通算閲覧数が二万を越えました\(^^)/
色々な方が見てくださった結果です(^^)
これからもよろしくお願いしますm(_ _)m
そういえば夏目友人帳の映画行ってきました!
泣ける中に心暖まる所もあって最高でした(*´∀`)♪
皆さんも是非観に行ってみてください!
では本編です!
「捻挫悪化したんですか!?」
「そうなんだ。まぁそんなに酷くないから心配するな」
ワイルドギースの一件のお礼の電話をリゼにしたシャロはリゼの捻挫の悪化を聞き、責任を感じていた。
「そ、それで今は?」
「痛みはそこまで無い。月が手当てをしてくれたからな。あいつ手当ての手際も良かったぞ!昔は医者でも目指してたのかな?」
「さぁ?それは分かりませんけど。そんな事よりお見舞いに行かせてください!」
「気を使わなくてもいいって」
「いえ!このままじゃ私の気が収まりません!」
「…………だったら、私と月の友人として遊びに来てくれないか?」
「はい!千夜と一緒にお邪魔してもいいですか?」
「あぁ!楽しみにしてるな!」
電話を切るとリゼは少し浮かれながら早めに就寝した。
翌日、シャロと千夜は天々座家を訪れた。
「ここがリゼ先輩のお家ね!す、凄く大きい……」
「リゼちゃん、とんでもないお嬢様だったのね」
天々座家の門の前に着くと、シャロと千夜は使用人の怖さに戸惑った。
「こ、怖い……」
「だ、大丈夫よ。私たちリゼちゃんの友達だもの。い、命までは取られはしないわ!」
「そ、それってだいぶ大事よ!?し、失礼の無いように最大限の営業スマイルで行くわよ!!」
甘兎庵とフルールの看板娘の最高の営業スマイルが発動した!!
「あの、私たちリゼ先輩の友人の桐間紗路と宇治松千夜と申します!今日はリゼ先輩のお見舞いに来ました!」
「お嬢のご友人ですかい」
「ですかいですかい」
「さ、さ、こちらへどうぞ。お嬢がお待ちです。私がお嬢のお部屋までご案内致します」
((((凄い紳士的な方だった~!!))))
そんな二人を使用人はリゼの部屋まで案内した。
「こちらがお嬢のお部屋です。失礼致します」
使用人は丁寧に頭を下げると持ち場へ戻った。
「誰が命までは取られないよ!!」
「人は見た目で判断しちゃダメよ♪」
「あんたが言うな!!」
すると部屋の中からリゼが出てきた。
「シャロ、千夜いらっしゃい♪」
「「リゼ先輩(ちゃん)!!」」
「部屋の外から声がしたら流石に分かるさ。さぁ二人とも入ってくれ♪」
「「失礼します!!」」
二人が部屋に入るとシンプルな木目調の家具にピンクのベッドとシンプルな部屋にリゼらしい可愛らしさがちらほら見える部屋だった。
((これが先輩の部屋……//))
「リゼちゃんらしい部屋ね♪」
「今日はお見舞いに来てくれてありがとな♪」
「お見舞いの品を用意したわ♪」
二人はそれぞれぼた餅とクッキーを差し出した。
「そうだ!月の部屋の方が広いから月の部屋で食べよう!」
「動いて大丈夫なの?」
「あぁ!軽くなら動いても大丈夫だ!」
((月の部屋……//))
((リゼちゃんナイスアイデアね♪))
リゼの足を気遣いながらゆっくり月の部屋に向かった。
その途中で出会ったメイドにリゼは声をかけた。
「おはよう。月はもう起きてるか?朝食の時いなかっただろ?」
「おはようございますお嬢様。それが先ほど月様のお部屋に伺ったのですが………………月様が"ゾーン"に入っておられるようです……」
「"ゾーン"に入っただと!?」
ゾーン
余計な思考・感情が全て無くなり、弾くことに没頭する極限の集中状態。
練習に練習を重ねた者だけがその扉の前に立つことを許される。
それでも尚、気まぐれでしか開くことはない。
それは選ばれた者しか入れない究極の領域。
だが月のセンスはそれを嘲笑うかのように扉を自力で抉じ開ける。
「それは黒○のバスケだろ!!」
「リゼ先輩?誰に突っ込んでるんですか?」
思わずリゼはナレーションにツッコミを入れた。
そしていよいよ月の部屋に入ると床面に広げられた楽譜と月があり、あとは勉強机とテーブル、本棚、ベッド、そして一際存在感があるグランドピアノがあるシンプルな造りだ。
((これが月の部屋…………//))
「ほわぁ//」
「月!シャロと千夜が来てくれたぞ!!」
しかし月はリゼの言葉に全く耳を貸さない。
まるで音が聞こえないように顔色一つ変わらず加えて微動だにせず、独り言を呟きながら譜面にメモをしている。
「ホラ!お菓子を食べるぞ!」
しかし月は全く反応しない。
「リゼちゃん?これって?」
「これが月のゾーンだ。ピアノに没頭したら周りの声や物事が全く意識に入らなくなるんだ。ゾーンに入ると拳銃を向けて脅しても全く効かないし、飲食も放棄するんだ」
((拳銃で脅すのはどうかしら……))
「こうなっては仕方ないな……私の部屋に戻ろう。ん?」
「ほわぁ//」
((これが月のベッド……//))
「シャロはどうかしたのか?」
「大丈夫よ♪シャロちゃんもゾーンに入ってるだけだわ♪そうだ!」
「どーん♪」
千夜はシャロをベッドに突き飛ばした。
シャロがベッドに倒れると月の甘い香りがシャロを包み込んだ。
((こ、これは月の匂い!!//////))
シャロは本能的に毛布や掛け布団にしがみついた。
((ここでいつも月が寝てる//////まるで月に抱き締められてるみたい/////))
「シャロちゃん少し疲れてるみたいだから少し寝かせてあげましょ?」
「そうなのか?なら少し寝てるといい♪私たちは部屋に戻ろう」
「気が済むまでご堪能ください♪」
「//////」
千夜は小声でシャロに囁きリゼを連れ部屋を後にした。
シャロは30分間興奮で悶えた後、リゼの部屋に戻った。
((ごちそうさまでした///))
「シャロちゃん良く眠れた?」
「疲れてるなら無理するなよ?」
「いえ大丈夫です//」
「そうだわ!!罪滅ぼしとして、私とシャロちゃんがメイドになってリゼちゃんにご奉仕するのはどうかしら?」
「え?」
「ち、千夜!リゼ先輩困ってるでしょ!?」
「でもメイドになったら月君とリゼちゃんにご奉仕できるわよ?」
小声で千夜はシャロに理由を話した。
「それじゃあ私たちは紅茶を淹れてきますのでこれで失礼します!!」
「シャロ!?」
シャロの変わりようにリゼは混乱を覚えたが二人はそのまま屋敷内に消えていった。
その後、しばらくすると部屋の外から声がしたので気になったリゼが扉を開けるとそこには泣き崩れるココアとチノがいた。
「あれ?チノじゃないか」
「リゼさんこんにちは」
「ん?ココアはどうしたんだ?」
「人は見かけで判断するなと言う事ですね」
「???。まぁ入れよ?」
リゼはココアをなだめながら二人を部屋に招いた。
「わざわざ来てくれなくても良かったのに」
「えへへ♪心配だったしリゼちゃん家来てみたかったから♪」
「凄く立派なお屋敷です。父がリゼさんのお父さんによろしくと言っていました」
「伝えておくよ♪」
その時部屋の扉がノックされ、メイド服に着替えたシャロと千夜が入ってきた。
「先輩、紅茶をお持ちしました//」
「メイドさんがいました」
「来てたの?」
「シャロちゃん!?ここでもバイトしてたの?」
「ええ♪ついに天職を見つけたみたいなの♪」
「おバカ!!罪滅ぼしでしょ!」
「「罪滅ぼし?」」
シャロはリゼの捻挫が悪化した経緯を二人に説明した。
「あの時、私がワイルドギースを止めていれば……」
「だからシャロのせいじゃないって。それより遊んでいかないか?」
「ケガに響くと悪いからそろそろ帰るよ」
「え?」
「名残惜しいですが、私たちも仕事があるので」
「え?」
「それでは失礼します」
「待って!っつ!」
「リゼちゃん!?」
ココア達が振り替えるとそこには拳銃を構えたリゼがいた。
「動くな!!」
「お、落ち着いて!」
動揺したココアは側にあった望遠鏡を倒した。
「ラビットハウスを担保にして弁償を!!」
「ウチを巻き込まないでください!」
「いいって、安物だから気にするな。せっかくだからもう少しいてくれよ♪」
「お、お嬢様……身体でお返しするから……」
「お店を担保にするのは……」
そこには震えるココアとチノがいた。
弁償を免れる為にココアとチノはメイドの仕事を手伝うことにした。
「お嬢!私たちに何か命令してみて!」
「では一列に並べ!!」
「お嬢って言うより教官っぽい(笑)」
「もう!仕える身なら言葉遣いから直しなさい!解雇するわよ!」
「はい!お嬢様!」
「なんで!?」
その後、屋敷の掃除を経てココア達にコレクションルームを見せたリゼはシャロからの紅茶を全身に浴びメイド服に着替えを済ませた。
「そうだ!ココア達に頼みたいことがあるんだ!」
「なーに?」
「実は斯々然々で月が全く反応しないんだ。月をゾーンから引きづり出すのを手伝ってくれないか?」
「だったら私に名案があるよ?」
ココアを先頭に月の部屋に向かう。
そして部屋と扉を開けると相変わらず月が楽譜とにらめっこをしていた。
「いいシャロちゃん?ゴニョゴニョ」
ココアが作戦をシャロに伝え、いよいよ作戦が決行された。
「動くな!動くとこのピアノを撃つぞ!」
シャロは銃をピアノに向け構えた。
「何!?それだけはダメだ!!」
月は思い切りシャロに飛びかかり、シャロをベッドに押し倒した。
格好は月がシャロを押し倒している。
月はゾーンを抜け出したことにより、意識を取り戻した。
「シャロ!?何でこんな所に!?」
「ふぇ!?//」
((私、月にベッドで押し倒されてる!?))
「「「「何!?」」」」
とっさにココアはチノの目を両手でふさいだ。
「ココアさん見えません」
「チノちゃんにはまだ早いの!!」
ココアと千夜とリゼは顔を赤らめて状況の進展を見守った。
「あれ?俺は……な……に…………を…………」
昨晩から一睡もせず集中し続けた月は、ゾーンの反動で意識を失うように睡眠に落ちた。
その体重の全てがシャロに乗り、シャロが強く抱き締められてる状態になった。
((私、ら、月に抱き締められて!!))
プシューーーー
許容力がオーバーしたシャロは気を失った。
その後収拾がつかなくなったため解散することとなった。
シャロが目を覚ますと目の前には月の顔があった。
((最近もこんな事があった気がする……))
シャロは月の頬を優しく撫でる。
そして月の唇を触ってみる。
自分のそれとは違う感触にシャロの鼓動はどんどん高鳴っていく。
((今だったら大丈夫かな?))
シャロは少しずつ月に顔を近づける。
「シャロちゃん?それはルール違反よ?」
「……………………うわ!!千夜!!」
「あれからシャロちゃんが気を失って起きるのを待ってたの♪」
「いるならいるって言いなさいよ!!」
「いるわよー♪」
「今じゃなーい!!!」
「さぁ帰りましょ?あんまり叫んでると月君起きちゃうわよ?」
「はっ!?」
咄嗟にシャロは口を抑え部屋を後にした。
シャロ達が天々座家を訪れてから数日間、使用人の間でメイドさんが流行るのであった。
しかし私の友達に手を出したら○すと言うリゼの言葉に流行は文字通り流れて行った。
翌日月がラビットハウスのバータイムでバイトをしているとリゼの親父さんが店を訪れ、お酒を片手に反対の手にスマホを持ち、タカヒロに熱弁を振るい始めた。
「見ろ!ウチのリゼのメイド服姿!天使だろ!!」
「何を言っている!ウチのチノの方が絶対可愛い!!」
それぞれのスマホの待ち受けはそれぞれの愛娘のメイド服姿の写真だった。
「あのお二人はその写真をどこで……」
呆れた月は言葉を失うのだった。
いかがでしょうか?
先ほど小説を書いてたら友達から電話があり、誕生日だということを思い出しました。
誰か祝ってくれぃ……orz.
さてさて次回はオリジナル予定なんでしばらく間隔空くかもしれません。
青山さんみたいに何か刺激があれば早くなるかも(笑)
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ではまた次回!ほなっ!(^^)ノシ