地獄のような
よう俺だ、矢車蒼真だ、実は今なすげえ見られてる、何故かって?そりゃあな
「なあ、兄貴」
「何だ?」
「動物園のパンダとかってこういう気分なのかな?」
理由は簡単、ここがIS学園だからだ、本来ISは女にしか操縦できない、だから周りには俺たち兄弟+αを除けば全員が女だ、前に知り合いにIS学園に入学することになったと言ったときには「リアルハーレム野郎」などと訳のわからない事を言われたが、それは間違いだ
「相棒、この地獄、お前ならどう切り抜ける?」
「兄貴、ここは頼めるかな?」
一夏が俺を見つめてくる、できれば”アレ”はやりたくないんだがな・・・仕方ないか
「おいお前ら、見てんじゃねえぞ、散れ」
俺が少し殺気を滲ませそう言うとっておい!?何人か倒れて・・・
「兄貴・・・やりすぎだよ・・・」
と、一夏に注意された、これでも加減したんだけどな・・・
程なくして教室のドアが開いた
入って来たのは当然だが女だ、髪は鮮やかな緑で身長は低い、なんだか胸に身の丈以上のものが実っている気がするが、今は気にしないでおこう、これが噂のロリ巨乳というやつか・・・悪くはない
「ええと、みなさんこんにち・・・わ?」
まあ、驚くのも無理はないだろう、クラスの大半が失神or失禁しているのだから、これで驚かない奴がいるとするならソイツとは手合わせ願いたいくらいだ
「ええと、皆さん起きてください!!ホームルームを始めますよ!!」
ロリ巨乳先生がそう言うと大半が起き上がったが、何人かはまだ伸びているみたいだ
秋水side
やあ、出来損ないの弟の兄で天才の織斑秋水だよ
さてビックリだ、入学式を終えて教室に来たんだけどあの出来損ないがいるじゃないか!!とっくに死んだかと思ってたよ、今は”影山”って名字を名乗ってるらしいけど、織斑とは縁を切ったつもりなのかな?まあ、どうでもいいけど、それに・・・隣にいるのは、確か矢車蒼真くんだったかな?まあ、天才のボクにとってはなんの障害にもならなそうな男だから、どうでもいいか
と、思ってた時期がボクにもあったよ、な、なあにビックリしただけさ(少し漏らしてしまったけど)
蒼真side
ホームルームが始まり、テンプレで自己紹介が始まった
「織斑くん!!織斑くん!!」
「聞こえてますよ山田先生、わかってます、ボクの名前は織斑秋水、天才だよもしボクとお近づきになりたい人が居たら遠慮なく声をかけてね?皆相手してあげるから」
キャアアアアアアア!!!!!!
教室内はそんな黄色い歓声で包まれた、ていうか俺たちの耳がヤヴァイ、鼓膜破れそう
どんな感性してたらあんな自己紹介出来るんだろうな?ご教授願いたいね(大嘘)
教室内がまだざわついていると、ドアが勢いよく開かれた、女どもの声もそうだがこっちもこっちで耳がヤヴァイ
入ってきた女は・・・ブリュンヒルデ、織斑千冬だった、おいおい相棒、眼のハイライトが消えてるぞ
織斑千冬は教壇の前に来るといきなり自己紹介をし始めた
「織斑千冬だ、これだけは言っておく、私の言うことに逆らうな全てYesと答えろわかったか?」
また教室内が黄色い歓声で包まれた、ああ~鼓膜破れそう、山田先生涙目になってる・・・可愛い
「もう時間がない、影山、矢車、貴様らが自己紹介をしろ」
俺たちは気だるそうに立ち上がった
「ヘイヘイ、わかりましたよ、ブリュンヒルデさんww」
「アンタに命令されるのは生け簀かないけど兄貴がやるなら、俺もやる」
「・・・貴様ら、今回だけはサービスしてやる」
ブリュンヒルデ(笑)が忌々しそうにそう言うと俺たちは自己紹介を始めた
「矢車蒼真だ、そうだな・・・趣味はトレーニングやプラモを作ることだ、嫌いなものは女尊男卑の奴ら、あと言っておくが、俺も相棒も彼女持ちだ、残念だったな」
そう言って俺は席につく、何人かは机に何度も頭を打ち付けている・・・頭大丈夫か?(いろんな意味で)
続いて一夏の自己紹介だ
「どうも、影山一夏です、趣味は兄貴と同じでトレーニング、あとは木工などです、嫌いなものは兄貴と同じく女尊男卑の奴ら、あと”家族を大事にしない奴”です、さっき兄貴が言ったけど彼女持ちです、以上です」
一夏のときも変わらず、教室内に拍手は響かない
でも最後の”家族を大事にしない奴”っていうのは多分織斑兄弟に対して言ったのだろう
多分俺と織斑兄弟だけが、その言葉の意味を理解していた
一夏side
皆どうも、影山一夏です、どうだったかな?俺の自己紹介、ちゃんと元姉兄に伝わったか心配だ
ホームルームが終わって帰れるかと思いきや授業だってさ、本当にイヤになるね、でも幸運な事に今回の授業の担当はロリ巨乳先生こと山田先生だ、ハッキリ言って超わかりやすい、一応束姉に予備知識を1から100まで教えてもらったけど、この人の教え方は上手すぎるそれこそ束姉に勝るとも劣らないくらいに
授業が終わっての休み時間、兄貴と二人でポーカーやってたんだ、そしたら変な奴が話しかけてきた、名前は確か・・・モップだったかな?
「一夏、少し顔を貸せ、話がある」
「悪いけど俺はアンタみたいなTHE日本女児なんて知らないから付いていく義理はないな、あ、ストレートフラッシュだぜ兄貴、昼飯奢ってくれよな!」
「何!?貴様!!私を忘れたのか!?バカにしてるんだろう!?なあ!?」
あまりにもモップがピーキャー煩いのでこう言ってやったんだ
「アンタが言ってる織斑一夏なんてこの世界の何処にもいないよ?彼は死んだんだ、無情な姉兄のせいでね、言っておくが俺は影山一夏だ、織斑一夏なんて言う男は知らない」
「ッッ!?バカにして!!」
モップは何処からともなく木刀を取り出して俺を殴ろうとするけど、”俺が殴る前に”モップが倒れた
蒼真side
「(ああ~もううるせえな!!黙ってろよモップ野郎!!)」
俺は心底イラついていた、一夏に負けたのもそうだが(なんであの場面でスペードのストレートフラッシュなんか出るんだよ・・・)モップが煩い、さっきから訳のわからない事をピーキャーピーキャー・・・
すると、何処からともなくモップが木刀を取り出した、そして一夏に殴りかかったが俺が顔面目掛けて蹴った、(勿論手加減はしたがな)すると一撃でノックアウト、はあ~弱いなあ
伸びたモップ(笑)を回収しにきたのか、1人の男はが近寄ってきた相棒の眼からハイライトが消えていく、こいつに対して言うことは1つ
「「消えろ」」
俺たちは織斑に向かってそう言った
キーンコーンカーンコーン
チャイムが鳴ると織斑はモップを連れて自分の席に戻った
~次の休み時間~
「兄貴」
「何だ?相棒?」
「何か縦ロールがこっち見てる」
あ、ホントだ見事なまでの縦ロール、そして金髪、その女はそのままこっちへ歩いてきた
「もし、そこのお二方、もしよければわたs「いらん、消えろ」ヒエッ・・・」
金髪縦ロールはそのままトボトボと席へ帰っていた
授業が始まった、どうやらクラス代表を決めるらしい、ようは学級代表みたいなもんだ、まあ、俺たちはいかねえけど
「自薦他薦は問わない、誰かやる気のある奴はいないか?」
ミスブリュンヒルデ(笑)がそう言うと予想されていた事が見事に的中した
「私は矢車くんを推薦します!!」
「私は影山くんを!!」
「じゃあ、私は織斑くんを!!」
「誰かいないか?いなければこれで投票すr「ちょっとお待ちください!!」なんだ?」
あ、さっきの縦ロールだ
「何故この私が推薦されないのですか!?イギリス代表候補生である、この私が!!ただでさえこんな極東の遅れた島国でストレスも溜まっているというのに・・・」
「(はあ、相棒、任せた、俺は寝る)」
「(わかったよ兄貴、終わったら起こすよ)」
一夏side
さてさて、やってきました俺のターン!!やってやろうじゃないの
「さて、イギリスの代表候補生さん、問題だ、アンタは今どこの国の敷居を跨いでいる?ついでに言うならば、周りにはなに人が居る?そしてISの産みの親はの出身国は?さあ、答えろよ」
「あ・・・」
イギリスの代表候補生さんは周りをキョロキョロと見渡し、顔が青ざめていく
「(トドメはこれだ)」
ここで俺は1つのボイスレコーダーを取り出した
「さて、イギリスの代表候補生さん?ここにさっきの素晴らしい演説の音声がギッシリ入ってる、これをイギリス政府に流せばどうなりますかねww」
イギリスの代表候補生さんの顔がまた青ざめていく、もはや血色が感じられないほどに
「・・・ですわ」
「ん?何だって?」
「決闘ですわ!!影山一夏さん!」
おいおいマジか、まあいいけど
とここでバカ姉がクッサイ口を開いた
「ではクラス代表はセシリア・オルコット、影山一夏、矢車蒼真、織斑秋水の四人による試合で決める、異論は認めん」
「チョ!チョットマッテクラサイヨオリムラサン!」
何かへんな言葉になった
その後「異論は認めんといったはずだ」という強引な口調で終わらせられた
ああ、寝てる兄貴にどう説明しよう?