生きる事は悩むこと   作:天海つづみ

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ミナガルデ2

 

 「カシラぁ!ヤベェ!!」

 前に竜人、後ろにガストン

 更に上からリオレウス

 

 「ミナガルデさん!我々は…!?」

 ケルト達も狼狽える

 

 「仕方ないのぉ…」

 ミナガルデは盗賊達を見渡すと

 「ケルト、外に避難だ、それとお前ら!」

 

 盗賊達に緊張が走る

 

 「一緒に避難しろ!」

 

 は……?

 

 「それはっ!」

 ケルト達から非難の視線、

 盗賊達は迷う

 

 「ドォン!」

 大きな音で思考が戻る、

 ガストンが地面を叩いた

 「テメェら!出てけぇ!!」

 

 

 リオレウスが着地する、風圧で食器や

 毛布が飛ばされ、篝火の炎が暴れる

 

 まだ全員外に出られていない

 

 「ワシらは陽動だ!」

 

 「おうよ兄ィ!」

 

 咆哮、しかし二人は距離を取り

 範囲からギリギリ外

 

 ガストンに突進するリオレウス、が、

 歩いて避ける

 

 「何だよあれ……」

 出口のバルトが呟く

 

 「攻撃を全部読んでいる……」

 ドクも唖然とする

 

 二人のはただリオレウスの

 周りを歩いているだけ、

 ブレスも突進も当たらない

 

 洞窟内にリオレウスのブレスが飛び、

 壁で弾ける

 

 

 「まだまだ若ェヤツだなァ!」

 

 「動きに嫌らしさがない、

 闘争の経験が少ないようだの」

 

 冷静に分析する、

 真ん中に猛獣がいるが、二人は

 普通に会話しながら歩く

 

 「なんか殺すには惜しくねぇか?」

 まだ成長しそうだし

 

 尻尾を振り回すが紙一重で避け

 

 「脅す程度にしておくか」

 

 

 何を言ってんだ!?

 何であんな余裕で…勝てる訳……

 

 「ケルト!ロープ有ったな!」

 ミナガルデは剣を抜く

 

 「あ、ありますが!」

 盗賊を縛るための……

 

 「外で待ってろ!ガストン!やるぞ!」

 

 「捕獲だな!解ったぜ!」

 

 

 

 

 

 四番

 ケルト達と盗賊はお互いに距離を取る

 

 「カシラぁ!どうするよ!」

 また居場所が無くなった、

 これからどうしたら……

 

 にらみ合いになる村人と盗賊、

 ケルト達は戦いの経験が無い以上

 負けるのは分かっている、

 人数も足りない

 

 盗賊側の有利……部下達は威嚇する

 「カシラ!やるか?!」

 若い連中は構える

 

 「……やめろ!

 ここで勝つことに意味は無い!!」

 ドクは部下達を諫めるが

 

 「何でだ?!

 やっと見付けた場所じゃねぇか!!」

 納得できない

 

 ドクには細かい説明が苦手、

 バルトが補う

 「居場所を奪おうとしてるのは

 コイツらや竜人じゃない、飛竜だ!

 戦ってくれてるのは竜人だ!

 ……皮肉だ……くそっ!」

 

 自分達では戦えないレベルの

 モンスター、それの相手をしてくれて

 いるのは敵のミナガルデ

 

 居場所の前に立場が無くなっている、

 敵に逃がしてもらった……屈辱

 

 「おい!あれ!!」

 誰かが叫ぶ、リオレウスがこちらに

 降りてくる!!

 

 「ヤベェ!」

 「逃げろ!!」

 「こっち来たぁ!!」

 全員が慌てる

 

 ガストンは?!

 竜人は負けたのか?!

 

 

 

 

 

 数秒

 

 

 「オメェらァ!!下がってろぉ!!」

 洞窟の中から叫びながら出るガストン

 と竜人、そのまま走ると段差から飛ぶ!

 

 

 「どぉおらあああァーー!!!!」

 

 着地直前のリオレウスに上から

 ハンマーを思い切り

 「ガゴン!!」

 「ビダァァン!!」

 

 背中を殴られ、地面に叩き付けられ、

 ジタバタもがくリオレウス、

 牙や鱗が弾け飛ぶ

 ガストンは更に頭を殴り続ける!

 

 「グオオッ!!」威嚇するが

 「ガン!!ゴン!!バカァン!!!」

 

 顔の甲殻が剥がれ気絶

 

 「おい!!ガストン!!捕獲だ!!」

 ミナガルデはケルトからロープを

 受け取ると一端をガストンへ投げる、

 翼と足を絡めて縛る

 

 

 

 

 

 

 

 足と翼を縛られ動けないリオレウス、

 首だけ動かし周りを威嚇する

 

 「やり過ぎるなと言ったろう!!」

 ミナガルデの一喝

 

 「すまねぇ兄ィ、つい忘れちまって……」

 笑いながら頭を掻く

 

 翼を撫でると

 「うむ、折れてないようだの」

 

 

 

 

 周りはポカンとする、

 目の前にいるリオレウス…

 

 人間など相手にならない存在…

 

 村総出でも危険な存在…

 

 それよりも強大な存在が二人…?

 

 

 

 

 強い竜人と強い人間だと思っていた

 

 違う……

 

 根本的に何かが違う

 

 

 

 

 「オメェらァ!!」

 リオレウスの上でハンマーを担ぐ

 

 全員の思考が戻る

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「あー……なんだっけか…?」

 首を傾げる

 

 

 

 

 

 

 

 「ガストン、ワシらは盗賊を…」

 ミナガルデが呆れる

 

 「あー、そうだったな……

 俺とケンカする気あるヤツいるかァ?!」

 

 こんなもの見せられて

 いるばずもない

 

 「そっちの頭、二人いるだろう、

 前に出ろ!!」

 剣を納めるミナガルデ

 

 「ドク!バルト!来い!」

 

 逃げるべきだ、しかしこの二人相手に

 

 エリアからの出口は二ヶ所、

 今までは逃げられた……今は……

 

 「バルト、無理だ」

 

 「勝てねぇ……」

 

 二人は前に行くしかない

 

 リオレウスの前で集まる

 

 「ケルト、お前達も来い」

 

 村人達は恐る恐る近づく、

 間近でリオレウスを見るなど初めて

 

 怖くてしょうがない

 

 ミナガルデは咳払いすると

 「さて……ワシらとしてはお前らを

 捕まえたいんだが……抵抗するか?」

 ニコニコ笑いながら

 

 「抵抗しない、あんたには最初から

 勝てないし死人は出したくない」

 ドクは項垂れる、生殺与奪は竜人に

 ある、借りまでできた

 

 「ほぉ、潔い男だなぁ」

 

 「これで終わりかぁ、逃亡の罰則で

 一生重労働かよ……」

 バルトも

 

 「重労働?何の事だ?

 それにその格好……」

 

 「兄ィ、バルトは小作だ、逃げて

 来たんだ…んで貴族に憧れてる……

 だろぉ?」

 ニヤケながら言うとバルトは

 舌打ちしながら横を向く

 

 

 「うむ、ケルト、お前達はどうしたい?」

 

 

 「今まで苦しめられた恨みがある、

 タダじゃ済ませない」

 

 「その通りだな」

 ミナガルデは大きく頷く、そして

 「ここにいる全員に提案がある!」

 

 

 全員に言い聞かせる、

 竜人一人で守るために六つの村を

 一つにする計画が立っていた

 

 しかし問題は各村の畑が遠くなる、

 そして新しい村の予定地は広いが

 水が無い、

 井戸を掘らねばならない

 

 畑を近くに開墾する必要もある、

 つまり労働力が必要

 

 「新しい村に来る気は無いか?」

 

 「ミナガルデさん!それは?!」

 村人達から非難の声

 

 「新しい村には労働力がいるだろう?」

 

 「それはコイツらから守るためです、

 今捕まえられる以上、

 村を作る必要は……」

 

 

 

 

 「ふーん……」

 ガストンは向き直り

 「オメェらはどおしてェ?」

 

 「俺達は何か言える立場か?」

 

 「今まで奪って来たんだぜ…」

 

 「そうだなァ……でもよ、オメェらも

 村を作る気だったよな?」

 

 全員が注目する

 

 「しかし我々は!」

 村人達は怒りだす

 

 

 

 「見せてェモンがある」

 ハンマーでどこかを指す

 

 「何だそれは?」

 

 ガストンが歩き出す、

 月明かりで良く見える

 

 

 

 

 

 ゾロゾロと崖のエリアへ

 

 「これはっ!」

 ケルト達は驚く、モスとアプトノス

 

 「驚いたわい!まさかのぉ!」

 ミナガルデも驚く、松明を着けると

 一面の緑

 

 「さぁて、コイツらを詫び代にしたら…

 どうだ?」

 

 ケルト達は狼狽える、

 肉など久しく食ってない、それに

 アプトノスは労働力になる、

 正直喉から手が出るほど欲しい。

 

 「明日の昼…代表者による話し合いを

 したい」

 ケルトは各村の代表を集める

 

 

 

 

 翌日 昼 村の家

 

 「良く逃げなかったなァ」

 ガストンがニヤニヤ

 逃げても特に問題無かった

 

 「他に行く所も無いしな」

 ドクは神妙な顔、殺されても仕方ない

 

 「アレの近くで寝るのは怖かったぜ」

 まだレウスは縛ったまま

 

 「では始めよう」

 ミナガルデの言葉で始まったが、

 やはり難航する

 

 

 

 

 

 「我々は今まで苦しめられたんだ!

 簡単には受け入れられん!」

 怒る村の代表達

 

 もっともだ、誰も反論出来ない

 

 しかし、竜人とガストンは反論出来る

 ネタを思い付いている

 

 「なぁ皆、今まで迷惑してきたな?」

 ミナガルデは静かに言う

 

 当然だと村人達

 

 「じゃあ皆は誰にも迷惑かけとらんか?」

 

 場が固まる、何の話だ?

 

 「迷惑掛けたろ?」

 ガストンが腕組みする

 

 ???

 

 「あの森と丘、木が無ェのはなぜだ?」

 軽く睨むガストン、

 本来豊かな自然があるはずなのに、

 今は岩の丘になっている

 

 村人の目に動揺が出るのを見逃さない

 

 「森の恵みを取り尽くしたな?

 他にもあるんだろう?」

 竜人は渋い顔をする

 

 「しかしそれは!」

 村人は反論するが

 

 「生きる為か?

 それならソイツらも同じよ」

 ミナガルデはドクとバルトを指差す

 

 

 

 

 竜人は語る

 

 人に迷惑をかけるな、

 自分がされたら嫌な事はするな、

 それが人道、社会の基礎、

 親から学ぶ大事な社会の生き方

 

 しかしだ、

 

 人は生きているだけで迷惑を

 掛けとる、知らず知らずにな

 それを自覚するべきだ、

 

 だから優しくなければいかんのだ

 

 「人にも…自然にも……な」

 ミナガルデは見渡す、村人を

 

 

 

 

 

 「全部奪えば次に飢えるのは俺達だ」

 ドクが言うと全員が見る

 「コイツの言葉だ」

 バルトを見る

 

 「生きるなら基本だぜ?」

 バルトは首を掻く

 

 「皮肉にも本質を実践しているのは

 盗賊だったのぉ……」

 

 

 「オメェらの不始末をよ、コイツらは

 回復させたんだぜ?

 ほんのちょっとだがな、それに

 モスとアプトノス見つけてあそこまで

 引っ張って来たんだぜ?」

 だからリオレウスが来た、

 レウスは痩せた土地には基本居ない

 

 村人達はうつむき無言

 

 

 パンと竜人は手を叩く

 「お互いに敵意を持ち殺し合うか?

 もう気持ちは変わったろう」

 

 「俺達に争う気は無い、アンタに従う」

 ドクは一礼すると

 「どうしても許せないなら俺の首で

 許して欲しい、あとの者は……

 逃がしてやってくれ」

 

 「化け物が二人じゃ勝てねぇな、

 どっちもアレ(レウス)より強えし……

 死ぬのは御免だ……

 だけど領主の所に戻って

 重労働はな……

 なんでもやるぜ……」

 バルトは不貞腐れた顔

 

 

 

 

 

 

 

 数日後

 

 「こんなに使える連中とは……」

 ケルトが感心する

 

 「俺達の大半は元は樵だ、

 家を建てるのは生活の基本だからな」

 斧の扱いには慣れているドク、

 ドクに従っていた方は、元はドクの

 父親の村民

 

 バルトに従っていた方は後から

 入った連中、しかし元は色々な職の者、

 井戸を堀り、道の整備、

 アプトノスを使って畑まで作る

 

 

 

 「計画は順調だな?」

 ミナガルデと各村の代表か見ている

 

 「水捌けも良いし肥料があれば

 大豆と麦に良さそうだ」

 バルトは元は小作の子、

 土を触りながら紙に記録する

 「大豆なら痩せた土地でもすぐに

 成長するし、先に蒔こうぜ?」

 

 「それが終わったら水路の計画と

 特産物の栽培と販路の開拓と……」

 村人と竜人は指折り数える

 

 

 「俺だけやること多すぎねぇか?!」

 バルトは立ち上が抗議する

 

 「何でもやるんだろ?ハンターも

 やらせるぜ?」

 ガストンがニヤニヤ

 

 「ハンターって何だよ?!」

 

 「モンスターと戦うヤツだ」

 あれ?ロクスにも言ったなこれ

 

 「ガストン!お前も少しは手伝えよ!」

 

 「お前頭良いから出来るだろ?

 それに出来ねェ理由がある」

 

 「何でだよ!!」

 

 「字ぃ読み書きできねぇ」

 

 「………………」

 

 「ガハハハ!!」

 爆笑するガストン

 

 

 

 

 雑務全部俺かよ!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 約一年後

 新しい村に立てた小屋

 

 「じゃあな!また来るぜ!」

 

 「一年後にな」

 ミナガルデは手を振る

 

 「居ない間、村の安全は任せてくれ」

 すっかりハンターになったドク、

 命はガストンに預けた

 

 「リオレウス程度ならどうにでもなるぜ」

 こちらもハンターのバルト

 

 「今度は一人連れてくるぜ」

 ガストンは指を立てる

 

 ?

 

 「ロクスっていってなぁ、頼りになる、

 ソイツと一緒に四人で旅するぜ?」

 

 「ワシらみたいにか?」

 

 「おうよ!」

 ニカッと笑う

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「それが最初のミナガルデ、

 俺達が最初の四英雄だ」

 酔っぱらいの老人は語る

 小柄でキレイな身なり、白金の短髪

 

 ココット村 ギルドの外にテーブル

 

 村は賑やか、大勢の人々が

 手に花を持っている、

 ガストンの墓に供えるための行列が

 村の外まで続く

 

 「ガストンさんらしい……」

 感心するクロフ

 

 「でもちょっと強引だよぉ?」

 首を傾げるカンナ

 

 「荒っぽい時代だったんだろ?

 仕方ねぇよ」

 イスでふんぞり返るイシズキ

 

 「東西両方の街造りを……

 この大陸の二大交易拠点を造った

 ……大きすぎる人よね」

 腕組みして頷くマリン

 

 「アイツは自分の力を一切私欲には

 使わんで、ワシらのために働いたなぁ」

 パイプを吹かすココット

 

 

 そういえばそうだ、それほどの力が

 あるならもっと横暴でも良いはず

 

 「私利私欲で動く訳ねぇだろ」

 ジョッキを置く

 

 「何でじゃバルト?」

 

 「アンタが質素な暮らししてるから

 贅沢はしねぇし……多分……」

 墓の方を親指で差し

 「あの人に顔向けできねぇマネは

 したくねぇんだよ……」

 

 ガストンの命を救ったリネル

 

 「ワシらはアイツの枷になってしまった

 かも知れんのぉ」

 本来ならもっと自由で良かったはず

 

 「なに言ってんだ、ナメた口は

 利いたがずっとあんた達を尊敬

 してたぜ?

 それに枷が丁度良かったんだ、

 ガストンが好き勝手暴れてみろよ」

 

 四人は想像する……悪夢だ……

 

 

 

 

 墓の方から二人の中年の男女

 

 「バルトじい、行って来たぜ」

 黒と金の毛皮を着る男 黒鬼

 大柄で痩せた狼の様な風貌

 

 「じいさんも行って来なよ」

 金色に反射する白い防具の女 白姫

 明らかに丸い、商会の呼び込みの

 おばちゃんを思い出す

 

 「おぉ……」

 バルトは墓の方を向かいビールを飲む

 

 「え……」

 それだけ?

 クロフ達は意外に思う、墓参り、

 しかも長年一緒に戦った……

 

 

 「ゼルドのヤツ、片腕無くしたって?!」

 突然横からオバチャン…

 白姫が聞いてくる

 

 「は!はい!そうです!」

 圧が凄い、クロフは素直に答える

 

 「でも片腕で平気で大剣振るよぉ?」

 笑うカンナ

 

 「そうだろうな!!双剣みてぇに二本

 持って振り回したこともあったぜ?」

 大笑いする黒鬼……

 心配とか無いんだろうか……

 

 「うを……さっすが……」

 呆れるイシズキ

 

 「こんなのを……二本?」

 自分の大剣を見るマリン

 

 

 

 

 「まったく……良いヤツから先に

 行っちまう……ドクも早かったしな」

 バルトは呆れる様に

 

 「あんなに強かったのに……」

 クロフが呟くと

 

 「あ?ガストンは強くねぇぞ?」

 バルトが真顔で見る

 

 「何でぇ?そんな訳ないよ?」

 カンナ、タメ口で出るってば

 

 

 

 「ハンターとしては最強だった……

 そうだな?」

 

 四人とも頷く

 

 「人間の罠…小細工や戦略なんかにゃ

 まるでダメなんだぜ?」

 ビールを飲むと

 「罠があろうが正面から真っ直ぐだ、

 どんな時も笑いながら破壊して

 突き進むが……」

 

 想像にたやすい

 突進するグラビモス……

 

 「どんなモンスターだろうが兵士100人

 でも恐れずブッ叩いていくが……

 行き止まりとか落とし穴になぁ!」

 ココットが笑いを堪えながら言う、

 過去に何かあったな……

 

 「ゼルドとガルダも同じよね」

 「あいつらは師匠に染まったよな」

 黒鬼と白姫が笑う

 

 「だからよ、俺やロクスみてぇな性悪が

 横に居て丁度イイんだ」

 

 「ロクスさんが悪?」

 マリンが不思議そうに

 

 「何だぁ!?あのジジィ!

 好好爺やってんのか?!」

 バルトが大笑い

 「何にも知らねぇな小僧ども!!」

 

 「何だ?何の事だ?」

 イシズキは皆の顔を見る

 

 ココット、バルト、黒鬼、白姫は

 笑うだけ

 

 

 

 

 「さぁて」

 

 

 

 

 

 「長居しちまったな、ココット師匠」

 バルトは立ち上がる

 

 「もう帰るのか?

 墓参りに来たんじゃろ?」

 花も供えていない

 

 「挨拶に来たんだぜ?それに……」

 墓の方を見る

 

 

 

 

 

 

 「死んだなんてオレは認めねぇよ、

 あのバカ笑いがまぁだ聞こえるぜ?」

 

 




ホントはもっと長い話を無理やり
二話にしたため、駆け足な感じでした。

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