最近UFOキャッチャーでゲンガーのぬいぐるみをゲットしたんですが、普通に考えたらテレサの方が良かったなと今にさら思ったりしてる今日この頃です。
まぁどうでもいい話ですが(笑)
では本編です!
「いやーーーーーーー!!来ないでーーーーーーー!!」
甘兎庵に悲鳴がこだまし、シャロが飛び出してきた。
そのシャロをアンコが追いかけている。
そしてアンコは遂にシャロを路地の角に追い詰めた。
そしてじわじわその距離を埋めた
「それ以上近づいたら舌噛むから!」
そう言うとシャロが舌を咥えた次の瞬間。
「待て!!」
「はぁ……///」
正義の味方のように現れたのはリゼだった。
リゼはアンコを抱き抱え、見事にシャロを救出した。
その後二人は甘兎庵に戻り始めた。
((ウサギ恐怖症の私を良く助けてくれるリゼ先輩は憧れの存在。もし私が先輩のような性格だったら、貧乏でも堂々としてられたのかな?))
※シャロの心の声
~~~~回想シーン~~~~
「特売だ!道を開けろ!」
シャロは右手にモデルガンを持っている。
それを恐れた人々は皆通路を開けた。
それを光景を見たシャロが得意気に通路を闊歩していた。
~~~~回想終了~~~~
「はっ!?//ごめんなさい!ごめんなさい!私ったらいけない想像を~!リゼ先輩には絶対に言えない~!!」
「いけない想像!?」
シャロの心の声が口に出ており、リゼは突っ込まずにはいられなかった。
「おーい!シャロー!リゼー!」
「遅いぞ月!」
「リゼには走ったって追い付けないよ……」
リゼに遅れること数分。月も遅れてシャロを助けに来た。
するとアンコはリゼの腕から抜け出し、月の胸に飛び込んだ。
「おっ!ホント可愛いやつだな♪ただ、シャロが驚くからあんまり虐めたらダメだよ?ヨシヨシ♪ここか?ここがいいのか?」
月は満面の笑みでアンコを撫でている。
(最近は憧れのリゼ先輩と同じくらい気になる人がいる。それがこの男、相武 月である。アンコが彼になついているのは多少気に入らない所ではあるけど……。そして私自信、彼への気持ちがどうなのか分からずにいる。彼は私の中で多少は特別な存在だと思う。ただピアノに対する直向きさは見習いたい所でもある)
※シャロの心の声
「なんだ?シャロもアンコを撫でたいのか?」
「そんな訳無いでしょ!!」
月の顔を見続けるシャロに、月は問いかけた。シャロが否定すると月は再びアンコを撫で続けながら甘兎庵に戻るのだった。
翌日、フルールでのバイト中に月のスマホが震えた。
誰かからメールがが来たようで、月はメールを確認した。
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From:ココア
ライト君!手伝って欲しいことがあるの!
バイトが終わったらラビットハウスまで
来てください!(*-ω人)
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(ココアからか……今夜はピアノを弾いていたい気分だし、無視するか♪ 笑 )
すると再度スマホが震えた。
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From:ココア
無視しちゃダメだよ!?(゜ロ゜)
リゼちゃん、シャロちゃん、千夜ちゃんにも
お願いしてるんだから♪
ライト君が来なかったら、帰ったら特訓するって
リゼちゃん言ってたよ?
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「ココアのやつ、外堀を埋めるの上手くなったな……」
リゼの特訓という言葉に恐怖を覚えた月は、首を縦に振るしかなかった。
バイト後にラビットハウスの近くでシャロと千夜と合流しラビットハウスに向かい、バータイムで仕事をしているタカヒロさんに挨拶を済ませた後、チノの部屋に向かった。
「協力して欲しいって……」
「これなの……?」
そこには山のように積まれたパズルのピースがあった。
「これ8000ピースもあるじゃないか!俺、パズルなんてやったこと無いぞ!?」
「ゴメーン、手伝ってー(ToT)」
「始めたものの終わらないんです……」
困っているココアとチノの表情を見た三人は手伝うことにした。
「一回崩しちゃえば?」
「勿体ないよー!それに……」
「ん?」
ココアとシャロが視線を向けた先には楽しそうにパズルを組み立てるリゼがいた。
「楽しい……//」
「今のリゼちゃんを止めることなんてできない……」
「た、確かに……。仕方ないわね、手伝ってあげるわよ!」
「ホント?♪」
こうして六人でパズルを組み立て始めた。
「ジグソーパズルなんて久しぶり♪」
「端から作っていくのがコツなんだよね♪」
しかし千夜は苦戦しているようだった。
「チノちゃんが作ってた所と合体ー♪」
「合いそうですね」
「こっちもリゼちゃんが作ってる所と合体だよ?」
その光景を見た千夜はますます慌て始めた。
「シャロちゃん……」
「ん?」
「1ピースも合わせられない役立たずがここにいていいのかしら……私、パズルの才能が無いんだわ……」
「急にネガティブになった……面倒くさい」
「大丈夫だ千夜……。俺も1つも合わせられて無いぞ……」
「私たち役に立たない者同士、駆け落ちでもする……?」
「海が見える街で、食堂でも開こうか……」
「お店の名前は千夜月ね♪」
そういうと千夜と月は手を取り合った。
「いい訳無いでしょおバカ!!」
すかさずシャロの突っ込みが炸裂した。
その後、パズルを組み上げているとシャロとリゼの手が触れ合った。
「せ、せ、先輩からどうぞ!//」
「いや、シャロの方があってるっぽいし」
「そ、そんな事無いです!」
「だってほら形が」
「いえいえ、先輩が先に!」
「いや、シャロが……」
「あ、はまった♪あっ!?」
「どーしたのよ?」
「ううん?何でも無いわ?」
やっとの思いで1つのピースをはめた千夜は何かに気がついたようだったが、シャロは特に追求しなかった。
「千夜……俺を置いていかないでくれ……。いや、いいんだ……。足手まといを連れたまま戦わない主義だろ?いいんだよ、それが正解さ……。」
「ちょっと月!?どこかの魔法少女みたいな台詞言うの止めなさいよ!」
1ピースも合わせられない月はふてくされてイヤホンでクラシックを聴き始めた。
「もう、しょうがないわね」
そういうとシャロは月のイヤホンの片側を外し、自分の耳に付けた。
イヤホンからは明るいピアノ曲が流れていた。
「気持ちいい曲ね?これ何て曲?」
「ショパンの子犬のワルツ」
「ふーん、月はパズルをはめるってイメージじゃなくて、作曲家みたいに音を組み立てるイメージでやってみたらいいんじゃない?」
「音を組み立てる……?」
そう言うと月は何個かのピースを手に取った。
「なんてね♪そんな事で上手くいったら苦労しないわよね?」
すると月の足元には数個組上がったピースが置かれていた。
「上手く行ってる!!」
音楽が関わった時の月の集中力と適応力にシャロは唖然とするのであった。
そして、数分後ゾーンに入った月と楽しそうにやっているリゼを除き、皆疲れた様子で集中力が切れてしまっていた。
「みんな集中力が無くなって来ている……」
「おーい♪ハートマークができたぞ?♪」
「リゼ先輩!疲れてるなら休憩してください!」
一方のチノは一点にパズルのピースを見つめるココアを見ていた。
(ココアさん、さっきからピースを見つめたまま動かない……)
「そ、その……責任取ろうとしないでください……。私、もう怒ってないのでって寝てる!?」
「あっ!もう一息頑張らなくっちゃ♪もう少しで完成だもん♪」
「そうです!」
「ラストスパートね!」
「これ下に何も敷いてないけど、どうするんだ?」
リゼの確認に皆の動きが固まった。
どうやら皆気づいていなかったようだ……。
「何も考えて無かったのか……。」
「私、さっき気づいたのにこの空気になるのが怖くて言えなかった……。もっと早く言ってれば!私のせいで!」
「余計に空気が重くなるから、自分を責めるのは止めて!」
自分自身を責める千夜をシャロが精一杯止めた。
その時、シャロのお腹が空腹で鳴った。
「お腹空いたねー。私、ホットケーキ作ってくるよー♪」
「手伝います!」
ホットケーキを作りにココアがキッチンに向かった。それに続いてチノもキッチンに向かった。
「あの二人、自然に仲直りしたみたいだな♪」
「え!?ケンカしてたんですか?」
「気づかなかったのか?チノちゃんの表情がいつもと違っていただろ?俺はすぐに気がついたぞ?」
「チノの表情だけで気づくとはやるな月。それにチノの口数がいつも以上に少なかっただろ?」
「……いつもあんな感じじゃないんですか?」
「チノちゃん照れ屋だから♪」
その時、キッチンから悲鳴が聞こえて来た。月は慌ててキッチンに向かうと入れ違いにココアが泣きながら部屋に戻ってきた。
「チノちゃんが口聞いてくれないよー!!」
「自分でどうにかしろよ……」
月がキッチンに入るとチノがオデコ辺りを氷で冷やしていた。
「どうしたんだ?大丈夫かい?」
「月さんですか?大丈夫です、ココアさんの投げたホットケーキがオデコに当たっちゃって」
「軽度のヤケドか……。ちょっと見せて貰っていいかな?」
月が確認するとオデコが軽く赤くなっているだけでそこまで酷いヤケドでは無かった。
月は自分のハンカチを取り出すと水道水で軽く濡らし、チノのオデコに当てた。
「氷で冷やすのはかえって悪い、これくらいなら5分くらい濡れたハンカチで冷やしておくといいよ。ちょっと待っててね」
月は急いで部屋に戻ると、持ってきていたボディバックから軟膏を取りだし、チノのもとに戻った。
その後、ハンカチを取りガーゼで水気を拭き取り、軟膏を薄く塗った。
「これで大丈夫だ。痛みは引いたかい?」
「はい、ありがとうございます!すっかり引きました。軟膏なんて、よく持っていましたね?」
「家業でね……。この軟膏はよく効くんだ」
「家業ですか?」
「いやこっちの話さ」
その後部屋に戻った月はココアを呼び出し、ココアに注意した。珍しく怒っている月に、リゼ・シャロ・千夜は口を挟めずにいた。
「火元では絶対にふざけないこと!チノちゃんは女の子なんだから、顔に消えないキズがどうするんだ!姉としてチノちゃんを大切にしたいなら、その事を自分の肝に命じておけ!」
怒った月はそのまま部屋を後にして、外の空気を吸う為にラビットハウスの外に出た。
「月の方は私に任せてください。チノちゃん達の事は先輩達に任せます♪」
そういってシャロは月の後を追った。
外に出ると月は自動販売機で飲み物を買っている所だった。
月はシャロに買ったレモンティーを投げて渡すと、もう一つ同じものを買った。
冷静になった事を悟ったシャロは月に話し始めた。
「あんなに声を荒げるなんて珍しいわね?」
「すまない、場の空気を悪くしてしまった……」
「いいのよ。チノちゃんとココアの為に怒ったんでしょ?」
「俺はさ、チノちゃんは口には出さないけどココアはチノちゃんの本物のお姉さんみたいに良くやってると思うんだ。あとは自覚と自信が足りないから、少しでも自覚を持たせて上げたかったんだ……。でも声を荒げたのは少し大人げなかったとは思う……」
「バカね。月もココアも私もまだまだ子供でしょ。大人げなかったなんて子供が使う言葉じゃないわ♪」
そういうとシャロは月のオデコにデコピンをした。
「痛って!」
「これで暗くなるのはおしまい♪部屋に戻るわよ♪」
オデコに痛みを感じながらもどこか嫌な感じはせず、月の心は晴れていた。
部屋に戻るとココアとチノがホットケーキを焼いて待っていた。
どうやら二人は仲直りしたようで、チノの表情は元に戻っており、ココアは月の表情を伺うようにホットケーキを出してきた。
そのホットケーキにはハチミツで"ごめんね"と書かれていた。
月は軽く失笑すると、ココアのホットケーキにハチミツで"いいよ"と書くとココアの表情は花が咲いたように笑顔になった。
ホットケーキを食べ終えると休憩ということで談話を始めた。ココアは話ながら知恵の輪をしている。
「この知恵の輪難しいね~」
「おじいちゃんが作ってくれたんです」
「チノってパズルゲーム好きなんだな」
「難しくて何度挑戦してもできなかったんですが、いつか自分の力で解いておじいちゃんをあっと言わせて見せます!」
「しかし最初にやってたパズルのピースはどこに行ったんだろうな?」
「そういうのって忘れた頃に見つかりますよね♪」
「シャロちゃんは学校にランドセルを忘れたまま帰ってきたことがあったわ♪明日学校に行けなーいって泣いちゃって♪」
「ランドセルって学校に忘れると学校に行けなくなるのか?」
「そんなことは無いぞ。ただ先生には怒られるけどな」
「そうなのか……俺ランドセル使ったこと無いから分かんないや」
(月(さん)の小学校時代が気になる……)
しかし誰もその質問をする人はいないのであった。
しばらくするとティーピーの体から無くなっていたパズルのピースが出てきた。
「チノちゃん……これって……」
「無くなったピース……」
「良かったー♪これで完成だねー♪」
「はい!」
それと同時に知恵の輪が外れた。
ココアは苦笑いをし、シャロ・月・リゼの三人は困った様子を見せた。千夜は嬉しそうにしており、チノは頬を膨らませとても怒っているようだ。
「ココアさん!!」
「はい!お姉ちゃんって?」
「呼びません!!!」
この日ココアはチノに口をきいて貰えなかったようだ。
しかしそれは仕方ないなと納得する月達なのであった。
いかがでしょうか?
今回は月×シャロは少なめです。
次回くらいにもっと絡ませられたらいいなぁ(  ̄▽ ̄)
原作の7羽くらいまでしか行ってないので、ペースが遅くて今後どうしようかなって感じです(*´-`)
感想お待ちしております!
ではまた次回。ほなっ!(^^)ノシ