一人の男とガールズバンド達   作:AZAZEL

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時期的にリアルで体育祭が近づいて来ました

一年は肺気胸で出れ無かったんですよね、因みにウチの高校は相撲体操とかいうのをやるんですが…これがまた太股がキツいことキツいこと

もうパンパンですよ
さて、では本編どうぞ


26話

さて、時期的に我が校でもそろそろ体育祭というものが始まる時期になってきた

 

だがここで一つ考えて欲しい、ここは花咲川学園…そう、元女子高だ

試験的に男子を取り入れ始めたばかりなので、前にも言った通り俺…陽音…裕次の三人だけである

 

詰まりだ……俺達は一体どうすればいいんだね?

 

「はぁ、本当にどうすんだよ」

 

「何が?」

 

「ビックリするから急に話しかけるなたえ」

 

「おたえ、それで何考えてたの?今日の夜ご飯?若しかしてうさぎのこと?」

 

「たえ、まだ朝なのになんでもう夕飯の事を考えるんだよ…あと兎は論外」

 

「おたえ、うさぎの事を考えないなんて幸貞大丈夫?おっちゃんの写真でも見る?」

 

「たえ、何故うさぎの事を考えることが常識みたいになってんだよ…どう考えても可笑しいだろ」

 

「おたえ、可笑しくないよ…寧ろ何で皆考えないの?」

 

「たえ、それを当たり前だと思ってるのはお前だけだ」

 

「ねえ二人共、喋る前に一々それ言うの面倒臭くないの?」

 

「沙綾よ、これは仕方の無いことだ…どちらか一方が諦めるまでこの下らない戦いは続くのだよ」

 

「下らないって言うなら自分から止めればいいじゃん」

 

「生憎と変な所で強情なんでね」

 

面倒臭そうな顔をするなよ沙綾、割と傷付くぞそれ

あと天然(たえ)は兎の写真を近付けてくるなよ、序にお前も近いから…あ、めっちゃいい匂いするわ

 

「兎の写真は別にいらねぇよ、いいから席戻れ」

 

「えー可愛いのに…今度うちに見に来る?」

 

「遠慮しておく」

 

「そう、残念」

 

女子がホイホイと男子を家に呼ぶんじゃないよ

はぁ、何かメッチャ話が逸れたな

 

話を戻すが時期的にそろそろ体育祭が近付いて来ている訳だ、だが女子と男子では体力や筋力に差があるだろ?だからどうするんだろうと思ってな

 

まあ例外というモノは何にでも存在するものだ、氷川先輩に関しては男子に引けを取らないどころか勝るだろう

逆に陽音は…まあ、な?察してくれ

 

「体育祭かぁ…面倒だな」

 

「ちゃんと参加しなよ幸貞、何かちゃんと男子の事も考えてやるらしいよ?」

 

「そうなのか?まぁ、それに期待するしかないか」

 

さて、今日は授業がない代わりに体育祭の準備とのことだ

体育祭実行委員会が中心となって準備を進めていくらしい、しかしまぁよくそういう事を好き好んでやろうとする人がいるもんだ…俺は面倒だから御免蒙りたい

 

「導寺峠く~ん、これ持って行ってくれる~?」

 

「分かりました、少し待ってて下さい」

 

「あ!裕次君!後でこっちも手伝ってくれる?」

 

「了解了解!ちょっと待っててね!」

 

男手はやはりあると便利なようで、俺と裕次は結構いい感じに使われている…え?陽音?ああ、アイツは…

 

「は~癒されるぅ~」

 

「陽音く~ん、私もう疲れちゃったよ~」

 

「え、えっと…あの…そ、その…」

 

ま、まあ…何て言うんだろうな

女子の癒し係として活躍しているよ、それはもう大活躍してるさ

今の状態は複数人の女子に交代交代に撫で回されてる

 

やめろ陽音、その助けを求める目で俺を見るな…お前に群がる女子の中になんて行きたくない

 

「な、なあ幸貞…陽音の奴大丈夫かな?」

 

「関わらない方が身の為だぞ、唯でさえ忙しいんだから」

 

「……それもそうか…すまん陽音、許してくれ」

 

「触らぬ神に祟りなしだ」

 

さて、俺は別の手伝いに行くか

確かこの材料をもってきてくれって言ったかな、取り敢えず行こう

これ以上ここにいると陽音に呼び止められそうだからな

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ありがとうね導寺峠君」

 

「いえ、この位なら大丈夫です」

 

ここはどうやら入場門と退場門を作ってるらしいな、それの材料か…成程ね、そりゃ重いわ

 

「何か手伝いましょうか?」

 

「本当に?じゃあこの部品を作ってくれるかな」

 

設計図を渡された、取り敢えずこの通りに作ればいいってことだよな

どうやら門のアーチらしいな

自分、手先は器用な方だしこういう作業は嫌いじゃない

 

数十分経った頃

 

「失礼します、進み具合はどうですか?」

 

「あ、委員さんお疲れ様です…そうですね、今のところ順調に進んでますよ」

 

「そうですか、アーチの方はどうですか?」

 

「ああ、それなら…ってえええ!?」

 

「ん?あら、氷川先輩どうも…って言うか氷川先輩って風紀委員ですよね?」

 

「手伝いとして各仕事場の現状確認をしているんです、それで何に驚いたのですか?」

 

「ど、導寺峠君にはこの部品だけを頼んだんだけど…もう九割方アーチが完成してるじゃん……」

 

あれ?この部品だけだっけ?……何か最初の方、確かにこの部品を指して喋っていたような気がしなくも無いな

 

「そうでしたか、暇だったのでこの設計通りに作ってましたが」

 

「流石ですね、そのアーチは作業が一番大変なので時間が掛かると思っていましたが…それでしたら最初から貴方に頼めば良かったですね」

 

「まあ多分話を聞いた時点で断ってたと思いますけどね」

 

「でしょうね、今回は運が良かったようです…さて、一番面倒なアーチはこのまま導寺峠さんに任せて他の作業を進めましょう」

 

「わかりました!」

 

え?引き続き俺にやれってかコレ、まあここまで来たら別にいいけどさ

どうせ暇だしヤスリとかニスとかで綺麗にしておこうかな

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「導寺峠さん、そちらはどうで…す……か」

 

「ん?ああ氷川先輩、どうなさいました?」

 

「……アーチの完成度だけがやけに高くなりますね」

 

「そうですか?まあ少し磨き過ぎて光沢がえげつない事になりましたが」

 

「何ですかそれ、最早鏡じゃないですか?」

 

「そんな事は……無きにしも非ずですかね」

 

ちょっと気合入れ過ぎたわ、何かに没頭する事なんて久し振り過ぎて抑えられなかったな

まあいいんじゃないかな、出来がいい分には

 

「うわ凄い、どんな磨き方したらこんなになるんだろう…」

 

「何かもう逆に怖いわ」

 

「どれどれ?何これ…スゲェ……」

 

俺作のアーチに先輩方が集まってくる、自分の仕事はいいんですかね貴女方は

ていうかよくよく考えてみると、今ここにいるのって俺以外は皆年上じゃね?

 

まあそんな事はどうでもいいな、仕事は終わったし戻ろうかな

氷川先輩に一声掛けて、教室へ戻った

 

教室に着くなり陽音がジトーっと俺の方を見てきた、どうやら解放されたらしいな

 

「幸貞君…もう嫌い」

 

「機嫌直せよ、俺だってあの中になんて飛び込んで行きたくない…その内ケーキでも奢ってやるからよ」

 

「……仕方ないから許してあげるよ」

 

チョロい、ていうか自分で言っといてなんだけどケーキで釣られるとは…女子っぽいな陽音

まあこれでお許しが貰えたからいいか

 

「手伝いの方はもう終わったの?」

 

「ああ、多分な…若しかしたらまだ何か残ってるかもしれないから何とも言えんがな」

 

「お疲れ様、体育祭が楽しみだね」

 

「楽しみ、かぁ……」

 

「楽しみじゃないの?」

 

「さあどうだろうな、面倒という気持ちも無くはない」

 

そう言えば男の事も考えてやるって言っていたがこの場合、陽音は一体どうなるんだ?……いや、考えるのはよしておこう

 

そんな訳で準備だけで一日が終わった、さっさと帰ろう

ハイ到着、速い?気にす(ry

 

お?電話か、誰からだ………アリア?あんまり出たくないんだけど

 

「はいもしもし」

 

『久し振りだね旦那様、ゴールデンウィークの時は随分と連れないことを言ってくれたじゃないか』

 

「文句言う為に電話したなら切るぞ」

 

『そんな訳がないだろう、実はお得意先からいい秘境の宿があると聞いてね…是非とも君と一緒に行きたいと思っているんだよ』

 

「へぇ、因みにどんな所だ?」

 

『意外だね、食い付いてくるとは…ええと確か……山奥の知る人ぞ知る所だった気がするな、詳しい場所は余り教えられなくてね』

 

「何だ、有名人でも来るのか?」

 

『まあそこら辺の関係者が多くてね…そうそう、あと二人位なら連れていけるから幼馴染ちゃん達でも誘ってくれ』

 

「いいのか?ていうかもう行く前提になってるんだが」

 

『行くんだろ?』

 

「いやまあそうだけど…」

 

『じゃあ詳しい事はまた連絡しよう、ではな旦那様』

 

久方振りだな、アイツの誘いに乗るのは

因みに俺は秘境とか結構好きである、人目を気にせずに居られるし何より人の心を気にしなくて済む

 

だから俺は都会より田舎の方が断然好きだ

 

……と言うか、俺に幼馴染が居ることアイツに教えた記憶が無いんだが……何で知ってんだ?

多分あいつのことだから調べたんだろうが、普通にプライバシーの侵害なんだが

 

まあ別にいいけど

 

はぁ…にしても、体育祭面倒くせぇ…あ?メール?

 

『そう言えば体育祭が近い様だね、仕事も一段落済んだから見に行かせてもらうよby君の嫁』

 

ええ…来んのかよ、しかも何だその最後

嫁じゃなくてお前はまだ許嫁だろうがよ、貰ってやる気はないから永遠に他人だがな

 

「幸貞、体育祭いつだっけ?」

 

「確か明後日の土曜日」

 

「そう、じゃあ弁当作って持ってくわね」

 

「そうかい…華蓮さんは体育祭いつかね?」

 

「私はまだ先よ、姉さんも行くって言ってたわよ」

 

「晶奈も来んのかよ…ああそうだ、アリアも来るって言ってるから色々よろしく頼んだぞ」

 

「はいはい」

 

ん?アリアが来るとすると…スゲェ、学校に弦巻家当主の娘と露西亜総合企業統括財体の現当主が居ることになるのか……考えてみるとえげつねぇ

 

「そう言えば貴方の所って男は三人しかいないんでしょ?どするのかしら」

 

「なんかそれについては学校側がどうにかしてくれるらしいが……まあ三人と言うよりは実質二人だけどな」

 

「そうなの?」

 

「ああ、女の子みたいな男…所謂男の娘と呼ばれる分類に分けられる奴がいるから」

 

「成程…なのかしらね」

 

しかもこれまた顔まで整ってると来たもんだ、下手な女子より可愛いからなぁアイツ

別に俺はそっちのケがある訳じゃないから誤解するなよ?飽く迄外見的に見たらの話だ

 

「まあ精々頑張りなさい、何に出るか決まってるの?」

 

「玉入れとリレー」

 

「何故玉入れ」

 

「楽だから」

 

「……そう、まあそんな事だろうとは思ったわよ…リレーは?」

 

「男子は強制参加&アンカー決定」

 

「成程ね…あら?二チームよね?三人じゃ分けられないじゃない」

 

「男の娘は応援だ」

 

「あっ……ふーん(察し)」

 

ドンマイ、陽音…お前はもう若干女の子認定されてるっぽいぞ




銀髪で旦那様って呼ぶと最早どこぞのVYouTuberのヨ、ヨメ…とかいう人がいたなぁ
パ、パクってないですからね!?作者も今気づいたんですよ!

ほ、ほら!ヨ(ryはショートじゃないすか!アリアちゃんはロングストレートだからさ!

はい、取り敢えずマジでパクってない事だけは言わせて(懇願)
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