら第二幕が始まったようだ。

 

 

 

 




今回の交換条件はなんなんでしょうね?寄贈する前に注文つけてきましたよね。
交渉はうまくいくのかな?
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