青い人魚と軍艦娘   作:下坂登

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作者「平成終わる前になんとか書けた」
陽炎「切り札……ついに深海棲艦のボスの登場ね」
作者「うん、でも武装スキッパー中心でオリジナル要素がかなり強くなっちゃって、晴風と艦娘の活躍がほぼ無い……」
陽炎「ま、仕方無いんじゃない?」

それでは本編へどうぞ。


14話 怪物の切り札

 

「チームS、出るぞ!」

 

赤羽はスキッパーをフル加速させ武蔵の陰から飛び出す。

それに合わせて他の5機も一斉に、それぞれ学生艦の陰から飛び出し晴風へと向かった。

 

「ったく、狩りの目玉もいねーのに参戦かよ」

 

赤羽は残念そうに愚痴った。

陽炎を餌にして現れたボスを倒すという美味しい役のはずだったのに、ボスが中々出ないからと投入されるのはどうにも残念でたまらない。雑魚ばかりでは腕がなまる。

 

漆黒の武装スキッパーはヘッドライトを眩しく輝かせエンジンを唸らせて晴風に群がる敵へと突っ込んだ。

 

「各々片っ端から殺れ!流れ弾は絶対に当てんなよ!」

『ラジャー!』

「さあショータイムだ!」

 

赤羽がトリガーを引き船首の30mm機銃が吠えると駆逐級と思われる怪物は瞬きする間もなく爆沈、その残骸を回避し次の獲物を見つける。

スキッパーを左に向けてドリフトしながら薙ぐように機銃を連射、3体もの怪物を巻き込み殺した。

 

『隊長!俺の獲物盗んなよ!』

「早い者勝ちだ!」

 

どうやら他の隊員の相手を奪ってしまったようだが、ちんたらしてる方が悪い。うちの部隊は実力主義だ。

 

「ほらどんどん狩れ!ビリの奴には陸で飯奢らせるぞ!」

『よっしゃー飯いぃぃぃ!』

「テメーうるせー!」

 

妙にハイテンションな奴を怒鳴りつけ、次の獲物に向かう赤羽の目の前に現れたのは、戦艦タ級flagship。

 

「ようやく戦艦(バトルシップ)のお出ましか」

 

赤羽は面白そうな敵に舌なめずりをした。

 

「怪物が!せいぜい足掻いてみせろ!」

 

機銃を乱射しながら真っ直ぐ突撃する。しかし、戦艦クラスとなると装甲が固く機銃弾が弾かれほとんど効果が無い。

タ級の砲口から炎が吹き出すのを視認、主砲による砲撃だろう。

 

砲撃か、そう来なくっちゃな。

 

赤羽ら弾道を瞬時に見切りスキッパーを僅かに右にずらし回避、砲弾は海面で爆ぜて水柱を立てるにとどまった。

 

赤羽はさらにスキッパーを加速させタ級に真っ直ぐ接近する。連射される砲弾がスキッパーを掠めるが一発も当たらない。

 

目標距離に到達、赤羽が機銃とは別のトリガーを引く。

 

「くたばれ!」

 

右ウイングに搭載されていた短魚雷1本を射出し左へターン。短魚雷はスキッパーの出していた時速300kmのまま海面にぶつかり弾かれて跳ねる、生憎とイージス艦用の短魚雷をただ積んだだけなので時速300kmではまともに入水しないのは仕方がない。

しかし、それすらも利用する。

短魚雷は跳ねた後まるで反跳爆撃(スキップボミング)のように何度もジャンプしてタ級に直撃した。

 

「ストラーイク!」

 

赤羽はコックピットの中でそう叫んだ。

 

 

 

 

 

     ◇

 

 

 

 

 

「……すご、あっという間に終わっちゃった……」

 

陽炎は呆然としていた。

 

スキッパーチームSによる戦闘、もとい蹂躙はものの数分で終わった。

晴風の周囲にいた深海棲艦は全滅、それに引き換えチームSは多少の被害はあれど全員健在であった。

 

艦娘以外でここまで深海棲艦と戦える兵器が今まで有っただろうか。「蝶のように舞い蜂のように刺す」という言葉がピッタリの活躍だった、ヒラリヒラリと攻撃を交わし深海棲艦を一撃で沈める。

 

あの武装スキッパーを持って帰りたいな、と冗談抜きで思った。

 

乗るのは御免だが。

 

 

 

 

 

     ◇

 

 

 

 

 

「被害報告」

 

赤羽が報告を促すと2人が答えた。

 

『S3相田、操舵系統に異常、至近弾で翼が曲がったらしい、クソ』

『S6及川、燃料タンクに穴が開きました。あと10分も持ちません』

「S1赤羽了解」

 

赤羽は2人をどうするかと一考する。

北風は未だ戦闘中でありとてもじゃないが戻れないし、たった10分ではここからそんな遠くに離れることもできない、学生艦に収容して貰うか。

 

「……古庄教官、スキッパー2機が損傷したから収容してほしいんだけど入れる艦はある?」

『武蔵、比叡なら空いているけれど、支援砲撃中のため収容不可能よ』

 

ああクソ、と舌打ちをする。

学生艦隊は海中から現れた敵をなんとか押さえ込み、余裕ができたため武蔵と比叡は北風と弁天への支援砲撃を再開していた。

戦艦の砲撃の衝撃は凄まじく甲板に人がいたら吹き飛ばしてしまう程で、そんな衝撃が何度を起きる中ではスキッパーの格納はできない。

 

「相田、とりあえず航行できる?」

『ああ、問題無い』

「じゃあ及川の機体を牽引して離脱よろ」

『はいよ』

 

損傷した2機のスキッパーが艦隊から離れていく。

 

赤羽はそれを見送ると速度を落とし晴風の、否、陽炎の右について並走を始めた。

キャノピーを開き声をかける。

 

「どお?あたし等の戦いは!」

「最っ高にクレイジーね!」

「お褒めに預かり光栄だよ!」

「ねえ!そのスキッパー私にくれない?」

「こちらお値段(企業秘密)円となりまーす!」

 

具体的にはスーパーカーが余裕で買えるほどの値段だった。

 

「高っ!ぼったくってんじゃないの?」

「手間賃考えたらトントンヨ」

 

そもそも虎の子とも言える兵器を安く売れるわけが無い。

それを聞いた陽炎は「司令に見せたら……いや、明石さんに……」と何やらブツブツ言いだした。

ねだる気かよ、と赤羽は呆れた。

 

『赤羽、状況は?』

 

神谷が尋ねてきた。

 

「あらかた片付いたよ。こっちの被害は2機が戦線離脱しただけ」

『そうか……』

「被害が少ないのは嬉しいけど、嫌な予感がするって?」

『奴等の動きに変わりがない、奇襲が失敗すれば何かしら変わると思っていたんだがな』

「まだ隠し玉があるって思うの?」

『そうだ』

「ふーん」

 

赤羽はキョロキョロと辺りを見回す。しかし、何もない。何もいない。

 

「来るならさっさと来てほしいんだけどなー」

「それフラグじゃない?」

 

陽炎が指摘した直後だった。

 

 

 

 

 

『陽炎さん!赤羽隊長!後ろ!』

 

 

 

 

 

2人はマチコの声で反射的に後ろへ振り向いた。

 

 

 

火炎の玉が一直線に向かってくる。

 

 

 

陽炎がその正体は炎上しながら暴走する武装スキッパーだと気づいたのは、赤羽のスキッパーに押されて左へ飛ばされた時だった。

 

陽炎ごと左へと回避行動を取った赤羽のスキッパーの右スレスレを真っ赤に燃え盛るスキッパーが通過していき、100mも行かない内に大爆発し破片を宙と海に散らした。

 

「状況報告!」

 

赤羽が無線で怒鳴った。

 

『こちらS2飯塚……、S5……宇佐美が殺られました』

「敵の種別は!?」

Unknown(未確認)……新たなタイプです!』

「新しい奴だって!?」

 

赤羽は自分の目で確認するためにキャノピーを閉じて急速反転した。

 

「陽炎!アンタは晴風から離れるな!」

 

そう陽炎に言いつけスロットル全開で飛ばす。

 

 

 

 

 

距離は晴風からそれ程離れてはいなかった、赤羽はスキッパーを走らせ1分程で敵を見つけた。

 

「あれか」

 

たった一体の人型であることは遠くから肉眼でもわかった。

だが、その個体には今までの奴等とは根本的に違うところがあった。それは赤羽が自分の目を疑う程驚くことだった。

 

「……なあ陽炎、不知火」

『何?』

『何ですか?』

「幽霊みてーな奴いるんだけど」

『は?幽霊?』

「足が無くって水面から浮いてる奴」

『……映像をください』

「はいよ」

 

スキッパーのカメラの映像を陽炎達にと共有しそいつに向けてズームアップ、姿がはっきりと解った。

 

腰より下は無く、まるでホバークラフトのように海面から浮いている。腰の両脇には駆逐級のような顎が付いている。そして黒いセーラー服を着て黒い帽子を被り、白いサイドテールを揺らす。

 

それに当てはまる深海棲艦はあれしかいない。

 

『これって……!?』

『駆逐棲姫……!』

「駆逐せいき?」

 

赤羽はオウム返しに呟いた。すぐに不知火が説明する。

 

『深海棲艦の中でも上位に位置する「姫」の1体です。おそらくこれが深海棲艦のボスと思われます』

「駆逐級なのにボスなのかよ?ま、どうでもいい!」

 

赤羽は機銃の照準を駆逐棲姫に合わせる。

 

仲間の仇だ。死ね。

 

「くたばれクソッタレが!」

『待って!』

 

陽炎が制止するが赤羽は無視してトリガーを引いた。

 

船首の機銃が火を吹き駆逐棲姫の身体をズタズタに引き裂く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

__筈だった。

 

 

 

 

 

機銃弾は駆逐棲姫の強固な防護膜に弾かれ、傷1つ付けることができなかった。

赤羽は一瞬驚愕したが、そのままトリガーを引き続けた。

どんなに防御力の強い奴でも撃ち続ければ撃ち抜ける筈だと。

 

だが、一向に防護膜を破る気配が無い。

 

「こんなに撃ったら戦艦クラスでも沈んでるだろ!?」

 

駆逐級は装甲が薄くflagshipですら機銃を連射すれば撃ち抜けていた。なのに駆逐棲姫の装甲は戦艦すらも超えた強度を持ち、数十発の機銃弾の直撃を受けてもほとんど傷ついていない。

 

突然、ゾクッとした寒気を感じて反射的にスキッパーを左へ曲げた。その僅かゼロコンマ数秒後、ギャッ!という金属が激しく擦れる音が船体右後部から発せられた。

 

弾が掠ったのだ。

 

冷や汗が流れる。もし曲げるのがほんの少しでも遅ければ、コックピットのど真ん中を撃ち抜かれていた。

 

赤羽はスキッパーを反転させ駆逐棲姫に背を向けて一旦逃げ出した。

 

「おい何だよありゃあ!!」

 

赤羽は荒げた声で陽炎と不知火に聞いた。不知火がすぐに答える。

 

『駆逐棲姫の最大の特徴はその装甲です!防御能力は戦艦の装甲をも超えています!』

「もしかしてあれか、作戦会議の時に言ってた『駆逐に分類されているのに、戦艦をも凌ぐ装甲を持っている奴』ってあれかよ!?」

『ええそれです!加えてホバータイプの推進機関によって機動力も桁違いです!』

「装甲も最強で機動力も最強かよ!倒す方法は!?」

『……爆撃あるいは戦艦クラスによる砲撃が最も有効と思われます。しかし……』

「飛行船は爆装してねーし、あんた等でいう戦艦クラスはいねーだろーが!」

 

つまり、確実に有効な手は無い。

 

「しょうがねー!ありったけ撃ちまくるっきゃねーな!飯塚!井上!」

『はいよ』

『おう!』

 

まだ戦闘可能なチームSの2機、S2とS4を呼び出す。

 

「一撃離脱で殺るぞ!」

『『ラジャー!』』

 

一撃離脱、その言葉の通り一撃だけ加えてすぐにずらかる作戦。

3機のスキッパーは別れてそれぞれ別々の方向から駆逐棲姫へ突撃した。

 

機銃をぶっ放しながら魚雷による反跳爆撃(スキップボミング)もどきを行う。

 

赤羽が残った魚雷2本を駆逐棲姫に向けて放り出した直後、S2が砲撃を食らって爆発四散した。魚雷を放り出す際に一時的に進路を固定した隙を狙われて直撃された。

 

「畜生が!」

 

赤羽はそう吐き捨てた。

 

3機から放たれた6本の魚雷が海面を飛び跳ねながら駆逐棲姫へと向かう。しかし、駆逐棲姫は急加速して1、2本目をギリギリのところで躱し、横を向いて転がってくる3本目を身体をのけぞらせてくぐる、続く直撃間近の4本目は横から拳を当て僅かに軌道をずらして5本目は身体を捻ってやり過ごし、最後の6本目に対しては主砲を真正面から撃ち込み迎撃、全ての魚雷を回避した。

その流れるような躱し方に赤羽は怒りを通り越し「敵ながら天晴」と舌を巻いた。

 

「なんつーモンスターだよ!井上下がるぞ!」

『了解!』

 

これじゃあ敵わないと赤羽はS4を連れて引き下がる。

 

だが、駆逐棲姫が攻撃に転じた。

 

逃げる赤羽達に狙いを定めて主砲を一斉射撃、4発の砲弾がスキッパーに襲いかかり、不運なことにその内の一発がS4のコックピットに飛び込んだ。

パァン、と破裂音が響くと同時にコックピットの内側が赤く染まった。

 

『……あれ……あ……ああ……』

「井上ー!!」

 

赤羽が悲鳴に近い声で呼ぶが、言葉にならないうめき声を最後にS4からの通信が途絶えた。S4はスロットルが閉じてゆっくりと減速していき、追撃してくる駆逐棲姫の砲撃によって爆破された。

 

「クソッタレが!!」

 

赤羽は怒りに任せてディスプレイを殴りつけた。

 

 

 

 

 

     ◇

 

 

 

 

 

『チームS残り1機!駆逐棲姫は未だ健在!』

 

新たに現れたたった1人の敵によって戦況は一変してしまった。

虎の子の武装スキッパーチームSが壊滅し、もう切り札は無い。陽炎と晴風を守ってくれる物はいなくなった。

 

 

 

「……あんな化物だなんて……」

 

明乃はスキッパーが殺られるのを目撃して血の気が引いた。

今までの敵とは比べ物にならない強さ、凶悪性。

 

「……不知火ちゃん、晴風であれを倒せるかな……?」

「駆逐棲姫の強固な装甲でも、晴風の主砲弾を一発当てれば破壊できますが……」

「当たらなきゃ意味がない……よね」

 

飛び跳ねて向かってくる魚雷を最小限の動きで全て回避できる程の相手が真っ直ぐ飛ぶ砲弾に当ってくれるとは思えない。

あれはもう人智を超えた存在なのではないかと思う。

 

『噴進弾2、弁天より駆逐棲姫に向け発射されました!』

 

慧の報告が入るのとほぼ同時に噴進弾が低空飛行しながら駆逐棲姫に向かうのが見えた。上空を飛ぶ飛行船に誘導され一直線に飛んでいく。

しかし、当たらないだろうとわかってしまう。その予想通り噴進弾は寸前で迎撃され駆逐棲姫に傷1つつけることができなかった。

 

「立石さんといい勝負ですね」

 

幸子が現実逃避して他人ごとのように言う。

46cm砲を迎撃する志摩ならあのくらいできそうで、確かにいい勝負になるかもしれない。

あれが敵として出てこなければ「そーだねー」と笑い飛ばせたが、そんな気楽に冗談言ってる場合ではない。

 

どうする、どうすればいい。

 

もし万が一にでもあれに乗り込まれたらお終いだ、かと言って倒せる可能性は低そうで、逃げるとしても機関がグズっている現状では振り切れない。

 

「どうしよう……」

 

明乃は頭を抱えた。

晴風ではどう足掻いても駆逐棲姫と戦えない。

 

『ミケ艦長!』

 

陽炎の声でハッと我に返った。

 

『私が引きつけるから晴風は逃げて!』

「でも陽炎ちゃん!あんなのと戦えるの!?」

『戦えるかじゃないの!戦うしかないのよ!』

「無茶です!」

 

不知火が割り込んだ。

 

「魚雷も速力も無い今の陽炎では駆逐棲姫の相手になりません!」

『じゃあ何かいい手あるの!?』

「……」

 

沈黙する不知火。

作戦なんて何も思いつかなかった。

陽炎はさらに畳み掛ける。

 

『人を守るのが艦娘(私達)の使命でしょ、相討ち覚悟で戦ってやるわよ!』

 

そして陽炎は晴風から離れ駆逐棲姫へと向かっていく、勝てる見込みはゼロだが逃げるわけにはいかないと。

 

不知火は陽炎を止められなかった自分を無力に思いうつむいた。

今の自分にできるのは晴風を守るように進言することだけだ。

 

「……岬艦長、陽炎が気を引いている内に離脱を……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「__駄目だよ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

明乃が声を響かせた。

 

「確かに怪物と戦うのが陽炎ちゃんの仕事なのかもしれない。だけどこの海を、海に生きる人達を守るのはブルーマーメイドの、私達の仕事なんだよ。だから、陽炎ちゃんが戦うなら私達も戦う、陽炎ちゃんを守るよ!」

 

艦橋にいる生徒全員が頷く、明乃はそれを確認して指示を飛ばした。

 

「鈴ちゃん面舵30度!駆逐棲姫に近づけて!」

「面舵30度よーそろー!」

「主砲斉射よーい!」

『了解!』

 

テキパキと攻撃準備に取り掛かる生徒達を見て、不知火は呆気にとられていた。

 

「……いいんですか?」

「何が?」

 

不知火の問いにきょとんとした様子で明乃が応える。

 

「……いえ、何でもありません」

「?」

 

明乃の頭に?マークが浮かぶ。

不知火はフッと笑った。

 

 

 

__まるで艦娘(私達)みたいですね。

 

 

 

幼いながらも戦いに向かう姿が、自分の仲間達と重なった。

 

 

 

 

 

「陽炎ちゃん!晴風が援護します!」

『正気なの?』

 

明乃はハッキリと答える。

 

「うん!」

『上等!』

 

陽炎と晴風は一緒に駆逐棲姫へ接近していく。

 

『よし!行くわよ!陽炎!』

「晴風!」

『「突撃します!」』

 

2人のシンクロした掛け声と合図に砲撃を開始、駆逐棲姫との戦闘が始まった。

 

 




明乃「GW一緒に出かけようよ」
陽炎「いいわね、こっちの横須賀を案内してよ」
不知火「よろしくです」
明乃「じゃあ何処行こうかな」
砲雷科一同「ゲーセン行こ!」
美甘・杵崎姉妹「スイーツ食べに回ろうよ!」
麻侖「何言ってんでい!祭りにきまってんだろ!」
媛萌「おー!」
ましろ「盛り上がっているところに悪いが」
一同「ん?」
ましろ「勉強は大丈夫か?」
一同「……」
明乃「エ、ナンノコトカナ」メソラシ
芽衣「ナニソレ知ラナーイ」メソラシ
麻侖「テヤンデイ」(棒読み)
ましろ「駄目だこりゃ」
不知火「先が思いやられますね」

次回もお楽しみに

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