マクロスΔ 新生のメサイア   作:イマジナリ

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はい、第16話です。

もう9月も後半なのに暑さが全然おさまりませんね。

私の職場でも熱中症で倒れる人がいたので、皆さんもまだまだ熱中症対策はしっかりとしましょう。


第16話 ラグナの日常・帰路と不安のルーキー

第16話

 

ラグナの日常・帰路と不安のルーキー

 

メシアスの生い立ちや今まで起こった事をあらかたハヤテとフレイア、更にはマリアンヌ達にも説明し改めて仲間として握手を交わしたメシアス達。

その後も食事や話は盛り上がりアッと言う間に時間は過ぎ夕食の料理を食べ終えた後、片付けが済んだ頃。

 

カナメ

「それじゃ私達はそろそろ戻りましょうか。」

フレイア

「フゥ〜〜〜!お腹が幸せでゴリゴリたい。」

ハヤテ

「お前どんだけ食ったんだよ。あんまり食い過ぎると太るぞ。」

フレイア

「なぁーーーーー!太らんもん!!なしてハヤテはそんなに、デリカシーの無い事ば言うと!」

ハヤテ

「だったら少しは控えろよ。お前が1番、食ってたぞ。」

フレイア

「ムッ〜〜〜。ハヤテの意地悪。」

カナメ

「はい。はい。2人ともそれぐらいしておきなさい。」

メシアス

「カナメさんの言う通りだぞハヤテ、余りフレイアをからかうなよ。・・・まあ、1番食べてたのは否定できないけどな。」

フレイア

「むぅ〜〜〜!メシアスも意地悪や!」

メシアス

「ごめんごめん。フレイア。」

 

ハヤテとメシアスの2人にイジられてフレイアは頬を膨らませて若干拗ねてしまっていた。

 

マキナ

「それじゃあ〜〜〜〜メシメシ。私達の家までのエスコート宜しくね。」

メシアス

「OK。それじゃあハヤテ、チャック。マキナ達を送って来るから先に休んでいてくれ。」

ハヤテ

「分かった。気おつけろよメシアス。」

チャック

「おう。部屋はさっき教えた通り二階の奥の部屋でベッドも準備してあるからな。・・・それとメシアス。分かってるだろうが送ったら真っ直ぐ帰ってこいよ。絶対だからな!」

メシアス

「分かった。分かったから。そんな鬼気迫る勢いで念押しするなよチャック。」

チャック

「分かってるなら良い、メシアス気おつけてな。皆んなもお疲れさん。」

メシアス

「分かった。じゃあ行って来る。」

カナメ

「チャック君もお疲れ様。それとご馳走様。」

美雲

「お疲れ様、また明日。」

レイナ

「うん。大満足。」

マキナ

「お魚取られた分食べたらお腹いっぱいだよ。」

フレイア

「チャックさん。ムッチャ美味しかったです。また宜しくお願いしますたい。」

チャック

「くぅ〜〜〜〜〜。嬉しいぜフレイアちゃん。今度も美味いの期待しててくれ!」

フレイア

「はいな!今から楽しみたい。」

ハヤテ

「おい。大丈夫か?」

フレイア

「何がハヤテ?」

ハヤテ

「早く行かないと置いて行かれちまうぞ。」

 

ハヤテが後ろを指差しながら言うと・・・

 

マキナ

「フレフレ!早くしないと置いて行っちゃうよ。」

フレイア

「アッ!はいな。今行きます。」

 

マキナに呼ばれたフレイアは慌ててメシアス達の集団に走って行った。フレイアからの言葉に喜びを隠しきれないチャックは終始笑顔だったと後にメシアスはハヤテから聞かされた。

 

 

娘娘を出てから暫くラグナの海を眺めながらワルキューレの5人と会話をしながら歩く事数分、メシアス達はカナメが住んでいる女子寮の前に到着した。

 

カナメ

「フレイア。此処が貴女が住む事になる、ケイオスラグナ支部の女子寮よ。」

フレイア

「ふぇ〜〜〜〜〜!ムッチャ大きくてビックリした。」

メシアス

「この規模で寮とはな。カナメさんかなり立派ですね。あ、でも1人で此処に住んでるんですか。」

カナメ

「私だけじゃないわ。他にも何人か一緒に住んで・・・あら?」

 

カナメがメシアスの足元を見ているので全員が彼の足元を見ると同時に、メシアスも気になったので視線を下に向けると・・・其処には先ほど娘娘で見かけたのとは違った毛並みと色合いをしたあどけない表情をした海猫がいた。

 

メシアス

「おっ!海猫か?さっきの海猫は人なっこくて可愛いかったけど、この子はあどけない表情が可愛いな。」

 

そう言うとメシアスは足元にいた海猫を抱きかかえながら頭を撫でると、海猫は尻尾を振りながら嬉しそうな鳴声を出していた。

 

美雲

「メシアにはやっぱり不思議な魅力があるわね。会ったばかりなのにもう懐いてるのが分かるわ。」

マキナ

「クモクモの言う通り。だからあの海猫もメシメシに対しては大人しかったのかもしれないねレイレイ。」

レイナ

「グルメニャン子もメシアスの魅力でノックアウト!なんて。」

メシアス

「そんな大袈裟だよ。アイツは元々大人しい海猫なんだよ。」

フレイア

「メシアス。ウチも抱っこしたいけん変わって変わって!」

メシアス

「分かったフレイア・・・カナメさんあの海猫はここら辺に住んでる海猫なんですか?」

カナメ

「ふふふ、あの海猫はちょうど寮で飼っているの。名前はね・・・

ミラージュ

「キュルル〜〜〜。一体どこに行ってしまった・・・あっ、キュルル!こんな所にいた。」

フレイア

「あ!ミラージュさん。」

 

カナメが海猫の名前を言おうとした瞬間。寮の玄関が開きケイオスの制服から一転、ラフな格好をしたミラージュが風呂上がりなのか頭をバスタオルで拭きながら出てきた。

 

メシアス

「お疲れ様ミラージュ。すまない少し騒ぎすぎたか?」

ミラージュ

「お疲れ様ですメシアス。大丈夫ですよ。キュルル、一体どこに行っていたの?」

メシアス

「あの海猫はミラージュが飼っている海猫だったんですねカナメさん。」

カナメ

「ええ。今では寮の皆んなでお世話してるから、とても可愛がられているわ。」

 

カナメの説明に納得して再びミラージュの方を見ると、何処に行ったのか心配で探していたのかフレイアからキュルルを手渡されて安心したのか笑顔を見せている彼女がいた。

 

ミラージュ

「心配したんだからキュルル。」

メシアス

「キュルルか、可愛い名前だな。ミラージュそう言えばハヤテはどうだった?隊長から”かなり飛ばしてたぞ“って聞いたけど。」

ミラージュ

「メシアス嫌な事を思い出させないでください!酷い目にあったんですから。あ〜〜〜臭いとれたかな?」

メシアス

「すまなかったミラージュ。大変だったな。」

カナメ

「どんな感じがした。彼から?」

ミラージュ

「それは・・・」

フレイア

「隊長さんから直接スカウトされるなんて、凄かったんですねハヤテは。」

ミラージュ

「全然凄くありません!完全に駄目です!!ハッキリ言って才能ありません!!!」

フレイア

「ハヤテも大変やね。あっ!ミラージュさん改めて一緒に生活するんでよろしくお願いします。」

ミラージュ

「分かりました。ならフレイアさんにもルールは守ってもらいます。朝のゴミ出し・掃除・料理・洗濯・買い出し・お菓子・キュルルのお世話・他にも色々ありますから私がキッチリと教えます!」

フレイア

「ウ、ウチも明日から大変たい。」

 

ミラージュからマシンガンの様な勢いで告げられる係りの内容の多さに、フレイアは覚えられるかと心配で目を細めていた。

 

メシアス

「じゃあカナメさん。俺達はそろそろ行きますね。」

マキナ

「カナカナ、ゴチになりました。」

レイナ

「また、明日。」

美雲

「お疲れ様。」

カナメ

「みんなお疲れ様、気おつけて帰ってね。メシアス君は明日の朝は私が起こさなくても大丈夫かしら?ふふ。」

メシアス

「あの時は偶々起きれなかっただけですから大丈夫ですよカナメさん。ミラージュもフレイアもお疲れ様、フレイアは特にしっかりと睡眠をとって休むんだぞ。」

ミラージュ

「はい。お疲れ様でした。」

フレイア

「お疲れ様、明日から頑張らんといかんからね。あ!メシアス・・・送ってくれてありがとう。それとお休み。」

メシアス

「ああ。フレイアもお休み。」

 

そう言うとマキナとレイナが両腕に抱き付いてきた事に顔を真っ赤にしたメシアスは、離れるように言ったが聞かない2人を連れて美雲と一緒にマキナとレイナの家に向かった。メシアス達を見送ったカナメやフレイアはキュルルを抱えたミラージュと共に女子寮の中に入っていったのであった。

その後メシアスはマキナとレイナを家まで無事に送り届け美雲も送り届けようとしたが、本人が”今日は此処までで良いわ。今度2人っきりの時にね”と言ったのでその日はマキナ達の家の前でお休みを言って3人と別れて娘娘の部屋に帰ったのであった。

 

 

ハヤテがデルタ小隊に入ってから数日が過ぎたある日・・・

 

 

メシアス

「ハァーーーーー!セィ!!」

アーネスト

「ヌゥン!ハッ!!トォリャーーーーー!!!」

カナメ

「・・・・・ハイ、そこまで!」

メシアス

「フゥーーー。ありがとうございましたアーネスト艦長。柔道の後に対人戦の訓練の相手までして頂いて。」

アーネスト

「何たまには私も感覚を忘れさせないよう柔道以外の訓練を欠かす訳にはいかんからな。それにメシアス中尉との訓練はいい運動になる。艦長をしてると、どうも座りっぱなしになってしまうからな。」

カナメ

「メシアス君お疲れ様。はい、水とタオルよ。」

メシアス

「ありがとうございますカナメさん。迎えに来てもらったのに待って頂いた上に、審判みたいな事までさせてしまって。」

カナメ

「大丈夫よ。審判みたいって言っても時間を計っていただけだから。」

 

メシアスは柔道の指導後にアーネストに自分の武器のミストブレイドを使った対人戦の訓練をお願いしていた。元の世界での戦いから暫く経っていたので感覚を取り戻すためにである。

その日もいつも通りに訓練を始めようとした時に道場にカナメがメシアスを迎えに来た。訓練を始める所だったのでカナメが時間を計るのを買って出てくれたのだ。

 

アーネスト

「メシアス中尉、如何だね。此処暫く訓練をしているが感覚を取り戻せたかな?」

メシアス

「はい!大分以前のように動けるようになりました。しかし訓練は欠かさずに行いたいと思いますのでアーネスト艦長、今後ともよろしくお願いします。」

アーネスト

「分かった。此れからもコレは継続するとしよ。」

カナメ

「アーネスト艦長も何処かイキイキして訓練していましたね。」

 

3人で会話をしていると通路から”カッカッ“と足音を響かせて道場の入り口通路にその足音の主が顔を真っ赤にして怒った表情で現れた。

 

ミラージュ

「ハヤテ・インメルマン候補生!一体どこに行ったのですか、早く出で来なさい!!!」

メシアス

「ミラージュ。ハヤテが如何したのか?」

ミラージュ

「メシアス!ハヤテ・インメルマン候補生を見ませんでしたか?アイツはまた私の授業を無断で!!」

カナメ

「彼にまたサボられたのね。」

メシアス

「ハァ〜〜〜〜〜。またかよ。」

アーネスト

「グッーーーーーーーー!!!」

メシアス

「アーネスト艦長!あまり怒らずに!」

 

ミラージュが怒っている原因は正しく話に上がっているハヤテでる。

ハヤテはミラージュからの座学の授業その他諸々に至る訓練をサボっているのである。唯一参加するのは飛行訓練だけであり更にはメシアスも受けているアーネスト艦長の柔道の訓練にも一度たりとも出ていないのである。それを思い出し顔が強張っていくアーネスト。そして今日も授業をサボったハヤテを探してミラージュは艦内中を探し回っていた。

 

メシアス

「流石に如何にかしないとな。戦場ではいつ命を落とすか分からないが、このまま訓練しないならハヤテは戦場では生き残れない。」

カナメ

「メシアス君の言う通りね。彼を如何したものかしらね?」

ミラージュ

「やっぱりアイツはデルタ小隊に必要無い奴です。今からでもクビに!」

アーネスト

「ミラージュ少尉も落ち着たまえ。先ずはそのハヤテ候補生を見つけるのが先だ。」

ミラージュ

「失礼しましたアーネスト艦長。分かりました兎に角、ハヤテ・インメルマン候補生を探して来ます。」

 

アーネストに敬礼をするとミラージュは来た方向の反対に向かって行った。

 

アーネスト

「今は様子を見るしか無いか。」

カナメ

「そうですね。彼が如何するかは彼次第ですからね。」

アーネスト

「よし、なら私はそろそろ着替えて戻るとしょう。メシアス中尉、カナメ君では先に失礼するよ。」

メシアス

「ありがとうございました。アーネスト艦長。」

カナメ

「はい。了解しました。」

 

そう言うとアーネストは着替えの為にシャワールームに向かって行った。

 

メシアス

「そう言えばカナメさん。如何したんですか?何時も呼びに来てくれていますけど今日は早くないですか。」

カナメ

「・・・実はね。フレイアの事なんだけど。」

メシアス

「・・・」

 

話を切り出したカナメの表情は何処か暗かった・・・

 

 

 

 

 

 




はい、第16話。如何でしたか?

仮面ライダーもビルドか終わりジオウになりましたが・・・

新世界で誰も戦兎を知らないとか、カズミンの最後、ゲンさんの覚悟、万丈の絆。

色々あり過ぎてビルド後半は泣いてばかりでした。

ビルドか終わって悲しいですが頑張ります。

ではまた、第17話でお会いしましょう。
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