カカシの憂鬱 作:睡眠不足です
三代目火影からその話を聞かされた時、平和主義のぼんくら爺に苛立ちを覚えた。
暗部として仕事を黙々とこなしていれば、まだ少なからず里のために貢献したのではないだろうか。
何よりカカシが断ると確信していたんだろう。直前になって火影室に呼び出されたのだ。もう、時計の針は待ち合わせ時刻をとうに過ぎている。過ぎているならば急いで行く必要もない。
何より俺は納得もしていなければ了承もしていない。ただ所詮、カカシも里の忍び火影の命令には逆らえず重たい足を動かしながら、教え子達が待っているという教室に足をすすめる。
一分一秒、大事にしなければいけない忍びの頂点がどういう仕事の仕方だ。反論を認めず、自分が正しいと緒言者のように宣う一種の宗教にも思える。あいにく、里に思いやりもなければ信仰精神などカカシにはない。
さらに任された班のメンバーは仕組まれたとしかいいようがない。
うずまきナルト
うちはサスケ
春野サクラ
この二人を組み合わせた時点で三代目火影の真意がわかる。
九尾の子、と疎まれ嫌われているうずまきナルトの現状に見てみぬふりをし、里の安泰を保っているこの現状。
そう火影はただ俺に厄介払いを押し付けただけなのだ。
四代目火影の教え子だから、何より里に尽くしているカカシならば正しい道に二人を歩ませてくれるだろうと忌々しいことにそう考えているに違いない。
何もわかっちゃいない。
誰一人守ってくれなかったミナト先生を誰が慕っているというのか。
里のため人のためと平和主義を掲げているそれこそが八方美人、誰よりも人を守れず尚且つ俺の父さんを見下していると何故気づかないのか。
ミナト先生の子供だからなんだというのだ。
特別な感情も何も持ち合わせちゃいない。
ただ面倒なことは起こさないでくれと思っているだけだ。
関わりに合いたくもなければ、教え子じゃなきゃ声をかけようとも思わない。
うちは一族の生き残りだからなんだというのだ。写輪眼の使い方を教授しろとでも?
冗談じゃない。この写輪眼はオビトのモノなのだ。
俺が写輪眼について語ることはない。
復讐と言おうと所詮実力がなければただの戯言。
実力があろうと真実を求めないその姿勢は、ただの子供の癇癪にしか見えない。つまり雑魚。
何一つ好きになれる要素がない。
教室のドアを開けた瞬間
カカシの頭部に軽い衝撃と白い粉があたりに舞う。
「んーなんていうのかなぁ
お前たちの第一印象は嫌いだ」
もっとも、今後天地がひっくり返ろうとプラスになることはないのだが。
カカシ先生の過去が壮絶すぎて、なんで闇堕ちしてないの?
なんで木の葉の里でこの世で生きていけんの?って
作者の気まぐれにより爆誕しました。
他力本願で見てたんですが、筆を執ってみようかな。と
ここの作者様の連載が好きすぎて調子乗りました(白目)
だが、書いて後悔はしていない...ぞ。