やはり俺がボーダー隊員なのはまちがっていない。(未完結) 作:スキート
0.比企谷八幡はいろいろ忙しい。
今から三年半前。
三門市に
そんな時、
名は界境防衛機関『ボーダー』。
人数はたった数人。けれど彼らは、
そんな彼らを人々は感謝し、助けを求めた。
これは、『ボーダー』に所属する比企谷八幡の物語である。
。。。
-危険区域-
目の前には
ここは危険警戒区域。
約三年半前に、
俺こと比企谷八幡がここにいる理由は、防衛任務を行なっているからである。
危険警戒区域は、ボーダー本部の建物から数kmから十kmの範囲のことを指す…と思う。
「ふぅ…こんなもんかな」
《そうだね。もう防衛任務の時間も終わるし、そろそろ帰ってきたら?》
「ああ。そうする」
今、俺と通信して話していたのは笹山琴葉である。俺が率いる比企谷隊のオペレーターを担当している。他の隊員は、後三人いるが、今日は一人が風邪を引いてきていない。他の二人は俺と少し離れたところを見張っている。
「じゃあ、ノッさんと貴人にも声をかけておいてくれ」
《了解》
ノッさんというのは、
「んじゃ、戻るわ」
《うん。二人にも連絡しておいたから》
「ほーい」
そう言い、俺はボーダー本部に戻った。
。。。
-ボーダー本部・比企谷隊隊室-
「ただいまー」
「ん? 八幡か」
「遅かったね、八幡君」
「うす」
上から西城貴明と、野田圭人こと通称ノッさん。先程紹介した二人だ。
そして、ここは比企谷隊の隊室だ。比企谷隊は、一応A級の部隊なので隊室を持っている。ちなみにA級11位である。前回のランク戦にみんながインフルにかかったせいで出られなかったのである。
「あー、ハチくん。私たちはもう帰るけどハチくんはどうする?」
ハチくんとは一部に広まっている俺の呼び名である。
「んー、俺は少し寄るとこがあるからまだ帰らないな」
「わかった。ばいばいハチくん」
「じゃあね八幡君」
「じゃあな八幡。ふぁぁ〜寝みぃ」
そして、三人は隊室を後にした。
さて、行くか。
☆
-ボーダー本部・開発室-
「遅かったではないか八幡! 待ちくたびれたぞ!」
「うるせぇ。防衛任務があったんだよこっちは」
こいつは、材木座義輝。ボーダー開発室の
こいつには、新しいトリガーの依頼をしていた。
「八幡! ついに出来たぞ!」
「うす。お疲れさん」
「ムハハハハ! 我の最高傑作だぞ八幡‼︎」
「早速だが試してみてもいいか?」
「もちろんだ‼︎ さぁ、行くぞ訓練室へ‼︎ ム
ハハハハハ‼︎」
うるせえ…と思いながら俺と材木座は訓練室へ向かった。
☆
「難しいな、このトリガー」
「うむ。我もこれを作れと言われた時は上手く使えるのかと思っていたほどであるからな」
俺が材木座に依頼したトリガーは、
「このトリガーって伸びさとか自分で調整できんのか?」
「もちろんである。トリオンを微量流すことで調整可能になっている。縮ませる時はトリオンは流さなくてよい」
「ん、ありがとよ。俺は、もう少し練習することにするわ」
「じゃあ我はまだやることがあるから開発室に戻らせてもらう」
「今日はすまんな」
「礼には及ばん! 相棒のためならな!」
そう言い、材木座は開発室に戻っていった。
。。。
-
俺は、俺が住んでいる玉狛支部に帰ってきた。俺は材木座が帰った後、練習するのをやめ、玉狛支部にいる隊員に相手をしてもらおうと思い帰ってきたのだ。
「ただいまー」
「おっそーい!」
「うおっ」
俺が玉狛支部に帰ってきた瞬間飛び蹴りを食らわしてきたやつは小南桐絵。玉狛支部に所属する玉狛第一(木崎隊)の隊員であり、No.4
「今何時だと思ってんのよ‼︎」
「11時だろ?」
「今日は私のカレーって言ったじゃない!」
「あー、…すまん忘れてた。ていうかお前寝ないで起きててくれたんだな」
「べ、別にあんたのために起きてたわけじゃないんだから…」
そう言いながら顔を頬を少し赤らめて俯く桐絵。やばい。怒ってらっしゃる。
「は、八幡。さっさと食べて寝るわよ」
「え? 桐絵も食べてないのか?」
「た、たまたまよ! あんたのことを待ってたとかそういう訳じゃないからね…!」
ツンデレみたいな桐絵を見ていて面白かったので少しからかってみることにした。
「え? 何お前俺のこと好きなの?」
「っ〜〜、八幡のバカ〜〜!」
桐絵は顔を真っ赤にして俺のことを叩いてきた。火に油を注ぐんじゃなかった……。痛い! 叩くのやめて!
結局、カレーを食べてる時の桐絵の顔は怒ったままで、改造トリガーの相手は、その次の日にやってもらった。