一人の男とガールズバンド達   作:AZAZEL

10 / 50
え?GLAMOROUS SKYがカバー?嘘マジでやったコレ

HYDE好きとしてはLADY STEADY GOに続いてHYDEが来てるから結構テンション高めなんですが
このままの勢いでGOOD LUCK MY WAYとかもやってくれないかな

バンドリ一周年おめでとうございます、もう101曲になるんですね
expertオールfull comboまで後3曲頑張りたい

では本編どうぞ(唐突)


9話

「カエレ」

 

「ははは!そんな事を言って、本当はユキも僕に会いたかったんじゃないのか?」

 

「カエレ」

 

「嗚呼、その辛辣な態度もご無沙汰していて…身体に響くよ」

 

「〇ね」

 

「矢張り僕は君無しでは生きられないようだよ!」

 

「何なのかしら、このカオスは」

 

そんなの俺が聞きたいわ

唐突に現れたかと思ったら毎度の如く此奴は……しかも無駄に育った身体で抱き着こうとするから余計にヤバい

 

何だよそれ、メロンでも入ってんじゃねえのか

 

「抱き着こうとするなよ、暑苦しい」

 

「いいじゃないか、久し振りに会えた愛しき人なんだ…スキンシップくらいさせてくれ」

 

「お断りDA」

 

「嗚呼、でも僕は君の発する辛辣な言葉や暴言だけでも聞けて幸せだよ」

 

もうやだこの変態、生憎と俺は隣の女王様みたいにドSでは無いんだ

それに虐めてくれと言われて虐めるより、嫌がる奴を虐める方が楽しい

 

「もう女王様コイツあげるよ」

 

「何で私に押し付けるのかしら、それに私は女よ?」

 

「だってほら、コイツどっからどう見てもドMだし…女王様と気が合うんじゃ…」

 

「嫌よ、それに私は嬉々として来る人より反抗的な人を躾てあげるのが好きなの」

 

「流石ドS」

 

「誰がドSよ」

 

真性のドSは自覚が無いからな、まさにこの人なんじゃないのか…流石は女王様だな

 

「おやおや、僕を置き去りにして二人でお話かい?」

 

「出来るならそうしたいがな……で、何で日本に居るんだよお前」

 

「それは勿論、君に会う為さ…あれ以来連絡すらしてくれないのだから少し心配になってね」

 

「誰が好き好んでお前と連絡取らなきゃいけないんだよ、仕事はどうした」

 

「そんなものは既に終わらせてきたさ、来月分までな」

 

「チッ、相変わらずお早いことで」

 

「何故舌打ちしたかは聞かないが、暫く此方に住むことにした」

 

………はぁ?マジで言ってんのかよコイツ

 

確かに此奴の稼ぎ方はどこで出来るしけど、家はどうするんだよ…流石にウチはキツいし絶対泊まらせねぇ

 

「お前住む所はどうする積もりだよ」

 

「フフッ、僕を見くびって貰っては困るよ旦那様…もう土地を買収して家を建てたさ」

 

「うわ流石金持ち」

 

「そろそろいいかしら幸貞君、結局この方は何者なの?」

 

「ロシアにある三大財閥の一角、正式名称『露西亜総合企業統括財体』…そこのトップに当たる人の一人娘、今じゃ跡を継いで此奴がトップだよ」

 

「まあ僕は基本的に株投資やらで稼いだお金を組織に使ってるくらいしかして無いけどね」

 

それが出来る時点で頭おかしい事に気付くべきだとは思わんかね

 

しかも此奴が投資する株は必ずと言っていい程に大成功する、FXも初心者狩りせずに堂々と成り上がってく始末

頭おかしい

 

「そういう訳だ旦那様、暫くは毎日会えるぞ」

 

「御免蒙る、お前と毎日会うとか精神的にもたない…良くて年一かな」

 

「そうか、君はそう言うプレイがお好みか…僕を焦らして焦らして、その様子を楽しむ積りなんだね」

 

「お前マジで一回ブッ飛ばすぞ?」

 

「安心したまえ、僕はどんな君でも愛しているさ」

 

「氏ね」

 

そろそろ一回ブン殴ってもいいよね?俺大分我慢したよ…偉いよね、凄いよね

 

あ駄目だ、こいつ殴ったら御褒美になっちまう

 

「取り敢えず僕はまだやる事があるからこの辺りで失礼しよう、ではまた会おう」

 

「二度と俺の前に現れるなよ」

 

やっとこさ面倒臭い奴が居なくなった、にしてもコッチに住むのかァ…面倒な要素が満載な日常なのに更に追加されたよ

 

いっその事この街から逃げるって手もあるけど…それはそれで面倒臭いな、特にリサ辺りが

下手したらヤンヤン(病ん病ん)されそうだから

 

「取り敢えず帰りますか…悪いな女王様、ここ迄でいいか?」

 

「構わないわよ、疲れてる様だし早く帰りなさい」

 

「ああ、お言葉に甘えるとするよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ただいま」

 

「お帰り、何か疲れてるけ如何かした?」

 

「まあ、白塗りのリムジンに遭遇したって所かな」

 

「ああそう、あの娘まだ幸貞にゾッコンなのね」

 

「らしいな…取り敢えず一回あのクソ親父ブッ飛ばさなきゃ気が済まねぇ」

 

「『逆玉だ!』とか言って勝手に婚約者として提案出したのは父さんだっけ、まあそれで即時OK出す向こうも向こうだけど」

 

「母さんにも相談せずにな、アイツマジでブッ飛ばす」

 

「関節もキメていいと思うわよ」

 

そんな話をしていると晶奈も家へ帰って来た

 

「たっだいまー、何の話してるのー?」

 

「幸貞がアリアちゃんに会ったんだって」

 

「あ、やっぱり?昨日言ってたんだよね〜」

 

「なら早く言えこの駄目姉貴」

 

「痛っ!?」

 

チョップを頭へと撃ち込む、そういや昨日アリアと食事してたんだっけかコイツ

まあ会いに来るって話を聞いたところで逃げられるかってなると難しいよね

 

「痛いなーも〜、そもそも昨日から私幸貞と顔合わせてないじゃんよ」

 

「…そういえばそうか、晶奈が帰ってくる前に寝てたな俺…朝も出てった後起きたし」

 

「そしたら今のチョップ理不尽じゃん!」

 

「知るか、甘んじて受けろ」

 

「酷っ!」

 

はぁ、まあ幸いな事かアイツの年齢は20歳を超えている

同じ高校に転校生が…みたいな展開にはならない事が唯一の救いか

 

更に読んで教師として、と言うのも無いだろう…アイツにそんな事をしてる暇が無いのは知りたくなくても知ってる

 

「ほらご飯出来たわよ、早く食べなさい…明日からまた学校でしょ?」

 

「そうでした、面倒臭い」

 

「私も仕事だ〜、面倒臭いなぁー」

 

「姉弟して何言ってんのよ、まあ私も人の事は言えないけど」

 

流石家族、皆思ってる事がほぼ同じ

皆そこら辺は母さんに似たんだろうなぁ、まあ唯一クソ親父の遺伝受けてるのは晶奈だろうな

 

そう考えるとクソ親父の遺伝子って結構弱いのな、母さんが強烈なのは何となく分かるけど

その後は特に何も無く……

 

 

 

 

 

 

翌日

 

「行ってきます」

 

「いってらっしゃーい」

 

「あれ?晶奈今日は遅いのな」

 

「何か午後からでいいって言われた、しかも出張だって」

 

「ふーん、まあ大方アリアの所にでも行くんじゃないのかな」

 

「だろうね、早く行かないと遅刻するよ」

 

「へーい」

 

流石はロシア三大財閥、来日…と言うより移住に近いけどもう知れ渡ってるのか

 

それでもってゴマスリも早いこと早いこと…ま、知った話じゃないけどね

 

「あ、おはよう幸貞!」

 

「ん?ああ、リサ……と、銀髪美少女さんですか」

 

「名前で呼びなさいよ」

 

「そりゃ失礼」

 

「そう言えばさ、この街にこころの家並みの豪邸ができたって知ってる?」

 

「あ……(察し)ふーん……(納得)」

 

そういやどの位面積ある土地買ったか聞いてないな

まあそりゃそうか、下手すりゃ弦巻家より財産ある財閥の頭だもんな

 

豪邸建てたって驚きはしないよな

 

「あれ?若しかして知ってた?」

 

「ああ、まあね…と言うか微塵も興味ないからどうでもいい」

 

「そうなの?驚くかと思ったんだけどな〜」

 

「取り敢えず学校行こうぜ」

 

という訳で二人と学校へ向かう

流石にアイツは顔出さないか、時間帯が時間帯だしパソコンの画面と睨めっこしてんだろ

 

言っておくがニートじゃないからな、株価と睨めっこしてるんだよ

 

「はぁ、面倒臭い…もう色々と面倒臭い」

 

「いつにも増して元気無いね幸貞、何かあったの?」

 

「んー、まあ敢えて言うなら面倒事が舞い降りた…かな」

 

「幸貞の言う面倒事って両極端だからな〜、それ本当に面倒事?」

 

「俺にとってはね……まあお前が気にすることでもない」

 

ここまで来て気付いたけど友希那一回も喋ってないな

と言うかさっきから塀の上を歩く猫を凝視してる、そんなに気になるなら行けばいいのに

 

そしてそれを横目に微笑ましく見やるリサ、そして居た堪れない俺

俺は一体どんな反応をしてればいいの?

 

なんてことを考えてる内に学校へ着いた

 

「今日はバイトだから帰りは俺早いから」

 

「うん、分かった」

 

そういや予約リストの中にRoseliaあったな、どの道また会うのか

教室まではピンク頭や異空間に遭遇すること無く辿り着けた

 

「あ!幸貞君おはよー!」

 

「はいおはよーさん」

 

「幸貞、何かやさぐれた?」

 

「やさぐれたんじゃなくて窶れたな、たえさん使い方間違ってるぞその日本語」

 

「あ、そっか……あとおたえ」

 

「断る」

 

「おたえ」

 

「たえ」

 

「おたえ」

 

「たe「はいはいもうその辺にしときなって」…ストップが早いな沙綾」

 

「もう先生来るんだから席に座りなよ」

 

いつも通りのホームルームだった、ギリギリに香澄が滑り込んできて出席簿で叩かれてた

 

『たたかれた』じゃない、『はたかれた』だ…滅茶苦茶イイ音鳴ってて痛そうだった

 

そして昼休み

 

「幸貞ーーーー!!!」

 

「うわぁぁぁぁぁ異空間が来おったぞぉぉぉ」

 

花咲川の異空間こと弦巻こころが何故か俺の所へやって来た

何でや、俺が何したんや…ココ最近静かに昼飯が真面に食えない

 

「何だよこころ、何か用か?」

 

「ちょっと幸貞に聞きたいことがあってね!宮代アリアって人知ってる?」

 

「あん?急になんだよ」

 

「昨日ウチに来てお父さんと話してたのよ、そしたら何度か幸貞の名前が聞こえて…どんな関係?」

 

「さぁ?俺は知らないね(大嘘)」

 

「むむむむ、本当に?」

 

「ああ、本当に」

 

「……何で幸貞の考えてる事はいつも分からないのかしら、本当に不思議だわ」

 

「どうせ俺は何考えてるか分からない得体の知れない物体ですよ」

 

「そ、そこまでは言ってないと思うよ幸貞君」

 

りみちゃんからのフォローが入ったが、まあ実際そうだろうよ

感が鋭く大抵の人間なら嘘や隠し事を見事に見抜くこころが唯一俺の考えてる事だけは分からないと言うのだから

 

自分ポーカーフェイスには自信ありますんで、それだけの問題じゃないような気がするけど

 

「聞きたいことはそれだけよ!じゃあまたね!」

 

嵐の様に去って行ったな、思ったより早く行ってくれたから後は静かに昼飯が食えるな

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

放課後

 

さて、バイト行きますか

はい到着、え?速すぎる?そういう事は気にしない方がいいよ

 

えー今日の予約は……ポピパにRoseliaとアフグロか、いつもの面子だな

 

「やっほー幸貞、鍵借りに来たよ」

 

「よう沙綾、ホレ」

 

「ん、ありがとう…幸貞も仕事頑張ってね」

 

「おう、ありがとな」

 

続いてRoselia

 

「ああ!幸貞さん!」

 

「おや、あこか…そう言えばここに来てから顔合わせてなかったな」

 

「バイト始めたんですか?」

 

「ああ、ちょっとゲーセン行き過ぎて金無くてね」

 

「そうなんですか〜、そう言えばアッチの方はもうやらないんですか?」

 

「あー…うんまあ、またやり始めると多分今度こそ俺は廃人になる自信があるから」

 

「ハマってましたもんねー、でも残念ですよ〜…ゲーム内史上最強の人とプレイ出来なくなるって」

 

「まだあの記録塗り変わってないの?」

 

「勿論ですよ!あんな偉業は誰も成し遂げられないですよ!」

 

前言った俺が廃人になりかけたPCゲームの話ね

ゲーム内で超高難易度クエストと言われる『覇帝の討伐』ってのがあるんだが、ソロで五連戦を回復無しのノーミスノーダメージを成し遂げてしまったのだ

 

少し引き継いだ才能の無駄遣いとはまさにこの事だな、てか最早これ廃人のレベルだよね

 

「あこの憧れです!」

 

「そいつは嬉しいね…そろそろ時間じゃないか?」

 

「あ!そうですね、今度はりんりんも一緒で話しましょうね!」

 

「ああ、バンド頑張れよ」

 

「はい!」

 

よくよく考えるとあこってどのバンドと比べても最年少だよな

一人だけ中学生か…まあ趣味に関しては何も言うまい

 

続いてアフグロ

 

「幸貞さんこんにちは」

 

「ああ、こんにちはつぐみちゃん」

 

「いつも何を読んでるんですか?」

 

「これ?第三種電気工事士の過去問、まあ簡単に言えば国家資格」

 

「国家資格ですか……受けるんですか?」

 

「まあね、今度試験があるからそれに向けてチョロっと読んどこうかなって」

 

「頭いいんですね幸貞さん、凄いです!」

 

「はは、まあ俺なんて端くれだがな…メンバーがお待ちかねの様だよ?」

 

「あ!すみません、じゃあお仕事頑張って下さい!」

 

「ああ」

 

はぁ、平穏って…こんな感じなのかな




第三種電気工事士をどうやら俺はこのままの勢いで高校を卒業すれば筆記が免除になるそうです

後は実技経験を積めば取れるとか、頑張ろう

お気に入りが100件でマジかと思いなが感謝感激です
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