最近、中間管理録トネガワにはまってます(笑)
利根川先生のキャラいいわ(*´∀`)♪
荻野と萩尾のくだりは爆笑しました( ≧皿≦)
まだ見てないよって方は是非!!
あ、ちなみにごちうさとは全くもって逆方向のアニメです(笑)
では本編です!!
「お化けが出る!?」
進級を控えた3月の上旬、シャロから月は悩みを打ち明けられた。
「そうなの。昨日の夜から家の天井から物音がしたり、バイトが終わって帰宅したら床に葉っぱが置いてあったり、私怖くて……」
「それで昨日はどうしたんだ?」
「昨日はココアとチノちゃんの部屋に泊めて貰ったの」
「話は聞かせて貰った……」
「「リゼ(先輩)!?」」
「それは解明しないとな!!」
リゼはとてもやる気になっている。
「ウチに来てくれるんですか?」
「得体の知れないのがいたら嫌だろ?」
「とびきりの茶葉を用意します!あとお気に入りの食器も!!」
「私も相応の武器を用意しよう。親父に頼んで!」
「スマナイが任せていいか?今日はバイト休めそうになくて」
「私に任せておけ!!」
「無理はするなよ?俺もバイト終わったら行くから」
ゴースト退治にやる気を出しているリゼに月は事を任せることにした。
そして放課後シャロの家の前に武装したリゼが到着した。
「待たせたなシャロ!!」
((凄い準備してる……))
そしてシャロはリゼの足下に目をやると、足首に包帯が巻かれていることに気がついた。
「先輩!足どうしたんですか?」
「あぁ、体育で挫いちゃって。この程度の怪我支障ない!!」
リゼは大丈夫だと言わんばかりにガッツポーズをした。
「そ、そうですか……。無理はしないでくださいね」
「シャロちゃーん!!」
甘兎庵から千夜が走ってやってきた。
「ココアちゃんから聞いたわよ!?どうして私を頼らなかったの!?」
「あんた着信履歴見てないでしょ!!」
「あら、ごめんなさい♪」
「良かったら千夜もお化け退治協力してくれないか?」
「自分の喫茶店の隣がお化け屋敷なんて嫌でしょ?」
「……………………OKよ♪」
「良くない!!」
「楽しそう♪」
「楽しくなーい!!!」
そんなお約束も程々にしてシャロに案内されながら、シャロの家に二人は入った。
「「おじゃましまーす」」
「狭い部屋ですがお好きな所に座ってください。今紅茶淹れますね♪」
「それよりも…………」
千夜が何かに気がついたようで、良く見ると床に転がる雑誌が独りでに動いているのを発見した。
「「ポルターガイスト!?」」
「これで潜入のつもりか!笑わせるな!」
リゼが勢い良く雑誌をどけるとそこには灰色の不良野良ウサギがいた。
「ふ、不良野良ウサギ!?」
「屋根裏かどこかに住み着いていたのね♪」
そして野良ウサギは口に咥えていた雑草のような物を床に置いた。
「もしかして家賃の代わり?」
「義理堅い不良だ!」
「ううぅ…………」
シャロは何かに気がついたようで涙を浮かべている。
「それ……私が裏庭で育てたハーブ……」
「それは辛い……」
その後、野良ウサギには悪いがシャロの家を出ていって貰うことになった。
「ごめんな、葉っぱは家賃として受け取れないから住む場所は他を当たってくれ」
野良ウサギは哀愁漂う男の背中を見せながら、去って行った。
「やっと静かになる」
「背中に哀愁を感じるわ」
「こんなものまで用意して、ウチの家なんかのどこがいいのよ」
その瞬間、野良ウサギの動きが止まった。
そして1歩ずつこちらに戻ってきた。
「受け取ったつもりじゃないんだから!!」
「この際、仲良くしてみたらどうだ?」
「ふぇ!?」
「ウサギへのトラウマを克服するチャンスかも♪」
「先輩がそういうなら……」
一旦ウサギを甘兎庵に連れていき、三人は兎を囲う形で話を始めた。
「名前を付けてあげたら愛着が湧くんじゃない?」
「そう?名前……名前……。エリザベス……ベアトリクス……ヴィクトリア……。できるだけ高貴な名前を……」
シャロにとっては高貴=女王のようだ。
「何か無いか?変わった名前付けるの得意だろ?」
一風変わったメニュー名を日々考えている千夜にリゼは意見を求めた。
「そうだわ!灰色だからゴマぼた餅は?」
「それは……喫茶店のメニューに付けろ……」
シャロも納得で何度も頷いた。
「ワイルドギースはどうだ?潜入技術は未熟だけど、立派な兵士になるぞ!」
「ワイルドギース……気に入ったの?この名前?」
返事をするようにワイルドギースは咥えていた葉っぱを動かした。
その時、甘兎庵の扉が開きチノと月が入ってきた。
チノのオデコには御札が貼られ右手には十字架、左手には悪霊退散と書かれた紙が握られていた。
そして月は陰陽師のような格好をしている。
「チノに月!その格好はどうした!?」
「店長にシャロの家の話をしたら、この服を着ていけと渡されて……」
勿論店長の趣味である。
「何が起きたか分からないですけど、解決したみたいですね……。あ!ウサギです!」
「ホントだ!可愛いな!」
「ワイルドギースって言うの、よろしくねチノちゃん、月君♪」
「はい、よろしくお願いします」
「こんにちわー♪」
その時青山が甘兎庵の扉を開いた。
「凛々しいウサギさんです♪」
「前髪が素敵です♪」
「ちょっと怖いけどね……」
「シャロちゃんとお似合いよね♪」
ワイルドギースは周囲を確認すると、リゼの胸に飛び込んだ。
その弾みでリゼは足を捻り、尻餅をついた。
「ナイスキャッチー♪」
「いきなり飛び付くなよ。びっくりするだろ」
「先輩大丈夫ですか?」
「あぁ大丈夫だ!」
「リゼ!?その足どうしたんだ?」
「あぁ体育の時、捻っちゃってな」
「なら家で安静にしてなきゃダメじゃないか!!」
「大丈夫だって♪それよりシャロも撫でてみたらどうだ?」
その後、シャロを中心にワイルドギースの今後について色々議論がかわされることとなった。
そしてシャロがワイルドギースを飼うことが決まり、みなそれぞれ帰路に着いた。
帰路に着く途中、リゼは月に話かけた。
「ワイルドギースって意外と賢くて可愛かったよな?私、今度餌を持っていこうかな♪」
そんな会話を余所に、月はリゼの首もとの汗を見逃さなかった。
「リゼちょっとごめんな?」
「え?」
月はリゼの左足のスネ辺りを軽く蹴った。
「っつ!!」
リゼは左足をかばうようにうずくまった。
「足、相当痛いんだろ?」
「だ、大丈夫だ……」
「どこがだよ」
「…………何故分かった?」
「そんなに暑くないのに結構汗かいてたから」
「お前は良く見てるな(笑)」
「ん」
月はリゼの前に屈み、背中に乗るように促した。
「いや、おんぶとかは//」
「ん!!」
月は語尾を強め、リゼに背中に乗るように促した。
渋々堪忍した様子でリゼは月の背中に乗った。
「よっと!!う、やっぱりちょっと重いな」
「な・ん・だ・と!!」
リゼはチョークスリーパーの要領で月の首を締める。
「ギブギブ!!」
((この格好だとリゼの胸が当たってしまう、しかも結構デカイ//。チノちゃんやシャロの時には感じなかった感触だ//))
「「ヘックチ!!」」
「「嫌な事を言われた気がする(します)」」
二人のくしゃみがシンクロした。
そんなこんなで二人は帰路に着いている。
「結局頼ることになってスマナイな」
「いいよ、困った時はお互い様だし。リゼに何かあったら親父さんに顔向けできないしな」
「なぁ月?」
「ん?」
「何でもない♪ただ呼んだだけ♪」
「なんだそりゃ(笑)」
((月の背中、こんなに大きかったんだな//))
「帰ったらピアノ……。聴かせてくれよ♪」
「今夜はチャイコフスキーかな……」
背中のリゼの暖かさと重さに充実感を覚えながら、月は帰路に着く。
今夜も星が綺麗に輝いている。
その光も永遠に続くものではない。
月はこの街に来て、大切にしたいものが増えたこと。
そして全てが永遠では無いことを再認識し、限りある時間を大切にしようと星空に想うのだった。
「ところで月……。その服どうするんだ?」
「…………店長に返さないとな……」
「月がいない!?どういうことですの!?」
月の知らない所で物語は進もうしている。
いかがでしょうか?
このまま突撃天々座家まで書こうか悩みましたが一旦はここで切っておきます(  ̄▽ ̄)
リゼをおんぶできるとかご褒美でしかないっすね(笑)
月は意外とおんぶすることが多いのでココアと千夜でコンプリートです(*´-`)
どこがシチュエーションを用意するか……←
次回はこの続きなのでそんなには間隔空かないと思われます(*´∀`)♪
ではまた次回!ほなっ!(^^)ノシ