東方次元交錯想   作:究極神黎斗

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今回は短めかもです


第16話 ハザードを越えてゆけ

『ハクレイ イン レイム!ブラァ!!』

 

草木も眠る丑三つ時に仮面ライダーレイムとブラッドスタークは対峙する。

 

レイム「じっくり聞かせてもらうわよ…あんたの目的を」

 

スターク「私を倒せたらの話だがなっ!」

 

ガチィィィィン!!

 

オハライブレイカーの攻撃をいなしたスタークはうしろ蹴りを放ってレイムをよろめかせる。オハライブレイカーにミコボトルをセットしてスタークに必殺技を繰り出す

 

 

『シングル!』『シングルバースト!』

 

レイム「だりゃああああ!!」

 

スターク「ぬおっ!!!」

 

直撃したスタークは吹き飛び胸部装甲から火花が飛び散る。スタークは立ち上がりスチームブレードを構える。

 

スターク「はっはぁ!!最高だなぁ!!もっと楽しもうぜ!!!」

 

レイム「上等よ!このバカ魔理沙ぁ!!」

 

 

 

~~ネオゲンムコーポレーション社長室~~

 

アマゾンネオの捕獲に失敗した咲夜は社屋に戻り報告をしていた

 

黎斗「なるほど魔導ホラーか……またゲームの進行をするバグがぁ…!!」

 

咲夜「今回は失敗しましたが次こそは必ずオリジナルを捕獲してまいります。どうかご安心を…」

 

咲夜の言葉を聞いた黎斗は気分を落ち着かせて咲夜の足元の影を睨み付ける。

 

黎斗「…私の開催するゲームのプレイヤーは陰我にまみれホラーに狙われる可能性が高い…だからライダーのシステムを使用した者や怪人にはコーティングが施してある。ゆえにホラーに憑依はされないが……追跡はされるようだな」

 

咲夜「え?」

 

ずぉぉぉぉぉぉ!!!

 

咲夜の影から悪魔のような姿をした陰我を食らう魔獣ホラーが二体姿をあらわす。

 

ホラー1「アデパメカ?(なぜばれた?)」

 

ホラー2「ゴルゲノリリ、ソユアイ陰我イナニメカ奴マ…見カソコザアリ (どうでもいい、こんなに陰我にまみれた奴ら…見たことがない)」

 

ホラーを見た咲夜は素早くトランスチームガンとバットフルボトルを取り出して黎斗を守るように立ち塞がる。黎斗は咲夜をせいして斜め上に手を伸ばし三重の光輪を描く。

 

黎斗「ホラー程度は私からすれば塵に等しいしライダー達も撃破できるようにプログラムしてある。だがある世界の記憶から持ち主がいない鎧を復元した…君たちは知っているか?千のホラーを喰らった魔戒騎士を」

 

三十の光輪から紋章が(X)なのを除けば黄金騎士牙狼の鎧が歪に変化したシルエットの漆黒の鎧が現れる。それはかつて鎧にその魂を喰わせて暗黒の道に堕ちた騎士『暗黒騎士 (キバ)』だった。

 

ホラー2「ナサリシチガコ!?(魔戒騎士だと!?)」

 

ホラー1「シャアアアアアア!!!」

 

ガキン!バッ!!

 

ホラー二体を殴り飛ばして社屋室から追い出す。その様子を黎斗は笑いながら見ている。

 

黎斗「はっはぁ!やはり私の選択は素晴らしかったぁ!ホラーは任せたぞ魔戒騎士ぃ!!」

 

呀は剣を腕の鎧で研ぎ火花が散る。そして剣を構え直して黎斗の言葉を訂正する。

呀「いや、我が名は呀……暗黒騎士!!」

 

呀は黒炎剣を振りかざしてホラー二体に斬りかかる。

 

 

場面は戻り玄武の沢ではレイムとスタークの激闘が続いていた。一進一退の攻防は明け方まで続きレイムの体力は限界をむかえていた。

 

レイム「はぁっはぁっ」

 

スターク「どぉしたぁ!まだいけるだろ!」ズバッ

 

レイム「ぐっ!あったり前じゃない!!」

 

『オハライモード!』

 

レイム「だりゃああああ!!」ギュイイイイン!!

 

スターク「いいぞ!もっと力を引き出せ!!」

 

『フルボトル!スチームアタック!』

 

ズドーン!!

 

レイム「きゃあああああ!!」シュウウウウン

 

レイムは変身解除されて河原に転がりスタークはスチームガンを霊夢にむける。

 

スターク「立てお前はこんなもんじゃないはずだ」

 

霊夢「……できるわけ…ないじゃない」

 

スターク「あ?」

 

霊夢は魔理沙を疑いはじめてから心の内に秘めていたことはきだす。

 

霊夢「できるわけないじゃない…あんたは私の初めての友達で親友なのよ……今までいろんな異変を一緒に解決したり宴会でばか騒ぎしたり…最近まで一緒に戦った…そんなあんたを…倒さないといけないなんて」

 

スターク「………」スチャッ

 

霊夢の言葉に反応を見せず無言でトランスチームガンを向けるスターク

 

スターク「はぁ~なにもわかってないな霊夢、不思議に思わないか?異変解決したりばか騒ぎしたりはさておき、なぜライダーとしてお前と一緒に戦ったのか?なぜ強化アイテムの設計図をわざわざ渡したのか?答えは簡単だ…ゲームを加速させるためだ」

 

霊夢「………」

 

スターク「原点に存在しないライダーが現れれば僅かに次元が歪み様々な世界からの要素をこの幻想郷に取り込むことができる…お前は怪人どもを倒すために変身したつもりだがそのせいで怪人の出現を加速させていた…つまりお前は正義の味方を演じていたに過ぎない…仮面ライダーごっこをしていただけなんだよ…これでわかっただろう?お前…いやお前達じゃ私には勝てない」

 

霊夢「そんな……」

 

失意のどん底に突き落とされた霊夢はうなだれて動かないそこにスタークはスチームガンのトリガーをひこうとする

 

スターク「お前以外にも原点に存在しないライダーが出現し始めたからなぁ…もう戦える気力もなさそうだしここでゲームオーバーにさせてやろう」

 

ヒュゥゥゥゥゥズドドドドド!!!

 

スターク「!?」

 

弾幕がスターク目掛けて放たれてそれを回避する。弾幕が放たれた方向を見ると走ってきたようで息を切らした早苗がいた。

 

 

 

スターク「なんだグッスリ寝てたんじゃないのか?」

 

早苗「あんなにドンパチやってたら嫌でも起きますよ!それより話は聞かせてもらいました!魔理沙さんあなたはいつからそんな!?」シュッ

 

早苗の足元に弾丸が撃たれ話が中断される。

 

スターク「ったくもう少し寝てればいいものを…だが今さら来たところでもう遅い!霊夢の心は完璧に折れた、それにお前は変身できない、つまり私はお前達を始末して逃走することができる」

 

早苗「それはどうですかね?」スチャッ

 

『スクラッシュドライバー!』

 

早苗はスクラッシュドライバーを腰に装着して緑色のスクラッシュゼリーのキャップを前にむける。

 

霊夢「早苗!?」

 

スターク「スクラッシュドライバーだと?装置のデータじゃお前のやつはまだ開発途中のはず」

 

不敵に微笑み早苗は大声で叫ぶ。

 

早苗「奇跡でなんとかなりますそんなもん!!」ジャララララ~

 

某ゾンビゲームの起動音が聞こえた気がするがそんなことは気にしない。早苗はドライバーにゼリーをセットしたレンチを押し下げる。

 

『コチヤゼリー!』

 

早苗「私!新たな変 身!!」

 

『潰れる!流れる!溢れ出る!!』

 

『コチヤ イン サナエ!!ブラァ!!』

 

早苗の周りにビーカーが現れて緑色のゼリーで満たされ素体スーツに包まれる。そして頭部からゼリーが吹き出して装甲が形成されて早苗は新たなスクラッシュ系のライダー『仮面ライダーサナエ』に変身する。

 

サナエ「これが新たな奇跡の力!仮面ライダーサナエ 参上!!」

 

『モリヤクローザー!!』

 

サナエ「はあああああ!!」ザンッ!

 

バチィン!!

 

スターク「いいぞぉ!また新しいライダーが生まれた!!」

 

ビートクローザーを早苗カラーにしてボトルを装填するスロットが縦に2つついた『モリヤクローザー』で斬りかかり、スタークは左腕でそれを受け止める。サナエはモリヤクローザーの柄の部分を引っ張り強化した斬撃を解き放つ。

 

『ヒッパレー!』

『ダイヒット!』

 

スターク「ぬぉぉぉぉ!!」

 

緑色の炎を纏った斬撃がスタークをふきとばしてダメージを与える。さらにサナエは柄の部分を二回引っ張りモリヤクローザーを突き出す

 

『ヒッパレー!ヒッパレー!』

 

『スーパーヒット!』

 

クローザーの先にカエルの顔のエネルギーが形成されて舌を伸ばして強力な突き攻撃を繰り出す

 

スターク「ぐおおお!!これもデータになかった!奇跡ってのは万能だなあ!!」ブオン!!

 

コブラの尻尾のような触手をしならせてサナエに叩きつける。サナエは衝撃で吹き飛ばされるが立ち上がりスタークに向かう。

 

サナエ「はぁっ!!霊夢さん!立ってください!仮面ライダーの中には自分が争いごとを起こす原因だった人もいました!ですがみんな自分の運命に抗い続けていたんです!」

 

霊夢「でも…その仮面ライダーは本物でしょ?私はどうせ紛い物…ヒーローにはなれないの」

 

スタークの胴体の強力な斬撃を放って後退させサナエは霊夢の肩を掴んで霊夢を激励する。

 

サナエ「紛い物なんかじゃありません!人を!妖怪を!平和を守ろうとしたあなたはもう立派な仮面ライダーなんです!!!」

 

スターク「感動的なセリフだなぁ!!無意味だがなぁ!!!」

 

『ライフルモード!』

 

『スチームショット!コブラ!』

 

サナエ「きゃあああああ!!」

 

コブラ状のエネルギー弾がサナエに着弾して大きく飛ばされる。

 

スターク「せっかくの新しいライダーだが…消えてもらうぜ」

 

霊夢「待ちなさい」

 

スターク「あ?」

 

霊夢「早苗のおかげで吹っ切れたわ…紛い物だろうとなんだろうと私は仮面ライダー!幻想郷の愛と平和の為に戦う!!」スチャッ

 

霊夢は立ち上がりハザードジンジャを構える。そして前回の戦いでスタークが落としていったガシャットギアデュアルβを取り出す。

 

スターク「ハザードジンジャにギアデュアルβか…所詮お前は私がくれてやった力に頼るしかないようだな?」

 

霊夢「いいえ違うわ…私は私のやり方であんたを越える!!」

 

『マックス!ハザードオン!』

 

『TADORU FANTASY!』

 

ドライバーにハザードジンジャを装填してレンチを押し下げてギアデュアルβのスイッチを押してギアホルダーに装填する。

 

霊夢「変身!」

 

『デュアルアップ!オーバーフロー!』

『Satan appeared!Say“MAOU” TADDLE FANTASY!ドラァ!!』

 

レイムハザードフォームの姿にファンタジーゲーマを纏った仮面ライダーレイム ファンタジーゲーマフォームに変身する。ガシャットを使うためのバグスターウイルスの副作用はプログレスヴェイパーとお互いに中和しあい暴走や消滅の危険性を排除したレイムの強化フォームである。

 

レイム「力があふれでてくる……待たせたわね早苗!さぁ!異変解決の時間よ!!」

 

 

サナエ「はい!」

 

レイムがマントを翻すと魔法使いの姿を纏ったバグスターウイルスが現れてスタークに向かっていく。

 

スターク「タドルファンタジーの魔王の力か!!」ボボウ!!

 

火星の炎でバグスターウイルスを一掃するが爆炎に紛れてサナエが接近しており袈裟斬り、突き、切り上げ、縦斬りを連続で喰らう。スタークは反撃しようとするがレイムの魔力によって拘束されて地面に叩きつけられる。

 

スターク「ぐあああああ!!くそっ!!」シュアアアアア!!

 

スタークは水色のコブラを二体召喚、コブラはレイムに噛みつこうとするが魔方陣によって阻まれる。

 

レイム「早苗!!」

 

サナエ「了解ですっ!!」

 

『スペシャルチューン!』『ミラクルチューン!』

 

『ヒッパレー!ヒッパレー!ヒッパレー!』

 

モリヤクローザーに『ミジャグジフルボトル』と『オンバシラフルボトル』を装填して柄を三回引っ張ると紫色と黄土色と緑色のエネルギーが刀身に宿る。

 

サナエ「はあああああ!!たりゃあああああああ!!」

 

『ミラクルフィーバー!!』

 

スターク「なにぃ!!ぬああああああ!!!」

 

モリヤクローザーを横薙ぎにすると二体のコブラを破壊しスタークにもダメージを与える。レイムは攻撃があたる直前に空に瞬間移動する。そして

 

 

レイム「さぁて…とどめよ!!」

 

『KIMEWAZA!』

 

『デュアルガシャット!』

 

魔力でギアデュアルβのダイアルを操作して再装填しレンチを押し下げる。

 

『ハザードバニッシュ!!TADORU CRITICALSLASH!!』

 

サナエも同じようにドライバーのレンチを押し下げて必殺技を発動する。

 

『スクラップバースト!!』

 

あたり一帯は魔力によって暗黒空間に包まれてレイムは赤紫色のオーラを左足にサナエは緑色のヴァリアブルゼリーを右足に纏ったライダーキックを放つ。スタークはそれを避けようとせずに手を交差させてライダーキックを受ける。

 

スターク「くっ!!ハザードレベル4.7と4.3!!いいぞぉもっとちからを込めろぉ!!」

 

サナエ「そんなこと言われなくたって!!」

 

レイム「やってやるわよ!バカ魔理沙ぁ!!」

 

レイム/サナエ「「はあああああ!!」」

 

スターク「ぐあああああああああああああああああ!!!!」

 

ドガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!

 

二人のオーラは増大してパワーが高まりスタークは耐えきれずにライダーキックを喰らって岩盤までぶっ飛ばされて大爆発をおこして変身解除されて魔理沙の姿に戻り地面に倒れこむ。丑三つ時から朝日が昇るまで続いた戦いが今、終わった。

 

サナエ「はぁ…はぁ…まさかあそこまで耐えられるとは…まだまだ修行が足りない感じですね…」

 

レイム「フー…でもこの戦いは私達の勝ちよ、さっさとあいつを連れかえってこの異変の事を洗いざらい吐かせましょう」

 

魔理沙「フッフッフッ」

 

二人「「!!!!」」

 

倒れていた魔理沙が立ち上がり笑いだす、その手には霊夢と早苗の顔が描かれているフルボトルとは違うボトルが握られていた。

 

魔理沙「霊夢の力を狙ってたがまさか早苗の力も手にはいるなんてとんだラッキーなんだぜ。」

 

レイム「魔理沙あんた最初からそれが目的で!!」

 

『ガシャコンソード!』

 

レイムとサナエはお互いの武器を構える。

 

魔理沙「私には壮大な計画があるのさ、これで必要な物は揃ったのぜ」スチャッ

 

『フルボトル!スチームアタック!』

 

バシュバシュ―!!

 

サナエ「あっ!しまった!」

 

レイム「ドライバーが!!」

 

スパイダーフルボトルをトランスチームガンに装填して銃口から蜘蛛の糸を伸ばして戦闘前に落としてしまった赤いドライバーとディスク数枚を回収する。

 

魔理沙「力を貸してくれてありがとよ、それじゃ…チャオ!」ブシュウウウウウ!!

 

トランスチームガンから煙をだして魔理沙は退散する。霊夢と早苗は変身を解いてその場にへたりこむ。

 

霊夢「全部あいつの掌の上だったってわけね…」

 

早苗「魔理沙さんは一体何をするつもりなんでしょう?」

 

霊夢「関係ないわ、何をたくらんでいようと私がぶっ潰す…それが巫女としての…いや、仮面ライダーの仕事でしょ?」ニカッ

 

早苗「訂正してください、私達が……ですよ?」ニカッ

 

二人は河原に寝転びながら笑いあった。そしてそのまま寝てしまい日が完全に登ったころに探しに来た承太郎に叩き起こされるのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





【挿絵表示】

今回のライダー達です。両方とも雑になってしまい申し訳ありません。
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