マクロスΔ 新生のメサイア   作:イマジナリ

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お待たせしました!第24話になります。

今回で原作第5話に入りますが内容的に2話分で纏まると思います。

お気に入りがいつの間にか200を超えていました!お気に入りして下さった方々。本当にありがとうございます。

新たにマクロスF×未来戦隊タイムレンジャーでマクロスお馴染みの三角関係を加えシェリルとキャシーをヒロインとした作品の投稿を開始しました。

仕事の都合上で不定期投稿になりがちですがマクロスFが好きな方、戦隊作品やタイムレンジャーが好きだった方は読んで頂ければ幸いです。

では第24話をどうぞ!




mission05 月光 ダンシング
第24話 契約リニューアル!無意識な悪意への怒り。


第24話 契約リニューアル!無意識な悪意への怒り。

 

ロイド

『立ち上がれ!そして自由な翼で飛び立つのだ!!』

 

惑星ランドールでのフレイアのデビューとメシアスのアーティストとしての活動検討を兼ねたワクチンライブの際に発生したヴァール。

そしてアンノウンの正体であり空中騎士団を中核とした惑星ウィンダミアのブリージンガル球状星団全域に対して行った新統合政府への宣戦布告から数時間が経過した。

ヴァールの鎮静化と空中騎士団の撤退を確認したデルタ小隊とワルキューレ達は戦闘後の処理を済ませラグナに帰投したが・・・アイテールのブリーフィングルームに集合したアラド以外のデルタ小隊メンバーが誰も口を開かずにいる中でカナメ以外のワルキューレ達とメシアスはと言うと・・・

 

フレイア

「おお!ゴリうま〜♪」

マキナ

「止まらなくなるよねクラゲチップス♪」

レイナ

「期間限定マヨ七味味♪」

メシアス

「本当に美味しいなクラゲチップス♪この銀河ラーメン味はお酒にも合いそうだな。「其方も美味しそう〜♪ウチにも頂戴メシアス♪」ああ。ほらフレイア口を開けてくれ。「メ、メシアス!」如何した?」

フレイア

「な、何でもなかよ!(何でやろ?何かドキドキする・・・まるでハヤテとおる時みたい・・・)そ、それじゃ・・・あ、あ〜〜〜ん。ん!美味しか♪」

マキナ

「メシメシ!私のマゼランナルト味も食べさせて上げるから私にもあ〜〜〜ん♪して欲しいな♡「えっ?マキナも?」うん♡」

レイナ

「私のマヨ七味味も食べさせて上げる!だから。あ〜〜〜ん♡「レイナもか?」早く食べさせてメシアス♡」

美雲

「・・・「仕方ないな。ならマキナから。あ〜〜〜ん。」ふふっ♪メシア♡「ん?」はむっ♪」

マキナ

「あ〜〜〜!!クモクモ!」

美雲

「あっ!美味しわね♪「ズルイ!また先に!」早い者勝ちよ♪偶にはこう言うお菓子も悪く無いわね♪」

メシアス

「美雲!」

美雲

「私にドキドキしちゃったかしら♡」

チャック

「ぐぬぬぬ〜〜〜メシアス!!「チャック・・・諦めろ。」そんなこと言うなよハヤテ!」

 

あれ程の事がありながら全く変わらずメシアスの何気ない行動に慌てるフレイアに、彼に好意を寄せていて食べさせてもえるチャンスを横から颯爽と頂いて行く美雲に対して怒るマキナとレイナ、そして美雲に密着され焦るメシアスと其れを恨めしそうに見ているチャックの肩を叩き悟ように言うハヤテの普段通りのやり取りが行われている中・・・アーネスト・アラド・カナメの3人が到着した。

 

アラド

「待たせた・・・ウィンダミア。ラグナから800光年の距離にあり周囲を次元断層に囲まれた惑星であり新型機Sv-262 ドラケンIII」

アーネスト

「こいつを操るのがウィンダミアの空中騎士団・・・王家に仕える翼の騎士達だ。」

アラド

「動きからして此奴がダーウェントの白騎士だな。」

メシアス

「王家直轄の近衛部隊・・・それらを束ねるリーダーが白騎士と言うわけですねアラド隊長。「その通りだメシアス。空中騎士団で代々継承されて来た名だ。」其れだけの実力者・・・只者じゃないな。」

チャック

「白?黒なんじゃねえの?「昔は白銀の機体に乗っていた」へぇ〜。」「腐れ縁と言うやつだな・・・」ん?」

アラド

「そうだな。」

フレイア

「もしかして!ウィンダミアにおったんかね?「ああ。7年前の・・・独立戦争の時にな。」あの時に・・・」

 

其処から此れまでのヴァールシンドロームなどから得られた情報や今回のランドールでのウィンダミアとヴァールの動向から・・・今まで発生したヴァールシンドロームに置いて強いフォールド波が検知された被害に関しては全てウィンダミアが関与した実験であると思われ、今回の暴動では無く統制が取れたヴァールの行動も実験の最終チェックの為の物だと推測された。

その証拠に惑星ヴォルドールに駐留していた新統合軍が全て戦わずにウィンダミア軍に降伏した。

 

ミラージュ

「戦わずに一つの星を!「ありえねぇよ!」一体どうやって?」

美雲

「歌が聞こえたわ。「歌?」ええ。」

フレイア

「うん!誰かが歌っとった!」

マキナ

「綺麗な声だったけど・・・」

レイナ

「ヒリヒリ痛かった。」

美雲

「あれは・・・男の子の歌声だった。」

カナメ

「・・・「カナメさんも聞こえたのか?」はい。恐らくメシアス君も。」

メシアス

「俺にも聞こえました。男の子の歌声は澄んだ優しい声だった。だが歌の方は・・・まるで心の中を侵蝕し暗い闇の中に引き込み抜け出せなくなる艶(あで)やかな毒。心地良さの中に不気味さを感じさせる嫌な感覚だった。「分かるわ。」美雲?「あれはまるで・・・天使のようで・・・悪魔。」天使で悪魔・・・か。」

美雲

「あれだけのヴァールを一瞬で虜にしてしまうなんて・・・感動的だったけど・・・少し怖かったわメシア。「大丈夫か美雲?」大丈夫よ。」

ハヤテ

「・・・「聞こえたか?」「いいえ。ワルキューレメンバーとメシアスだけに聞こえたのでしょうか?」俺にも聞こえたぜ。「本当かよ!」聞こえたって言うより・・・感じた?」

 

ワルキューレメンバーとハヤテにメシアスの7人にしか聞こえていない謎の歌声・・・その事に心当たりがあるフレイアが口を開いた。

 

フレイア

「時空を超えて届く歌声・・・まるで風の歌い手みたいやね?「何だそれ?」それは「伝説だ・・・ウィンダミアに伝わるな。」そう”ルーンに命の輝きを“ちゅうてね♪」

美雲

「風の歌い手・・・」

メシアス

「命の・・・輝き・・・」

 

今回のライブなどで判明した情報などを共有し終えたころ・・・

 

 

ウィンダミアに帰投した空中騎士団のキースはロイドと共に今回の作戦と実験の結果を国王であるグラミアに報告を終えてロイドの自室で友人として話をしていた。

 

キース

「何故作戦を見直す必要があるロイド?陛下やハインツ様の御身を考えれば尚更時間は掛けられない筈だ。あの場でワルキューレにトドメをさすべきだったのだ。況してや・・・あの男は尚更だ!「映像は見た・・・騎士団の精鋭三機を身一つで圧倒するとは」あの男こそが二本ツノのパイロットに間違いない。あれは必ず我々の悲願の妨げになる。」

ロイド

「確かに・・・彼の力は驚異だ。「なら何故あの場は撤退した!」彼に関しては不明な点が多すぎる。無闇に挑んでは足元を掬われてしまう。其れに・・・我々の目的は血を見る事ではない。プロトカルチャーの正統な後継者として球状星団の正しく導く・・・此れはその為の戦いだ。」

キース

「・・・お前の剣は錆びついてしまったようだ。」

 

キースが現在の友の姿に憤りを感じながら眺めている外の景色を城の広間で同じ様にカシムと共に眺めていたヘルマンは、ボーグからの何時もの挑戦を軽く流し彼が差し出した端末に映るフレイアに”裏切り者の臭い風”と言ってルーンを高ぶらせている彼をたしなめるが・・・

 

ヘルマン

「ワルキューレに・・・ウィンダミア人が。」

 

彼の表情は日差しが降り注がないウィンダミアの空の様に曇っていた。

 

 

一方・・・ライブの翌日。エリシオンの大型ブリーフィングルームに集められたメシアス達はアーネストからのケイオスの今後の方針や契約に関する重要な話を聞かされていた。

 

アーネスト

「ラグナ星系自治組織からの要請で依頼内容を更新する事になった。今までのヴァールの暴動の対応の他に、ウィンダミア王国からの侵攻に対しての防衛任務が追加された。「つまり・・・此れからは戦争状態に突入する。」それに当たって我々の契約も変わる事になる。カナメ君。」

カナメ

「はい・・・其れ伴い私達も契約の更新を行います。ケイオスは民間企業です。契約に納得が出来なければ除隊も出来ます。」

ミラージュ

「無論!更新します!」

 

アーネストの新しい追加内容の説明にアラドからの現在の情勢、更にはカナメからの契約更新か除隊かの選択に真っ先にミラージュが答える。

 

メッサー

「同じく。」

美雲

「聞くまでも無いわ♪」

マキナ

「きゃわわ〜なジークフリードちゃん達を置いて行けないもんね♪「流石マキナ姐さん!」「一生付いて行きます!」」

チャック

「俺も・・・まだ誰ともデートしてないからね♪「はわわ?!」「どうする?!」「止めとく!」ガクッ!」

レイナ

「判子・・・押す。」

 

メッサー、美雲、マキナと整備班一同、チャックと彼の理由に引いてしまっているニナ・ベス・ミズキの3人、レイナ、次々と更新の意思を告げて行く。

 

アラド

「全く・・・ハヤテ!お前はどうする?」

ハヤテ

「・・・「まあ〜良い。考えとけ。」・・・」

カナメ

「私も更新します。貴方はどうするのメシアス君?」

メシアス

「・・・納得出来ません。」

カナメ

「えっ!そんな・・・メシアス君!」

フレイア

「嘘やんねメシアス!」

マキナ

「メシメシ!」

レイナ

「何処にも行かないで!」

美雲

「私を置いて行ってしまうの・・・メシア!」

カナメ

「お願いメシアス君・・・私達には貴方が必要なの!」

 

メシアスの思わぬ発言にワルキューレメンバーは動揺を隠せずにいた。

 

メシアス

「今の契約内容には絶対に納得出来無い!このままだと・・・俺はデルタ小隊としてしか活動できません!「メシアス中尉。」前に仰いましたよねアーネスト艦長・・・“アーティストととして活動する事を考えておいて欲しい”と「メシアス・・・お前もしかして!」アラド隊長。俺の歌声にはヴァールを鎮静化する力がある・・・だから俺にも歌わせて下さい!デルタ小隊の一員としても戦いますが・・・救える命が目の前にいながら手を伸ばさない後悔を俺はしたく・・・無い。その為にも・・・俺にも歌わせて下さい!」

アラド

「其れがお前の新たな覚悟か。「はい!」男が一度決めた事に口出しはしない・・・そうだな艦長?「その通りだ・・・メシアス中尉!君の契約内容にワルキューレと同じくヴァール鎮静化の為のアーティストとしての活動を追加する!」との事だメシアス・・・どうする契約は更新するか?」

メシアス

「勿論です隊長!最初から更新はするつもりでしたがアーティスト活動をどうするか悩んでいました。ですが・・・ランドールの戦いで俺の歌声でヴァールを鎮静化し人々を奮い立たせることが出来た。其れで決心が付きました。改めてデルタ小隊としても、ワルキューレのマネージャーとしても、そして・・・アーティストとしても宜しくお願い致します!」

 

新たな契約を結び今後からワルキューレとのコラボやダンスや今までのワルキューレ達の曲のレッスンに、彼女達や自分の新曲の作者・作曲に意欲を燃やす意気込みを見せたメシアスだが・・・

 

マキナ

「メシメシ!「ウワッ!(ボフッ)如何したんだイキナリ抱き付いてきてマキナ?」メシメシが居なくなっちゃうじゃ無いかと思って本当に心配しだんだから!」

レイナ

「心配させた罰(ポフッ)暫くこのまま。「レイナまで!何もこの場で!」罰・・・反論は許さない♪」

 

素早く隣に移動した二人から両腕に抱き付かれ。

 

フレイア

「メシアスは時々無意識に意地悪してくるたい!「えっ!意地悪!」だってさっきの状態で“納得出来ない”って言ったらケイオスを辞めるって勘違いすちゃけんね!「すまないフレイア。」反省してるなら宜しい♪」

カナメ

「そうね・・・アーティストとしても活動させて下さいと先に言えば私達全員があんなに焦る事は無かったわね。「俺が悪かったです!何でもしますからカナメさん!」なら・・・今度飲む時はメシア君の奢りね♪「そ、そんな!」ふふっ♪」

 

フレイアとカナメには的確で反論出来ない言葉になすすべも無く組み伏せられ。

 

美雲

「なら私のお願いも聞いてもらえるわよねメシア?「美雲まで!」何でもしますと言ったのは・・・メシアじゃない♪「そ、其れは確かに言ったが・・・仕方ない・・・分かった。」なら近いうちに貴方の時間を私に頂戴。勿論・・・2人っきりでね♪」

 

美雲から以前の様に他のメンバーには内緒のお願いも自分の発言で拒む退路を塞いでしまったメシアスは完全に袋のネズミ状態であった。

 

美雲

「ところで。貴女は如何するのフレイア?「うう〜〜正直戦争と言われてもピンとこんし?」そう。でも1つ問題があるわ・・・ケイオス本部は貴女をスパイでは無いかと疑っている。「ス、スパイ!」ええ。「ちょっと美雲!」同じ声はマスコミやファンからも出ているわ。」

フレイア

「・・・「まあ〜メンバーの中にスパイがいる方が面白いと思うけど」・・・「彼らの反応を踏まえ」フンッ!!(パッシン!)大丈夫!1日でも早く信じてもらえるように!ゴリゴリ!頑張ります!」

美雲

「そう・・・楽しみにしてるわ♪」

フレイア

「はい♪」

メシアス

「フレイア・・・無理はするなよ。「了解♪メシアスマネージャー♪」何だそれ♪」

ハヤテ

「・・・」

メシアス

「・・・(ハヤテは少し時間が掛かりそうだな)」

 

その後更新の手続きを終えたメシアス達はその場で解散し各々の1日を過ごし、アラドはアーネストと友人として酒に誘い、ハヤテがメシアスが世話を続けている海猫と一緒に夕暮れの海風に吹かれる中・・・マキナとレイナにフレイアの3人とミラージュにチャック。そしてメシアスを加えた6人は娘娘で夕食を食べていた。

 

メシアス

「マキナ。あ〜〜〜ん。「あ〜〜〜ん。んん〜♪♪メシメシに食べさせて貰うと凄く美味しい♡」そ、そうか?」

レイナ

「メシアス。次は私に♪」わ、分かった・・・あ〜〜〜ん。「あ〜〜〜ん♪幸せ♡」

メシアス

「・・・頼むから睨むなチャック!」

チャック

「メシアスの身から出た錆なのは分かってるが・・・チクショウ!毎日毎日見せ付けやがって!この埋め合わせはしっかりと働いて返して貰うからな!「理不尽だ。」ハァ〜〜〜・・・ところで精が出るねマキナちゃん?」

ミラージュ

「マルチドローンの改良ですか?」

マキナ

「そう。妨害で機能停止しないようにメシメシのフェニックスちゃんのフェザーのシステムやOSをフィードバックして改良しないと。其れに今後はデルタ小隊との連携が更に重要になるから「マキナ。口元が汚れてるからジッとしてくれ。」ありがとうメシメシ♪」

 

ディスプレイに噛り付きシグナスに手を加えて行く彼女を見ているミラージュの後ろの席の観光客から戦争状態に入ったことによる不安の声が漏れるのを聞いていた彼女にチャックが声を掛ける。

 

チャック

「なあミラージュ・・・お前は人間相手に戦争した事あるか?「新統合軍にいた時に少し・・・チャック少尉は?」似たようなもんだ。メシアス・・・お前は如何だ?」

メシアス

「常に戦っていたさ。俺の世界は混沌と憎悪が渦巻いていた・・・撃たれるから撃ち。撃たれたから撃ち返す。其れが当たり前のような世界だった「すまねえ!嫌なこと思い出させちまって。」気にするなチャック。俺はその数多の戦いの中で自分なりの戦う意味を見出せた。「意味・・・其れは何ですか?」誰かが言った。平和の為に犠牲は付き物・・・俺はその平和の対価に犠牲を求める世界のルールそのものを・・・破壊し・・・世界を変える為に戦う・・・其れが俺の出した答えだ。」

 

メシアスの答えに誰も口を開けずにいた。

 

メシアス

「力を持ってして出来るのは破壊だけ・・・俺は其れを兄さんから教えられた。フェニックスが一度死して燃え尽きた灰から再び蘇る様に・・・世界を変える為には犠牲が当たり前となっている世界のルールそのものを破壊しなければならない・・・本当の平和の為に世界は変革する。その覚悟と共に俺はアービィだった母さんからフェニックスを託されたんだ。」

ミラージュ

「メシアスは挫折したりしなかったんですか?「そんな事ないさ。俺だって何ども心が折れ、その度に実際に戦いから逃げた事もあった。」それでも立ち上がったんですよね?「ああ。共に戦った仲間達に支えられてな。」そうですか・・・「ミラージュ余り思い詰めるな。どうしても違う者同士が分かり合うのには時間が掛かる。」メシアス・・・「そうだよミラミラ。シリアス過ぎるのはメシメシの言う通り良くないよ。」マキナさん。」

チャック

「メシアスの言う通りだ・・・違う惑星同士なら尚更だ。其れに今考えても何も始まらね!今はとにかく腹ごしらえだ♪「うん。ご飯は楽しく食べるべし♪」レイナちゃんの言う通りだ♪ほらほらメシアス考案の生クラゲ姿煮が冷めちまうぜミラージュ♪「そうですね・・・いたただきます。」おう!」

ハヤテ

「何話してたんだ?「何処に行ってたんだよハヤテ?」ちょっとな。」

チャック

「また何時もの場所か。全く飽きな・・・ん?なんか騒がしいな?「いたぞ!」なっ!」

 

食事を再開した時にちょうどハヤテが合流した時、近くに座っていたフレイアは端末でニュースを見ていたが内容の殆どは彼女の誹謗中傷を並び立てる物ばかり。

隣にいるエリザベスに普段の様に笑顔を見せ笑って誤魔化しているが自分の心ばかりは偽る事が出来ず、ルーンは彼女の心境を表すように明るさを失っていた・・・すると突然!店の入り口からカメラやマイクを持った多くの報道人が流れ込みフレイアを取り囲んだ。

 

報道人A

「フレイア・ヴィオンさん!少しお話を!「此方を向いて下さい!」あの話は本当なのですか!」

報道人B

「貴女がウィンダミア軍の手引きをしたと言うのは本当なんですか!「そこを詳しくお聞かせ下さい!」お願いします!」

ハヤテ

「彼奴ら!「やめなさい貴方達!」「客じゃないんなら帰ってくれ!」フレイアは何もしてないだろ!」

マキナ

「もう〜!ご飯中に行儀悪いぞ!「ん?マキナ・中島!」「レイナ・プラウラーもいるぞ!」ヤバ!「緊急事態!」今はとにかくフレフレ!」

 

チャック達が報道人達からフレイアを引き離そうとしている中で1人の記者が顔を伏せ近づいて来るメシアスのカメラを向け先程のように捲し立てた質問をして来る。

 

メシアス

「・・・」

報道人A

「メシアス・クロニクルさんですよね!是非お話をお聞かせ下さい!」

メシアス

「・・・しろ。」

報道人B

「はっ?もう一度お願い出来ますか?良く声が聞こえ無かったもので。」

メシアス

「いい加減にしろと・・・言ってるんだ貴様等!!「おわっ!」ハヤテ・・・早くフレイアを連れて店を出ろ!此処は俺が何とかする。」

ハヤテ

「分かった!フレイア!「ちょっ!ハヤテ!」行くぞ!」

メシアス

「さて。「待って下さいフレイア・ヴィオンさん!」止まれ!!」

 

怒号を上げ報道人を黙らせたメシアスは裏口から出て行く2人を追おうとする人々の前に立ち塞がり鋭い覇気を込め目付きで全員を睨み付けた。

 

メシアス

「今すぐ全員出て行け!「其処を退いてください!彼女はウィンダミアのスパイの可能性があるんです!」フレイアの本質を理解せず。ウィンダミア人だからと其れだけの理由でどれだけ彼女を傷付けるきだ!「私達は唯真実を追求しているだけだ!」お前達の目の前の事だけに囚われ有りもしない事実を並び立て・・・報道と称して彼女の心を土足で踏み荒らす事は唯の悪意でしかない!「貴方はスパイかも知れない彼女を庇うんですか!」フレイアはスパイじゃ無い!其れは彼女を近くで見て来た俺自身が分かっている事だ!宇宙の多くの人々が彼女を否定するなら。俺は・・・その全てを敵に回してでも彼女を!フレイアを護る!!此処に・・・俺達の仲間にスパイなんていない。これが最後だ・・・今すぐ・・・全員失せろ!!」

 

メシアスの怒りを込めたトドメの一言で報道人達は蜘蛛の子を散らす勢いで娘娘から飛び出して行った。

 

マキナ

「・・・「大丈夫かメシアス?」メシメシ?」

メシアス

「チャック、マキナ・・・クッ!」

マキナ

「あっ!「メシアス!どこに行くんですか!」ミラミラ!此処はお願い。メシメシは私が!「分かった。マキナ・・・メシアスをお願い。」任せてレイレイ!待ってメシメシ!」

 

娘娘を飛び出して行ったメシアスを追って店を出たマキナであったが既に彼の姿は無く店の横の海岸や周囲を探したが、全く見つからずに当ても無く走り回り途方に暮れていると・・・

 

マキナ

「ハァ、ハァ、ハァ!メシメシ・・・どこに行っちゃったの?「にゃ〜」ん・・・あっ!メシメシに懐いてる海猫!「にゃ?」ねぇ!メシメシが何処にいるか知らない?さっきのメシアス・・・とっても辛そうだった・・・お願い!メシアスの居場所に心当たりは無い!「・・・にゃ!」もしかして付いて来いって言ってるの?「にゃ!」分かった!」

 

海猫の後を追い娘娘から少し離れた海辺の岩肌の隙間を抜けた先に広がる周囲から隔離された白い砂浜の出たマキナは、其処で海に向かって行くメシアスを見つけ走り出した彼女は・・・

 

マキナ

「メシメシ!「えっ!マキナ!」駄目!!」

 

彼に抱き付くと共に海の中に姿を消してしまった・・・

 

メシアス

「まさか1日に同じ様な状況でマキナに飛びつかれるとは思わなかった。「だってメシメシが海に身を投げ出そうとしてると思ったら心配でつぃ・・・クッシュ!」風邪を引いたら大変だ・・・俺のだが羽織るかマキナ?「ありがとう♪(メシメシの匂い・・・凄く落ち着く♡)ねえメシメシ・・・何で飛び出して行っちゃったの?」・・・其れは。」

 

誰も居ない2人だけの空間。メシアスとマキナを見ているのは・・・満天の夜空に散りばめられた星だけである。




はい!第24話は如何でしたか?

メシアスが報道人に怒りを露わにした場面は仮面ライダー凱武で絋汰がDJサガラからカチドキを受け取った際の葛藤の場面を参考にしました。

今回の解説はアーマードカイザーの武装のデュアルブレイカーです。

・デュアルブレイカー
(元ネタは仮面ライダービルドのグリスやクローズチャージが使っていたツインブレイカーのモード切り替えに、仮面ライダー電王のデンカメンソードのレバーをボトル装填部に取り付け、射撃機能の代わりにガンダムユニコーン2号機バンシィのアームド・アーマーVNの様なクローを取り付けた物です。)

アーマードカイザーの主力武器となるパイルバンカーと超振動クローの2つの武装を兼ね備えた複合武器。
パイルモードはブレイカー内部で炸裂させたニューロによって打ち出されたパイルは並みの装甲なら意図も簡単に貫き、ボトルをセットする事でパイル部分に集中させたニューロをインパクトと同時に敵に打ち込み内部から破壊する必殺技を放つ。
スクラップモードはトリガーを引くことでモードが変わりパイルが収納され横のパーツがスライドする事で変形する。
スクラップモードの超振動クローは装甲の材質を振動させ物質の結合を崩壊させる事によって敵を粉砕し、カイザーの全身にあるサスペンションギアによって生み出されたパワーによってインパクターガントレス程ではないが数十倍の重量を持ち上げ超振動と組み合わせれば頑強な装甲も砕く事が出来る。

はい。デュアルブレイカーの解説は以上です。

では次回の第25話でお会いしましょう!
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