一人の男とガールズバンド達   作:AZAZEL

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ゴールデンウィークがそろそろ来ますね
俺は小説仲間の友人宅へ泊まりに行くことになりました

この友人を含めて何故か俺の周りはメチャクソに頭の良い奴が集まるのは何故でしょうか?俺馬鹿の分類なのに…

では本編どうぞ


20話

さて、そんな訳でパスパレの娘達に会いに行く

 

「あれー?何でユッキーがここに居るの?」

 

「柿谷さんの代わりだよ、て言うか丸山先輩から聞いてないのかよ」

 

「わ、私はちゃんと言ったよ!?」

 

「そうだっけー?覚えてないや」

 

何だこの天災、本当に天災(天才)なのかね

 

「ユキサダさん!よろしくお願いしますね」

 

「自分もよろしくッス」

 

「はいどうも宜しくね」

 

「まさか柿谷さんの代わりが貴方だとは思いもよらなかったわよ」

 

「俺もビックリですよ……ああそうそう女王様、貴女再来月ぐらいまでにパスパレ以外の仕事について確認したいから後で宜しく」

 

「ええ、分かったわ」

 

「おぉ~、何かユッキーがマネージャーっぽい」

 

「ぽいじゃなくて事実代理マネージャーだよ」

 

そして思ったんだがこれから何すればいいの?この後についてノート読んでくれば良かったな

 

「因みにこの後どうするんだ?お前らは解散ってことでいいのか?」

 

「うん、基本的に私達はこのまま解散かな」

 

「了解、まあ別に俺が来た意味は無かったな…ああ、汗かいてるだろうから体冷やさないように…後もう暗いから夜道には気を付けて」

 

「はーい分かりましたよユッキー!」

 

「基本的に天災と女王様については余り心配してないから他の娘達ね」

 

「ちょっと、こんなか弱い乙女に対して酷くないかしら?」

 

「か弱い?どの辺が?」

 

「引っ叩くわよ」

 

止めてくれ、そう言うのは貴方のファンである人達にやって差し上げろ

半数以上が泣いて喜ぶぞ

 

さて、彼女達も帰った事だし…後は何をするんだ?勝山さん辺りに聞いてみるか

 

「あ、幸貞君…丁度良かった、少し話を聞いてくれないか」

 

「ああ、勝山さん…話とは?」

 

「これはオフレコで頼みたいんだけど……実はイヴちゃんが前から誰かに付けられてる気がするって言うんだ、若しかしたら悪質なストーカーに遭っているのかもしれないと思って」

 

「ほう、それはまた………それを何故俺に?」

 

「君ならどうにか力になって貰えそうだと思ってね」

 

「随分と買われたもんですね俺も、まあ策は無くは無いですよ?」

 

「本当かい?」

 

「ええ、その代わり…それを行うにあたってはイヴ自身の協力も必要になりますが、それでもいいなら構いませんよ」

 

と言うかそれを聞いた瞬間に保々犯人がどう言った人物なのかは用意に把握出来た

後は頭出すのを狙って引っこ抜けばいい

 

まあ予想が当たってればの話ですがね

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「という事で、イヴは今日俺と帰ります」

 

「本当は反対したいのだけれど…貴方が一緒なら大抵の事なら平気ね」

 

「イヴちゃん!何かあったらスグに幸貞くんを頼るんだよ!」

 

「はい彩さん!」

 

何か俺を肉壁に使うみたいな言い方なんだが…まあでもそうなるわな

 

「じゃあお前らももう帰れ、夜道には気を付けるように」

 

「はーい!」

 

「さて、じゃあ俺達も行きますか」

 

「はい!よろしくお願いしますユキサダさん!」

 

しかしなぁ、暗い夜道をこんなスタイルすごい(語彙力)娘と歩くとなると

色々危なく聞こえてくるわ

 

「帰り道はいつも通りでいいから」

 

「分かりました」

 

それから暫くイヴがいつも通っていると言う帰路を二人で歩いていた

そして少し住宅街から離れ、人の気配が無い所を通り掛かる

 

「い、いつもここで視線を感じるんです」

 

「だろうな、こんな絶好のスポットは無いからねぇ…あと五秒位かな」

 

「え?な、何がですか?」

 

「三…二…一……そら来るぞ」

 

と、次の瞬間…パシャッ!と音を立ててフラッシュライトが俺とイヴを照らした

 

「ひ、ひひひ…あのアイドルバンドの若宮イヴが男と熱愛報道とは…これは特ダネだな!」

 

「なっ!ち、違います!」

 

「何だ、唯のパパラッチか」

 

「証拠も取れてネタは揃ってんだよ!これで俺も一儲け……あ、あれ?俺のカメラは?」

 

「はー、パパラッチの癖にいいカメラ使っなんなぁ…いやだからこそ…かな」

 

「な!お、お前返せそれ!!」

 

物体から意識を外した人間の視線を掻い潜って物を取ることなんて容易い

男は慌てて俺の手にあった一眼レフをブン取り返す

 

「しゃ、写真は…ひひひ、ちゃんとあるな」

 

「まあ別に写真の方は弄って無いからな」

 

「週末に出る雑誌を楽しみに待ってな!ひひひひ」

 

何だあの気持ち悪い生物は、UMAとして認定してもらえそうじゃないか?

 

「ユ、ユキサダさん!追わなくていいんですか!?」

 

「別に深追いする必要性は無いよ、貰うもん貰ったし」

 

「え?ど、どう言う事ですか…?」

 

ピンッと親指で先程取ったものを弾き、弾いた手でキャッチする

物の構造を触って理解するのは得意なんでね、三秒近く触ってれば大体分かる

 

「それは?」

 

「あのカメラに入ってたメモリーチップ、画像の保存がここにされるだけで実際見るだけならカメラから抜かれてても平気な物もあるんだよね…但し画像の取り出しはできないけど」

 

「成程!流石ユキサダさんです!そのチップは壊すんですか?」

 

「甘いなぁイヴ、ああ言う奴のこう言った物ってのは…案外楽しいモノが入ってたりするんだよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌日、放課後

 

事務所のパソコンを使っていいと許可を貰ったので早速始めるか

専用のチップ挿入機に入れ、パソコンへ繋げ画像を読み込む

 

因みに周りにはパスパレの皆が居る、何せレッスンが終わってスグだからな

 

「さてさて、お宝拝見と行きましょうか」

 

「何だか楽しそうに見えるのだけれど?」

 

「実際のところ、コイツから色々と解決に繋がる物が出てくると見てるからな」

 

画面にはパスワードを入力して下さいの文字が出てくる

高々八桁のパスワードを解析するのに三十秒も要らない、十五秒位で終わる

 

パスワードを打ち込み、五回目辺りでヒットする

 

「…あれ?何で幸貞君パスワード分かるの?」

 

「パスワード解析ってのには色々とコツがあるんだよ、覚えれば誰でも簡単に解けるようになる」

 

「恐過ぎるわよそれ」

 

「御安心を女王様、正直この内容を公言した所で理解できる人間なんて居ないでしょうから」

 

「……本当に何なのかしら貴方」

 

「酷い言われようだな全く」

 

そんなことを言っていると、画像の読み込みが終わり画面一面に写真が大量に出てくる

 

「コイツはとんだ収穫だな」

 

「な、何これ…」

 

「イヴちゃんは向こうに行ってましょうね」

 

「え?え?チ、チサトさん?」

 

「最低ッスね、人として」

 

そこにあったのは、明らかにプライベートのイヴを隠し撮りした写真が大量に出てきたのだ

間一髪で女王様がイヴを向こう側に連れて行ってくれた、無垢な子にこれは悪影響だわな

 

パパラッチ兼ストーカーって訳か…まあ予想は付いてたけど

 

「こんなもの早く消去するべきッス!」

 

「いやいや、そんな勿体無いことしないよ…活用出来るものは枯れ果てるまで使わなきゃ損だろ」

 

「……何をする気かしら貴方?」

 

「こんなにいい材料が揃っておいて揺すらない方が可笑しいだろ」

 

お楽しみの時間はこれからだぜ…?まだまだこんなもん序の口だろ

 

「……幸貞君、貴方今結構悪どい顔してるわよ」

 

「ん?これは失礼」

 

という事で、今日もイヴと帰ることになった

と言うかまだ柿谷さんは寝込んでいるらしい、お見舞いとか行った方がいいのかな?

 

あまり病人の所へドカドカと行くのは良くないと思ってるんだが

 

「お、お前!」

 

「あん?ああ、お前か…また会うとは奇遇だな」

 

「俺のカメラに入ってたメモリーチップを返せ!」

 

「さぁて、何の事だかな」

 

「と、惚けるな!」

 

「そうそう、話は変わるんだがこの近くで偶々偶然にもカメラのメモリーチップを拾ってなぁ…そっから面白いモンが大量に出てきたんだよ」

 

コピーした写真を数枚、男に見せつけるように取り出す

するとみるみる内に男の顔は青褪めていく

 

「お、お前!その写真…まさか!」

 

「おや?まさかこの写真に見覚えがあると?若しかして道端に落ちていたあのメモリーチップは貴方ので?」

 

「い、あ……ぐっ…!」

 

この場合、はいと肯定することもいいえと否定する事も出来ない

 

YESの場合、この写真を撮ったのが自分だと言う事になり即刻ストーカーでお縄を頂戴させられる

NOの場合、メモリーチップは返って来ずデータは相手の手元…そして写真の事につい調べられたら時間は掛かるにしろ何れお縄を頂戴させられる事になる

 

さあ、君ならどうするかな?

 

「お、俺は『鬼牆組』の奴と知り合いなんだぞ!い、今ここで俺が電話すればいつでも呼べる…!」

 

「咄嗟の言い訳にしては苦しいにも程があるな、下らない」

 

「へ、へへへ…強がってられるのも今の内だぞ!」

 

「そこまで言うなら今から確認取ってみるか」

 

「へ?」

 

携帯を取り出し電話をかける、数コール後にあの人(・・・)電話をした

 

「もしもしおヤッさん(・・・・・)、今暇?ちょっとおヤッさんの組に知り合いがいるだのと豪語してる奴が居るから確認して欲しくて…悪いな、場所は住宅街に入る前の細道だ」

 

数分後

 

黒塗りの高級車(笑)が到着した

中から厳ついオッサン共が数人降りてきた、そして後ろのドアを開けるとサングラスに黒スーツと激厳つい御粧ししたおヤッさんが降りてきた

 

「よう、久し振りだな幸貞」

 

「悪いなおヤッさん、突然呼び出しちまって…予定は平気だったのか?」

 

「ああ、あんな会合抜け出してきても問題ねぇよ」

 

会合やってたのかよ、それ抜け出して来るって駄目じゃね?

 

はい、皆様…お名前からお察しかもしれんが鬼牆組組長こと鬼牆玄四郎さんです

後付けが過ぎるって?何言ってやがる、俺は一言もおヤッさんが893じゃ無いなんて言ってないぞ

 

そこ、言い訳とか言わない

 

「そうそう、この中年知ってるか?」

 

「ん~?俺は知らねぇが…お前ら知ってるか?」

 

「あ!そいつ多分俺の下にいる野郎がカメラ仲間って言ってる奴ですぜ!」

 

「下の下じゃねえかよ、よくそんなんで豪語出来たな」

 

「…おっ!?ア、アンタ若しかして若宮イヴちゃんで!?」

 

「ひっ!…は、はいそうです」

 

突然の事で咄嗟に俺の背後へ隠れるイヴ、厳つい顔してるんだか少しは控えろっての

 

「おいタニ、怖い顔してんだから大声出して近付くなよ」

 

「あっ…す、すまんな嬢ちゃん…と言うか坊ちゃんパスパレと知り合いだったんだな」

 

「ああ、まあそうだよ……ふぅ、さて…取り敢えず人さまに迷惑かけたんだ、落し前は付けなきゃならねぇよな?」

 

俺がそう言うと、他の鬼牆組のヤッさん達が中年の両腕を掴み取り押さえる

 

「まあ一発は確定でいいよなぁ?」

 

「おう幸貞!一発キツいのいったれ!」

 

「やっちまえ坊ちゃん!」

 

「いけ行けー!」

 

止めろお前ら、野次を飛ばすんじゃない

指の関節をゴキッと一鳴らしする……そして思いっ切り中年の左頬へ拳を減り込ませる

 

鈍い音を発しながら中年は宙を舞った




因みに上記の友人は医薬品系に進むそうです
それだけの頭を持ってるのは知ってますが何故そんな奴が俺と友人してるんだか分からないッスねぇ

音ゲーにしか脳がない……いや、それすら怪しい奴と連むとは
いやまあ有難い限り何ですがね?
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