~If you were alive~ 死にゆく世界で足掻く君へ...   作:Keith・T

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ども!私です!前回、がっこうぐらしキャラを出すって言ってましたよね~www

あれ無理でしtバキっ!アベシ!?

はい、すいません調子こきました。でも一応ちょっとだけ出てますんでそれで勘弁してください。

登場キャラ紹介

縣 武蔵
サバゲ部でオタクな部長。

先生
サバゲ部の顧問。射撃能力は良いのに凸ることしか脳にないのが玉に瑕。

店長
元米軍。今は軍を離れて日本の巡ヶ丘でエアガンショップの店長をやっている。改造や修理などはお茶の子さいさい。
先生とは親友でよく一緒に呑んでいる。その時に結構変な事をしている.....らしい。

????
巡ヶ丘高校の屋上で一人いた。


第2話

 

 

 

 

 

「~~~~~~~~ ! 」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どこかから声が聞こえた....まるで誰かを呼んでいるようだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「       ~シッカリシロ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あれ?可笑しいな。この声は聞いたことあるぞ?...もしかして今呼んでいるのって...俺...?

 

 

 

 

 

 

 

「おい!しっかりしろ武蔵!早く起きろって!」

 

 

その声が先生のものであることに気づいた瞬間、意識が完全に覚醒した。

どうやら車の助手席に座った状態で気絶していたようだ。まるで深い眠りから目を覚ました気分だ。

重い体を引きずって車の中から脱出すると先生が脚を引きずりながら近寄って来た。しかし先生のその姿は素人でも一目でわかるくらいの重症を負っていることがわかる。

 

 

「目を覚ましたようだな...おい縣、俺が解るか?自分の名前も覚えて居るな?身体は無事か?あとどこかに痛みや変な感覚はないな?

 

「先生も解りますし、自分の名前も覚えています!身体

だって...あれ?特に怪我はない.....な....」

 

 

身体に怪我が無いかチェックしながら車から降りた時にふと気づいたが.......後輩達は無事なのか?

車の後部座席を確認するがそこには一人も居なかった。不思議に思い少し見渡すと電柱の近くで2人倒れていた。無事であること願って駆け寄ったが近くにかなりの量で出血した後があった。

恐らく....

 

 

 

 

 

 

 

「死んでいる...だろうな...」

 

 

 

 

 

 

 

 

先生は苦しそうに呟き、苦虫を潰したかのような顔をしていた。

流石に俺でも人の死を目の当たりにしてかなりきていた。ついさっきまで普通に話していたのに...

考えれば考えるほど身近な人の突然の死に頭が混乱していく一方だった。眩暈が.....

 

 

「しっかりしろ武蔵!取りあえずこいつ等の死が受け入れられないのは解るが...まずは最優先でやらねばいかん事がある.....手を貸せ...お前も男なんだから腹を括れ」

 

「.........わかり...ました...」

 

 

今はそれだけを言うのが精一杯だった....金縛りにでもあったのような重い足を無理矢理動かし先生の後を追った。

 

先生は大破した車から自分のエアガンや他にもでかいリュックを背負っていた。そして後輩達のガンケースやアタッシュケースからも取り出しリュックに締まっていた。俺は先生が今からすることを察し、荷物を纏めることにした。

さっきはよく見てなかったせいで気付かなかったが車は他の自動車と接触して事故ったんだと気づく。先生の車は後部座席の方を強く当たったせいでかなり凹んでおり、酷いことになっていた。そして衝突車両もついでに見よう思い周りを見るとそれらしき物はあったが殆ど原型は保たれおらず恐らくドライバーは....

 

しかしここでまた違和感に襲われ、それなんなのかを考えようとしたが「早く荷物を纏めろ」と言われ荷物を急いで纏めた。

 

纏めている間先生は衝突車両の方に行き相手ドライバーの安否を確認していた。その様子を横目でちらっと見ると、今度は何故か辺りを見回した。

 

「おい?何か聞こえなかったか?」

 

「いえ...何も言ってませんが?どうしたんすか?」

 

聞き間違いか...と呟いていたが俺の方を見た途端に血相を変えて俺に体当たりして来た。

あまりの突然さに驚きを隠しきれず何事だと思い先生に文句を言おうと立ち上がるとそこには先生が後輩と掴み合いになっていた...いやよく見れば後輩が先生に対して一方的に噛み付こうとしている。

そして後輩は何故か顔や身体のあちこち血まみれで一言で言うなら「ゾンビ」のようだった...。

 

先生は後輩を必死に振り払おうとするが怪我をしているせいで上手く出来ず、このままでは先生が危なかった。

なんとかしなくちゃ....

そう考えた俺は周り見回すと近くにあった銃剣付きのM4を見つけた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてそれを拾い上げ....

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『後輩に殴り掛かった。』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

奇声に近い声をあげながらただひたすら後輩に殴りかかった。殴る度に血が次々と出てきては俺や近くに居た先生に掛かり服の一部を赤黒く染め上げた。

グチャグチャになっていく度にピシリとM4が欠けていくのがわかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「もういい!辞めろ!そこまで.....だ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

そう言いながら先生は俺を止めに来てくれた時には、既に後輩はピクリとも動かなくなっていた。ポタポタと赤黒い液体を垂れ流すM4を見て正気を取り戻した。

俺は....人を殺して........しまった...!

 

自分のやってしまった所為に気づき俺は気持ち悪くなり吐き気が一気に込み上げてきた。そして我慢が出来ずその場で一気に口から嘔吐物が吐き出されていく。

先生もただその光景を何も言わず黙って見守って居た。

 

 

 

 

♢♢♢♢♢♢♢♢

 

 

 

胃の中のモノを全て吐き切って少しマシになった。

まだ多少気持ち悪いし何よりも人を殺してしまった罪悪感からくる手の震えが全然治まらない...

気持ちの整理が追いつかない俺に対して先生は業を煮やしたのかして一喝した。

 

 

「武蔵!....馬鹿野郎!....そして助けてくれてありがとう!

 

 

となかなか矛盾した言葉を掛けながら俺の背中を叩いてきた。バシンっと鈍い音とともに痛みがジワジワと襲いかかって来て思わず「いってぇぇぇ!!」と叫んでしまった。

こっちはゲロったせいでHP&PP共に0に近いんだぞ!?

 

そんな事思いながら顔を上げると先生が手を差し伸ばしてくれていた。「立てるか?」と言う姿はまるで軍の上官の様に見えた。

取りあえず先生の手を借りながら立ったが足が竦んでしゃがみそうになったがM4を杖代わりにしてなんとかまっすぐ立つことが出来た。

そして立ち上がった俺を見て先生は真剣な顔をして俺に叫んだ。

 

「生きたければ来い!...これから拠点へと向かう!」

 

 

そう俺に言い放ちリュックを背負った。

 

 

 

正直に言えば今の現状を全て飲み込めていなかったが俺は黙って先生の後を追った。

 

「でも先生....拠点って言っても何処に行くんすか?行く宛とかあるんですか?」

 

「心配すんな!行く宛はある!.....特にこんな非常時には一番向いている所だ!お前もよく知っている場所だからすぐわかる!」

 

 

そう言われた瞬間俺はすぐにピンと来て「あぁ...なるほどな」と納得した。

しかし直ぐにまた別の疑問が頭のなか浮かんだ。

 

極々素朴な疑問だ。

 

俺は普段授業中に質問をするかのように訊ねた。

 

 

「先生....『いったいこの町では何が起こっているんですか?』」

 

 

先生は少しピクッと反応したが直ぐに「俺にもわからん」と答えた。すぐそれが『嘘』だと解ったが今はあえて何も言わない事にした。

暫く黙って歩いていると大通り近くまで来た。目的地までもうすぐだ。

大通り出掛けた途端、先生は急に走って近くのゴミ捨て場に隠れた。俺もそれに続く。すると大通りに3~4人程人が歩いていた。ただ不自然な程フラフラとした歩き方で皆一同に下を向いて歩いており、手は機能してないかのようにプラプラしていた。

 

現実味をあまり感じないがやはりあれは...

 

 

「『ゾンビ』だな....非現実的ではあるが夢でもなく現実だ...」

 

 

どうやら夢オチという訳ではなく、本物で現実の出来事だった。

 

 

「参ったな...目的地はここの向かい側にあるのにな...遠回りをするなっても他のゾンビ共に見つかってしまえばリスクは高まる一方だ...」

 

「...先生1つ試して見て良いですか?」

 

 

さっき思い出したのだがゲームなどではよく『視力が著しく低下する反面、聴力が敏感』とかその逆のケースも存在する...最悪両方とも良いという場合もあるが。

先生は顎に手を当ててウーンと少し考えだした。

 

やはり無謀だと言われるかもしれないと思ったその矢先

「解った。お前を信じるとしよう...」

まぁそりゃあ駄目だy...意外とすんなり聞いてくれた。正直こんな状況でよくOKだしたなこの先生...

それはともかくとりあえず作戦を手短に話し、準備に取りかかる。

作戦はこうだ。

 

『まず先生が目的地から少し離れた酒屋の空き瓶を撃って音をたてる。そして次に俺が酒屋の向かい側にある電気屋までダッシュして点けれるだけ電気を付ける。その間に先に先生が目的地へ行き、クリアリングしてもらい退路の確保に徹してもらい俺も後程合流する。

但し最悪の場合も考慮して一応装備品は着用しておき余裕があればこのエアガンも利くか試しておく』

 

これでどっちかに引きつけることに成功すれば今後動きやすくなるだろう。

正直に言えばリスクはかなりでかい。先生の射撃の時点で下手をすればバレる可能性も充分あり得るし、俺が移動中に他のゾンビ襲われるかもしれない。一つでも狂えば全てがおしまいだ。

かなり賭けになるが今は迷ってる場合じゃねぇ!

 

 

「先生、俺の合図で撃ってください...俺はその後一気に走ります。ただ最悪の場合は俺を見捨てて目的地へ行ってください...」

 

「.....わかった。そんな事態が無いことを願うよ...これ以上生徒を失う訳にはいかないからな!」

 

 

普段はサバゲ好きで不真面目なおっさんなのに...こんな時だけは妙に格好良く見えた。出来れば気のせいであってほしいと心の何処か願った。

走る準備するために軽く準備体操をしていると先生が不思議そうに見ていた。

 

 

「お前...それ持っていくのか?」

 

 

そう言いながら俺の背中に背負ってあるクロスボウを指差した。

 

 

「はい、大会で受け取った時に『原作に似せてリアルに作ってますから期待していて下さい!』って念押しされる程ですしwこれから生き延びるなら威力も試しておきたいですから...」

 

 

『ウォーデン・クロスボウ』....とある某ホラゲーにて登場し、主人公のピンチを幾度と無く救った相棒的な武器である。原作では様々な種類の矢を発射出来るが残念ながら現実では『ハープンボルト』という普通の矢しかない...

貰った時はこのゲームのファンとしてはかなり嬉しかったが.....まさか本当にコイツを死んでいるとはいえ、仮にも人に銃口を向けることになるとは...な...世も末だ。

 

 

「先生...準備は良いですか?」

 

「あぁ...何時でも良いぞ!」

 

 

そう言いながら先生は『ソーコムMk23』をレッグホルスターから取り出してリロードし、セーフティーを解除した。

 

 

「よし....それじゃあ...行きますよ!」

 

 

先生はコクっと小さく頷き既に目標である空き瓶に狙いを付けていた。

 

 

「開始3秒前!....」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『3!.......』

 

 

 

 

 

『2!.......』

 

 

 

 

 

 

『1!.......』

 

 

 

「Fire!!」 

 

 

 

 

 

 

 

掛け声と共に発射された弾はターゲットに吸い込まれていくかのように次々とHitしていた。

流石うちの顧問。射撃能力は良いのに変に凸るからなこの人...普段からこれだったら強いのにな...

 

 

そう思いながらなるべく足音をたてないように忍ばせながら俺は電気屋へと走った。

途中ゾンビ共の様子を確認すると狙い通り空き瓶の撃った時に鳴るに釣られて移動していた。

チャンス!無事に駆け抜けた俺は電気屋の中に入りブレーカーを上げると同時に、次々と電気と点けた。

店内は一気に光に包まれ眩しかった。

これだけあれば...!

 

そう思いすぐに店の近く置いてあったダンボールの山の陰に隠れた。

恐る恐る確認するとゾンビ共が反応してこっちに向かって来ていた。

どうやら両方とも当たりのようだった。予想が当たって本来は嬉しいの筈だがあまり喜ばしい事ではなかった。

 

俺は次の段階に移る為先生に向かって1発打ち込んだ。hitに気づいた先生は一気に飛び出し目的地に近づいた。

よし....先生の離脱が完了した後はもう1度あの瓶に気を逸らしている間に駆け抜けるだけ!

 

 

そう思い瓶に俺愛用の『M92F ベレッタ』を取り出し照準を向けようとしたその時だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

グギャァァァァァォォォォォォォォォォォォ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この世の生き物とは思えない不愉快で気持ち悪い咆哮が轟いた。

その瞬間、他の所からもワラワラとゾンビ共が集まって来て囲まれてしまった。まだ俺は見つかっては居ないが先生は向こうからは丸見えだ!そしてそんな事を考えていると数は9体まで増えそのうち1体が先生に気付いていた。

先生はソーコムで迎撃するが、精々怯ませて近付くの遅れさせるのがやっとだ。

 

やべぇ!このままでは先生が危ない!なにか打つ手はないのか!?.....考えろ!何か撃つ手が.....

 

 

 

 

 

 

 

その時背中に背負っていたクロスボウを思い出した。

 

 

「そうだ!クロスボウ!?本当に原作通りならこれで頭を撃てば恐らく一撃...別の箇所でも確実に怯ませれるはず!」

 

 

急いでクロスボウを展開して矢をセットしようと試みるが焦っているせいでうまくリロード出来ず苦戦していた。

クソ!こうしている間に先生はどんどん危ないのに...!

 

焦る中何とか上手くボルトが引っ掛かり弓を引くためトリガーに指を掛けた。

トリガーは二段構造で手前のほうを引くと弓がしなり、より奥へと飛ばすことが出来る。そして奥まで引き金を押し込むと発射される仕組みになっていた。

俺は手前のトリガーを引きながら照準を合わせた。

 

 

「く!....来るな!....」シュッ!シュッ!カチッカチッ!

 

 

どうやら先生は弾切れを起こしまさに絶対絶命だった。

1歩、また1歩とゾンビが近づいて行くのが遠目でも確認出来た。

チャンスはこの1回限り!....頼む!

 

 

 

 

 

 

 

「当たれぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

トリガーを奥まで押し込むとヒュンと軽い音と反動が来たが俺は後ろに思い切り倒れた。

そして俺の渾身の一発はゾンビの方へと飛んでいき....見事に後頭部へ当てることを成功し、ゾンビはアァァァという声と共に倒れていき先生の足下には真っ赤な血だまりが出来てった。

確実に死んだようだった。

 

 

先生はギリギリ緊張感から解放されその場で座り込んでしまったが無事だった。

 

 

「ハハッ...やったぞ...何とかやりきった...んだ!」

 

 

心の底から来る達成感に興奮を覚えたがそれも束の間だった。

さっき倒れた時にダンボールの山が盛大な音と共に崩れてしまい残っていた9体のゾンビがこっちへドンドン歩んできた。

あ....これは流石に詰んだな...

そう思い覚悟決めた...

 

 

 

先生が奥で何か言ってるが見えたが、今の俺には聞こえなかった。

思えば短い人生だった。サバゲ-やFPSゲームばっかりの人生だったが案外悪くなかった。最期にこの『ウォーデン・クロスボウ』も使えたし、もう何も思い残す事は無い....

いや...1つ我が儘を言えば可愛い女の子に囲まれてハーレムとか作ってみたかったな...

 

そんな馬鹿な事を考えながら目を閉じかけたその時、先生の声がハッキリ聞こえた。

 

 

 

『伏せろ!』

 

 

その言葉の意味を理解した俺は意識が戻り、ダンボールの山だった場所に飛び込んだ。

そして一拍遅れて一気に何かが発射され、次々とゾンビ共がアァァァと悲鳴を挙げていく中俺は何とか必死に頭を守りながら匍匐前進で建物の壁に隠れた。

そして数分後にピタッと止まり顔を出すと底にはゾンビ共の死体が転がっていた。

今立ち上がって居ているの俺と先生......

 

そして

 

 

「よぉ!無事か!相棒!それとヤマトも!元気そうで何よりだぜ」ガッハッハ!!

 

 

目的地であるエアガンショップの店長のこの三人だけだった。

 

 

「遅ぇーよ馬鹿店長!あともう少しでサバゲ部の部員が死んじまう所だったじゃないか!」

 

「oh...Im sorry.

M134(コイツ)の調子が悪くて直ぐに出れなかったんダヨ~許してくれ!ヤマト!」

 

「だ~か~ら~店長さん!何度も言うけど俺の名前ヤマトじゃないから『武蔵』だから!何度間違えるんだよ~!?」

 

 

俺が何時も通り怒ると店長さんは笑って「また間違えてしまいマシタ!」と盛大に笑っていた。

全く呑気なもんだよ...こっちはさっきまで死にかけてたのに...

そんな事お構い無しに接してくる店長さんを見ていたら何故か心が少し落ち着いていた。

 

 

「マぁ立ちtakingもナンですし中で武勇伝でも聞かせて貰いましょうかな?」

 

 

そう言いながら店の中を指差し戻って行った。

俺と先生もその後に続いた。が、

 

俺と先生が踏み出した1歩は地面に着くことはなく宙を蹴った。

 

 

しまった!と思うより先に相手の方が早かった、俺と先生にドンドン触手を絡ませ縛り上げた。顔から下が凄い痛み襲われて意識飛びそうになった。

何とか顔を横に向かせるそこには異形の姿をした『化け物』がいた。

無数の顔が張り付いていて胴体はゴリラのような体型だが、手足はタコやイカなどを連想させる触手が何本もあった。

そして化け物は俺と先生に向かって何か針のようなものを突きつけていた。まるで注射器の如く細くて鋭い物だ。それを3本ずつ突き刺そうと針をゆっくりと近付けて針が当たる寸前で針状の触手は千切れた。

 

 

正確には『撃ち落とされた』のであった。

店長さんが今握っているあれは...

『S&W M29』だった。

でもさっき撃った時の銃声からして....まさか!?本物!?

今店長が扱っているリボルバー拳銃が本物であることに驚いていると次々と触手を撃ち落としていく。

やったこれで助かると思った矢先、緊急事態が発生した。

 

そう銃を使ったら起きるごくふつうな現象だ。

 

 

 

 

弾切れ(残弾無し)

 

 

 

 

 

ゲームのチートみたいに弾を無限に撃てるわけではない。ましてや回転式拳銃は決まった数しか装填できないのだからイタズラに撃てば終わりはすぐにやってくる。

 

 

「Oh Shit!弾が切れやがった!」

 

 

店長さんが慌てて空薬莢を排出し新しい銃弾を込める。

 

 

 

 

不味い...店長さんが何とか4本は落としてくれたが残りの2本は....!!

 

 

 

 

 

そんな事を考えて居る間にも触手は近づいてくる。

 

 

 

 

 

 

残り50cm......20cm......10cm.......

 

 

 

 

 

 

そして残り3cmを切ると同時にリロードが完了したが.....プスリと嫌な音をたてて俺と先生は遂に刺されてしまった

体の中に何かが入り込んで来る感覚が伝わると同時に激痛が走り意識が飛びそうになるが、寸での所で店長が俺と先生を捕まえていた触手を撃ち抜いた。

 

 

急に離されたせいで受け身も取れずに無様に落ちてしまって横にうずくまった。

俺達が解放されたのを確認した店長さんが化け物の顔面に残りの弾を全部撃ち尽くした。

 

 

 

 

 

 

 

 

グガォォォォォォォォォォォォ!?

 

 

 

 

 

 

 

 

いくら化け物とは堪えたらしく何処かへと去っていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

今度こそ.....勝った....ようだ....

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

安心したせいか一気に瞼が重くなりどんどん目を閉じていった。

何か店長さんは行ってくれているが今はこの独特の野太い声でも俺は子守歌のように聞こえた。

店長さんが体を揺すぶってくるが自分ではどうにもできないほど手遅れだった。

 

 

最後の抵抗で重い瞼を少しだけ開けると揺すぶった拍子に空が見えた。

 

 

 

 

 

 

 

あぁ....

 

 

 

 

 

 

 

 

だんだん曇ってきたな......この後の天気は.........雨か曇りだな...

 

 

 

ごめん店長さん.....ちょっと疲れた....か...ら.....休憩するわ...

 

 

 

 

 

伝えれたか確認出来ていないまま俺の意識は仄暗い闇の中へと落ちていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

♢♢♢♢♢♢♢

 

 

 

 

 

夢を見た....

 

 

 

 

 

 

そこは俺の通う「巡ヶ丘高校」だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

そして何故か俺は屋上にいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

訳も解らずボンヤリとする頭で辺りをキョロキョロとするとピンク色の髪をした生徒.......

 

 

 

 

 

 

 

いや制服じゃないから先生......なのかな?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その人はこっちに向かって懸命に伝えよう話すが、まるで乗り物酔いした時と同じ様な状態のせいで頭がクラクラしていたため、ちゃんと上手く聞き取れなかった。

 

 

なんとなく気になった俺は叫んでいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あの?.....よく聞こえないので!もう一度言って下さい!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺がそう言うと彼女はキョトンとしていたが、やがてにっこりと笑いこっちへ近寄ってきた。

 

そして俺の耳元でこう囁いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『お願い!.....助けて!』

....と

 

 

 

 

 

 




この度は大変申し訳ございませんでした(_ _ )/ハンセイ
次回こそは絶対に出ます!今度こそでます!がっこうぐらしキャラでます!....なんかゲームのガチャ機能で次は確定で出るからって詐欺られてるみたいだなって思った自分がいた....ww
まぁ気を取り直して次回予告!
遂に巡ヶ丘高校へと向かいます!そして皆大好きあの人もぉぉぉぉ!
次回お楽しみに~(*・ω・)ノ
いつも緩くてすいません(´・ω・`)
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