どうも皆さんこんにちわ、マクレイドデス
最近、友達がここハーメルンにて小説を投稿したらしいのですが、なんと日間ランキングに乗ったらしいのです(^ー^)オメデタイネ
友人がランキングに乗っておめでたい一方、僕は凄く劣等感を感じています(負けないぞ!!)
では本編どうぞ
ps.少し遅れてすみませんでした
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蒼真side.
俺は朝の騒動について、一夏を説得し何とか時間内に食堂に足を運ぶ事が出来た
「兄貴、ああいうのはせめて俺の居ないときにしてくれよ?」
「だから、本音と簪が布団の中に居たんだって、俺はなにもしてない」
ていうか、扉にはロックがかかってるはずだし、どうやって入ったんだろ?まぁいいか
「ところで・・・」
ギュー
「何で二人は俺の腕にくっついてるんですかねぇ?」
「寂しいから」
「そうまんいい匂いだから~」
「(まあ女に抱きつかれて嫌な男はあんまり居ないだろうし、二人とも彼女だから嬉しいんだが・・・)」
ふと、二人の胸元に目が行ってしまう、俺の腕に無意味に押し付けられている合計4つのソレは、思春期の高校生には脅威になる、だって二人ともちょうどいいサイズなんだもん、大きすぎず小さすぎず、程よいサイズだ
「兄貴も大変だな・・・」
一夏はやれやれといった表情で俺たちを見つめていた、ていうか相棒、お前も同罪だからな?
「ところで兄貴、今日だぜ?」
「ん?何がだ?」
「クラス代表決定戦」
「ああ・・・」
俺は忌々しそうに顔を俯かせる、俺にとっては勝手に決められたこの試合はどうしようもなくダルくて仕方ないのだ
「オルコットが骨のあるやつだということに期待するとしよう、まぁ無駄だろうけどな」
「俺もそう思うことにするよ兄貴、じゃないとやってられない、今のモチベーションは兄貴と戦りあえるって事ぐらいかな?」
俺たちが流暢に話をしていると、オルコットが食券に列を抜かして話しかけてきた
「さっきから聞いていればなんですの!?」
「何って、何がだ?」
「勝負に対してのやる気の無さ!挙げ句の果てにはわたくしを侮辱し、もう勝ったつもりでいる!?ふざけないでくださいまし!!」
あーあ、メッチャ怒ってやがる、メンドクセェ、まぁいい遊んでやるか
「オルコット、お前、何か勘違いしてねぇか?」
「はい?」
「今お前は”勝ったつもりでいる”と言ったな?」
「えぇ、言いましたわよ?」
「ソコが勘違いだっつってんだよ、この際だ良いこと教えてやる、"勝負は始まる前から決まってんだよ"運なんてない、その日の勝負に対する気持ちや体の調子、もっと言えば普段どれだけトレーニングをしているか、どんなものを食べてどんな生活をおくっているのか、それら全ての要素が一度に影響してくるものソレが試合だ、わかるか?お前は"努力をしてない"んだよ」
どうだ?これだけ言えば怒ってくれるだろう
「聞き捨て・・・なりませんわ!!わたくしは代表候補生として毎日怠ることなく生活していますわ!!あなたはどうなんですの!?人に言えるだけの努力をしているんですの!?」
「努力?ハハ・・・ハハハハハ!!!!」
「何が可笑しいんですの!?」
「いや?人はこうも勘違いを重ねられるものなんだと思ってな」
「え?」
俺はダルそうな顔を起こしてオルコットの顔を見る、今にも噴火しそうな、火山のような顔をしている女がそこにいた
「いいか?俺がしているのは努力じゃない、俺は必然的に、言わば当たり前にお前が”努力”と呼んでいるものをしているんだよ、努力って言うものはな、自分の為にするもんだ、勉強しかり、日々のトレーニングしかりだ、ソレを社会では努力と呼ぶ、じゃあ”人の為にする努力”はどうだろうな?俺は一言で言えば”愛”だと思う、例えばだ、親父が家族の為に身を削って働く、ソレは努力と言うか?違うよな?」
「では貴方は、愛・・・つまり自分の為にではなく、他人の為に己を磨いていると言うのですか!?」
オルコットは信じられないと言った表情で俺を見ていたが俺には関係ない、ソレが俺の人生だからだ
「そうだ」
「たとえ、一万回人間に裏切られたとしても、ですか?」
「ああ、誰に裏切られても、今の俺には守るものがある、コイツらの為だったら、何度だって裏切られてやる、ソレが俺の人生だ」
「・・・」
オルコットは少し黙ると、俺は立て続けに言葉を放つ
「最後に良いこと教えてやる、お前がやってることが努力と認められない理由だ」
「へぇ?どんなことですの?」
「お前、自分で”努力してる”って言ったけど努力って言うのは人に言われて初めて成立するわけ、オルコット、お前は最初からアウトって訳だ、わかりやすく言ってやろうか?英雄は英雄になろうとした瞬間に失格って訳だ」
「(人生で言いたかったセリフ第5位を言うことができた!!やっぱり北岡さんは名言生産機だな!うん)」
俺は内心そんなことを考えていたが、ふと、オルコットの方を見ると、彼女は少し俯いていた、まるで目の前の現実から目を背けるように
「...えませんわ」
「あ?」
「ありえませんわ!!」
オルコットはそう言って食堂を飛び出して行ってしまった
「はぁ~、さて、飯食うか」
簪と本音が俺の両頬をつついてくる、そして二人を見ると、プクーっと頬を膨らませていた、なにこの生き物、可愛い・・・あ、なんだ俺の彼女か・・・
そんな事を考えながら俺は簪と本音、そして一夏と朝飯を食った、うん、塩つけたサンドイッチうめぇ
三人称セシリアside
「はぁ、はぁ」
セシリアは何も考えずにただ廊下を走っていた、特に目的地があるわけでもなかったが、今は走っていたかった
「(ああ、誰に裏切られても、今の俺には守るものがある、コイツらの為だったら、何度だって裏切られてやる)」
不意に、さっきまで会話していた男ーー矢車蒼真の言葉と顔が浮かび上がる、だがセシリアはソレをかき消すように頭を振った、ただただ、辛かった、あの死んだ魚のような目で自分の努力を否定されたのが、セシリアは代表候補生になる前も後も、絶え間なく努力をし続けていた、ソレを蒼真はハッキリNOと言ったのだ
「男が・・・はぁ、そんなこと、本気で思ってるわけ・・・ありませんわ」
セシリアは幼い頃に両親を事故で失い、以来メイドとの二人暮らしだった、だが、記憶の中の男ーー父はとても尊敬できるような人間ではなかった、いつもペコペコと軽い頭を下げ、母親の顔を伺い、娘のセシリアには振り返りもしない、そこからだ、そこからセシリアの男嫌いは発生したのだ、ソレがISの登場による世界風潮の変化で拍車がかかってしまった
「わたくし自信の正義を貫く為にも、今日の試合は必ず勝ちますわ」
一人孤独に呟いた言葉は、誰の耳に届くこともなく廊下の壁に反射してセシリアの耳に返ってくるだけであった
蒼真side
キングクリムゾンッッ!!
何か今時を飛ばすスタンドが発現した気がするが、気にしないでおこう
さて、いよいよクラス代表戦が始まる・・・朝はダルそうにしてたが、やはり戦う前の高揚感とは良いもので、普段のストレスをぶちまけられる
ちなみに俺は今アリーナのピットにいてそこでストレッチをしている
コツコツ
扉の方から足音が聞こえる多分簪と本音だろう
「蒼真、いる?」
「そうまん~応援に来たよ~」
ほらな?ビンゴだ
「ああ、居るぞ」
「あ~いたいた、頑張ってね~」
「蒼真、頑張ってね!!」
俺は「ありがとう」とだけ言うと二人の頭を撫でた、うん、可愛い
「じゃあ、行ってきます」
「「行ってらっしゃい!!」」
二人の彼女からエールを貰い俺はアリーナの中央へ歩き出した
ボロボロのコートを着てピットから出る、まだ春だと言うのに日差しが痛い、だがそれ以上に驚いたのは観客の数だった、簡単に例えるならプロ野球とかの観客席の風景、一席も空いていないアリーナの観客席は人で埋め尽くされていた、中には立って見ている人もいて、どちらかと言うと高校野球の甲子園に近い印象があった
先程から観客席にしか目を向けてなかった為に、あまり前を見ていなかった
「遅かったですわね、矢車さん、このわたくしを待たせるのは中々度胸が座っていますのね、褒めて差し上げますわ、それと何故ISを纏っていないんですの?あぁ、私に恐れをなして土下座をしに来たのですか?良いでしょうその軽い頭を地面へ擦り付けなさい、さぁ、早く」
オルコットはまるでマシンガンのように俺に対して罵詈雑言を浴びせて来るが、俺には何の効果もない
「悪いな、俺の可愛い彼女二人に構っていたら、時間が惜しくなっちまってな」
「ふん、口は達者ですわね、あんな平凡な女性二人より、わたくしのほうがよっぽど清楚で逞しく、美しいとは思いませんか?まぁ、あんな平凡な女性二人で満足してるようでは、あなたも底が知れるというものですわね」
ブチッ
瞬間俺のなかで何かが”切れた”
「貴様ぁ・・・!!今あの二人を笑ったな・・・!!」
俺はドスの利いた声でそう言ったするとオルコットは「ヒッ」といって一歩後ずさった、もう殺気を隠す必要もない、俺はコイツを・・・
「徹底的に叩きのめす!!」
俺は銀色のベルトのバックルを開ける、するといつものように両面で色の違う俺たち地獄兄弟の相棒である変身アイテム[ホッパーゼクター]がピョンピョンと音を立てて近づいてくるそして俺はホッパーゼクターを左手で掴み、バックルに差し込む
「・・・変身」
[Henshin]
[Change Kick Hopper]
いつもより遥かにドスの利いた声で俺はそう言う、そしてベルトから六角の模様が浮かび上がり、俺は仮面ライダーキックホッパーへと変身した
「お、踊りなさい!!わたくしと、ブルーティアーズの奏でる円舞曲<ワルツ>で!!」
「悪いが交響曲<ワルツ>は好きじゃねえ狂想曲<カプリッチョ>でもどうだ?まぁいい」
俺は右手をそのまま上げ、手首をクイッと反転させ親指を地面へ向ける
「さあ、地獄へ墜ちな」
俺なりの戦いのスイッチ(決め台詞)を入れ、試合のブザーが鳴る、そして俺とオルコットの死合が始まった
「地獄なんて、御免こうむりますわ」
オルコットはそう言いながら自身のISの主武装でもあるビット装備、ブルーティアーズを飛ばしてくるだが俺はそれらを当たり前のように躱す
「この程度か・・・」
「ッッ!?どこまでもバカにして!!」
激高したオルコットは続けざまにブルーティアーズでで攻撃してくる、だが俺はそれを何度も何度も躱した
「(何故ッ!?当たらないんですの!?)」
「それが、俺とお前の経験の違いだからだ、さっきも言っただろう?”勝負は始まる前から決まってる”ってな、こっちはキレてんだ、容赦はしねえぞ?」
俺はオルコットの考えを見透かし、オルコットを動揺させるそして
バックルのスイッチをなでる
[Clock up]
そんな電子音が鳴り響いた
「この手は少し卑怯な気がするが・・・まぁいい」
時間がゆっくり流れている、ビットに向かい、ホッパーゼクターの足を逆方向へ倒す
「ライダージャンプ」
[Rider Jump]
少し声の低い電子音が鳴ると、俺は跳んだ
ライダージャンプの伸びが終わり、ホッパーゼクターの足を戻す
「ライダーキック」
[Rider Kick]
再び電子音が聞こえ、俺は自身の必殺技であるライダーキックを放つ、だがそれでは終わらず、左足のアンカージャッキを作動させ、別のブルーティアーズを落としていく
[Clock Over]
電子音が鳴り、時間が戻る、それと同時に俺がライダーキックを叩き込んだビットたちは、盛大な爆発をした
「え?何で!?何が起こってるんですの!?」
オルコットは目の前の”一瞬で自分の武装が全滅した”光景に驚きを隠せないでいた
「これで終わりだ・・・楽に死ねると思うなよ?」
「ヒッ」
オルコットはおびえていた、自分が男に負けたというのがショックだったのか、はたまた俺の殺気におびえたのかはわからないが・・・多分両方だろう
俺は、何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も、オルコットを蹴り続ける、ふと観客席の方を見ると、目を伏せたり、自身の目を覆ったりしている奴等もいた
「もう・・・やめて・・・下さい」
ブー
とアリーナのブザーが鳴る、だが俺はまだ蹴り続ける、周りがざわざわしているが、関係ない
「矢車くん!!試合は終わりました!!終わりましたからぁ!!」
「あ?」
教師陣が俺のことを止めに入る・・・ちょっとやり過ぎたか・・・
俺は少し自己嫌悪に陥りながらも、ピットへ戻った
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活動報告でも言いましたが、今回は豪華(?)二話連続投稿です
(こんな文字数書けたの初めてだぁ)