ご注文はハーブティーですか??   作:テレサ二号

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どうもテレサ2号です!!

先日コードギアスの映画の最終章を観てきました!!
復活のルルーシュにはこう繋がるのねって感じのシーンがあったので、皆さんも是非映画館へ足を運んでください(*´-`)
個人的にはアルビオンがカッコ良すぎて鳥肌でした(* ´ ▽ ` *)

では本編です!!


15羽:ピアニストVS甘味処看板娘 全てはあの娘の計画通り!?

月がシャロの家に泊まった次の日、シャロは千夜を家に呼び出していた。そしてテーブルにシャロが用意したクッキーとハーブティーを囲んで会話をしている。

 

「それでどうしたの?急に話がしたいなんて?」

 

「えっとね?えっとね?//その……」

 

「私に報告しておきたい事でもあるの?」

 

「う……」

((す、鋭い……)

 

千夜は普段は天然な所があるが、幼なじみとしてシャロの気持ちの変化には敏感なのである。

そして千夜はシャロに催促はせず、シャロの素直な言葉が出てくるのを待っている。

 

「じ、実はね……?//私ね…………月の事、好きになったみたいなの//」

 

「そう、気づけて良かったわね♪」

 

「驚かないの?」

 

「うん、気づいてたから。自分の事は自分が一番分かって無いなんて良く言ったものね♪」

 

「うん、私もそう思う……//」

 

「それで?月君には気持ちを伝えるの?」

 

「き、キッカケがあれば……。しばらくは伝えるつもりは無いけど……。」

 

「月君のハートを射止めるにはハードルも高いわよ?」

 

「わ、分かってるわよ!ライバルが多いって事もね!」

 

「ライバルなんて気にしなくていいのよ♪ただ彼は相手の事を良く考えられるタイプだから、簡単にはOKはくれないわよ?」

 

「分かってるわよ……」

 

「そういう所も含めて惚れたんでしょ?♪」

 

「いちいち言うな!!//」

 

「そうと決まればアピールあるのみよ!私にいい作戦があるわ♪」

 

そう言うと千夜は携帯を開き、メールを送り始めた。

 

 

所変わって天々座家、千夜からのメールを見た月とリゼは対照的な表情をしていた。

メールの内容はこうだ。

 

 

~~~~~~~~~~~~

 

 

from:千夜

to:ココア、シャロ、リゼ、チノちゃん

title:みんなにお誘い♪

 

最近みんなバイトで疲れてると思うの。

だから温水プールにでも浸かって

日頃の疲れを癒しましょ?

 

みんな水着持ってるかしら?

 

 

 

~~~~~~~~~~~~

 

このメールを見たリゼは初めての温水プールに目を輝かせていた。

一方の月は、顔面蒼白といった様子で固まっていた。

ご察しの通り、運動神経が切れている月が泳げる訳もなく、俗にいう金槌なのだ。

 

「ど、どうやって断ろう……。オトオトの実を食べた能力者とでも言って断るか?それとも祖父の遺言で水辺には近づくなと言われているとでも言おうか……」

 

すると千夜から個別にメールが届いた。

 

~~~~~~~~~~~~

 

from:千夜

 

title:個人的にお願い

 

女の子だけでプールに行くのは少し怖いの。

月君がいてくれるとみんな安心できるわ♪

 

お願い、是非来てくれないかしら?(。-人-。)

泳ぎが苦手ならプールに入るだけで、

無理して泳がなくていいの。

きっと月君がいないと寂しがるわ。

特にシャロちゃんとチノちゃんが……

 

 

~~~~~~~~~~~~

 

月は比較的に可能なお願いをされると了承してしまう所があり、普段から良くしてもらっている千夜にこのように頼まれると断れない性分なのである。

 

というわけで月達はプールにやって来た。

お城のような大きいプールで昔の建物を改良して作ったらしい。

 

更衣室の前に着くと、それぞれ男子と女子の更衣室に別れた。

月はティッピーを男子更衣室に連れていき、手早く着替えを済ませた。

ちなみに天々座家にはかなりの数の水着があり、その中に未使用の物も沢山あるため、月はそのうちの一着をいただいた。

デザインは黒と白の間にターコイズのラインが入ったスポーティーなラッシュガードの上下セットの水着だ。

月は比較的に筋肉は少なくインドア派の為、肌の色も白いく、それをあまり人には見せたくないので上下のセットにしている。

月が着替え終わるのを待っていたティッピーが月に声をかけた。

 

「なんじゃ、普通の水着は着らんのか」

 

「俺の地肌なんて、誰が見たいんだよ……。それより女性陣は準備に時間がかかるだろうし、それまでどうしようかな?」

 

「チノの荷物の中にチェスが入っておる、待っておる間に一局指さんか?」

 

「お、いいね♪」

 

「手加減はせんぞ!」

 

こうして女性陣を待つ間、ティッピーVS月のチェス対決が始まった。

 

対局を始めて20分後、着替えを済ませた女性陣が更衣室から出てきた。

 

女性陣のいつもと違う雰囲気に月は軽く頬を赤らめた。

リゼ、千夜、ココアはそれぞれ紫、黄緑、ピンクのビキニを着ており、シャロはオレンジのセパレート型、チノは水色のワンピース型を着ている。

 

「月君、みんなの水着どうかしら?♪」

 

「み、みんな良く似合ってると思うよ」

 

「あら?月君は普通の水着じゃなくて、上下のセットなのね?」

 

「あぁ、俺の地肌なんて誰も見たくないだろ?」

 

(私は少し見てみたかったなんて言えない//)

 

「月さん、ティッピーを見てくれてありがとうございました。あ、チェスをされていたんですか?」

 

「あぁ、暇潰しにね。もう済んだけどね♪」

 

チノが盤面に目を落とすと圧倒的大差で月が勝利していた。自信があったが返り討ちにあったティッピーは言葉を失っていた。

 

そして、それぞれ好きなプールに浸かり始めた。

月は流れでココアとシャロと一緒に入っている。

 

「ほわぁ……//気持ちいい……」

 

「確かにな……」

 

「小さい頃、銭湯で泳いで怒られたの思い出すなぁ♪」

 

「ここは銭湯じゃないけどね?」

 

「シャロちゃんは、今でも良く銭湯に行くの?」

 

「たまにね?こんな大きなとこじゃないけど」

 

「俺は銭湯は行ったこと無いけど、こんなに大きな銭湯もあるのか?」

 

「ここはプールだから特別大きいわね。普通の銭湯はもう少し小さいわ」

 

しばらくするとチノとティッピーがチェスを指し始めた。

ティッピーは先ほどの大敗を払拭したいようだ。

 

「こっちはこっちで泳ぎましょうか」

 

「私、泳ぐのはちょっと……」

 

「俺も泳ぐのは避けたいかな?」

 

「私、深いプールで泳いだ事ないんだけど」

 

「「「「意外!!」」」」

 

「じゃあ、私が教えてあげるよ!」

 

「泳ぎはココアに任せて良さそうだな」

 

「見て見て♪これがクロールだよ?」

 

ココアは仰向けの状態で両手を左右に動かしている。

 

「泳ぎ方を覚え直した方がいいわね……」

 

「スマない……前言撤回させてくれ」

 

ココアの泳ぎ方は別として、泳ぐ組と泳がない組に別れることにした。

泳ぐ組はシャロ、ココア、リゼの三人で泳がない組は千夜と月の二人になった。

泳ぐ組はシャロを中心にストレッチを始めた。

泳がない組は離れたテーブルに腰掛け、何をするか模索していた。

 

「さて……泳がない組はどうするか……。売店にアイスでもあったからそれでも買いに行くか?」

 

「それもいいけど、私将棋を持ってきているの♪私と勝負しない?」

 

「基本的にはチェスと同じ要領だろ?駒の動き方だけ教えてくれるならいいぞ?」

 

「分かったわ♪」

(計画通り……)

 

その後月に駒の動かし方を説明し、いよいよ月VS千夜の対局が始まった。

 

「さて、負けた方は勝った方の言うことを何でも聞くって言うのはどうかしら?」

 

「千夜って罰ゲームみたいなの好きだよな……。まぁ盛り上げるにはいいけど、手加減はしないぞ?」

 

「もちろんよ♪」

(更に計画通り!!)

 

そして二人の対局は進んでいく。

普段から祖母と指している為、腕には自信があった千夜だが、元々チェスの腕前はピカイチの月に苦戦を強いられ、月の優勢で対局は進んだ。

 

「さて千夜さん、負けたら何をして貰おうかな♪」

 

(マズイわ。ここまで月君が強いなんて……。でも今日だけは絶対負けられないのよ!どんな手を使ってでも!)

「私が負けたら、月君にこんな事をされるのかしら……」

 

そう言うと千夜はビキニの肩の紐を片方緩めた。

 

「ち、ち、ちょっと千夜!何やってんだ!//俺はそんなお願いはしないぞ//」

 

「本当?なら良かったわ♪対局を続けましょう?」

 

「そ、その前に紐を元に戻してくれよ//」

 

「うふふ♪分かったわ♪」

 

その後、千夜の作戦に動揺した月はミスを連発し負けた。

 

「ありません……」

 

「うふふ♪私の勝ちね♪月君強かったわ。もう月君には敵わないわね」

 

「それで?罰ゲームは何をすればいいんだ?」

 

「それはまた後でのお楽しみよ?さてみんなどうなったかしら?」

 

チノはティッピーとの対局を終え、リゼは泳げるようになっておりココアとシャロはそれを見つめていた。

 

「月さん、千夜さん、対局はどちらが勝ちました?」

 

「私の勝ちよ♪これで月君に1つ何でもお願いできるわ♪」

 

「い、一体どんなお願いになるんだろうか……」

 

月は恐怖で震えている。

そんな月を嬉しそうに眺めながら千夜がみんなに提案した。

 

「ねぇみんな。あそこにウォータースライダーがあるじゃない?二人一緒に滑れるらしいから、二人一組で滑りましょう?月君は罰ゲームで断るのは無しよ?」

 

「なっ//でもそれは俺への罰ゲームで、俺とペアになった人には関係無いだろ!?」

 

「まぁまぁ♪くじ引きでペアを決めましょ?そのペアの相手がいいと言えばって事でいいでしょ?ちなみに私がペアになったら一緒に滑ってもいいわよ♪」

 

「ペアの相手が嫌がったらしないからな?」

 

(ここまでは私の作戦通りね♪)

 

そして運命のくじ引きが行われた。

くじ引きの結果、ココア&千夜ペア、チノ&リゼペア、シャロ&月ペアとなった。

もちろん軍師千夜の計画通りである。

 

「し、シャロ……俺とウォータースライダーなんて嫌だよな?//」

 

しかしシャロは何も言わず、顔を真っ赤にして黙っている。

 

「い、嫌じゃないのか?」

 

シャロは黙ったまま、小さく頷いた。

その瞬間、月のウォータースライダーは確定した。

 

「そうだ♪月君は上着を脱いでね?」

 

「「ええ!?」」

 

そしてウォータースライダーの滑り口までやってきた。

順番は月ペア、千夜ペア、リゼペアの順に決まった。

 

「おい月、そろそろ覚悟を決めろ!男だろ?」

 

「男でも恥ずかしいもんは恥ずかしいんだよ!」

 

「それじゃあ、二人には滑ってもらいましょ?」

 

「分かったよ……俺も男だ。覚悟を決めたよ。シャロ……巻き込んでゴメンな?」

 

そう言うと月は上着を脱いだ。色白ではあるが、しっかりとした身体付きにシャロは思わず見とれた。

 

「では彼氏さんは彼女さんを後ろから抱きしめる形でしっかり捕まってください♪」

 

店員からの誘導に戸惑いながらも関係性を否定する余裕が無いくらいドキドキしている二人は、沸騰するのではないかというくらい顔を真っ赤にさせ、月はシャロを後ろから抱きしめた。

過去に何度かシャロを抱きしめた事がある月だったが、ほぼ素肌に近い水着である為に、おのずと体温や肌の感触を感じてしまい顔を更に赤らめた。

 

(や、やばい!肌が柔らかくてスベスベで凄くいい匂いがする!/////)

 

(私よりがっしりしていて暖かくて、安心感のある感触がする////)

 

二人の顔を見ていた千夜、リゼは釣られて顔を赤らめ、ココアはチノの両面を手のひらで隠していた。

 

「それでは行ってらっしゃいませ~♪」

 

店員に押し出される形で、シャロ&月は滑り始めた。

 

「うわーー!!!」

 

想像以上のスピードに悲鳴を上げながらもあっという間にゴールに着き、シャロと月はプールに落ちた。

 

「「ぷは!!」」

 

二人は水面から顔を出すと見つめ合った。

 

「…………ふふ…………はは……あはは!!」

 

顔を赤らめながらも月は笑い始めた。

釣られてシャロも声を出して笑った。

 

「なんか色々緊張したけど楽しかった!ありがとなシャロ!」

 

月は普段見せないような子供っぽい満面の笑みをシャロに贈った。

そのギャップにシャロは驚くと同時に、胸の高鳴りを感じていた。

 

それからココア&千夜組、リゼ&チノ組が滑り終え、プールを上がることにした。

 

プールから上がった月達は夜景の見えるテラスで休んでいた。

 

「うわー♪夜景が綺麗♪気持ちいい♪」

 

「夜風が心地いいわね♪……こうやって耳をすませば、あの光一つ一つから街の営みが聴こえてきそう♪」

 

「素敵です」

 

「随分詩的な事を言うんだな♪」

 

千夜の歌詞のようなセリフに月は茶々を入れた。

 

「あのおうち、今日は妹さんの特製カレーだって。いいなぁ♪」

 

「あの家のご夫婦……今夜は修羅場ね♪」

 

「台無しです……」

 

「全くだ……」

 

千夜の思わぬ発言にチノと月は突っ込んだ。

 

「買ってきたわよー」

 

「みんなで飲もう!」

 

シャロとリゼがコーヒー牛乳を持って月達に合流した。

 

「「「「「コーヒー牛乳で!」」」」」

「フルーツ牛乳で!」

 

 

「「「「「「乾杯!!」」」」」」

 

(今日は色々あったけど、楽しい思い出になったな)

 

そう思いながら、コーヒー牛乳を飲み干す月なのであった。

 

 

 

 

 

 

 

~~~~~~後日~~~~~~

 

「はい♪シャロちゃん♪」

 

そういうと千夜は一枚の写真をシャロに渡した。

 

「こ、これは……」

 

そこには顔を赤らめながら、ウォータースライダーを滑るシャロと月の姿が写っていた。

 

「みんなには黙っていたけど、あのウォータースライダーには思い出の写真機能があるの♪それを現像してもらったのよ♪」

 

シャロは顔を赤らめながらも、しっかり自分のアルバムに大切にしまい込むのであった。

 

 

 

 




いかがでしょうか?
軍師千夜の本領が発揮されましたが、彼女には今後も活躍していただこうと思っております(*´-`)

そう言えばごちうさの映画のBlu-rayを買ったんですが、シャロの浴衣姿が可愛かったです(*´ノ∀`*)
特典も豪華なので興味のある方は是非買われてみてください!!

では仕事が忙しいので、次の更新も遅くなるとは思いますが、合間をみて執筆したいと思います!
次回もお楽しみに!!

ほなっ!!(^^)ノシ
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