東方次元交錯想   作:究極神黎斗

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試験がおわったんでだします


第4章 四次元大戦異変の章
第31話 開幕のゴング


正宗「Deep Inside!空の果て Deep Inside!海の底 光一つも見えない 闇がひろがる風景(パノラマ)~♪」

 

雷/滅/エイラ/凌馬/火神「「「「「イエーイ!!!!」」」」」

 

黎斗「私がモデルの歌だぁ~!!!!」

 

ネオゲンムコーポレーションの宴会場では幹部達の宴会が開かれていた。ステージではっちゃける檀親子をよそに変身を解いた魔理沙(エボルト)はレボルト(見た目は反町隆史)に幻想郷に連れてきた土産について聞いていた。

 

魔理沙「土産ってのはなんだ?つまらない奴じゃないといいが」

 

レボルト「その期待に応えてみせよう」パチン

 

シュウウウウウン

 

魔理沙「お前は……」

 

宴会場に転移してきた男は……そう、サイボーグだった。

 

内海「お久しぶりですね(怒)」

 

魔理沙「内海か!そーいや連れてくるの忘れてたなぁ!!ハッハッハ!!!」

 

内海「笑い事じゃないんですが…というか地味にショックです」

 

魔理沙「はっはっは!悪い悪い、ほらよ」ヒョイッ

 

バットフルボトルとエンジンフルボトルを内海に投げ渡す。フルボトルを受け取った内海は周囲を見渡して質問をする。

 

内海「鷲尾兄弟はいるようですが氷室さんはどこに?」

 

魔理沙「あいつなら私服に着替えにいってるよ」

 

レボルト「そういえば…俺が入ってきた時に結界をぶっ壊してきたんだがよかったか?」

 

バァァァァァァァァン!!

 

幻徳「待たせたね!」

 

一同「「「「「「え?」」」」」」

 

威風堂々と書かれた半袖Tシャツの上にキラキラ装飾された袖無しデニムジャケットを羽織り、デニムの短パンと足袋のような靴を穿いた氷室幻徳の登場と一同の間の抜けた声が響いたのはほぼ同時だった。

 

魔理沙「や……やってくれたなぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

 

黎斗「宴会は中止だぁぁ!!至急幻想要塞からもうひとつのパンドラボックスと上白沢慧音を回収してこぉぉぉぉい!!」

 

鷲尾兄弟「「「「ハッ!」」」」

 

レボルト「はて?何をそんなに慌てているんだ?」

 

黎斗「パンドラボックスの未知エネルギーに引き寄せられる奴が幻想郷に侵入してくる可能性が高くなってしまったということだ!」

 

レボルト「今までそんな事はなかったが」

 

魔理沙「この宇宙で初めてわかったからだ、今までは結界で阻んでいたからいいものを……」

 

幻徳「とにかくトンでもないやつが来る……」

 

黎斗/魔理沙「お前はさっさと行ってこーい!!あとそのダサい格好を何とかしろぉ!!」

 

幻徳「ダサい?誰が?俺が?ふっ、見る目ねぇな 」

 

自分のファッションがダサいことを自覚しないまま幻徳はネビュラスチームガンの煙を纏って出撃した。

 

─迷いの竹林付近─

 

グールと戦っていたグリスはツインブレイカーで数体を薙ぎはらいロボットスクラッシュゼリーとノースブリザードボトルをツインブレイカーに装填する。

 

グリス「最大!無限!極致!」

 

『シングル!ツイン!』

 

グリス「これが俺の力だぁぁぁ!!!」

 

『ツインフィニッシュ!!』

 

ブォンブォンブォン!!!

 

ドガアアアアアアアアン!!!!

 

氷の烏の様なエネルギー弾が次々に襲いかかり被弾したグール達は爆散する。

 

パチパチパチパチ!

 

グリス「あ?」

 

グール達を撃破したグリスに襲われていた少女が拍手を送りながら近づいてきた。

 

少女「助かったよ!あんたすごいねっ!」

 

グリス「礼には及ばねぇ、それより聞きたいことがあんだけどよぉ」

 

少女「なんでも聞いてくれ!」

 

グリス「ここはどこだ?」

 

少女は数歩さがって微笑む。グリスは「なんだこいつ?」という様子になるが。

 

少女「やっぱ気になるよなぁ…………じゃあアタシに勝ったら教えてやるよ!」スチャ

 

『スクラッシュドライバー!』

 

グリス「おいおい、なんで持ってんだよ!?」

 

少女はスクラッシュドライバーとフェニックスが描かれたスクラッシュゼリーを取り出す、

 

『フェニックスゼリー!』

 

スクラッシュゼリーをドライバーに装填し少女は左手の人差し指をいやらしく舌でなぞりながらレンチを押し下げる。

 

少女「変身!」

 

ビーカーが形成されて赤い液体に満たされ少女の体が素体スーツに包まれる。頭部から赤いヴァリアブルゼリーが溢れ燃え上がり装甲が現れ、赤い仮面ライダーに変身が完了する。

 

『潰れる!流れる!溢れ出る!フェニックス イン ブレイズ!!ブラァ!!!』

 

ブレイズ「藤原妹紅、仮面ライダーブレイズ見参……さぁ祭を始めようかぁ!!!」

 

『ツインブレイカー!』

 

バシュンバシュン!!

 

グリス「おもしれぇ!楽しませてくれよぉ!!!うらぁ!!!」バチィン!

 

牽制として放たれた炎の弾幕をアタックモードのツインでかき消して黄金のオーラが迸る拳をブレイズの顔面めがけて突き出した。

 

 

数時間後、幻想要塞にて

 

にとり「ちょっと!みんな、ヤバイよ!魔理沙達がロボット軍団を引き連れてこっちに来てる!!」

 

一同「「「「なにぃ!!」」」」

 

パラド「あ?もう最終決戦なのか?」

 

千翼「たぶん中盤のイベントだと思うな」

 

早苗「メタなこと言ってないでさっさといきますよ!!」

 

妖夢「せっかくのパーティーが~(泣)」

 

紘太『俺のケーキ~(泣)』

 

霧彦「二人とも、あとで食べればいいじゃないか」

 

レミリア「変身できない慧音はここで待ってなさい!」

 

慧音「いや、私も戦える!!」

 

フラン「いいからいいから♪ちゃんとお留守番しててよ♪」

 

承太郎「ほぼ生身の奴を戦わせる訳にはいかねぇからな。今回はおとなしくしてな」

 

慧音「……わかった。」

 

妖夢と霧彦の(二人が合流したことについて触れたら馬に蹴られます)歓迎パーティーを行っていたメンバーは慌てて準備をして外にでる。すると到着した魔理沙(エボルト)一向がすでに待機していた。

 

魔理沙「よっ」

 

霊夢「魔理沙ぁ!!」スッ

 

魔理沙「おっと待った」

 

『Mist match』

 

『co・cobra…cobra……fire!!!』

 

早苗「スターク!!」

 

承太郎「この前のコウモリ野郎とは別のやつか…」

 

ドライバーを装着しようとした霊夢達を止め、魔理沙はブラッドスタークの姿に変わる。

 

霊夢「なによ、前に負けたその姿で私に挑む気?」

 

スターク「いや、変身する前に俺の正体について話しておこうと思ってなぁ」

 

『エボルドライバー!』

 

スタークはエボルドライバーを装着し、その体から魔理沙を排出し気を失ったままの魔理沙を霊夢へ放り投げた。

 

霊夢「魔理沙っ!ネオアルファ、魔理沙を屋敷の中へ」

 

ネオアルファ『了解した』

 

ネオアルファは魔理沙を抱えて屋敷の中に入っていく。霊夢は改めてスタークにむきなおる

 

霊夢「魔理沙じゃないってことはアンタ、一体だれなのよ」

 

ドライバーに手を掛けながらスタークは話し始める。

 

スターク「あぁ俺の名はエボルト、火星を滅ぼした地球外生命体、いわゆる宇宙人ってとこだ」

 

パラド「宇宙人!?ゲームの中でしか見たことないぞそんなの!」

 

霊夢「あんたはちょっと黙ってなさい。それで?その宇宙人が幻想郷でなにを企んでるのかしら?」グッ

 

興奮するパラドとは対照的に霊夢は冷静にエボルトを睨み付ける。

 

エボルト「そいつはネタバレになっちまうから言えねぇな、ただ今日ここに来た理由なら聞かせてやってもいいぞ?」

 

霊夢「聞かせてもらおうじゃない」

 

エボルト「簡単だよ、パンドラボックスと上白沢 慧音をいただきに来た!!」カシュンカシュン

 

『コブラ!ライダーシステム!エボリューション!!』

 

エボルトがボトルを装填したのを皮切りに連れてこられた部隊も次々変身を開始する。

 

『デンジャー』 『ワーニング』

 

『ギアエンジン!ファンキー!!』『ギアリモコン!ファンキー!!』『ギアボンバー!ファンキー!!』『ギアシグナル!ファンキー!!』

 

『コウモリ!発動機!エボルマッチ!!』

 

『メイド!ナイフ!エボルマッチ!!』

 

霊夢「そんなことさせるわけないじゃない!!」

 

『マックス!ハザードオン♪』『BANG BANG SIMULATIONS!』

 

早苗「パンドラボックスがあなた達に渡ったらどうなるか知ったもんじゃありません!!」

 

『コチヤゼリー!』

 

妖夢「よくわかりませんが紘太さんやりますよ!!」

 

『妖夢!』『フルーツバスケットエナジー!』

 

紘太『おう!!』

 

霊夢達もそれぞれ変身アイテムを装備する。

 

にとり「こっそり作ってたコレの初陣だ」

 

『マックス!ハザードオン♪』『ラビット&ラビット!ビルドアップ』

 

チルノ「くぅ~!冷えてきた!!」

 

『Wake up!』『Crow-Z dragon!』

 

フラン「燃えてきたじゃなくて?」

 

キバット『ガブッ!』

 

レミリア「アンタ達は緊張感を持ちなさい」

 

サガーク『Ⅹ"…/"∞;$ⅡⅡ ̄ ̄ー』

 

パラド「マックス大」

 

『デュアルガシャット!』

 

千翼「俺も変身って言おうかな……」カシュン

 

承太郎「自分らしくいくのが一番だぜ」

 

『Star platina/The・world』

 

ドライバーから溢れるエネルギーで要塞周辺の待機が震えはじめ、ビルドドライバー、エボルドライバーから発せられる問いかけに全員が全力で答える。

 

『『Are you ready?』』

 

「「「「「「変身!!!」」」」」」

 

「「「「潤動!」」」」

 

「アマゾンッ!」

 

『コブラ! コブラ!エボルコブラ!フッハッハッハッ!!』

 

『オーバーフロー!Enemy is coming!Shotdown their BANG BANG SIMULATIONS!ドラァ!!!』

 

『潰れる 流れる 溢れ出る!』『コチヤ イン サナエ ブラァ!!!』

 

『『割れる 喰われる 砕け散る!』』

 

『クロコダイル イン ローグ』『メガロドン イン プレデター』

『『オォォラァァァ!!』』

 

『Engine running gear』『Remote control gear』

 

『Bomber explode gear』『Signal starting gear』

 

『みょんっ!ミックス!妖夢アームズ 半・人・半・霊!ジンバーフルーツバスケット!ハハー!!!』

 

『オーバーフロー 紅のスピーディージャンパー ラビットラビット!ヤベーイ!ハエーイ!!』

 

『スターダストクルセイダーズ!』

 

『バットエンジン!』『メイドナイフ!』

 

『フハハハハハ……』

 

『ヘン シン』

 

『WAKE UP BURNING! GET CPOSS-Z DRAGON! YEAH!』

 

『マザルアップ!赤い拳強さ!青いパズル連鎖!赤と青の交差!パーフェクトノックアウト!!』

 

『NEO……』

 

レイム「さぁぶっ潰してあげるわ!」

 

ドガァァァァァァァァァァン!!!

 

一同「「「!!!!」」」

 

突然2つの勢力の間に何かが落ちてくる。煙が晴れるとそこには組み合ったブレイズとグリスがいた。

 

ブレイズ「祭に間に合ったみたいだね!!」

 

グリス「急に飛んだから追っかけて見れば見知った顔ばっかりじゃねぇか」

 

ブレイズ「おらっ!」ジュイーン!!!

 

ツインブレイカーの一撃でグリスをレイム達のところへ吹き飛ばし、ブレイズはエボルの横へ飛び下がる。

 

エボル「グリスか、感動の再開だねぇ幻徳?」

 

グリス「なっ!?ヒゲ!てめぇなんでエボルトに味方してんだ!!」

 

ローグ「今は…知らなくていい」

 

グリス「だったら…力ずくで聞くしかねぇなぁ!行くぜ戦兎!龍我!」

 

Bにとり「え?もしかしてあたしらの事言ってる?」

 

Cチルノ「アタイはバンジョーって名前じゃないよ!」

 

グリス「あ?なんだよ別人かよ、まぁ関係ねぇ!同じ仮面ライダーなら手伝えや!!」

 

BにとりとCチルノに絡んでるグリスにレイムが割り込む

 

レイム「手伝ってくれるっことでいいのよね?私は博麗霊夢。アンタは?」

 

グリス「俺は仮面ライダーグリス。猿渡一海29歳独身 カズミンって呼んでくれ」

 

スババババババババ!!!

 

エボル「おいおい、いつまで待たせる気だ?」

 

エネルギー波が足元に打ち込まれレイム達は自己紹介?をやめて戦闘態勢にはいる。

 

グリス「高揚!動乱!熱狂!祭の始まりだぁ!!!」

 

レイム「なんでこいつが仕切ってるかわからないけど……いくわよぉ!!!」

 

サナエ「ミラクルパワーを見せてあげますよ!!」

 

Cチルノ「今のアタイは負ける気がしねぇ!!」

 

Kフラン「キバッて行きましょ!!」

 

パラドクス「心が躍るな!!」

 

妖武「仮面ライダー妖武 参る!!」

 

紘太『輪切りにしてやるぜ!!』

 

Bにとり「さぁ、実験を始めようか」

 

Sレミリア「楽しい宴になりそうね」

 

二人に続きサナエ達も駆け出す。

 

エボル「はははは!返り討ちだぁ!!」

 

ローグ「大義のための……犠牲となれ!」

 

プレデター「やっと暴れられるぜ!!」

 

リモコンブロス「雷!!」

 

エンジンブロス「おうっ!!」

 

ボンバーウルゴス「うらぁ!かかってこいやぁ!!」

 

シグナルウルゴス「…………開戦」

 

マッドサクヤ「キャハハハハ!!ナイフでズタズタにしてあげる♪」

 

マッドローグ「私よりもマッドだ……」

 

ネオゲンムの軍勢もハードガーディアンを率いて進軍を開始し2つの勢力の主力達の戦いが今始まった。

 

 





【挿絵表示】


ブレイズと承太郎の仮面ライダーstandです。

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