ご注文はハーブティーですか??   作:テレサ二号

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どうもテレサ2号です!
今日はオリジナルです(^^)

今日は7月15日、今日更新するとはそういう事です(*´-`)

では本編です!


18羽: 1/366日

「俺、今日から一週間別の店でバイトするから」

 

学校での昼休みの昼食中、月はシャロに切り出した。

 

「どうして急に!?フルールが嫌になったの?」

 

「いや、フルールは店長を筆頭にみんな良くして貰ってるよ?」

 

「じゃあなんで?」

 

「そ、それは秘密だ……//。とにかく!そういう事だから!ひ、昼休み終わるから席に戻るな!」

 

月の隠し事が気になって悶々とするシャロなのであった。

学校が終わると月はそそくさといなくなり、シャロはフルールでのバイトに向かったが月の事ばかり考えていた。

そんなシャロに先輩が声をかけてきた。

 

「あら桐間さん、元気なさそうね。相武君がいなくて寂しいの?」

 

「ちちちち、違いますよ!//」

 

「あらあら慌てちゃって、可愛らしいわね♪それで?相武君がどうしたの?」

 

「今週一週間別のお店でバイトするらしいんですけど、何も教えてくれなくて……」

 

「相武君は何か言ってたの?」

 

「秘密だって言ってました」

 

((あのボンクラ!もっと上手く誤魔化さんかい!))

「まぁ相武君なら心配いらないんじゃない?」

 

「そうですかね……」

 

先輩はシャロにどう進言するか悩んでいた。何故なら月の新しいバイト先を紹介したのも先輩で、バイトをしたい理由ももちろん知っているのである。

 

「そんなに気になるなら尾行してみれば?案外面白いかもしれないわよ?それじゃ私は厨房に戻るわね?」

 

先輩は笑顔で提案すると手を振りながら、厨房へと消えた。

 

帰宅後、シャロは一連の事を千夜に相談してみた。

 

「月君を尾行するのね?面白そう♪私も行くわ♪」

 

 

 

翌日、千夜とシャロは月の尾行をすることにした。

 

「じゃあシャロちゃん?まずはこれを着て?」

 

千夜はシャロに探偵が着るようなロングコートを差し出した。

 

「ホントにこれを着るの!?」

 

「何事も形から入るのが大切よ!ほな行くでシャロ!」

 

「何で西の高校生探偵みたいになってるのよ!」

 

シャロはちゃっかり着替えると千夜と共に月の後を追った。

 

しばらく行くと月は小学生と思われる兄妹に声をかけた。

 

「何を話してるのかしら?」

 

「あ、月君がお菓子屋さんに入って行くわ!」

 

「まさかこのお菓子屋さんでバイトを!?」

 

「あ、月が出てきたわ!」

 

月は袋に入ったアイスを1つずつ兄妹に渡すと手を振ってその場を離れた。どうやら兄妹喧嘩していたのを月が止めてアイスを買って上げていたようだ。

 

「月君流石ね♪」

 

「まぁ、月ならこれくらいは……//」

 

その後も、横断歩道を渡れずに困っているおばあさんと横断歩道を渡ってあげたり、道に迷っている外国人に声をかけたりと月は困っている人をそのままにはせず次々と助けていった。

 

「月君、人助けのアルバイトでも始めたのかしら?」

 

「そんな訳無いでしょ!!」

 

しばらく行くと月はアンティークな小さなケーキ屋に入った。

 

「今度はケーキ屋さんに入ったわね?今度はどんな人助けけをするのかしら?」

 

「とりあえずケーキを買って出てくるのを待ちましょ!」

 

シャロと千夜はしばらく待ってみたが月が出てくる雰囲気は無い。

 

「もしかして裏口から逃げられた!?」

 

「と、とにかく店内に入ってみましょ!?」

 

千夜とシャロは急いで店内に入った。

 

「いらっしゃいませ!!」

 

「「「!!」」」

 

「「「………………」」」

 

そこには白シャツに黒のパンツのパティシエの格好をしていた。

 

「シャロに千夜!!どうしてこんな所に!」

 

「えっと……たまたまフラフラしてたらオシャレなケーキのお店があったから入ってみたら月がいたのよ!//月こそケーキ屋さんで何してるの?」

 

「えっと……フルールで新メニューを開発するのに修行さ!」

 

「そ!そうなんだ!」

 

「そう!そうなんだよ!」

 

「「あはは!!」」

 

((二人とも嘘が下手ね……。月君には何かありそうね))

 

3人が話していると奥から見知らぬ男が現れた。

 

「おいライト、フルーツの下処理終わったか?」

 

「店長……。はい、終わってます」

 

「だったら次は!って、そこの可愛い子ちゃん達は誰だ?」

 

「俺の友人のシャロと千夜です」

 

「桐間 紗路です」

 

「宇治松 千夜です♪」

 

「あぁ、その子が……」

 

「店長!!!」

 

「おう、悪りぃ悪りぃ」

 

「「???」」

 

「それじゃ俺は厨房に戻るから、生クリームの下処理しとけよー。それとその子達にケーキを一つずつご馳走してやれ。下処理はその後でいい」

 

「了解です」

 

月は了承するとチーズケーキとモンブランを用意した。

 

「モンブランとチーズケーキです。ごゆっくりなさってください」

 

「はむ。美味しい!このチーズケーキ!口溶けといい爽やかといい!今までこんなの食べた事無い!」

 

「このモンブランも絶品だわ!!」

 

「ここの店長はフランスで修行して帰って来てるから、ケーキも本格的なんだよ。ちなみにフルールのバイトの先輩のお兄さんなんだ」

 

「えぇ!!そうなの!?ちゃんとご挨拶すれば良かった!!」

 

「ねぇ月君」

 

千夜が月手招きをする。そして耳元で囁いた。

 

「何か隠してるんでしょ?あとで相談に乗らせてね?」

 

「!!」

 

月は千夜に微笑むと二回小さく頷いた。

 

「それじゃあ俺は仕事に戻るな!」

 

「「うん、仕事頑張ってね♪」」

 

ケーキを食べ終えると二人はお店を後にした。

後日、月は千夜に相談するのであった。

 

それから一週間後、バイトを終え家に帰宅したシャロの家の前に怪しい人影が。どうやら何かの被り物をしているようだ。

 

「う、ウチには盗るような物はありませんけど……」

 

シャロは恐怖に震えながら、その相手を諭した。

そしてよく見ると、相手の手には銃のような物が握られていた。

 

「あわわ……」

 

シャロは恐怖で腰を抜かした。

 

「うぇるかむかもーん……うぇるかむかもーん……」

 

何かの呪文を唱えている相手はシャロの腕を引っ張るとそのままシャロを甘兎庵に引きずり込んだ。

それと同時に銃声が響き渡った。

 

「「「「「誕生日おめでとう!!!」」」」」 

 

「…………ふぇ?」

 

シャロは涙目になりながらも、そこには千夜・リゼ・月・ココア・チノがいた。

 

「シャロちゃん!お誕生日おめでとう!!」

 

「おめでとうございます!!」

 

「おめでとうシャロ♪」

 

「みんなどうして……?」

 

「今日はシャロの誕生日だろ?みんなお祝いしたいってさ♪」

 

「提案したのは月君だけどね♪」

 

「おい千夜!それは言わない約束だろ!?」

 

テーブルにはみんなで力を合わせて作った料理が並べてある。

 

「料理を食べる前にあれをやらないとな♪」

 

「え?早速やるの?//」

 

「当たり前だろ!ホラっ!早く準備しろ!」

 

「???」

 

シャロが首を傾げていると月は店内の奥に消えた。

すると電気が消えて店内が暗くなった。

そして月がロウソクに火を付けて"あれ"を持ってきた。

 

「せーの!」

 

「「「「「Happy birthday to you~♪

     Happy birthday to you~♪

     Happy birthday dear ~♪

     シャロ(ちゃん)(さん)~♪

 

     Happy birthday to you~♪」」」」」

     

歌が終わるとシャロがロウソクの火を消した。

この日一番の盛り上がりを見せた。

 

「よし、じゃあ早速料理を食べよう!!」

 

月の一言に腹ペコのみんなは思い思いに料理を口にする。

 

「このナポリタン美味しい!!」

 

「それはリゼちゃんの手作りね♪」

 

「ありがとうございます、リゼ先輩!」

 

「わ、私も野菜を切るのを手伝いました!」

 

「チノちゃんもありがとう♪」

 

シャロはチノの頭を優しく撫でた。チノは嬉しそうにしている。

 

「でも今回一番頑張ったのは月だよな?」

 

「ホントよねー♪」

 

「月は何を作ってくれたの?」

 

「何でもいいだろ//」

 

「そのバースデーケーキ、月君が作ったのよ?」

 

月が作ったのはフレジェという可愛らしいイチゴのケーキだ。

フランスに春の訪れを告げるイチゴのケーキ「フレジェ」。

日本のイチゴケーキ「ショートケーキ」がふんわり軽めの生クリームを使うのに対し、「フレジェ」はカスタードクリームやバタークリームを混ぜ合わせた「ムースリーヌ」という濃厚なクリームを使う。

※ケーキ屋さんに行かれることがあったら食べてみてください♪

 

「えぇ!?これお店で買ってきたんじゃないの!?」

 

「何で、ココアが驚くんだ!?」

 

「…………もう、何が新メニューの開発の修行よ!…………ありがとね/////」

 

「いや……どういたしまして//」

 

二人は少し恥ずかしそうにお互いソッポを向いた。

その後、各々がシャロにプレゼントを渡した。

 

中身は、ココアがぬいぐるみ、チノが可愛い文房具、千夜がティーポットと紅茶の茶葉、リゼがティーカップ、月がオシャレなティースプーンである。

 

「みんな……ホントにありがとね♪」

 

シャロの瞳には薄ら涙が浮かんでいる。

 

「俺からのプレゼントはこれだけじゃないんだ!」

 

月はそういうと店の外に出た。その後、千夜の携帯に合図があり店の電気が切れた。

 

 

"ピュ~~~!バンバン!!"

 

 

外では数発の打ち上げ花火が上がった。

大きさはとても小さな家庭用でそこまで迫力が無い。

シャロはみんなと外に出てその景色を眺めた。

 

「たまや~♪」

 

その後、数発上がると打ち上げ花火は終わった。

 

「なんだよ、スーパー60発の打ち上げ花火って書いてるのに大したこと無いな!あはは!!」

 

月が笑いながら戻ってきた。

 

「みんな!花火はまだあるから一緒にしようぜ!!」

 

「行こう♪シャロちゃん!」

 

ココアがシャロの腕を引っ張って駆け出した。

その後みんなで花火を楽しんだ。

 

「チノちゃん!何て描いてるか分かる?」

 

「モフモフですね」

 

「千夜!このナイアガラって奴は凄いな!!」

 

「リゼちゃん?近づき過ぎると危ないわよ?」

 

「このベビ花火って奴は気持ち悪いな……」

 

各々は花火を満喫している。

シャロはその光景を写真に撮ると、ついでに花火をしている月のことも写真に収めた。

 

「今日はありがとう、月♪」

 

シャロはこの綺麗な景色を一生忘れないだろうと思いながらしっかり瞳にその光景を焼き付け、自分も花火の輪に入って行った。

 

 

 

 

 

 




いかがでしょうか??

改めてシャロちゃん誕生日おめでとう!!

はい…………完全に忘れてましたよ(笑)
某SNSのタイムラインに乗ってきて思い出しました!

なのでバタバタ書きました!!間に合って良かった!(;´_ゝ`)
イラストが上手かったらシャロと月のイラスト描きたかったなぁ…………。
誰か描いてくれんかな?(笑)

ちなみに月の誕生日は俺と同じ10月1日にしてます(  ̄▽ ̄)

次回は執筆中のがありますので、そこまで間隔空かないと思います!
ではまた次回!ほなっ!(^^)ノシ
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