「さてと、次の案件はB24398。あー、これって鉄砲とか無法地帯のあそこか・・・僕らって、ちなみに打たれても大丈夫なんだよね?
そこんとこ確認してなかった・・・刀だったら、直前に電波キャッチして、逃げる瞬発力は僕もおばあもあるんだけど、マグナムとかね・・・怖いな。
なんか対策考えとかないとな。おばあが帰ってきたら、作戦会議してから出発しよっと」
「太郎ちゃ~ん。ただいま~。どう?スペックアップ及び回線速度も調整してもらったけど?」
「おばあお疲れ~。おかげで、ずいぶんさくさく動くようになったよ。ところで、次の案件だけど、ゾナゾナ州ってとこのいじめについてだよ。いじめられた男子が、ぶちきれちゃって、いじめてたギャイアンみたいなやつを鉄砲でぶち殺しちゃったあげく、あたりにいた人達も被害にあっちゃったみたいだ・・・・
No longer CHICKEN!!って叫びながら・・・」
「もはやへたれじゃねーずら、か・・・相当鬱積がたまっとったんじゃろうな・・・かといって、罪もない人々を惨殺するのはいただけない。しかし、こいつは悔い改め心なしで、この世を去ったの?亡くなる間際に、おれ、悪かった・・・って思わなかったの?」
「被害者意識満載だからね・・・オレは悪くない、って思ったんじゃない?いじめたやつが悪い。周りが悪い。社会が悪いって、ぜんぶ他人のせいにしたんじゃないの?たしかに被害者って点は否めないけど」
「そっかー。親が悪いな・・・親のデータもちょうだい?太郎ちゃん」
「ふむふむ・・・親は厳しくしつけて、こどもの自主性をなにも尊重しなかったんだな・・・おやじは立派な弁護士で、母親もカウンセラーか・・・人のカウンセリングは上手でも、息子のことはほったらかしだったんじゃな・・・こやつらはまだ生きておるが、後にあたしらの浄化作業が必要になるじゃろな。
リンク作業、よろしく、たろ」
「おばあ、ピストルに打たれても大丈夫なように、対策考えておいてね」
「え?ピストル?打たれてもいいよ~。もう何千年も生きてるから、そろそろ死んでもいいな~って思ってたの(はぁと)」
「おばあ!おばあがしんじゃったら、僕ひとりで浄化作業なんて、とてもじゃないけどできないんだよ!えん・まこちゃんと結婚して、こどもでもできたら、みんなで仲良くお仕事するけどさ」
「なにそれ・・・あたしを脅かしてるの?あたしがさぼって、作業増えてるとでも言いたいの?」
「もうさー、行きたくないからって、ぐずるのやめてくれる?おばあちゃん」
「・・・ほれ、これをもってきな。透明盾。外からみえないけど、どんな弾も跳ね返すから。ライフルでもぜんぜんおっけーよ」
「へえ!すっげーアイテムもってんだね。さすがおばあ!だてに長く生きてないね」
「ふん・・・とにかくゾナゾナ州に飛んで、とっとと案件解決してこないとね」
・・・・・・・
おばあは密かに、ロリポップを買ってこようと、邪心を持ちながら案件処理紀行に出発しようとしていた。
あっちのロリポップってはんぱなくでかいんですよねー。アイスとかもバケツですからね・・・食え!って出されたときには、べっくら仰天こいちゃいました。
む、むりっす・・・って、お断りしたら、だめ!これあなたの分!!って、強制的にすすめられちゃったので、あたしまたくるから、そんときのために、とっておいて~、ね?って、なだめすかして、バケツの半分たべて、残りは冷凍庫にしまってもらいました・・・
彼らからみると、日本のアイスカップは「こんなん犬のえさだ~」だそうです。てか、犬にアイス食わすの???って、そこがひっかかりましたけど・・・
さて、おばあとキジムナーは、複雑な案件をどうやって処理するのでしょうか?