生きる事は悩むこと   作:天海つづみ

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操作と投稿テスト兼ねてますので二話に分けちゃいました。
また短かいです。


プロローグ2

 

「バリスタ?」

 

「あ、知らない?」

いちいち勘に触る、機嫌が悪いことを察したのか

 

「じゃ気分の良くなるもの見に行こう」

また奥の方へ歩き出す、

少女はふくれた顔で着いていく。

 

 

手入れが良いのか平らな石畳の床、壁の石材には

歪みも無く合わせ目もキッチリしている。

 

 

 

突然外に出た。風が下から吹いてくる、

緩やかな坂をいつの間にか登っていたようで、

崖の中腹らしい、この場所は結構高い。

 

きちんと整備され歩きやすいが…

 

男はスタスタ姿勢良く歩く、が、当然腹が立つ。

 

ゆっくり歩きなさいよね、

男なら女性に合わせるのがスマートでしょ。

 

思っても口には出さない、歩幅が違い過ぎる、

自分の背の低さを言われるに決まってる、

あームカムカする。

 

しかも背中に太刀、全身防具(ザザミ一式)だ、

重いの分かるだろ!

武器防具が無ければ………それでも追い付くか?

さっきのおじさんもそうだけど

女として見られてない。

ネックレスと髪飾りくらいは着けてるけど

化粧はまだ似合わない。

 

自問自答と葛藤を繰り返していると、

 

「着いたよ」

 

 

「うっわーーーーーーっっ!!!」

 

 

高い、高い高い!

これが有名なドンドルマの門しかも門の上!

人があんなに小さい、遠くの山々まで見える。

 

真下を見ると

「こわぁーーい!」

子供の様にはしゃぐ(子供です)

 

男は声を掛け、数人の人が作業をしている

その一つを見せてもらう、

 

「ほら、これがバリスタ」

何かの革らしい、多分雨風を防ぐ布を勢い良く捲る。

 

現れたのは巨大な弓

 

「でっかい!これであの槍飛ばすの?」

 

「そう、今はワイヤー外してるからできないけど」

男は指さす、この門から500メートル位先

「あの辺まで飛ぶかな」

 

「すごーい!」

 

「それにこうやって」

男はバリスタのハンドルを回す

「上下左右に動かせる」

キュリキュリいいながら角度を変える巨大な弓、

少し油が切れてるらしい、

仲間らしい人達に油を注すよう頼んでいる。

 

「こっちは大砲ね」と隣の革を捲ってみせる。

 

それはさすがにわかりますよ、と心の中で言い

「あれは?」

 

門の両サイドに4本の尖ったものが見下ろせる。

実は少女は名前を知っている、

大陸中で有名な兵器だ、この一撃は正に必殺

大型飛竜さえ当たれば即死だと言われている。

 

 

 

「撃竜槍、最強の兵器だよ。」

打ち出す所は見せられないけど、

と男は付け加える。

 

「ここがドンドルマの決戦場、

絶対にモンスターを止めることを誓い

ハンターが戦った場所」

 

「そしてこれからもドンドルマ全員で戦う場所」

 

 

 

 

「ドンドルマの誇りだよ」

 

 

 

  

 

 

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