一人の男とガールズバンド達   作:AZAZEL

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最近、幸貞君の関係が羨ましくなってきた作者です
自分で書いておいてなんなんだよね

まあ、現実にこんな事があったらそれはそれで面倒臭そうだなぁ…と、思っています
幸貞君の才能があるからこそ楽に熟せてるんだよねぇ

では本編どうぞ


25話

長期休暇が終わった……いや、よくよく考えると何故か間の火曜と水曜は学校に行かされたな

 

その二日間も休みでよくね?巫山戯んなよ全く

 

「おはよー幸貞」

 

「…ああ、リサか」

 

「何か元気ないねー、もう今日から学校なんだからシャキッとしなよ」

 

「学校だから元気無いのに学校だから元気出せとは無理な話だな」

 

「そんな事言ってると青春無駄にするぞ~?」

 

「もう青春は終わってるから問題無い」

 

「何言ってんの!まだまだこれからだよ!」

 

だといいんだけどな、俺にとっては青春なんてモノに時間を費やすなら自身の道を歩む為に時間を費やす方が効率的だな

 

「あ~、また屁理屈考えてるなぁ~」

 

「さてどうだろうね、まあ少なくとも共感はしてないな」

 

「だから彼女とか友達が出来ないんだよ」

 

「要らない要らない、俺がそんなものを作ったら世界が滅びると思っていいよ」

 

「またそう言う事を…」

 

「ほら、お前はあっちだろ…美少女様が待ってるぞ」

 

「むぅ……」

 

面倒見がいいんだが口煩いお袋みたいになってるな、ウチの母はそう言う事しない人だから新鮮だな

 

基本的に自分の信じる道を行けって人だし

 

リサと分かれて学校へ向かう、誰にも鉢合わずに教室へ辿り着けるといいn「幸貞くーん!」

 

俺は何も見てないな、うん…ピンク色の頭をした頭の中もピンク色の人なんて見てない見てない

気の所為だ気の所為、だから俺はこのまま教室に向かうぜ

 

「え!?ま、待ってよ~!」

 

「ええい煩い、もう精神的に疲れてるんだから俺に関わるんじゃない」

 

「酷いよぉ~!スグに済む用事だから待ってってば~!」

 

はぁ、仕方が無いので早歩きを止めて振り返る

 

「貴女からの用事ってのは大概女王様が絡んでるから余り聞きたく無いんですが」

 

「きょ、今日は千聖ちゃんから頼まれた訳じゃないよ…別の人達から頼まれたけど」

 

「別の?他にいるパスパレの娘達か?」

 

「ううん、違うよ」

 

え?じゃあ誰だ?丸山先輩の知り合いだったら…後は香澄とかだけど、香澄な訳が無いしクラス同じだからそこで言えばいい話

 

だとしたら一体誰だ?全く分からん

 

「それでその人達は誰なんですか?」

 

「えーっとね…秘密!」

 

「面倒くせぇ」

 

「ねー!私に対して酷すぎるよー!!」

 

襟を掴み前後に揺らしてくる、だって事実だしぃ

てかこの人めっちゃイイ匂いするんだけど、流石はアイドル

 

「はいはい悪うござんした」

 

「思ってなーいー!!絶対思ってないでしょー!!」

 

「何ですか今日に限ってこんなに食い付いてくるなんて」

 

「私だって怒る時は怒るんだよ!!」

 

それで怒ってるなら可愛いもんだな

ウチの華蓮さんとかキレたらえげつないぜ?一回ナンパを執拗くされた時、ブチギレて回し蹴り顔面に入れてたぞあの人

 

しかもその後ゴミを見るような蔑みの目で見てから何も言わずに去ってくんだぞ?傍から見てるとクッソ怖いわ

 

「分かりましたから、取り敢えずクラス行かないとチャイム鳴りますよ?」

 

「むぅぅ…後で覚えておきなよ」

 

「自分そんなに記憶力は良くないので忘れてるかもしれないですね」

 

「むぅぅぅぅ!!」

 

「それではバイなら」

 

逃げるが勝ち、長期戦は面倒臭いと見た

クラスに着いたから一先ずは俺の勝ちだな…後は撤退戦をどう切り抜けるかだな

 

「おはよう幸貞、朝から彼女さんと喧嘩かな?」

 

「あんな彼女は要らない、貰えるならつぐみちゃんとか花音ちゃん辺りがいいな」

 

「おお?それは何でかな?」

 

「楽」

 

「最低だよ幸貞」

 

「辛辣だなぁ沙綾さんよ」

 

「いや、当たり前の意見だと思うよ」

 

左様ですね、ド正論ですわ

まあだから俺は絶対に彼女とか作らない、俺が作りたくないし

 

授業風景は特に何も無かったから放課後

未だにムスッとした丸山先輩、覚えてたのか…てっきり鳥あtゲフンゲフン、極楽蜻蛉だから忘れてると思ったよ(結局悪口)

 

「俺が悪いですから、そろそろ機嫌直してください」

 

「ふんっ、知らないもんだ」

 

「はいはい機嫌直して下さいねー」

 

「うにゅぅぅぅ」

 

頭を撫でくりまわす、さり気なくその勢いで丸山先輩の髪型をポニーテールへと変える

 

「あれっ!?私の髪型変わってない!?」

 

「ほう、やっぱりどの髪型も似合いますな」

 

「うぐっ……ほ、褒めたって許さないんだからね!」

 

「取り敢えず行くなら早く行きましょうよ、その人達も待ってるんじゃないんですか?」

 

「…何だかスッキリしないけど、分かったよ」

 

それで向かうはこの前に俺が臨時で働いた丸山先輩の事務所

矢張りそっち関係の人って事だけは当たってるっぽいな

 

「……って、ここに来るとよく会いますね…勝山さん」

 

「君こそ何でそんな頻繁にアイドル事務所に来るのさ、本当になる気無いんだよね?」

 

「ありませんよ、巡り巡って何故かここに辿り着いてしまうんで」

 

「もういっそアイドルになりなよ」

 

「お断りします」

 

「言うと思った…それで、今日はどんな要件で来たんだい?」

 

「丸山先輩が俺を呼んできてくれと誰かに頼まれたらしくて……そういやあの頭ピンクは何処に」

 

「頭ピンクって…丸山さんなら受付をしに行ったよ、来客証を貰いに行ったんじゃないかな」

 

ああ成程、ならせめて一言ぐらい掛けてから行ってくれよ

勝山さんは他の仕事があるとの事で別れた、暫くして丸山先輩が帰ってきた

 

「幸貞くーん、これ持っててね」

 

「どうも」

 

証明書を首から下げ、また丸山先輩の案内に着いて行く

そして目的地、基案内された場所は練習スタジオ

 

「若しかしてアイドルですか?」

 

「そうだよ、二人組のね」

 

「ふーん、二人組ねぇ」

 

「どうしたの?」

 

「いや、最近二人組で売れてるアイドルが居たなぁって思いまして…顔までは覚えてませんが」

 

「意外だね、幸貞君がそう言う事に興味持つなんて」

 

「興味は無いですが、まあ二人だけでよくやってるなとおもいまして」

 

「成程~…あ、練習終わったみたいだよ」

 

との事なのでスタジオの中に入と、丸山先輩はスグに出ていった

 

中に居たのは茶髪のロングストレートの娘と、黒髪ポニーテールの娘が居た

運動後の息が上がった女の子って可愛いよね、汗もまたアクセントになって……まあそんな話はいい

 

取り敢えず今俺の前にいるのは紛れもなく結構な美少女二人だ、正直な話俺はこの娘達が誰なのか分からない

 

「あっ!幸貞さん!ご無沙汰してます!」

 

「…お久し振りです」

 

それでいて向こうは俺に面識があるときたもんだ、こう言った場合が一番厄介だな…どう対処するか

 

「……えっと…若しかして私達の事覚えてないですか?」

 

「…………………………………………あっ、ああ~」

 

「やけに長い間ね」

 

「まあまあ、髪型変わってるんだし気付けなくてもしょうが無いよ」

 

思い出したわ、あれだこの娘達…原田ちゃんと茅原田ちゃんだ

人の印象って髪型一つでガラッと変わるもんなんだね

 

「成程、デビューすると同時に髪型を変えたのか」

 

「そうなんです、泉ちゃんは元々ロングだったからいいんですけど…私なんて昔からボブだったので伸ばすのに苦労しましたよ~」

 

「癖毛とかあるからな、ストレートに戻すのにはそれなりに時間は掛かるな」

 

「そうなんですよね~」

 

「……それで、そんな売れっ子の君達が一般人の俺に何の用かね?」

 

「初めて会った時、私達が二人で成り上がれたら話でも文句でも聞いてやるって言ってましたよね」

 

「なので幸貞さんとお話したいなぁ~って思いまして」

 

お話?OSHANASHIとかじゃないだろうな、嫌だよそんな何処ぞの白い悪魔みたいな事されたらたまったもんじゃない

 

「そういや前に柿谷の代理で来た時は君達を見なかったな」

 

「あはは、お恥ずかしながら私達も忙しくなってしまったものでして…あの日からライブが入ってて」

 

「ほぉ、そりゃ予想以上に随分と売れてるようだな」

 

「有難い限りです」

 

「……それで、俺とお話とは一体何なのかね?」

 

「一度ちゃんと御礼を言いたかったんです」

 

「御礼?何言ってんだよ、御礼される事をして無いどころか下手したら恨まれる様な事をしたんだぞ俺は」

 

「いいえ、貴方からの意見を聞いていなければ今の私達は居ません…確かに最初は腹が立ちましたが、そこから長い間考えた時…初めて貴方が何故あの言葉を選んだのかが分かったんです」

 

「ほぉう、そこまで成長…いや、ある意味悪影響か」

 

また二人程、感化されてしまった人が増えてしまったらしいな

いや駄目だろ

 

「にしても、何故皆して俺の意見を超ボジティブシンキングで考えられるのかねぇ…時々怖くなってくるよ」

 

「そうですか?幸貞さんって結構無自覚でいい事言ってるんですよ」

 

「いい事?何言ってやがる、俺は俺の為にしか意見はしない…それ以外は正直どうでもいい」

 

「なら私達に意見したのは何故ですか?」

 

「俺が後々面倒にならない様にだ、本当ならお前らとはもう会わない予定だったんだがな…そうなる言い回しや言葉を選んで言ってたからな」

 

「確かに意味に気が付かなければもう二度と会いたくはなりませんよ、気が付かなければの話ですけど」

 

えー何それー、じゃあもっと難しくさらに遠回しで言えばいいのかな?

でもそうなると傍から聞くと唯の悪口なんだよなぁ

 

「あっ!折角だから私達の歌を一曲聞いていって下さいよ!」

 

「いいのか?お前らこの後予定とかは」

 

「私と結は何もありません、貴方がいいならやらせて下さい」

 

「まあ俺はいいが……じゃあ聞かせてもらおうかな」

 

「はい!じゃあ少し準備するので待ってて下さい」

 

……ほう、ツインボーカルでギター&ベースか

てか茅原田ちゃんドラムやってなかったっけ?ベースも引けるのか、凄いな

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふぅ……ど、どうでした?」

 

「前より大分いいんじゃないか?何かを掴めてるみたいだし」

 

「その何かとは何ですか?」

 

「さぁ?俺は知らないよ、自分達で分かっているならそれでいいんじゃないかな……俺が知ったところでどうなる訳でも無いし」

 

「フフッ、そうですか……そうですよね」

 

そう言って茅原田ちゃんは俺に微笑んだ…うん、可愛いね

 

しかし懐かしい音を聞いたな…いつ以来だろうかな、多分だが友希那達のを聞いた以来か

そうだな…敢えて言うなら、決意の音…かな

 

我ながらクッサイ台詞を吐いたもんだ、らしくない事はしないのに限るな




アイドルの友達か……あ、劇団四季の先輩はいるな
まあ男ですけども、いい人です

そんなこたぁどうでもいいんだよ
さて、そろそろネタが尽きてきた頃合なんですよね…マジで何しようか
あ、要望とかあれば感想でお知らせ下さい

感想稼ぎとか言わないで、マジでネタが無いんだって
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