たーんぺーんしゅー   作:to110

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うーん、この、サブタイトルのネタ切れ感よ。とほほ………。
なかなかかっこいいようにはなりませんね。

結構久々の投稿になりましたが、たぶんこれからはもっと少なくなるんじゃないかなーと思います。というか続けるかも怪しかったり。
シリーズ物を描き始めまして、そっちに力入れ始めて、さらに4月の頭から学校が始まるので、相当投稿ペースは落ちます。でもこういう1人のヒロインを1話で描くって楽しいのでちょくちょくは出すんじゃないかなーという予想。

という現状報告を終え、ではどうぞ。


比企谷小町、居る

「こーまーちー、キーックッ!」

 

「んぎゃあー!」

 

いつまでも寝ているお兄ちゃんを起こすのはなかなかにしんどい。あと15分寝かせてくれとか1時間したら帰ってくれとかもぞもぞしながら言ってくる。

もっとちゃんとしてほしいものだよね、まったく。

 

「ほらお兄ちゃん、もう朝だよ。今日お出かけでしょ?」

 

「ん、あぁすまんな小町。それと俺の知ってるキックというのは足先とかをぶつけるものであってかかと落としじゃないぞ」

 

「てへっ」

 

いやー寝てる人にキックって難しいんだよね。それに比べてかかと落としは楽ちんだから使っちゃう。でもかかと落としよりもキックの方がかわいい感じするしキックでいいよね?

それに、お兄ちゃんがどうなろうと小町の預かり知るところじゃないしね。まぁお兄ちゃんになにかあったら一生小町が面倒見てあげるよ。あ、これ小町的にポイント高い!

 

「ほらほら、朝ごはんもうできてるから行こうよ!」

 

「はいはい」

 

お兄ちゃんは最近よく出かける。相手はいろいろ。雪乃さんだったり、結衣さんだったり、いろはさんだったり、意外にも陽乃さんだったり、元生徒会長の城廻?先輩だったり。

お兄ちゃん、いつの間にそんないろんな人とフラグ立ててたのさ。小町としてはお義姉ちゃん候補が多いのは嬉しいことだけど、多すぎても、ねぇ?お兄ちゃんはちゃんと選べるのかなぁ。

 

「んじゃ、行ってくる」

 

「行ってらっしゃいお兄ちゃん」

 

お兄ちゃんはお兄ちゃんで出かけるのを楽しみにしている。口ではあーだこーだ文句言って不機嫌を装ってるみたいだけど、小町にはわかっちゃうよね。そんなに恥ずかしがらなくていいのにね。

 

「さてと、そうじでもしようかなっ」

 

今日は誰とも遊ぶ約束をしていないから家には小町1人なのです。お父さんもお母さんもお仕事でいないからね。久々に遊ばないから家に1人っていうのは久しぶり。

 

「そうじっ、そうじっ」

 

お兄ちゃんもそろそろ妹離れするときが来たのかなぁ。いやーついにごみぃちゃん卒業だね。小町嬉しいよ。

 

「静かだなぁ」

 

ほんと、静か。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「終わった〜」

 

そうじ自体はそれなりの頻度でやってるからそんなに汚れてないんだけど、このやりきったという達成感。いいよね〜。

時計の針は12時を回っていた。まだこんな時間なんだ。小町的には1時とか2時とかそのくらいだと思ってたんだけどな。そうじの腕が上がったってことかな?小町は日々成長してるのです。えっへん。

 

「お昼なににしよっかな〜」

 

いつも学校だと1時近くで食事が始まるんだけど、なんか家だと12時になるとお腹空いちゃうよね。家にいると12時ってお昼だよねって感じられる。

 

「ラーメンでいっか」

 

あんまり凝ったものを作りたい気分じゃない小町はインスタントでぱぱっと済むラーメンをチョイス。こういうぱぱっと終わるものがたまに食べなくなるのです。わかるよね?

 

「お兄ちゃんなにしてるかなぁ」

 

ちゃんとやれてるのかな?うーん、お兄ちゃんのことだからやれてないんだろうなぁ。せっかくお兄ちゃんを好きでいてくれる人がいるんだから、逃しちゃだめだよ?

今日は誰と出かけるって言ってたかなお兄ちゃん。覚えてないや。

 

「いただきます」

 

1人で食べるご飯って久々だなぁ。あんだけモテモテになってるお兄ちゃんでも、平日の夜はちゃんと家で食べるからなぁ。

1人分の食事しか乗っていないテーブルがやたらと大きく感じた。というか、

 

「うちってこんなに広かったっけ?」

 

小町だって大きくなってるはずだから家とかはだんだん小さくなっていくものだと思ってたけど、なんでだろう。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

やることがなくってお兄ちゃんの部屋でお兄ちゃんの漫画読んでる。お兄ちゃんがへそくりのごとくスカラシップ詐欺で貯めたお金で買ってたやつだけど、こんなに買えるもんなんだね。塾のお金、正直なめてたよ。

それから、お兄ちゃんの学力もなめてた。賢いのは知ってたし勉強もできることは知ってたけど、塾で優等生ポジションを取れるほどだとは思ってなかった。小町の知らないことがまだまだあって、びっくり。

お兄ちゃんのことはなんでも知ってるって思ってたのにな………。

 

「静か、だなぁ」

 

かーくんは基本的に自分でいろいろとやるから面倒を見たいときには見て、見たくなければ見なくていいというネコさんだから、今家のどこにいるかもわからないし。音立てないからなぁかーくん。

ふと時間を見てみると、まだ3時。ご飯の買い出しでも行こうかな。お兄ちゃん外で食べてくるのかな?メールしとこ。

 

『お兄ちゃん、今日の夜って外で食べてく』

 

まぁどうせお兄ちゃんのことだから家に帰ってきて食べるよね。だからまぁわざわざメールしなくたっていいかな。

そう思って途中打ちのメールを破棄して携帯をたたんだ。

 

「お兄ちゃんなに食べたいかなぁ。今日あったこと聞かないといけないしどうせ甘々だろうから辛いものかな。カレー?」

 

まぁカレーでいいよね。買うものも決まったし、買ってこよっと。

小町ってこんなにひとりごと言ってたっけ?

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

もう8時だ。お兄ちゃんはまだ帰ってきてない。遅くなるという連絡も入ってない。どこをほっつき回ってるのかな。

ふられちゃったとか?でもそんなことされるような振る舞いは、するねお兄ちゃん。しかねない。でも、それ含めてお義姉ちゃん候補のみんなはお兄ちゃんが好きだと思うんだけどなぁ。

やっぱり外で食べてくるのかな?そうならそうってメールしてよね、まったく。

はぁ仕方ない。もう小町だけでご飯食べてるよ。

 

「いただきまーす」

 

昼ごはんのときと同じくテーブルは広く感じられた。それと、こんなに辛くしたつもりはなかったんだけどな、カレー。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だめだなぁ小町。

お兄ちゃんに散々シスコンシスコン言ってきて、妹離れしなさいって言ってきたのに、小町ができてないみたい。

 

「早く帰ってきてよ、お兄ちゃん………」

 

叶うはずもないことを呟いてみると、玄関に音が聞こえる。この時間だとまだお父さんやお母さんは帰ってこない。ということは、自然と1人に絞られるわけで。

小町は全速力で玄関に向かった。

 

「おかえりなさいっお兄ちゃん!」

 

そこにいたのはやっぱり、目の腐った、それでいて優しい、小町の大好きな、

 

「ただいま、小町」

 

お兄ちゃんなのでした。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「まったく、遅くなるならメールしてよ?警察のお世話になっちゃってるとかそういう心配しちゃったんだから」

 

そんな心配はしてないのに。

 

「まだこの時間なら職質とかはされない。もう経験済みだ」

 

「それで?今日はなにがあったのかね?」

 

聞きたくないとか思いながらも聞いてしまう。だってお兄ちゃんの幸せを願うのが小町の役目なんだもん。

 

「別になにも」

 

「一から言いなされ?ほらほら〜」

 

お兄ちゃんがいると、さっきまでの寂しさが嘘のよう。

 

「あーっとな、まずなーー」

 

いろいろと聞いた。ごみぃちゃんめ、なんて思ったりすることもあったけど、それ含めて、やっぱりお兄ちゃんだなぁと、安心する。

お兄ちゃんはどこにいても、やっぱりお兄ちゃんだ。小町の知る、お兄ちゃんだ。

 

「なにニコニコしてんだよお前」

 

「なんでもないよ〜」

 

横並びになった2つのカレーは、予定通りの辛さで、とてもおいしかったです。




さすがに兄妹でそういう関係にするのは自分では無理なので、こんな感じの日常がメインになりますね、彼女の場合。
まぁ正直彼女を他に描くことはたぶんないんですけどね、残念。
あとは、なんでしょうね。ガハマさんが本当に描けないです。なんなんでしょうね、イメージできないんですかね?よくわからないんですけど、描けないですね。

ではでは、次回もよろしくお願いします!
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