前回のアレは何だったのだろうか、泉にでも落ちて綺麗な幸貞と入れ変わったのかな?
まあ取り敢えず本編どうぞ
陽音を背負い歩く事数十分、第二の休憩地点が見えてきた
「思ったより長かったな、大丈夫か燐子ちゃん」
「はい…私は、大丈夫です」
「本当にすみません幸貞君」
「気にするなって、俺も唯の気まぐれだから」
休憩地点には結構他の生徒達が溜まっていた、すると一人のイケメン君……基、男子生徒がこちらに走ってきた
「陽音!大丈夫か!?」
「あ!裕次君!」
ああ、そう言えば友達だって言ってたな…いやぁ、俺には些細な友情でさえも眩しく見えますよ本当
若干の嫌悪感と共にだけどね、本当この性格はクソだと思うよ
「もしかして君が導寺峠君か?初めまして、俺の名前は
「自己紹介どうも、導寺峠幸貞だ…面倒だろうから幸貞で構わんぞ」
「じゃあそうさせてもらうぜ…あっと、ところで幸貞…もしやずっと陽音を背負って来たのか?」
「別にこいつの体重程度なら何の問題もない、では陽音を返すぞ」
背中から陽音を下ろす
にしてもコイツイケメンやなぁ、薫さんとはまた違ったタイプのイケメンだ…いやそもそも薫さんは男じゃないけどね
背は俺と同じ位で割とがっちりしてるな、運動部かな?
「ありがとな幸貞!また学校で会おうぜ!」
「縁があればな、何せ三人しかいないんだからな…」
「おう!絶対探してやるから覚悟しとけよ!」
マジか、じゃあ俺は全力で逃げようかな……まあそんな性格の悪いことはしないけどね
え?何?…お前そもそも性格悪いだろって?
うるへぇ、余計なお世話だ
「幸貞さん…またお友達出来たんですね」
「お友達、ねぇ……あれを友達と関係付けていいのか、結構な迷い所なんだがな」
「そう言う…性格の悪いことばっかり言うから…お友達少ないんですよ」
「俺はそれでいいと思ってるからなぁ、今更これを変えろという方が無理な話ですな」
「……私とも…友達じゃないん…ですか?」
「さぁ?どうでしょうね…貴女が思ってる通りに思えばいいんじゃないですかね、それを決めるのは俺じゃなくて貴女の心意気次第なんだから」
「…ふふっ、否定しないなら…やっぱり幸貞さんは…いい人です」
俺がいい人だなんて、天使やこの娘
もし俺がいい人なら世界に存在する保々の人が聖人じゃないかな?
「あ!幸貞ー!燐子ー!」
「おうリサ、さっきぶり」
「今井さん、ご心配お掛けしました」
「二人共追いついてよかったぁ~、心配したんだよ~!」
「スマンな、ところで他の奴らは?」
「友希那は…あそこで蘭と話してる」
蘭って…ああ、美竹のおヤッさんとこの一人娘さんか
氷川先輩は大方、天災の相手をしてるんだろうな…丸山先輩は多分香澄とかパスパレの人達と喋ってんだろ
じゃあ俺は友希那の所にでも行くか
「よう友希那、さっきぶり」
「幸貞、追いついたのね…良かったわ」
「あっ、幸貞…さん、久し振り」
「おう久し振り蘭ちゃん…ってか同級生だし呼び捨てでいいぞ別に」
「そう、じゃあそうする」
「あら、幸貞は美竹さんと顔見知りだったの?」
「あそこでバイトしてるからな、顔見知りくらいにはなるさ」
「…それもそうね」
そりゃcircleはライブハウスですからね
と言うより、何の話をしてたんだこの娘達は
「そう言えば何の話をしてたんだ?」
「バンドについてよ」
「そうなのか」
珍しいな、友希那が他人へバンドについて話すとは…あれから成長したんだねぇ友希那も
幸貞さん嬉しくて御涙頂戴だよ
「友希那~幸貞~!そろそろ行くよ~!」
「おう、分かった…て事だけど友希那、行くか?」
「ええ勿論、じゃあまたね美竹さん」
「はい、また今度…湊さん」
蘭ちゃんと別れて再び山を登り始めるRoselia&more
俺と氷川先輩と天災は相変わらずのハイペースで歩き続け、途中で立ち止まってリサ達を待つということを繰り返していた
山を登り始めて数時間が経過
「結構登りますね、この山」
「そうですね…思った以上に道のりが長いですね、氷川先輩は体力の方は大丈夫ですか?」
「ええ、まだまだ余裕です」
「天災は…まあ余裕だよな」
「よっゆーだよっ!」
「はいはいそうかい、まあ問題は後ろ組の娘達ですかね」
「そうですね…こうも長く続くと流石に皆さんも疲れてきますよね」
後ろを振り向き友希那達の様子を見る、矢張りこうも長丁場だとキツいわな
本当何でこの山を選んだかね学校側よ…もっと簡単な所にしとけば良かったのに
「…お、あそこに頂上まであと1kmって書いてありますよ」
「本当ですね、漸くですか」
その事を友希那達にも伝え、リサが「あと一息だぁ~!」と気合を入れていた
にしてもこの山、行きは良い良い帰りは怖ひで言うのなら…行きは怖ひ帰りは良い良いであり
詰まり登りの道がクソきつかったけど頂上に近づくに連れて足場が平になってきた
「やっと着いたか…はぁ、疲れた」
「はー!やっと着いたぁ~!……わぁ~!見て見て幸貞!すっごい眺めだよ!」
「ん?ほぉ、こりゃ絶景だな」
山の頂上からは、我が街が一望出来た
空も澄み渡り太陽が輝いていた…ふむ、お天気で良かったな
「おねーちゃんおねーちゃん!すっごいよぉ!」
「分かってるわよ日菜…本当、綺麗ね」
景色を一望した後、どうやら俺達はかなり早く着いてしまったらしく周りに全く生徒がいない為ベンチやらで休憩していた
まあ主に早く着いた理由として俺と氷川先輩と天災が原因だけどね
「そう言えば氷川先輩、今回の校外学習の目的…何だが分かりますか?」
「……そう言われてみれば考えていませんでしたね、良ければ教えて下さい」
「大方、さっきの景色を見せて豊かな感性やらうんたらかんたらとか言う詰まらない御託を並べる為のモノですよ」
「…はぁ、言っている事は恐らく間違っては無いと思いますが…導寺峠さんが言うと刺々しく聞こえるのは何故でしょうか」
「まあニュアンス的には悪意を持って言ってますからね、下らない御託の為に態々こんな事されられたかたと思うと時間の無駄だと思いましてね」
「社会に出てから豊かな感性は重要ですよ、今の内に養っておくのが最善だと思います」
「今の社会、感性が重要なんて言ってる人は極わずかなほんのひと握りですよ」
「全く、そう言った捻くれた考え方をしているから貴方は友達が少ないんですよ」
「いやいや、今の時代は最早結果が全てですから…過程なんてモノを一々見てる人なんてのは居ないんですよ、言い方が悪いですが結局はどんなやり方にせよ結果良ければ全て良し…なんですよ」
「本当に貴方という人は……はぁ、何故もそんな考え方に行き着くんでしょうか」
俺の性分…ってのは心の中だけに留めておこうか、こんなモノ完全に単なる俺のエゴだからな
「感性の違いじゃないですかね?ほら、俺って中々の駄目人間ですから」
「…人は人それぞれの考え方がありますから、私からこれ以上意見を言うのは止めておきますが…余りご自分を否定しないようにして下さい」
「俺は自分自身を否定した事は無いですよ、俺自身の事は俺が一番よく分かってますから……まあ、自虐気味なのは認めますがね」
「貴方はご自分が思っている程駄目な人間ではありません、それは私も湊さんも思っている事です…何故そうも自身に否定的なのですか」
……自分に持つ
結局、何処まで行こうと俺は俺なのだから…昔の俺はもう居ない、今ココにある自分だけが自分自身だ
結局俺は
だから俺はこれからも自分を肯定しながら否定して生きていくのだ
「矢張り、こんな捻くれた俺の意見を真っ向から自分の意見で真剣に返してくれる氷川先輩は好きですよ」
「なっ…!?す、好き!?」
「……勿論likeですよ?」
「そ、そうですよね!likeの方ですよね!」
何を焦っているんだか、俺にはチョットワカラナイデスね
まあそんな事を話してる間にその他生徒達も次々と到着し始める
そんな感じで全員が集まった、てか人数多い…てな訳でお昼ご飯の時間です
「幸貞、これ」
「はいよ華蓮さん」
華蓮から荷物を受け取り、リュックから組立式サイドテーブル付きバーベキューコンロを取り出す
脚を立て、サイドテーブルを取り付ける…もう一つのリュックから食材や木炭、ジェル燃料を取り出す
その間に華蓮はその辺から枯葉や枯木を集めてコンロの中へ入れていた
そんでもって木炭を枯木枯葉で包み、ジェル燃料を垂らしてマッチで点火
この間僅か三分
「……導寺峠さん…これは一体」
「どっからどう見てもBBQですが…如何しましたか氷川先輩」
「如何したもこうしたも何故こんな所でバーベキューなんてしてるんですか!?」
「お昼ご飯が持参でしたので、持参しました」
「幸貞、さっさと食べちゃいなさい」
「あいよ」
「じ、持参って……はぁ…もう」
何やら呆れた様な諦めた様な溜息をつく氷川先輩
その間にも華蓮はドンドン肉や野菜を焼きそれをひたすら俺が食べ続ける、因みに華蓮は俺が食べ終わってから食べる
「うわっ!ユッキーのお弁当ってバーベキューだったの?あ!おねーちゃん今度ウチでもバーベキューやろうよ!」
さすが天災、発想の切り替え方が猛スピード過ぎて着いて行けないよ
「幸貞、お肉頂戴」
「はいあーん」
「あーんぐっ……美味しい」
「そうかい」
横からたえが入ってきたので焼きたてを一枚あげた、すんごい美味しそうに食べるのね貴女
「お、おたえ…今の完全に関接…」
「ん?何?」
「いや、気にしてないならいいや」
沙綾が何かを言おうとして止めた、まあ花園相手だからそこまで気にしなくていいと思うぞ
因みに花園にあげる肉を掴んだ割り箸は俺が使ったものです
「幸貞くーん!私にもちょーだい!」
「はい」
「んむっ…ん~美味しぃ!」
「ユッキーユッキー!アタシにもアタシにも!」
続いて香澄と天災もやって来た
なんだか餌を欲しがる雛鳥に餌付けをしてる気分になってきたな
コイツら何の躊躇いもなく俺の使った割り箸で肉食うんだもん、まあ俺が気にしてないのもあるけどさ
それダメだろ男子
「幸貞、肉なくなったよ」
「あいよ」
リュックから鉄板を取り出し、バーベキューコンロの上へ乗せる
残った野菜を鉄板へ移し、麺を投下してソース掛けて鉄ヘラで麺が焦げ付かないよう焼く
はい、焼きそばですね
因みに鉄ヘラは俺のオーダーメイド
かなりの量を焼いたがものの数分で全て平らげた華蓮、流石俺の姉
「ご馳走様」
「お粗末様」
食べ終わるとすぐに片付けを初めて三分後には綺麗に片付く、コンロの出し始めから片付け終わるまでの間に先生には一度も見られていないのでご安心を
「何事も無かったかの様に片付いてる…」
「……本当、何者なんですか導寺峠さんは…」
沙綾と氷川先輩が呆然とさっきまで俺と華蓮が食事していた場所を眺めていた
この後は特に何もなく下山してこの日は解散となった
帰宅
「はぁ、疲れた」
「そうね、久し振りに身体動かしたから少し怠いわね」
「おっかえりー二人共」
「ただいま…珍しいわね、姉さんが夕飯を作ってるなんて」
「まあ二人共居ないし疲れてるだろうなーってね」
「うわ、晶奈が気を使うだと?明日は槍でも降るんじゃないか」
「幸貞の中で私の扱いは何なの!?」
「バカと天才は紙一重って言うだろ?お前は馬鹿の方だと俺は思ってるよ」
「お姉ちゃんに対して酷くない!?」
今日の夕ご飯は晶奈の得意料理『チキン南蛮』でした…美味しゅう御座いました
翌日は何故か休み、何でも山登りの疲れを取れだそうだ
そんな訳で一日circleで働いてました
んでもって翌日、金曜日……何で水曜校外学習、木曜休みで金曜学校来なきゃいけないんだよ
もう金曜も休みでいいだろ
「はぁ…面倒臭い……」
「あ、おはようございます…幸貞さん」
「ん?…ああ、美咲ちゃんか…おはよう」
「幸貞さん身体とか大丈夫ですか?私昨日からずっと脹脛が痛くて」
「筋肉痛かね、使わない筋肉で使ったんじゃないか?これ上げるから後で貼っときな」
リュックから湿布を出して二枚渡す、美咲ちゃんは若干苦笑いしながら受け取った
「何で湿布なんて持ってるんですか」
「常に常備してるから、何があるか分からん世の中だからね」
「そう言う問題ですかね…まあ、ありがたく貰っておきます」
「それじゃあ俺は教室行くから、またな」
「はい、また会いましょうね」
それにしても筋肉痛か、ミッシェルの中に入ってるから体力や筋力はそこそこあると思っていたんだが…
まあ登山で使う筋肉って日常生活じゃ余り意識して使う部位じゃないからね
はぁ、取り敢えず今日も頑張ってこう
最近モダコン5が楽しくて楽しくて、まあプレステージ武器を解放しまくってるのはありますが…無課金ですからね?
バンドリは配布美咲ちゃんを取ったのであとは適当にやりながらまりなさんからご褒美を貰い続けて行こう
以上私事でした