ありふれた物語の語り手   作:通りすがる傭兵

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はい、なぜか続きます。

相変わらず誤字ありありルビ無しの不親切文章ですが、筆が乗ったのでどーぞ。

やっぱ小説書いてると、自分の願望とか漏れ出ちゃいますねぇ、中盤なんてほぼ自己満足じゃないですか、ヤダヤダー。


ありふれた物語の序章は

 

 

「いらっしゃいませー、ようこそ“マサカの宿”へ! 本日はお泊りですか? それともお食事だけですか?」

「泊まりです。ざっと2週間ほどですね。延長するかもです」

「へえ、長いんですね。見たところ旅の人ですか?」

「ええまあ、吟遊詩人なんてものを」

「それはいいですね!夕食の時になったら是非お話を聞かせてください!」

「いいですよ」

 

テキパキと仕事をしている分、年不相応かと思いきや、こう言うところはまだ子供らしい。

小躍りしながら部屋を案内すると言う女の子について行きながら、私は午後の予定を組み立てていた。

 

自分の名前は綴織 ケイ。ただのしがない作家見習い(自称)だ。

私は現存するといわれるケモミミモフっ子に会いに、王都から遥々離れたここブルックの町にやってきたのだ。

だが、ここは最終目的地ではない。ここが目的地に最寄りだから、との理由で暫くの間拠点にしようと思っている。

 

ハルツィナ樹海。

 

年中を霧に覆われた密林、旅人が一度迷いこめば出ることは叶わない。その森の奥の奥に住んでいるといわれているのが獣人、と言われている。

 

本当ならばもっと情報を集めたかったのだが、教会の教えで『獣人とは下等種族である』というものがあり、あまり資料がなかった。

一度だけ獣人の奴隷を見かけたことがあるが、耳は切り落とされ尻尾は千切られ......とほぼ人間と変わらないものだった。

作品によっては獣人を二足歩行して言語を解する動物とするものもあったが、この世界ではかなり人間に近いものであるらしい。

少し残念だ。

「お部屋はこちらになります。言ってくださればお風呂もありますよ。お金はとりますけど」

「そうですか......あとでお願いすると思います」

 

風呂か、体は少し汚いし、頭は砂まみれだけど......いいや、後にしよう。

風呂は人生の洗濯とも言う、であれば汚れきってから洗うのが効率的、今は旅の疲れはあるが、町を散策する程度には体力はあるはずだ。ここ半年で幾分か練度も上がったことだしな。

 

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綴織ケイ 17歳 女 レベル:67

天職:作家

筋力:50

体力:120

耐性:40

敏捷:300

魔力:1500

魔耐:1500

技能:速読[+高速理解][+書物鑑定][+プロファイリング]・速記[+高速筆記][+筆跡鑑定]・書籍製作[+魔力製本]・書籍閲覧[+物質記憶閲覧][+生物記憶閲覧]・言語投影[+投影強化]・楽器演奏・言語理解

===============================

 

やはりと言うべきか異世界ジャンルの定石通りに自分もほどほどにチートだったらしい。見慣れないスキルも増えているし。

まあいい、ひとまず観光だ。

 

「この町の冒険者ギルドの場所と......人がよく集まる場所。そして名物を教えてもらえないでしょうか」

 

 

 

◇◇◇

 

 

「ふう、堪能したな」

 

異国らしく、爽やかな辛味が肉を噛むたびに溢れてくる。さっきの串焼き屋台はアタリだったな、暫くはあの店で昼食としよう。半年も経つとこの味にも随分下が馴染んではきたが、あの香ばしい醤油の焦げる香りが懐かしくも感じる。

今は昼下がりも少し過ぎた頃、通りには出店が軒を連ね、広場には人が溢れ、街全体に活気が満ちている。

冒険者ギルドは今は忙しいだろうし、もう少ししてから向かうことにしよう。今は仕事だ。

自分だってヒッチハイクで旅してるわけじゃないし、施しを受けて歩くほど宗教心に満ちているわけじゃない。かといって節約して浮浪者の様な格好をしていると襲われるので、ある程度金は要り様になる。

だがこの世界は活字印刷はまだない。紙はあるが、本はほとんどが手書き。出版社の様なところは国が運営しているだろうし、作品を持ち込んで......とはいかない。

そう言うわけで自分が思い浮かべたのは琵琶法師、要するに吟遊詩人だ。楽器はなけなしの金をはたいて買ったギターもどき、最初はほとんど金も貰えなかったが、今はだいぶ吟遊詩人も板についてきてそれなりには稼げる。

 

適当な場所にマントを広げて腰を落ちつける。人通りは多いがある程度人が集まっても困らないところは探すのが面倒だが、今日は運がいい。水で軽く喉を湿らせ、口を動かして調子を整えれば、準備完了。

 

「さあさあみなさまお立会い、今日は遥か遠く、外つ国のおとぎ話を仕入れてきたよ。仕事に疲れた旦那方も、時間を持て余すご婦人方も、興味があれば見ていってくんなせえ!」

 

往来で大声を張り上げればそれなりに注目は集まる......まだちょっと恥ずかしいけど。

 

「今日の題目は『アーサー王物語』。

ここより遥か遠く、いくつもの山と谷を越えた、その先にある国のおとぎ話でございます。

 

むかしむかしあるところに、アーサーという国を憂う若者が居りました......」

 

 

 

 

 

 

 

 

「......今日は、ここまでとさせて頂きます。

お耳汚し、失礼いたしました」

 

立ち上がって頭を下げると、周りから少なくない拍手が巻き起こった。そして金属片がぶつかり合う音が続く。

時間にして2時間ほど、その間ずっと張ってきた分声はもうガラガラだ。体はバキバキだし、弦を奏でていた指先も震えている。だが、この気持ちの良い疲労感は癖になりそうだ。

「さてと......ともう夕方か。一回宿に戻って、ギルドは明日でいいかぁ......」

 

面を上げれば、日はもう西に傾いていた。

今日はもう店じまいにしよう、と投げ入れられた硬貨を財布がわりの皮袋に詰める。

確認してはいないが、重さからして今日の戦果は上々のようだ。これならば安心して風呂に疲れるというものだろう。

 

「よう、吟遊詩人。今日はもう店仕舞いか」

「?ええ、まあ、そうです。今から宿に戻るところですよ」

 

ふと後ろを振り向くと、白髪に眼帯、そしてこの暑さにもかかわらず黒のロングコートという、14歳ごろには誰しも夢想するであろう格好の御仁がいた。

一応儀礼的に返事はしたが、自分の顔は素晴らしく引きつっているだろう。

 

「えと、何のご用事で」

「ウチの嫁が長旅で疲れててな、だが部屋でただ寝てるのは退屈なんて言うんで、一つ話でもと思ってな」

「わかりました......その分お金が弾んで貰いますよ?」

 

自分は腰に手を当てるフリをして、吊り下げてあるナイフの位置を確認する。この男はあからさまに怪しいのだ!もしかしたらの可能性も、一応考慮はしておくべきだろう。

 

「こっちだ。ついてきてくれ」

 

 

 

 

 

「ここだ」

 

まさか“マサカの宿”とは。......色々な意味で笑えない、こんな偶然もあったものなのか。

 

「いっしゃいませー、って、吟遊詩人の人じゃないですか!」

「すみません娘さん、お話しはまた明日ということで......今日は別のお仕事が入ってしまいまして」

「そうですか、明日是非、是非聞かせてくださいね!」

 

受付嬢の声を背に、自分は男の後についていった。

 

「ここだ......ユエ、入るぞ」

「ん」

「失礼します」

 

自分の取っている一人部屋とは違う、広々とした三人部屋、そこそこに値は張るはずだが、この男、一体何者だ、得体が知れない。

部屋のベッドに腰掛けていたのは、小学生よりは少し上であろう年下の金髪少女。赤い目に金髪と似ても似つかぬ容姿だが......嫁の連れ子か何かであろうか。

男は少女と少し会話を交わすと、暫く待っていてくれと告げ、椅子に座るとじっと目を閉じて動かない。

自分から話しかけに行くのもいいのだが、正体の知れない恐怖に押しつぶされそうで動けない。

そのまま一分、二分と何事もないまま時は過ぎ、

 

「ふう......スッキリしました。あれ、ハジメさんユエさん、この人は?」

「ん、ああ、ただの野暮用だ」

「......気にしないで」

 

もんすげえ美人が入ってきた。

しかも獣人......獣人?!

 

ウサギっ子!

おっぱいでかい!

なにあれめっちゃ可愛いあの青とも銀色とも取れないような髪色最高じゃないそれにお尻のふわふわは尻尾かなあ凄く抱きしめたいそれにあの耳ぴこぴこしてるやつすげえもふもふしたいというかくんかくんかはあはあしたいやばいちょっと鼻血出そうなにあの子めっちゃhshsしたいあかんちょっとムラムラしてきた。

 

「......よし、全員揃ったな」

 

自分があっけにとられておる間に状況はかなり進んでいたらしい。促されるままに座っていた椅子の真ん前に、男がもう一つ椅子を出して座り、ベッドには少女が腰掛け、ウサギっこは窓際で所在なさげに立ち、不思議そうに自分を見ている。

「おい、茶髪女」

 

自分は黒髪なはずなのに、茶髪と勘違いされるまでに砂まみれとは......あとで風呂に入るときは念入りに洗っておきましょう。

 

「お前は誰だ?」

「誰、とは一体どういうことでしょう」

 

質問の意図が読めない。

なぜ自分の事を問う?自分はしがない旅人の筈だ。

 

「なら質問を変えよう。

地球、日本......この言葉に心当たりは」

「......はて、サッパリですね」

 

うまく騙し通せたか怪しい所だ。

この男は確実に異世界人のこと、召喚の事を知っている。となると教会関係者か、はたまた対抗しているという魔人族か。

「......ハジメ」

 

今まで動かなかった少女が、口を開いた。

 

「こいつ、嘘ついてる」

 

瞬間、椅子を蹴倒して扉に駆け寄る。異世界の扉はそこまで強力じゃない、多少貧弱とはいえ体当たりでもすれば開くことは確認済み。

その筈なのに、自分は扉に跳ね返され、無様に地面を転がることになった。

 

「っ、どうして?!」

「あほか、取調室から犯罪者が簡単に逃げられてどうする」

「この!」

 

二度、三度と体当たりするが、扉は虚しく鈍い音を返して身体を跳ね返す。

振り返れば、男がゆっくりと立ち上がりながら、こちらを向いている。

 

「さあて、吐いてもらおうか」

 

かしゃり、かしゃり、と甲冑に似た金属の擦れる音を立てながら、男は一歩づつ歩み寄ってくる。

 

扉はダメ、窓はうさ耳っこがいる。となると......ごめんなさい、今はこうするしかないの。

心の中で短く謝ってから、腰の鞘からナイフを抜きはなち、この中で一番幼いであろう少女を人質に取る。

「この子の命が惜しくなかったら扉をあけて」

 

変わらず無表情のまま、少女は身じろぎもせずただ立っている。自分は自分のする事が悪役のように薄っぺらいのに吐き気を催しながら、首元にナイフを近づける。

 

「早く」

 

だが、この男は鼻で笑った。

 

「やってみろよ」

「ハジメさん!?」

「殺してみせろ。その瞬間、俺はお前を殺す」

 

慌てるうさ耳っことは反対に腕を組んだまま何もしない男。

まさか、本当に殺さないとでも思っているのか。それとも何か秘策を隠し持っているのか。

「......」

「......」

 

無言の空間が、部屋を覆う。

状況ではこちらは圧倒的有利、だが心理的に上に立っているのは相手。

そして私は......臆病者でしかない。

 

「私の負けよ、煮るなり焼くなり殺すなり好きにして」

 

私はナイフを投げ捨て、女の子を男の方へ押しやった。この男の事だから、どうせ私を殺すだろう、だったら取り繕う必要もない。

最後くらい、自分で決めよう。

 

「どうせ何も自分でしなかった人生だもの。

最後も他人が決めるなんて、つまらない人生だったわね」

 

無言のまま、腕を組んだままこちらを睨みつける男。表情は明らかに失望したと言いたげな顔をしている。他人の独白なんて酷くつまらないはずなのに。

 

「別にただの独り言よ、気にしないで。

殺すんだったら早くして欲しいのに」

「自殺志願者に付き合うほど、俺は暇じゃない。ただ、お前の話に興味があるだけだ」

「まさか、いくら赤の他人でも人が死ぬのは忍びないわ。貴方達の事を考えれば尚更」

「ほう?」

「明らかに人間離れしてるのよ。

白髪に眼帯なのはサッパリだけど、その腕。

明らかに金属製だし、こんな厨二病全開フルパワーの馬鹿装備一式なんて私が知るあいつでもなきゃ作らない。

そして、アイツは奈落の底。

私たちがたどり着けない場所に行けると言ったら......消去法で魔人族しかありえないでしょ」

「......」

 

男の顔から明らかに余裕が消えている。どうやら、こんな私でも名探偵の真似事くらいは務まるらしい。

 

「アイツは生きていた。

それだけでも会えて幸せだったわ、魔人族。

こんなに人間と同じとは思わなかったけど、ツノやら尻尾やら生えてるかと思ってた。

人の争いってのは、どこも些細なものね」

「......もういい、話すな」

「話すなって?冗談。貴方が話せと言ったんじゃない、私は死ぬまで止まらないわよ。

私は止まらない、喉が潰されれば手で文章を書く。手が潰れれば足で書く。足がダメなら口で咥えてでも書く。

たとえ両手両足切り落とされたって止まらない、幸い魔法なんて便利なもの覚えたんだもの、脳みそが一片でも存在すれば私は文章を綴り続ける。そう決めたんだもの。

それが、他人の生き方にすがって生きてきた私が決めた、唯一自分で決めた事。

アイツの弔いを、しなくちゃならないの。

弱気で意気地なしでヘタレで話し下手で、それでも他人の事を見捨てられなくて自己犠牲精神の塊でエゴイストで馬鹿でアホで間抜けな、それでも必死に生きてきたアイツの!

あんな無様な死に方で括られちゃ、助けてもらったコッチが堪らないのよ......!」

「ねえもうマジでやめて」

「いいややめない、死ぬまでやめないし死んでもやめてたまるもんですか。

私はアイツがここに居た存在を残すと決めた、私にできるやり方で。

私が持ちうる全てを駆使して、アイツの存在を世界に刻みつけてやるって決めたの!

その権利は誰にも止めさせる義理はない、誰にも止めさせない。

私の身体から血が全部絞り出されようと、私は最後の一滴までアイツの物語を書き続けるって決めたんだから!

 

......こんなの、まるで告白みたいね。

まるで、私がアイツのこと好きだったみたい。

他人への興味を母親の腹におき忘れたような私が恋なんて、笑えない冗談みたい。けど、多分そうなんでしょうね。

死ぬ間際に自分の心がわかるって、本当にありふれた話。

ありふれた話って、存外リアルだからありふれているのかしらね......ん」

 

ふと顔を上げると目の前の男が真っ白に燃え尽きていた。

 

「......これ、どう言う状況?」

 

トテトテ、と金髪の女の子がこちらに歩み寄ってくると、指で銃の形を作って、へたり込んでいる私を見下すように私の顔の突きつけてくる。

「ハジメは渡さない。ハジメは私のもの」

「えと、状況がさっぱり」

「あはははははははハジメさんがこんな風になってるの初めて見ました、あはははははきゅん!?」

「黙れウザうさぎ」

 

ケタケタと笑っていたうさっ子が頭を殴られた様に地に沈む。そして一拍遅れた衝撃音。

そして復活したらしい男が手に構える金属の塊。

 

「......まさか」

「まさか再開して魔人族と間違えられるとは夢にも思わなかったぞ、オイ」

 

そういえばその声といい顔つきといい、どこか見え覚えがある様な。

 

「随分見ないうちに変わったな、綴織」

「な、ななななななな、ななななななななななな南雲ぉ!?」

「厨二病フルパワー馬鹿で悪かったなオイ」

「ひぃ!だって白髪眼帯とか痛すぎでしょう?」

「コレはコラテラルダメージだああああああああああ!」

「ぎにゃあああああああああああああああ!」

 

私は、運がいいか悪いかはさておき死ぬ事はなかった。アイアンクローで頭潰されるかとは思ったけど。

 

 

 

 

 

 

 

 

◇◇◇

 

 

 

 

 

 

 

「マジで頭潰れるかと思った......おおう」

「お前は平然のごとく付いてくるな、足手まといだ、消えろ」

「は、何言ってるの南雲。ノンフィクション作品は数多の取材と資料から成り立ってる、つまるところ南雲のあんなことやこんな事もぜーーーーーーーんぶ知らないと真に迫った作品はかけないって偉い人は言っている」

「というかお前性格変わりすぎだろ!一人称まで変わってるじゃねえか!」

「誰だって死を覚悟したらこうなるわよ」

「ぐっ、前例があるから何もいえねえ」

「でしょう?」

 

私はクーラーの効いた車内で地図とにらめっこしながら、南雲とたわいのない会話をしていた。

しかし錬成師で銃は作れるかもとは言ったけど、車まで再現できているとは。

 

「バカ言え、エンジンなんて再現出来るか。

魔力で動くモーターもどきでタイヤ回してるだけ、ミニ四駆と変わらない」

「おっけー把握した」

「なんでこの2人通じ合ってるんですか?!」

「ユエの方が通じ合ってるわよ?あの2人目で会話してるから。念話スキルでも付いてるんじゃない」

「ああもう規格外すぎて頭がパンクしてしまいそうですよお」

 

目的地はハルツィナ樹海......でなくライセン大峡谷。南雲曰く『樹海の方は条件付きだから入れない』との事で、後回しに。私はケモっ子をもふもふできないのはまったくもって不満足ですが、新しい迷宮となればイベントのテコ入れとしては文句なし。

相乗りしてるだけだから行き先に文句も言えないですしね。

 

「しばらく時間かかりそうですし、読書でも。シアちゃんも読みます?」

「私文字読めないんですよね、あはは」

「じゃ尻尾揉ませて」

「嫌です!私の初めてはハジメさんに捧げるんですう!」

「いいじゃない減るもんでも無いのですから」

「その卑猥な手つきはなんですか、ハジメさん助けてくださ〜い〜!」

「黙れ騒音ウサギ、ユエの声が聞こえん」

「公害扱いっ!?」

「いいから揉ませるのです!」

「ちょ、待っ、アッーーーーーーーーーー!」

 

 

 

目の前に広がるはグランドキャニオンかくもやの大峡谷。ただ、アメリカのそれと違いがあるとすれば。

 

ドパンッ!ズガァン!

 

「よし、先に進むぞ」

 

シュウィーン、バシュン、チュドーン!

 

「......ん」

 

ズガァン!ゴグッシャア!

 

「あー、待ってくださいよ!」

 

道行く先々に謎生物の死体の山がある事だろう。

銃撃とは思えない、ドリルで削り取ったような大穴があるもの。

燃焼、凍結、電撃、と様々な死因で死んだもの。

原型も留めず赤いシミとかしたもの。

 

「そこはかとなく漂うエンドワールド感」

 

この馬鹿力をあのシアちゃん(ウサギっ子)が発揮しているとは到底思えない。あんな細腕にどんなけ力を溜め込んでいるのだか......この驚きはメモしとかないと。

 

「あ、今書いているので”そこを動くな“」

「グガッ!?」

 

全く、恐竜の頭もふたつに増えてますし、Tレックスだかキメラじゃないんですから。いくら営業のためとは言えジュラシッ◯パークも張り切り過ぎでしょうに。それにこんなに牙も大きいし、子供達には人気でないんじゃないんですか?

 

「肉食動物の口臭はやはり臭いですねえ。腐肉の香りが体に染み付いた気がします」

「平然とモンスターの口の中に体を突っ込むお前も大概だ」

 




攻略&ウザ絡みはまた次回に!(続けば


ところでありふれた零買いましたが、マジであれ買うべきっす。
本当に作者さんは厨二病を突き詰めていらっしゃるのよ......
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