生きる事は悩むこと   作:天海つづみ

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反乱

 

 ギルドの人数が少ない

 

 「師匠がいねぇな」

 

 「上位のハンターは周辺の村だってさ」

 フルミナントソードも一度加工屋へ

 預けた方が良さそうだ

 

 「何で?」

 カンナも見回す

 

 「若い人は皆ドンドルマに手伝いに

 来たから、警備だって」

 マリンはクロフの作業を見る、

 いくら研いだ所で……

 

 「山賊でも来るのか?」

 イシズキも見る、クロフの剣が

 何ヵ所も欠けている、

 修理……可能か?

 

 

 「よぉ!!イシズキィ」

 声を掛けてきたのはシュウ達

 仲間を引き連れる

 

 「何だ?お前ら……」

 露骨に嫌な顔をするイシズキ

 

 「そんな顔すんなよ、お前らに

 良い話持ってきてやったんだぜ?」

 

 

 

 

 

 ………………

 

 

 「な?相場より高く買ってやるんだぜ?」

 

 「断る!!」

 

 「良いだろ!!鱗の一枚や二枚!!!」

 シュウは食って掛かる

 

 「あの!……何か違う……」

 クロフは上手く言えない、

 カンナが助ける

 

 「防衛戦に参加しないで素材

 欲しいって、図々しいのよ!」

 

 「全くだ!楽に何でも手に入ると思うな!」

 マリンが立ち上がる

 

 「情けねぇヤツだなお前は、憐れだぜ」

 イシズキが呆れた様に言う

 

 

 「何だとコラァ!!!」

 シュウ達10人はクロフ達を取り囲む

 

 

 怖い……

 クロフはケンカなんて記憶の最初、

 小さい頃にやっただけ

 

 「ラオの素材はよ、この街皆で

 勝ち取った、命掛けて手に入れたんだ」

 イシズキがシュウの前に立つ

 「参加してねぇお前らなんかが買おう

 なんざ100年早えぇ!!!」

 

 シュウの取り巻きがイシズキに

 掴み掛かる瞬間

 

 「お?お?ケンカかぁ?」

 「イシズキに料理5品!」

 「秘薬の調合教えるぜ!」

 「イシズキにカブレライト」

 「イシズキに100ゼニー!!」

 

 にらみ合いになる両者

 

 「こんなヤツとツルんでお前こそ

 情けねぇぞイシズキ!!」

 シュウはクロフを指差す

 

 「んだとオラァ!!!」

 イシズキが飛び掛かる!!!

 

 

 

 シュウの取り巻きも飛び掛かろうと……

 

 「何だぁお前ら」

 G級がニヤニヤしながら近付く……

 殺気!

 

 

 ……それだけでわかる

 

 

 『手を出すな』

 

 

 

 勝負は呆気なくイシズキが勝つ

 「確かにクロフは弱え!気力がねぇから

 気後れしちまう!!

 人の顔見て話も出来ねぇ!!」

 

 

 グサグサ心に刺さるんだけど……

 

 

 倒れたシュウを見下ろし

 「だがな、テメェと違って裏切らねぇし

 実力は俺より上だ!!それに

 責任は全部自分で背負っちまうんだ!!」

 

 シュウを立たせて……

 外へ蹴り出す!

 「過去にテメェと組んだのは恥だ!!」

 

 

 派手にスイングドアが軋む

 

 イシズキが振り返ると

 

 「良く言った!!」

 「こっち来て飲め!!」

 「立派だったぜぇ!!」

 「ナガエにも見せたかったな!!」

 

 皆が迎える。

 

 

 

 「アッハ!あの子がイシズキ?」

 

 「そう、ちょっと危なかった子」

 

 「危ない?」

 

 「半年前まで粛清対象だったのよ」

 小声で言う

 

 「ホッホッ、ベッキー、そろそろ来るかも

 知れんぞ……」

 

 「来るって……何が?」

 アルトには解らない

 

 「頃合い……でしょうか……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「ムカつくぜあの野郎!!」

 

 「最初俺たちが組んでやったんだぜ!」

 

 街の飲み屋、今は大勢がドンドルマへ

 集まっているため、露店までもが酒を出す、

 とにかく客が多いため

 普段は違う店すら飲み屋となり、

 当然そこで働く者も来る。

 

 「兄さんたちってハンターでしょお?

 何でこっちで飲んでんのぉ?」

 料理を運ぶ女

 

 「うるせーぞ!!」

 

 「こわぁ」

 

 

 

 「この分じゃ誰に言っても無理そうだな」

 レウス装備の男

 

 「先方は待ってくれねェぜ?」

 ランポス装備

 

 「ギルドにはあるんだ!ラオの素材が!」

 シュウは歯ぎしりする

 

 「横流しも楽じゃねえなぁ」

 コソコソ話す

 

 「ラオの素材?商人なのぉ?」

 ビールを持ってくる

 

 「何だよお前は」

 

 「あんたたちが注文したんでしょぉ」

 ビールを置く

 

 

 

 ………………

 

 

 

 次の日 夜

 

 

 

 

 「手ェ上げろ!!!」

 ギルドに10人程が入って来た、

 手にはライトボウガンを構え

 背中にも武器を背負う

 

 顔は隠しているが

 

 

 「あんだ?」

 「強盗か?」

 「シュウ達だな」

 「面白そうだ」

 

 「ホッ?大変じゃ!皆大人しくするんじゃ!」

 

 

 

 

 

 ………………

 

 

 

 

 何の抵抗もせずに全員縛られる

 

 「は……こんなに簡単なのかよ!」

 

 「もっと早くやるんだったぜ!」

 

 「こうなるとG級も情けねぇもんだな」

 

 「武器持ってなきゃタダの人だ!!」

 笑うシュウ達

 

 全員床に座らされボウガンを

 向けられる

 

 ゼルド、ガルダ、ロクスまで

 大人しく縛られる

 

 

 変だ…この人達が大人しく捕まる?

 さっきのギルドマスターも演技に

 見える

 

 あれ?師匠は?

 

 

 

 クロフはガルダを見る、と

 顔半分、クロフに見える方だけ

 ニヤリと笑う

 

 そうか……何かの作戦なんだ……

 

 

 

 「おい!やっぱり金庫部屋あったぞ!!!」

 上から降りてくるシュウの仲間

 

 「さて、ギルドマスターよ、金庫部屋の

 カギはどこにある?」

 ボウガンを向けてシュウが聞く

 

 「ホッ?ベッキーが持っとるよ」

 

 「そういやベッキーは!?」

 

 「見てねぇぞ!」

 

 「いつもいるのに!」

 

 

 小声でカンナがクロフに言う

 「厨房のアイルーもギルドガールも

 居なくなってる……」

 

 シュウがカンナに近付く

 

 

 「おいチビィ!お前仲間になるか?」

 シュウはカンナにボウガンを向ける

 

 「誰があんたたちに!」

 にらみ返す

 

 「俺もチビは要らねぇよ!!」

 ゲラゲラ笑う

 

 

 

 

 

 

 「シュウよ、お前は誰の指示で

 これだけの事をやったんだ?」

 ギルドマスターは退屈そうに聞く

 

 「あ?俺達は誰の指図も受けねぇ!」

 

 「本当かのぉ」

 ロクスが聞く

 

 「うるせーぞジジィども!」

 ロクスを蹴る

 

 「テメェら怪我人になにしやがる!!」

 

 「黙れイシズキ!!」

 

 イシズキも蹴り倒される

 

 「おい、どんな気分だ?ハンターと

 して強くても、そのザマじゃなぁ」

 シュウ達がゲラゲラ笑う

 

 「イシズキィ、協力するなら今だぜェ?」

 

 下位達に言う

 「お前らも今なら仲間にしてやるぜ」

 

 「今日からギルドは俺達のもんだ!!!」

 

 

 

 

 「お前達は本当に単独なのか?」

 

 「しつけーな!デケェ取引があんだよ!」

 ギルドマスターの頭に銃口を向ける

 「大人しくラオの素材出せば

 殺しはしねぇぜ?」

 

 

 

 「気付いてる?四英雄もいないわ」

 マリンがコソコソ話す

 

 

 

 

 

 

 

 そこに

 

 

 

 

 

 「どこにも居ないわ」

 平然とベッキーが階段を降りる

 

 「なっ!?どこ行ってやがった!!?」

 

 厨房の地下からアイルー達、

 カウンターの裏からギルドガール

 が出てくる

 

 「街中走ってみましたが……」

 「馬車は無かったぜ♪」

 「アッハ!頃合いってこういう事か」

 「面白そうだな、ワシも混ぜろ!!」

 四英雄達もギルドに入ってくる

 

 

 「なっ!……あ……何だよ!!!」

 狼狽えるシュウ達、

 ボウガンをあっちこっちに向ける

 

 ギルドマスターは溜め息を吐くと

 「本当にお前達だけでやったんじゃな」

 憐れむようにシュウを見る

 

 

 「だっ、だったらなんだ!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「なぁんじゃ……つまらん!」

 ギルドマスターが言った途端G級の

 ロープがほどける!

 

 「え……え?」

 クロフ達は狼狽える

 

 「何だぁ、下位は縄脱けできるやつ

 いねぇのかぁ?」

 「情けねぇなぁ素直に縛られて」

 「普段から練習しとけ」

 「腰いてぇ」

 「肩凝ったぜ 」

 「料理が冷めちまうぜ」

 G級達は平然と立ち上がり

 下位のロープをほどく

 

 なぜかギルド中が笑っている

 

 「なんで皆平気なの?」

 「俺に聞くなよ」

 「強い人って分からないわ……」

 下位は理解出来ない

 

 

 

 

 ブチブチブチィ!!

 「なわぬげっでむずがしいな」

 ゼルドは片腕だけで引きちぎる

 

 「いつも言ってるだろう、お前のは

 縄脱けじゃない」

 ガルダは言いながら自分も

 ロープを引きちぎる

 

 「お前らには必要ないわい」

 ロクスは平然とイスに座り

 料理を注文する

 「鎖で縛らんと無理だのぉ」

 

 

 

 ギルド中が「やれやれ」といった

 雰囲気になる、

 シュウ達と下位を置き去りに

 

 ギルドマスターはいつものように、

 カウンターに腰掛けると

 「ホッ、このままでもつまらんな、

 誰か相手してやれ」

 

 「んじゃあワシがやろう!!」

 ガストンが前に出るが

 

 シュウ達は訳が分からない、

 

 G級達は、ボウガンを恐れていない

 

 それどころか普通に飲んでいる、

 いつものギルドに戻っている。

 

 

 「フム、オヤジばかりに良い所を

 持っていかれるのはな」

 ガルダが前に出る

 

 「なんがぐやじいぞ」

 ゼルドも重症なのに出る

 

 「この街に不安定を持ち込む輩は

 許せんからのぉ」

 ロクスも立ち上がる

 

 「ホッホッ、シュウよ、この三人に

 勝てたら、ラオの素材は

 全部やろう」

 

 まともな体はガルダだけ、

 ゼルドは右腕を失い、

 ロクスは複数の骨折で左腕は

 首から提げている

 

 「ほ、ホントかよ!!?」

 

 「うむ、二言はない、武器も自由じゃ」

 

 やろうぜ!!

 チャンスだぜ!!

 勝てるぜ!

 怪我人出すなんてよぉ!!

 シュウ達はなぜか盛り上がっている…

 

 

 

 異質……クロフは思う

 

 何考えてんだ?

 

 勝てる……?

 

 バケモノ……に?

 

 

 

 

 

 「何人でも良いよなぁ!!行けっ!!!」

 

 卑怯!!

 

 シュウの合図で二人のランス使いが

 突進!!

 イスやテーブルを薙ぎ倒しながら

 ガルダに向かう

 

 ガルダは低く構え、顔の前で手をクロス

 して……

 

 「バシュッ!!」

 

 一瞬!ヘビの様に両手がランスの

 穂先を掴む!

 

 そのまま両脇にランスを抱え込む、

 5メートルほどガルダは押し込まれるが

 

 「ダッダッダッダッ……」

 石畳に足音だけが響く、

 二人のランスの突進……

 

 

 ……止めている……力だけで……

 

 「フンッ!!」

 

 そして……足音が消える

 

 

 

 (なんて力だ!!……)

 

 

 ランスを抱えて……持ち上げた

 

 人間二人をランスごと?!

 力だけで???!

 

 ガルダの白いスキンヘッドが

 真っ赤になる

 

 二人は空しく空中を走るが、

 力の差を理解したんだろう、

 ランスを離し着地……「ゴゴン!!!」

 

 降りた瞬間ランスの根元で殴られ

 壁まで吹き飛ぶ

 

 ランス2本を軽々と肩に担ぎ上げると

 「フン」

 表情一つ変わらない

 

 

 

 

 

 

 

 ポカーン……

 シュウ達も下位も……

 

 ここまで差があるのか?

 真正面からランスの突進を

 受け止める???

 そのまま人ごと持ち上げる???

 

 

 

 

 

 「お、おい次だ!アイツ狙え!」

 

 ゼルドを挟むように片手剣と双剣が

 構える。

 

 モンスター相手でも絶対に立っては

 いけない場所、挟撃される中央に

 ゼルドは立つ

 

 低く構えるゼルド……

 やはり手は顔の前

 

 左から片手剣が抜刀斬りで跳ぶ

 …瞬間!

 

 「ガシッ!」

 

 「……え?」

 

 ゼルドは一瞬で間合いを詰め、まだ

 空中の片手剣の頭を掴み

 「ぬうりゃあ!!」

 

 そのまま振り降ろしながら後ろに投げる

 

 背後から斬り掛かっていた双剣に……

 

 「ドガァッ!!」

 

 

 二人ともピクリともしない……

 

 片手剣の首が変な方向へ……

 

 

 

 頭を掴んで投げる???

 

 (死んだんじゃねぇか?)

 

 

 「フム、ゼルド、手加減しろ」

 

 「がたでじゃあでぎねぇ」

 

 さっきのランス使いだってまだ倒れて

 ますが?

 

 この二人、見た目と違って素早いよ

 

 

 

 「何で負けてんだお前ら!!」

 シュウはイキリ立つが……

 なんだかギルド中がシラケている。

 

 

 

 

 「あのジジィなら簡単だ!!」

 二人の大剣使いがロクスを挟む

 

 ロクスはこんがり肉に猛牛バターを

 乗せて、食べようとしているが……

 

 

 クロフは知っている、この人の実力を、

 あの試験を、

 この三人の中でも一番恐ろしいのは

 多分この人だ。

 

 「オオオラアァッ!!」

 

 一人が抜刀斬りをするが、左足を引き

 半身になる……鼻先をかすめた瞬間!!

 

 「ほれ」

 

 ピトっと顔に肉を当てる、

 バターが溶けている肉……

 

 「ぎゃああああっぢゃああああ!!!!」

 顔を抑え転げ回る……

 

 惨い……

 

 もう一人が後ろから抜刀斬り、

 しかし半身になってかわす

 

 「凄い、最小限の動き!!」

 カンナが声を上げる

 

 振り降ろされた大剣に右足を乗せ

 

 「ほれ、どうした?」

 

 「ぬがああぁっ!!」

 振り上げ……しかし……

 

 

 「ガゴッ!!!」

 

 その力を利用してアゴを蹴り上げる、

 左足で蹴り上げ円を描いて着地……

 

 

 

 ……サマーソルトじゃん……

 

 平然と肉を喰うロクス

 「あち!!あちぃのぉ……」

 

 

 (顎……砕けてないか、あれ……)

 

 

 

 あっけなく6人は戦闘不能、

 重症患者にさえ勝てない、

 

 これがG級……兵士一軍と同等の……

 ……人外……

 

 ようやくシュウ達は理解する、が、

 

 「お、お前らがワリィんだぞ!!

 俺らに協力しねぇから!!」

 

 なぜかクロフ達を指差し非難する

 

 ギルド中が

 『何言ってんだコイツ』

 

 

 

 

 「あのさぁ、何であんたたちは

 人のせいにすんの?

 クエスト失敗した時みたいに!!」

 カンナが怒る

 

 「自分のケツが拭けねぇヤツだからな」

 イシズキが呆れる

 「自分だけは正しいとでも

 思ってるんじゃねぇの」

 

 「責任感ってものが無い!

 少しはクロフを見習うべきだったな」

 マリンも怒り顔

 

 「あ……あの……協力って……

 協力したら…どう……なった?」

 

 「お前らが協力すれば勝てたんだ!!!」

 

 

 

 

 

 

 静寂

 

 クロフが言う

 

 

 

 「武器を持った…程度で……

 何で勝てると思ったの?」

 

 「なっ!!!?」

 

 

 

 クロフはイメージする、

 自分がロクスに斬り掛かる場面を。

 

 ……何を使っても勝てない

 ……何人いても勝てない

 

 斬りかかる、殴りかかる、爆弾、閃光、

 何にしても攻撃してしまったら

 数秒間、無傷でいられる自信がない

 

 

 

 「ギャハハハ!!」

 「クロフの言う通りだぜぇ!!」

 「クロフが一番わかってるぜ!!」

 「ヒャッヒャッヒャ!!」

 ギルド中が爆笑する

 

 ギルドマスターは首を振る

 「憐れよなぁ」

 

 

 

 

 シュウ達は動けない、どうするべきだ?

 

 「ホッ、皆、どうする?」

 

 

 「弱いしなぁ……」

 「飽きたぜ……」

 「賭けにすらなんねぇしな……」

 

 

 「フム、趣向を変えてみては?」

 

 「にがじでみようぜ」

 

 「かけっこじゃのぉ」

 ロクスは笑う

 

 「ホッホッ、シュウよ、今すぐここから

 逃げろ」

 

 「何だぁ!指図すんじゃねぇ!!」

 言うが、仲間たちも既に逃げ腰

 

 ベッキーが言う

 「この一件はギルドナイトの知るところ

 となりました」

 

 「おい、ギルドナイトって!」

 「暗殺集団だろ!?」

 「まさかこの中に?」

 下位は騒ぐ

 

 「ホッホッ、無事に街を出られたなら

 不問にしてやろう」

 

 「ほれ行け」

 ロクスが顎をしゃくる

 

 シュウ達は逃げて行く

 

 

 

 

 イシズキは複雑な思いで、

 置いてきぼりの6人を見る。

 

 「かっこわりぃんだよ」

 吐き捨てるように

 

 

 

 

 「ロクスさん、大丈夫なんですか?」

 カンナが不思議そうに聞く

 

 「右手が折れた時なんざ左手一本で

 リオレイアと戦ったもんよ!!」

 

 「ギャハハハ!!」

 「違ェねぇ!!」

 「骨折なんぞ当たり前だぜ!!」

 

 

 ネコタクさえ無かった時代を

 生き抜いた

 この人達にケンカを売る……

 

 それは無謀だよ……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 翌朝

 

 見せしめの様に、街の入口に、

 首だけになった四人が並べられていた

 

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