地獄の義兄弟(仮)   作:マクレイド

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光るなら

蒼真side

 

あの二人が矢車として転校してきたHR、俺は体調が悪いと言って抜け出し、屋上で俺は束にコンタクトを取っていた、その際あの二人は俺のことをものすごい眼光で睨んできたが、俺は逃げるようにして屋上へ来た

 

「・・・束」

「「そうだよー束さんだよ~どうしたのそうくん?そうくんから掛けてくるなんて、珍しいね」」

「御託は良いからホントの事だけを話せ、あの二人をここに転入させたのはお前だな?」

「「そうだよ」」

「・・・ありがとう」

「「え?」」

 

ブツ

 

俺はそう言うと電話を強引に切った、そうしないと、俺の今の状態が解ってしまうからだ

ポツポツと俺の頬を伝う大粒の涙に、アイツが気づくから、あのまま会話を続けていたら、嗚咽が漏れてしまっただろう。

 

「泣きっぽいの、治さねえとな」

 

俺は心の中で、昔のクセを悔いていた

 

ガチャ 

 

俺が空に向かって独り言を呟いていると、後ろの方から音がする、校舎は綺麗なIS学園だが、以外とこんなところの扉はガタがきているので、普通より大きな音がなった

 

俺が目の涙を拭い、扉の方を見ると、二人がいた

 

「ぁあ・・・あぁ・・・」

 

俺はその二人を見て、また涙を流してしまう、このふたりは、簪と本音は、あの時と同じ笑顔で迎えてくれた、あの時と同じ声で

 

「やっぱりそうまん屋上にいたよかんちゃん」

「そうだね本音、変わってないね蒼真は」

 

二人が俺の方を見て少し笑う、この安心感は久しぶりだ。

 

「「ただいま、蒼真!」」

 

二人が俺に向かってそう言う、そして俺はもう何年も二人に言っていないセリフを言う、ごくごく当たり前で、日常的な一言を

 

「おかえり」

 

そうして俺たちは、授業が終わるチャイムが鳴るまで泣いた、無様に、滑稽に、だけどその涙は価値のあるものだった

 

世界はこんなにも残酷で、冷たくて、苦い、だけどさ、温かみを求めてみてもいいよな・・・

 

_________________________

一夏side

 

「兄貴の奴・・・どこいったんだよ・・・」

 

俺は千冬に言われ(強引に)兄貴を探しに校内を回っていた

 

「(ん・・・?)」

 

 

俺が二階から三階への階段を上っていると、例の転校生の声が聞こえた。

 

「ねーかんちゃん、蒼真いるかなー?」

「たぶんいるよ、蒼真は昔から何か考え事するときとかは屋上に行って、一人で考えるクセがあるから」

 

二人の話し声が止まると、さっき以上の足音が聞こえてくる、おそらくスキップでもしているんだろう。

 

「(さっきの兄貴もそうだけど、あの二人って前兄貴が言ってた彼女なのかな・・・?しかも二人も・・・、まあ俺が言えた義理じゃないけど)」

 

俺は二人の後を追って、屋上へ来た、すると俺は信じられない光景を目の当たりにする

 

泣いていたのだ、兄貴を含めさっきの子が、三人で抱き合って、泣きじゃくっていた、別に兄貴が泣いているところが想像できないわけじゃない、でも兄貴が誰かと感情を共有している光景が珍しかったんだ。

 

「(ここは、邪魔しない方がいいか、影山一夏はクールに去るぜ・・・)」

 

俺は心の中でどこかのおせっかいやきの男のようなセリフを吐きながら、屋上を後にした

 

その際、廊下でブツブツと何かを言っている秋水を見かけたが、特に気にはしなかった

 

____________________________

時は飛んで、翌日、え?飛びすぎ?んなこたぁどうでもいいんだよ

 

「ん・・・朝か」

 

俺は暑い日差しのもと、目をさました昨日は久々に思いっきり泣いたからだろうか、直ぐに寝れた、あのあと空気も読まず織斑先生が入ってきて二人を連れて行った為、その後二人が何処に行ったのかは知らない、だが恐らく教室に連行されたのだろう、俺はというと、そのまま寮に戻り、布団の中で悶えていた

 

「ん?」

 

俺はふと、両足に違和感を感じる、別に痛いとか、動かないとかではなく、何かこう・・・巻き付かれてる感じ

 

まさかと思い布団をひっぺがす、するとーー

 

「ん、蒼真、おはよう」

「ん~?そうまん起きるの早いよ~」

 

二人がいた・・・もう一度言おう

 

フタリガイタ

 

「(え!?何でコイツらここにいんの?それよりも何で俺の布団の中に?あれ、大丈夫だよな、俺、何もしてねえよな!?)」

 

頭の中がオーバーフロー状態になりつつある俺の脳に二人は更なる追い討ちをかけてきた

 

一言で言おう、裸だったのだ

 

アイエー!?ナンデ!?ハダカナンデ!?

 

「(ちょっとまて!このままじゃ理性という概念が崩壊してヤバイことになる・・・!いやもうヤバイことになってんのか!?ああー!)」

 

ガチャ

 

扉の開く音がした、恐らく一夏だ、しかしこの状況を見られてはマズイ・・・、とりあえずコイツらを布団の中に押し込んで・・・

 

「兄貴?そろそろ朝練・・・を」

 

瞬間、一夏は固まってしまう、それはそうだろう、自分の部屋に戻ったらルームメイトが全裸の女の子二人を布団の中に押し込んでいるのだ、見る人によっては強姦とも捉えるだろう

 

「お、お邪魔しましたぁ・・・」

「待って相棒!!話を!!話を聞いてくれぇ!!」

 

その朝、俺たちの部屋で俺が必死に弁明していたことが噂になっていた事はまた別のお話

 

 

 

 

______________________

毎度毎度あんまり進まないのに投稿が遅れてしまって本当に申し訳ない!

 

テストがぁテストがあるんですよ!

 

こんなクソ亀投稿の作品ですが何卒よろしくお願いいたします

(感想、高評価お願いします)

 

 

 

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